昔のゲームの想い出 [0037] 「がんばれゴエモン!からくり道中」 [コナミ] [1986] [ファミリーコンピュータ]
《ひゃ、100周!?》
コナミの看板ゲームの一つとなっている、このゲームはアーケードゲームから、コンシューマーゲームへ移植され、数々の続編が産み出されました。
ゲームデザインもアクションゲームがメインであるものの、RPGやら他のメディアに展開されたりと、完全なキャラクターゲームとなっている感があります。

私の中のゴエモンシリーズというのは、アーケード版である初代の「Mr.五右衛門」と、コンシューマー版初移植である「がんばれゴエモン!からくり道中(ファミリーコンピュータ版)」しか想い出なく、印象度やボリュームからすると圧倒的にファミリーコンピュータ版の方が想い出があります。
このゲームはパッケージに「2メガビット」と謳っており、これにとても将来性を感じさせてくれ、記憶領域に宇宙(コスモ)を感じたものです(大袈裟)。
特に「グーニーズの約8倍(ちょっとプログラムROMだけかキャラクターROMも込みだったかは失念しましたが…)」というのが指標だったので、それだけで圧倒的なサイズというのが直感的に分りました。
(といいながらも「サイズが大きい=名作」とは、当時から思っていませんでしたが…)
私にとってこのゲームは、一般的によく言われている「単純に面白い」というよりも、「グラフィックのタイルパターンが秀逸」という印象がとても強く、この後に続々登場するメガROMの中では群を抜いて良質と思っており、私がファミリーコンピューター上のタイルパターンが綺麗なタイトルは…というと、このゲームがかなり上位にいます。
私はこの背景が見たいため、このゲームのマップを手書きで自作し、「今日は○○のステージのどの辺りの背景を見てみよう。」といった、「観光的な感覚でプレーをする」というスタイルでプレーしたりしていました。
(これは以前、書いた「妖怪道中記」のケースと同じです)
また、BGMも秀逸でステージ1等で流れるアーケード版のBGMのアレンジや(包太鼓の音色とか)、ステージ4等で流れる海の面のリバーブの利いたBGMは、「ファミコンでもこんな音色が出せるんだ~」と感動させられたものです。
(直録して、何度も聴いていました(´▽`))
と、ここまで非の打ち所がない位、このゲームを絶賛しているのですが、ここに到達するまでは数々の悪い批判もありました。
それはというと…
【プレーし始めてまだ1周をクリアしていない頃、後半の3D迷路の中で地図が見付からないまま数時間ウロついていて、気が狂いそうになった】
よくあるような話ではあるのですが、当時の3Dダンジョンというのはランドマーク(?)が無い、無味乾燥なものが殆どだったので、ちょっと頭の中から座標が失くなると、もうどこにいるのか分らなくなります。こーなると、マッピーの法則(って勝手に名付けましたが(^^;)よろしく、右手か左手を基準に迷路を進んでいくだけのつまらない展開になってしまいます。
(私の場合、3Dの切り替えが一瞬で行われるこのゲームで、前に進んだのかよく分らないまま、操作ミスで同じ所をグルグル回っていた…というオチが…)
このゲームの裏技、「3D迷路では印籠があれば地図が表示される」というのは裏技にして欲しくなかったなぁ~とシミジミ思います。
【マニュアルに1周, 8周, 100周をクリアすると「ひみつのあんごう」が…のような事が謳われており、「こんなの達成できるかよー!」と正直呆れた】
自作マップも作成して、このゲームの1周の流れを把握した…と思ったら、かなり飛してクリアしても1周で1時間弱、8周で8時間…
今なら言えます。
「8時間なんて、会社員の1日の就業時間じゃないですか!」
と。
「これが100周となると、どんなことになるんだろう…」と当時は思い、私は「電源つけっぱなし『がんばれゴエモン!からくり道中』耐久レース」を試みました…
大体深夜ラジオを聴き始める時間位から3~5時間位のプレーでオールナイトニッポン2部が終るころまでプレーすれば、とりあえず1ヶ月以内で行けるかなぁ~と思い、2日程コレを実施しました。ところが…
「何かの振動によりファミリーコンピュータの
アダプターに接触不良が起き、リセットがかかった。」
という事件に災なまれ、あえなく10数周程度でリタイア…となりました。
この時、私は「ファミリーコンピュータは、アダプターをぐるぐる巻きにしないでキチンと保存しなくてはならない…」という事を初めて学習しました。
PAUSEをかけて朝出掛けて、帰宅してきたときに丁度デモ画面で、「御用だ!御用だ!」と流れていた時には、テレビの前で棒立ちになった事は言うまでもありませんwww
(って、当時は笑えませんでしたが…)
後に何かの雑誌で知ったのですが、この100周クリア時に表示される「ひみつのあんごう」をコナミに送ると、テレフォンカードだかなんだかが貰えるとかいう記事を読んだ記憶がありますが、真偽は未だよく分っていません。
◇ ◇ ◇
と、このような名作でも、「越えられるのか分らないギリギリな壁を見せられると、時間を無駄にするような悲しい青春(?)を送ってしまう、輩もいるということをメーカーも理解して作ってもらえるといいなぁ~」なんて思っていた当時の悲痛を今では笑い話としてシミジミ語れるようになりました。
そして、実はこれに懲りずに、この後に「クインティ100面クリア」でも途中で同じようなことを体験していたりします(^^;
そんな私は今ではぐるぐる巻きにしても良いアダプター以外はぐるぐる巻きにしないようにしています。
コナミの看板ゲームの一つとなっている、このゲームはアーケードゲームから、コンシューマーゲームへ移植され、数々の続編が産み出されました。
ゲームデザインもアクションゲームがメインであるものの、RPGやら他のメディアに展開されたりと、完全なキャラクターゲームとなっている感があります。

私の中のゴエモンシリーズというのは、アーケード版である初代の「Mr.五右衛門」と、コンシューマー版初移植である「がんばれゴエモン!からくり道中(ファミリーコンピュータ版)」しか想い出なく、印象度やボリュームからすると圧倒的にファミリーコンピュータ版の方が想い出があります。
このゲームはパッケージに「2メガビット」と謳っており、これにとても将来性を感じさせてくれ、記憶領域に宇宙(コスモ)を感じたものです(大袈裟)。
特に「グーニーズの約8倍(ちょっとプログラムROMだけかキャラクターROMも込みだったかは失念しましたが…)」というのが指標だったので、それだけで圧倒的なサイズというのが直感的に分りました。
(といいながらも「サイズが大きい=名作」とは、当時から思っていませんでしたが…)
私にとってこのゲームは、一般的によく言われている「単純に面白い」というよりも、「グラフィックのタイルパターンが秀逸」という印象がとても強く、この後に続々登場するメガROMの中では群を抜いて良質と思っており、私がファミリーコンピューター上のタイルパターンが綺麗なタイトルは…というと、このゲームがかなり上位にいます。
私はこの背景が見たいため、このゲームのマップを手書きで自作し、「今日は○○のステージのどの辺りの背景を見てみよう。」といった、「観光的な感覚でプレーをする」というスタイルでプレーしたりしていました。
(これは以前、書いた「妖怪道中記」のケースと同じです)
また、BGMも秀逸でステージ1等で流れるアーケード版のBGMのアレンジや(包太鼓の音色とか)、ステージ4等で流れる海の面のリバーブの利いたBGMは、「ファミコンでもこんな音色が出せるんだ~」と感動させられたものです。
(直録して、何度も聴いていました(´▽`))
と、ここまで非の打ち所がない位、このゲームを絶賛しているのですが、ここに到達するまでは数々の悪い批判もありました。
それはというと…
【プレーし始めてまだ1周をクリアしていない頃、後半の3D迷路の中で地図が見付からないまま数時間ウロついていて、気が狂いそうになった】
よくあるような話ではあるのですが、当時の3Dダンジョンというのはランドマーク(?)が無い、無味乾燥なものが殆どだったので、ちょっと頭の中から座標が失くなると、もうどこにいるのか分らなくなります。こーなると、マッピーの法則(って勝手に名付けましたが(^^;)よろしく、右手か左手を基準に迷路を進んでいくだけのつまらない展開になってしまいます。
(私の場合、3Dの切り替えが一瞬で行われるこのゲームで、前に進んだのかよく分らないまま、操作ミスで同じ所をグルグル回っていた…というオチが…)
このゲームの裏技、「3D迷路では印籠があれば地図が表示される」というのは裏技にして欲しくなかったなぁ~とシミジミ思います。
【マニュアルに1周, 8周, 100周をクリアすると「ひみつのあんごう」が…のような事が謳われており、「こんなの達成できるかよー!」と正直呆れた】
自作マップも作成して、このゲームの1周の流れを把握した…と思ったら、かなり飛してクリアしても1周で1時間弱、8周で8時間…
今なら言えます。
と。
「これが100周となると、どんなことになるんだろう…」と当時は思い、私は「電源つけっぱなし『がんばれゴエモン!からくり道中』耐久レース」を試みました…
大体深夜ラジオを聴き始める時間位から3~5時間位のプレーでオールナイトニッポン2部が終るころまでプレーすれば、とりあえず1ヶ月以内で行けるかなぁ~と思い、2日程コレを実施しました。ところが…
アダプターに接触不良が起き、リセットがかかった。」
という事件に災なまれ、あえなく10数周程度でリタイア…となりました。
この時、私は「ファミリーコンピュータは、アダプターをぐるぐる巻きにしないでキチンと保存しなくてはならない…」という事を初めて学習しました。
PAUSEをかけて朝出掛けて、帰宅してきたときに丁度デモ画面で、「御用だ!御用だ!」と流れていた時には、テレビの前で棒立ちになった事は言うまでもありませんwww
(って、当時は笑えませんでしたが…)
後に何かの雑誌で知ったのですが、この100周クリア時に表示される「ひみつのあんごう」をコナミに送ると、テレフォンカードだかなんだかが貰えるとかいう記事を読んだ記憶がありますが、真偽は未だよく分っていません。
と、このような名作でも、「越えられるのか分らないギリギリな壁を見せられると、時間を無駄にするような悲しい青春(?)を送ってしまう、輩もいるということをメーカーも理解して作ってもらえるといいなぁ~」なんて思っていた当時の悲痛を今では笑い話としてシミジミ語れるようになりました。
そして、実はこれに懲りずに、この後に「クインティ100面クリア」でも途中で同じようなことを体験していたりします(^^;
そんな私は今ではぐるぐる巻きにしても良いアダプター以外はぐるぐる巻きにしないようにしています。
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