昔のゲームの想い出 (番外編) [0022]
《テレビゲームに関する嘘つき》
このところ非常に痛いヤツがいて、その所業がとても目立つので、この想い出を書く事にしました。
過去に何度かこのブログで書きましたが、私はゲームに関する「明らかな虚言」や「経験もしていない事を知ったかで語る」人間って大嫌い…を通り越して許せないんですよね。
ようはテレビゲームに関する『嘘つき』は『クソ虫』に感じます。
(普通、嘘つきが好きな人はいないでしょうけど)
このところ非常に痛いヤツがいて、その所業がとても目立つので、この想い出を書く事にしました。
過去に何度かこのブログで書きましたが、私はゲームに関する「明らかな虚言」や「経験もしていない事を知ったかで語る」人間って大嫌い…を通り越して許せないんですよね。
ようはテレビゲームに関する『嘘つき』は『クソ虫』に感じます。
(普通、嘘つきが好きな人はいないでしょうけど)
私がテレビゲームで遊び始めて30数年、プレーするジャンルやハードは常に変化していますが、常に変化しないものが「ゲーム嘘つき」で、嘘の種類には、
1.嘘所有自慢
2.嘘プレー経験自慢(知ったか)
3.嘘クリア自慢
などがあり、数字が低い方程「オマエ、死んでいいよ。"度"」が高くなり、逆に数字が高い方が「見抜きが難かしいな。このホラ吹き野郎が。"度"」が高くなります。どちらも「ゲームを語る資格なし」です。
所有していないものを「持っている」とホザく人間は最高級の虚言なので、「見せてくれ。」「持ってきてくれ。」と言って、出させるように要求すれば、「即、持っていない事が判る」ので簡単に見抜く事ができますが、それに対して「所有している、もしくはプレーできる環境」で、「クリアできる。」とホザいている人間は、「クリアを見せてくれ。」と言ってプレーさせると、「今日は不調でクリアできない」で逃げきられやすいです。
後者は見抜くのが大変だったりするので、ホラ吹きの見抜き度としては難易度が高いです。かなりそのゲームをやり込んでいる人間でも騙される事があります。(とはいっても、プレーを沢山している人間からすれば、ホラ吹きのプレーなんて、側で見ていると「おおよそ一発で判る」訳ですが)
そして恐しい事に、「持ってるよ。でも、今は手元にないんだ。」発言や、「リアルタイムで話す必要がない事をいい事に、情報操作でアリバイを作りあげてしまう」、狡猾な虚言を実施するクソ虫もいたりします。
この時代になるとネット上の検索が盛んになるので、ガキ同士の会話の中でも検索能力が高い人間になる程情報を溜め込み、「あたかも経験したかのような口振りで話す事も可能」となり、且つそれを得意気に語る人間も沢山増えてきていたりします。
それを「○○○くん、凄いね!なんでも知ってるんだね!」と周りがチヤホヤするので、一度蜜の味を知ってしまうと後戻りができません。折角「ある程度のスキルもある」し、「経験してきた事もある」のに、そのキャパシティを越えて、周りの期待に対して、徐々に嘘を塗り固めて行きます。
ここからは経験則なのですが、大抵このような人間というのは「得意な物というものがゲーム以外皆無」だったりするので、「ボクからコレを取ったら、ボクの居場所が無くなってしまうんだ。だから、僕のアゲアシを取るな!」という人間が非常に多いという経験則があります。
そして最後はボロが出てきて、「○○○(呼び捨て)って、ウソばっかりついてるよな。」とみんなが言って、最後は見向きもされなくなる訳です。
そして、その嘘つき野郎は、自分の居場所を求めて別のところを彷徨い、新しい素人(信者)を見付けては自分の居場所を作るという活動をする事になります。
私はそのような人間を沢山見てきました。「アイツ、あのゲーセンでプレーしているらしいよ。みんなが相手しなくなったから、居場所が無くなって、あんな遠方にまで行って遊んでいるらしいよ。」といった具合で、可哀想な末路です。嘘を付き続けてしまったばっかりに因果応報です。
また、これが評論家みたいな雄弁さがあると、痛いのなんのって思います。これがこんな年齢になってまで、現在進行形で体験できるなんて、「なんて俺はついているんだろう…」とまで思ってしまいます。
尚、私は「なんでもかんでも嘘」と決めつけません。必ずまず最初は客観的に受け入れます。正直、「へぇ~、そうなんだ。」と、最初はその発言に恐ろしい程耳を傾けます。まるで騙される位に。ようは探究心旺盛なのです。相手に近づき、真剣に話を聴いて、そしてそれを自分データベースに蓄積します。そして蓄積したナレッジと経験則を色々な角度で照合(検証)する訳ですが、その時に嘘情報が混じると、「おやっ?」となる訳です。
嘘を付く人間の嘘が浅はか過ぎると、その場しのぎでは騙せるのですが、これら点と点をマクロ的に繋いで行くと、直線だった線が物凄く歪んでいる事が露呈する訳です。ただの「勘違い」とは違う次元で。ただの勘違いというのは、他で出力した発言(事実内容)が確実にフォローしてくれるので、補完ができるのですが、経験をした事が無い事をそのような知ったかで発言というのは、どうやっても補完ができない「ただの嘘」とバレる訳です。そこまで計算して完璧な嘘を付けば別ですが、それはプロ級なレベルになると思います。(正直ゲームをやっているのがもったいない位、詐欺師をやった方がイイヨと思います)
【まとめ】
童貞が『俺、童貞じゃないよ。』と言っているのと
同じ位痛いので、正直に生きな。
という感じで、ガキの頃に付かれた嘘なんて、今思うとカワイイものですが、それでもゲームに対するウソは許せない訳で、こうしたブログを書く事にしました。
星の数程ウソをつかれて思い出すのが大変なので、過去の日記を参照しながら、箇条書きで簡単に挙げてみようかと思います。
【まこくん(嘘プレー経験)】
「クルクルランド」で、ロクに進めていないステージまで進めたと嘘をつきました。
【ゲーメストの彼(嘘クリア)】
PCエンジン版の「R-TYPE(II)」のエンディングがアーケードと全く同じといいのけました。
【学校で知り合ったゲームが上手いと言われていた男(嘘クリア)】
「スーパースターフォース」の私が気にしていたエンディングの事を「あ~、それは確か、その通りになるよ。見た事あるよ。」と飄々とヌカしました。(モチロン嘘…なハズ。まだROM解析はしていませんが…)
【ホラ吹きタニギシ(嘘所有)】
Y本くんの友人でゲームもそこそこ上手く、家が893な家族で構成されているヤツでした。コイツは家が893で裕福な事もあり、様々なゲームを持っていました。このため「なんでも持ってる。」という、周りの勝手な思い込みによるステータスに持ち上げられ、ゲームタイトルを言うと、大抵「持ってるよ。」と言っていました。
もちろん発売されていないソフト(発売中止になった)も「持ってるよ。」でw
コイツの虚言を見てから、私は「人に持ち上げられると、テングになって、引き下がれなくなる人間っているんだな…」という事を学びました。
【寿司屋息子エツオ(嘘クリア)】
コイツは酷かったです。常に私に対抗するよう、息を吐くように嘘自慢を吐いてました。これはゲームに限らずでした。
例えば私と友人が「オールナイトニッポン 2部を聴いていた話」をしていて、二人して「今朝のあの話、面白かったね。でも、眠いよね…」と話をしていると、必ずといっていい程、「俺もその時間起きてたよ。風呂に4時まで入ってたんだ。眠いなぁ~。」と「寝ていない事の自慢対抗」をしてきて、且つ「証拠も無いような事を自慢する」感じです。これで「ラジオのようなオンタイムの話が翌日できれば、それは真実になる」訳ですが、エツオは常に「証拠のない虚言(としか思えない話)」を私達に対抗して話をしてきました。(こんな話は氷山の一角)
まだ、こんな話レベルなら良いのですが、コイツはついに私に対してやらかしました。
「ゲームの嘘自慢」を。
当時、私が「シャロム」の不具合により、クリアに行き詰っていたところ、エツオが「俺はクリアしたよ。」とヌカしました。「ホントかよっ!」と、一瞬鵜呑みにし、そして「どーやって、あのバグを回避できたのか?」と興味が出て、根掘り葉掘り聴くことに。彼の話を聴いていると、どうやら「フロッピーディスクの付いているMSXだと進められる」という事が分かり(後に私はデータレコーダーをゲーメストの彼に借りてクリアする事になる)、彼の言葉を完全に信じきって、エツオと親しくしていたF田くんの家で、エンディングを見せてもらう事に。
F田くんの家のMSX2を借りて、エツオが持ってきたセーブデータをロードすると、確かに私が詰まっていた所はクリアしていました。しかし、「ラストの手前などではなくて、中盤位の進み具合」です。当時、私はかなり行き詰っていた事もあり、雑誌でラスト手前までの進行を知っていました。(Beepで殆どのボスが紹介されていた)
「なぁ、エツオ。確かこのゲームクリアしてるんだよな?」と私の問に、「うん、1回クリアしてやり直して、上書きセーブしたんだよ。」と言いました。「だったら、すぐにクリアできるんだよな?」と私の問に、「どうだろうなぁ~。」と言いました。
OKI:「…どうだろうなぁ? なんで?」
エツオ:「運良くクリアできたからだよ。
このゲーム、アクションとかシューティングとかあるじゃん。」
OKI:「えっ?あんなちょっとしたゲームが?難しくないだろ?
だったら、そのパートで俺に貸せよ。俺がクリアしてやるから。」
エツオ:「分かったよ…」
そこからです。徐々に彼の口数が減ってきて、しかもフィールドをウロウロしてはあさっての方向をウロウロし始める挙動が多く見受けられました。
「(ここで先を知っている俺が口を出したら『そうそう。そうだった。』とか言うんだろうな…)」と思い、「どーしたエツオ? 先に進みなよ。」と、質問をし始めました。
エツオ:「あ~、どうだったかな~。忘れちゃったよ。」
OKI:「そんなに前のゲームじゃねーだろ?」
エツオ:「いやぁ、なんかさ。無理みたい。」
OKI:「ふぅん。じゃぁいいや。ラストってどんなだったの?」
エツオ:「………」
エツオ:「悪いやつを倒すんだよ。」
OKI:「…まぁ、流れとしてはそうだろうな。」
OKI:「…で、どんなラストなんだよ。」
エツオ:「………」
エツオ:「…ハッピーエンドだよ。」
OKI:「もういいよ。今日は終わりだ。」
私がMSX2の電源を切ったのをF田くんは状況をあまり理解していないまま、その日はお開きになりました。
正直、ムカついてムカついて、ムカムカが取れません。疲労困憊でいつもより早く寝ました。
そして、翌日…
友人とエツオと三人でチャリンコに乗りながらの会話。
友人:「OKIくん、昨日のオールナイトニッポン聴いた?」
OKI:「聴いた聴いた。でも、途中で寝ちゃったから、2時位までしか記憶にない。」
エツオ:「俺、OKIくんよりも遅くて、また4時まで風呂入っちゃっ…」
OKI:「(ブチッ!)」
この瞬間、私がエツオの載っていたチャリンコに飛び蹴りを食らわせました。
「ガッシャーン!」 仰向けに倒れるエツオ。そこに金箱の儀式ばりに何回も蹴りを食らわせる私。
その後はあまりここでは書きたくないような情景に、友人に「OKIくんって、本気で怒ったりするんだね。」と言われました。
私はそう簡単に口や文章で言う程怒ったり、怒鳴ったりしないタイプなのですが、「超理不尽な対応」や「ゲームに関するホラを吹かれる」と、沸点が思いっきり下がり易くなります。これは自分の社会人的な立場とか会社の地位とか、お客様だろうが、友人だろうが、家族だろうが、赤の他人だろうが、年齢性別問わず、人間として皆平等・対等です。
えっ? エツオですか?
"な・ぜ・か"二度と私の前には姿を現していません。(ズッ!)
このように、あんまり調子に乗って「虚言クリア自慢」や「知ったか」とかしてるのが目立ってきたら、えりかとさとるの夢冒険ばりに「おれいしちゃうよ」で潰してきました。

昔から若気の至りで、おれいしちゃうのニャ。
今なら行動力もレベルアップなのニャ。
◇ ◇ ◇
私は学生時代、「ゲームの神様」という非常に痛い称号を与えられ、「OKIならなんでも知っている。」と、ステータスやイメージを周辺から強制的に植え付けられましたが、「ゲームに対する調子に乗った嘘」だけは絶対につかないようにしてきました。(もちろん覚えた事の内容が違っていた勘違いや、忘れてしまっての間違い位はあります)
これはゲームを心から楽しんで嗜んでいくためのエチケットだと思っています。
ゲームに関する嘘を殆どつかないY田と、100%嘘をつかないF田くん、他にも10年近く付き合いのある素晴らしいS山くん、最近は、わで~んさんや、S川さん、Sさんのようなゲーム紳士に出会えてホント心が癒されます。
このような方々と、今後も沢山接点を持って、今以上に楽しいゲームライフを進めて行きたいと思います。
1.嘘所有自慢
2.嘘プレー経験自慢(知ったか)
3.嘘クリア自慢
などがあり、数字が低い方程「オマエ、死んでいいよ。"度"」が高くなり、逆に数字が高い方が「見抜きが難かしいな。このホラ吹き野郎が。"度"」が高くなります。どちらも「ゲームを語る資格なし」です。
所有していないものを「持っている」とホザく人間は最高級の虚言なので、「見せてくれ。」「持ってきてくれ。」と言って、出させるように要求すれば、「即、持っていない事が判る」ので簡単に見抜く事ができますが、それに対して「所有している、もしくはプレーできる環境」で、「クリアできる。」とホザいている人間は、「クリアを見せてくれ。」と言ってプレーさせると、「今日は不調でクリアできない」で逃げきられやすいです。
後者は見抜くのが大変だったりするので、ホラ吹きの見抜き度としては難易度が高いです。かなりそのゲームをやり込んでいる人間でも騙される事があります。(とはいっても、プレーを沢山している人間からすれば、ホラ吹きのプレーなんて、側で見ていると「おおよそ一発で判る」訳ですが)
そして恐しい事に、「持ってるよ。でも、今は手元にないんだ。」発言や、「リアルタイムで話す必要がない事をいい事に、情報操作でアリバイを作りあげてしまう」、狡猾な虚言を実施するクソ虫もいたりします。
この時代になるとネット上の検索が盛んになるので、ガキ同士の会話の中でも検索能力が高い人間になる程情報を溜め込み、「あたかも経験したかのような口振りで話す事も可能」となり、且つそれを得意気に語る人間も沢山増えてきていたりします。
それを「○○○くん、凄いね!なんでも知ってるんだね!」と周りがチヤホヤするので、一度蜜の味を知ってしまうと後戻りができません。折角「ある程度のスキルもある」し、「経験してきた事もある」のに、そのキャパシティを越えて、周りの期待に対して、徐々に嘘を塗り固めて行きます。
ここからは経験則なのですが、大抵このような人間というのは「得意な物というものがゲーム以外皆無」だったりするので、「ボクからコレを取ったら、ボクの居場所が無くなってしまうんだ。だから、僕のアゲアシを取るな!」という人間が非常に多いという経験則があります。
そして最後はボロが出てきて、「○○○(呼び捨て)って、ウソばっかりついてるよな。」とみんなが言って、最後は見向きもされなくなる訳です。
そして、その嘘つき野郎は、自分の居場所を求めて別のところを彷徨い、新しい素人(信者)を見付けては自分の居場所を作るという活動をする事になります。
私はそのような人間を沢山見てきました。「アイツ、あのゲーセンでプレーしているらしいよ。みんなが相手しなくなったから、居場所が無くなって、あんな遠方にまで行って遊んでいるらしいよ。」といった具合で、可哀想な末路です。嘘を付き続けてしまったばっかりに因果応報です。
また、これが評論家みたいな雄弁さがあると、痛いのなんのって思います。これがこんな年齢になってまで、現在進行形で体験できるなんて、「なんて俺はついているんだろう…」とまで思ってしまいます。
尚、私は「なんでもかんでも嘘」と決めつけません。必ずまず最初は客観的に受け入れます。正直、「へぇ~、そうなんだ。」と、最初はその発言に恐ろしい程耳を傾けます。まるで騙される位に。ようは探究心旺盛なのです。相手に近づき、真剣に話を聴いて、そしてそれを自分データベースに蓄積します。そして蓄積したナレッジと経験則を色々な角度で照合(検証)する訳ですが、その時に嘘情報が混じると、「おやっ?」となる訳です。
嘘を付く人間の嘘が浅はか過ぎると、その場しのぎでは騙せるのですが、これら点と点をマクロ的に繋いで行くと、直線だった線が物凄く歪んでいる事が露呈する訳です。ただの「勘違い」とは違う次元で。ただの勘違いというのは、他で出力した発言(事実内容)が確実にフォローしてくれるので、補完ができるのですが、経験をした事が無い事をそのような知ったかで発言というのは、どうやっても補完ができない「ただの嘘」とバレる訳です。そこまで計算して完璧な嘘を付けば別ですが、それはプロ級なレベルになると思います。(正直ゲームをやっているのがもったいない位、詐欺師をやった方がイイヨと思います)
【まとめ】
童貞が『俺、童貞じゃないよ。』と言っているのと
同じ位痛いので、正直に生きな。
という感じで、ガキの頃に付かれた嘘なんて、今思うとカワイイものですが、それでもゲームに対するウソは許せない訳で、こうしたブログを書く事にしました。
星の数程ウソをつかれて思い出すのが大変なので、過去の日記を参照しながら、箇条書きで簡単に挙げてみようかと思います。
【まこくん(嘘プレー経験)】
「クルクルランド」で、ロクに進めていないステージまで進めたと嘘をつきました。
【ゲーメストの彼(嘘クリア)】
PCエンジン版の「R-TYPE(II)」のエンディングがアーケードと全く同じといいのけました。
【学校で知り合ったゲームが上手いと言われていた男(嘘クリア)】
「スーパースターフォース」の私が気にしていたエンディングの事を「あ~、それは確か、その通りになるよ。見た事あるよ。」と飄々とヌカしました。(モチロン嘘…なハズ。まだROM解析はしていませんが…)
【ホラ吹きタニギシ(嘘所有)】
Y本くんの友人でゲームもそこそこ上手く、家が893な家族で構成されているヤツでした。コイツは家が893で裕福な事もあり、様々なゲームを持っていました。このため「なんでも持ってる。」という、周りの勝手な思い込みによるステータスに持ち上げられ、ゲームタイトルを言うと、大抵「持ってるよ。」と言っていました。
もちろん発売されていないソフト(発売中止になった)も「持ってるよ。」でw
コイツの虚言を見てから、私は「人に持ち上げられると、テングになって、引き下がれなくなる人間っているんだな…」という事を学びました。
【寿司屋息子エツオ(嘘クリア)】
コイツは酷かったです。常に私に対抗するよう、息を吐くように嘘自慢を吐いてました。これはゲームに限らずでした。
例えば私と友人が「オールナイトニッポン 2部を聴いていた話」をしていて、二人して「今朝のあの話、面白かったね。でも、眠いよね…」と話をしていると、必ずといっていい程、「俺もその時間起きてたよ。風呂に4時まで入ってたんだ。眠いなぁ~。」と「寝ていない事の自慢対抗」をしてきて、且つ「証拠も無いような事を自慢する」感じです。これで「ラジオのようなオンタイムの話が翌日できれば、それは真実になる」訳ですが、エツオは常に「証拠のない虚言(としか思えない話)」を私達に対抗して話をしてきました。(こんな話は氷山の一角)
まだ、こんな話レベルなら良いのですが、コイツはついに私に対してやらかしました。
「ゲームの嘘自慢」を。
当時、私が「シャロム」の不具合により、クリアに行き詰っていたところ、エツオが「俺はクリアしたよ。」とヌカしました。「ホントかよっ!」と、一瞬鵜呑みにし、そして「どーやって、あのバグを回避できたのか?」と興味が出て、根掘り葉掘り聴くことに。彼の話を聴いていると、どうやら「フロッピーディスクの付いているMSXだと進められる」という事が分かり(後に私はデータレコーダーをゲーメストの彼に借りてクリアする事になる)、彼の言葉を完全に信じきって、エツオと親しくしていたF田くんの家で、エンディングを見せてもらう事に。
F田くんの家のMSX2を借りて、エツオが持ってきたセーブデータをロードすると、確かに私が詰まっていた所はクリアしていました。しかし、「ラストの手前などではなくて、中盤位の進み具合」です。当時、私はかなり行き詰っていた事もあり、雑誌でラスト手前までの進行を知っていました。(Beepで殆どのボスが紹介されていた)
「なぁ、エツオ。確かこのゲームクリアしてるんだよな?」と私の問に、「うん、1回クリアしてやり直して、上書きセーブしたんだよ。」と言いました。「だったら、すぐにクリアできるんだよな?」と私の問に、「どうだろうなぁ~。」と言いました。
OKI:「…どうだろうなぁ? なんで?」
エツオ:「運良くクリアできたからだよ。
このゲーム、アクションとかシューティングとかあるじゃん。」
OKI:「えっ?あんなちょっとしたゲームが?難しくないだろ?
だったら、そのパートで俺に貸せよ。俺がクリアしてやるから。」
エツオ:「分かったよ…」
そこからです。徐々に彼の口数が減ってきて、しかもフィールドをウロウロしてはあさっての方向をウロウロし始める挙動が多く見受けられました。
「(ここで先を知っている俺が口を出したら『そうそう。そうだった。』とか言うんだろうな…)」と思い、「どーしたエツオ? 先に進みなよ。」と、質問をし始めました。
エツオ:「あ~、どうだったかな~。忘れちゃったよ。」
OKI:「そんなに前のゲームじゃねーだろ?」
エツオ:「いやぁ、なんかさ。無理みたい。」
OKI:「ふぅん。じゃぁいいや。ラストってどんなだったの?」
エツオ:「………」
エツオ:「悪いやつを倒すんだよ。」
OKI:「…まぁ、流れとしてはそうだろうな。」
OKI:「…で、どんなラストなんだよ。」
エツオ:「………」
エツオ:「…ハッピーエンドだよ。」
OKI:「もういいよ。今日は終わりだ。」
私がMSX2の電源を切ったのをF田くんは状況をあまり理解していないまま、その日はお開きになりました。
正直、ムカついてムカついて、ムカムカが取れません。疲労困憊でいつもより早く寝ました。
そして、翌日…
友人とエツオと三人でチャリンコに乗りながらの会話。
友人:「OKIくん、昨日のオールナイトニッポン聴いた?」
OKI:「聴いた聴いた。でも、途中で寝ちゃったから、2時位までしか記憶にない。」
エツオ:「俺、OKIくんよりも遅くて、また4時まで風呂入っちゃっ…」
OKI:「(ブチッ!)」
この瞬間、私がエツオの載っていたチャリンコに飛び蹴りを食らわせました。
「ガッシャーン!」 仰向けに倒れるエツオ。そこに金箱の儀式ばりに何回も蹴りを食らわせる私。
その後はあまりここでは書きたくないような情景に、友人に「OKIくんって、本気で怒ったりするんだね。」と言われました。
私はそう簡単に口や文章で言う程怒ったり、怒鳴ったりしないタイプなのですが、「超理不尽な対応」や「ゲームに関するホラを吹かれる」と、沸点が思いっきり下がり易くなります。これは自分の社会人的な立場とか会社の地位とか、お客様だろうが、友人だろうが、家族だろうが、赤の他人だろうが、年齢性別問わず、人間として皆平等・対等です。
えっ? エツオですか?
"な・ぜ・か"二度と私の前には姿を現していません。(ズッ!)
このように、あんまり調子に乗って「虚言クリア自慢」や「知ったか」とかしてるのが目立ってきたら、えりかとさとるの夢冒険ばりに「おれいしちゃうよ」で潰してきました。

昔から若気の至りで、おれいしちゃうのニャ。
今なら行動力もレベルアップなのニャ。
私は学生時代、「ゲームの神様」という非常に痛い称号を与えられ、「OKIならなんでも知っている。」と、ステータスやイメージを周辺から強制的に植え付けられましたが、「ゲームに対する調子に乗った嘘」だけは絶対につかないようにしてきました。(もちろん覚えた事の内容が違っていた勘違いや、忘れてしまっての間違い位はあります)
これはゲームを心から楽しんで嗜んでいくためのエチケットだと思っています。
ゲームに関する嘘を殆どつかないY田と、100%嘘をつかないF田くん、他にも10年近く付き合いのある素晴らしいS山くん、最近は、わで~んさんや、S川さん、Sさんのようなゲーム紳士に出会えてホント心が癒されます。
このような方々と、今後も沢山接点を持って、今以上に楽しいゲームライフを進めて行きたいと思います。
コメント
やはり虚言を重ねていく事ほど空しいものは無いですね
騙された私怨が私を覆います
最初から「ニワカ」と分かっていたら、こんな気持ちにはならなかったのに…と。
>プレイした事が無かった昔のゲームを追体験した上で、
>現代の視点から「昔のゲームも面白いな~」という感じであれば
>まだ話は分かりますが
はい、まさにそのとおりです。
ホント、わで~んさんとは言わずもがな考えがマッチし過ぎで素晴らしいですね。
例えば杏野はるなさんって「レトロゲーム愛好家のアイドル」な方がいらっしゃるのですが、この方の書いた本(http://goo.gl/g7Lbl)などは、キチンと「当時の事を知らないなり」に、それを前提でレビューしていたりする訳で、このような流れは非常に好感が持てる訳ですが、その真逆だと痛いだけに感じます。
この中のカスタマレビューの中の「評価が高くない人」で、『レトロゲームをリアルタイムで体験していない著者なので「当時はハドソンキャラバンイベントで盛り上がったようです~・・」適な聞いた話を伝えるような内容になってしまい、読んでいて当時の雰囲気を匂わせる感じはなかったです。』というようなコメントがありますが、私は逆に『正直』で非常に良いと思いました。
だって、経験してないことをさも経験したように書いたら「詐欺」な訳ですからねぇ…
ようはそういう事なんです。
体験してないものを「体験しているかのような、且つ評論家みたいな文章が騙されやすく、頭に来る」訳です。それがネット検索で常にトップに来て、「あ~、またこのニワカの記事が先頭かよ… 『マイナー最高!俺って通!』とか思っているから、これまた痛いんだよな…」と。
体験している時代のものは良いんですよ。かといってオリジナルすら所有していないエミュのスクショは褒められたものではないですが…(所得が底辺な貧乏人にレビューするためのオリジナル基板を所有する事なんて天地がひっくり返っても無理でしょうけど)
自分の身の丈を理解して、自分が購入できるソフトや書籍を挙げて自分の経験からレビューするのは賞賛に値しますが、「果たしてそれが全体の何%なんだろ?」と思うと、非常に稚拙な人間だな…と思います。
>例えば、その時のプレイで自己ベスト近くまでも辿り着けない
>にしても、当時を知る人の常として、ついついミスしても
>隠れキャラを出す事に拘ってしまうとか(私なんかがそうなんですが…笑)、
>昔からゲームをプレイしている人のプレイは、こんな感じでちょっと違う
>見せ場がありますよね。(^^)
ですです。これを紳士ゲーマーの方達とオフラインで話をすると、ネットなんか引かずにポンポンと会話が出て、「そうそう!で、アレがさぁ~!」なんて、3時間位があっという間になる訳なんですよね。
会話に殆どブレがないんです。なにせ大好きで大好きで現在までやっている(いた)訳なのでw
>オールナイトニッポン
鶴光さんの最後の世代ですね。噂のエロトークがw
私は鶴光さんが辞められる直後位からちゃんと聴き始めたので、殆ど知らなかったりします。(^^ゞ
ですので、その時代は月曜日の中島みゆきさんの方は結構聴いていたのと、友人から薦められた小峰隆夫さんのオールナイトニッポンをメインで聴いていた感じです。
小峰隆夫さんの方は先駆けでテレビゲームのネタをやってくれたので、本当にタイミングが良かった位なんです。
その辺りからですね。2部まで聴くようになったのは… (学校も行かずに、朝からたいへん つかちゃんですまで聴くようになったのも)
>ゲーム紳士
変な意味なしで、おおっぴらに使わないレベルで言える、私から最大の敬意をひねり出して出した単語…として受け取ってください。
この方々がいらっしゃるので、現在の私はこのブログでレトロゲームの事を書いている位です。(基板の事を凄いレベルで把握しているSさんなどもこのブログではコメントは一切ないものの、ゲームバーで会った時も「読んでいる」とかおっしゃってた位なので…)
>同じ80年代を過ごしてきた仲間として、同士として、
>そして友人として、これからも皆で素敵なゲームライフを
>送っていきましょう!(^^)
はい、よろしくお願いいたします。m(_ _)m
定期的にメールではちょくちょく色々なレトロアーケードゲームの写真とか送っていますが(笑)、正直ブログなんかでなくても、そのようなやり取りで十分だと思っている位です。
もともとゲームの自慢とかするのではなくて、「そのゲーム知ってる!こんな想い出があるんだよ!」的なコミュニケーションが取りたくて、この想い出日記を始めた次第なので、わで~んさんやS川さんと密にやれているだけでも十分なんです。
(一応、自分の将来のログとして書き続けてはいますが…)
>プレイした事が無かった昔のゲームを追体験した上で、
>現代の視点から「昔のゲームも面白いな~」という感じであれば
>まだ話は分かりますが
はい、まさにそのとおりです。
ホント、わで~んさんとは言わずもがな考えがマッチし過ぎで素晴らしいですね。
例えば杏野はるなさんって「レトロゲーム愛好家のアイドル」な方がいらっしゃるのですが、この方の書いた本(http://goo.gl/g7Lbl)などは、キチンと「当時の事を知らないなり」に、それを前提でレビューしていたりする訳で、このような流れは非常に好感が持てる訳ですが、その真逆だと痛いだけに感じます。
この中のカスタマレビューの中の「評価が高くない人」で、『レトロゲームをリアルタイムで体験していない著者なので「当時はハドソンキャラバンイベントで盛り上がったようです~・・」適な聞いた話を伝えるような内容になってしまい、読んでいて当時の雰囲気を匂わせる感じはなかったです。』というようなコメントがありますが、私は逆に『正直』で非常に良いと思いました。
だって、経験してないことをさも経験したように書いたら「詐欺」な訳ですからねぇ…
ようはそういう事なんです。
体験してないものを「体験しているかのような、且つ評論家みたいな文章が騙されやすく、頭に来る」訳です。それがネット検索で常にトップに来て、「あ~、またこのニワカの記事が先頭かよ… 『マイナー最高!俺って通!』とか思っているから、これまた痛いんだよな…」と。
体験している時代のものは良いんですよ。かといってオリジナルすら所有していないエミュのスクショは褒められたものではないですが…(所得が底辺な貧乏人にレビューするためのオリジナル基板を所有する事なんて天地がひっくり返っても無理でしょうけど)
自分の身の丈を理解して、自分が購入できるソフトや書籍を挙げて自分の経験からレビューするのは賞賛に値しますが、「果たしてそれが全体の何%なんだろ?」と思うと、非常に稚拙な人間だな…と思います。
>例えば、その時のプレイで自己ベスト近くまでも辿り着けない
>にしても、当時を知る人の常として、ついついミスしても
>隠れキャラを出す事に拘ってしまうとか(私なんかがそうなんですが…笑)、
>昔からゲームをプレイしている人のプレイは、こんな感じでちょっと違う
>見せ場がありますよね。(^^)
ですです。これを紳士ゲーマーの方達とオフラインで話をすると、ネットなんか引かずにポンポンと会話が出て、「そうそう!で、アレがさぁ~!」なんて、3時間位があっという間になる訳なんですよね。
会話に殆どブレがないんです。なにせ大好きで大好きで現在までやっている(いた)訳なのでw
>オールナイトニッポン
鶴光さんの最後の世代ですね。噂のエロトークがw
私は鶴光さんが辞められる直後位からちゃんと聴き始めたので、殆ど知らなかったりします。(^^ゞ
ですので、その時代は月曜日の中島みゆきさんの方は結構聴いていたのと、友人から薦められた小峰隆夫さんのオールナイトニッポンをメインで聴いていた感じです。
小峰隆夫さんの方は先駆けでテレビゲームのネタをやってくれたので、本当にタイミングが良かった位なんです。
その辺りからですね。2部まで聴くようになったのは… (学校も行かずに、朝からたいへん つかちゃんですまで聴くようになったのも)
>ゲーム紳士
変な意味なしで、おおっぴらに使わないレベルで言える、私から最大の敬意をひねり出して出した単語…として受け取ってください。
この方々がいらっしゃるので、現在の私はこのブログでレトロゲームの事を書いている位です。(基板の事を凄いレベルで把握しているSさんなどもこのブログではコメントは一切ないものの、ゲームバーで会った時も「読んでいる」とかおっしゃってた位なので…)
>同じ80年代を過ごしてきた仲間として、同士として、
>そして友人として、これからも皆で素敵なゲームライフを
>送っていきましょう!(^^)
はい、よろしくお願いいたします。m(_ _)m
定期的にメールではちょくちょく色々なレトロアーケードゲームの写真とか送っていますが(笑)、正直ブログなんかでなくても、そのようなやり取りで十分だと思っている位です。
もともとゲームの自慢とかするのではなくて、「そのゲーム知ってる!こんな想い出があるんだよ!」的なコミュニケーションが取りたくて、この想い出日記を始めた次第なので、わで~んさんやS川さんと密にやれているだけでも十分なんです。
(一応、自分の将来のログとして書き続けてはいますが…)
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当時をリアルタイムで体験してきた人たち(私たちのように)か、リアルタイムで体験したように装っている人たちかの見分けは、意外に些細な事で判別できてしまうのかもしれません。
>プレーを沢山している人間からすれば、ホラ吹きのプレーなんて、側で見ていると「おおよそ一発で判る」
そうそう!まさにその通りなんですよね(笑)。
例えば、その時のプレイで自己ベスト近くまでも辿り着けないにしても、当時を知る人の常として、ついついミスしても隠れキャラを出す事に拘ってしまうとか(私なんかがそうなんですが…笑)、昔からゲームをプレイしている人のプレイは、こんな感じでちょっと違う見せ場がありますよね。(^^)
>オールナイトニッポン
私の場合、小学6年~高校1年くらいまで、土曜の夜に鶴光師匠のオールナイトニッポンを聴いてましたね(笑)。
「イントロ当てクイズ」が終わった辺りの時間帯に、一時的に寝落ちしてしまう事が多かったです(4時台は魔の時間…笑)。
>ゲーム紳士
イイですね!ゲーム紳士!
同じ80年代を過ごしてきた仲間として、同士として、そして友人として、これからも皆で素敵なゲームライフを送っていきましょう!(^^)