昔のゲームの想い出 [0177] 「アミダー」 [コナミ] [1982] [アーケード]
《秀逸なアミダアルゴリズム!》
「フロッガー」の話題からハエ男さんと「アミダー」の話題が出ていたので、続けてこのゲームの想い出を書いてみたいと思います。(大分経ってしまいましたね。仕方ありませんが…(^^ゞ)
「フロッガー」の話題からハエ男さんと「アミダー」の話題が出ていたので、続けてこのゲームの想い出を書いてみたいと思います。(大分経ってしまいましたね。仕方ありませんが…(^^ゞ)
【ファーストインプレッション】
このゲームは、近所のショッピングセンターに入っていた喫茶店を改造したゲームセンターで初めて見ました。
最初は2面のルールが全く分からなく、インストラクションカードの意味が良く分からなかったのか覚えてないのですが、「全然塗れない~。(>_<))」みたいな感じだったのを覚えていますw
それで四苦八苦していたら、側にいた寿司屋のオジサンにプレー方法を教えてもらったという想い出があります。この寿司屋のオジサン、どのゲームも凄く上手く、私達にとっては当時としては珍しい「大人のゲーマー」という位置付けで、後に私のライバルとなる人でもありました。この時点での私達が知っているこのオジサンというのは、「昼間に仕事をフケて、割烹着姿(あのお寿司屋特有の帽子も着用)でゲームばっかりやっている人」だったのですが、この5, 6年後にこのオジサンの素性が分かり、私はこのオジサンの家族にある事をしてしまうのですが、それはゲームの想い出とは別の形で、私のこのブログのポリシーにも関連する話でそのうち書いてみたいと思います。
【パクリBGM】
このゲームは2種類のステージがあり、どちらのBGMもアニメソングをパクっています。フロッガーの開発チームと同じだったりするのでしょうねw
特にゴリラステージのBGMは「白黒テレビ時代のアニソン」という、「作っている方の世代が分ってしまう」ようなもので、私は当時何故かこの曲を知っていて、これをプレーしながら「ア・ボ・テ・ン、アボテン・アボテン~♪」と歌っていました。
そうしたら側にいた寿司屋のオジサンに「それはガボテンだろ。」というようなツッコミを貰いました。私はてっきり「アボテン島」というタイトルだと思っていたので、今でも「アボテン島」とか言ってしまいます。
2面の曲は当時フジテレビでオンタイムで放映されていたので、「あ~、この曲か…」って感じで知っていました。(スキャニメイト使ってたりw)
【デッドコピー】
このゲームをプレーしていたゲームセンターは、上述のショッピングセンターだけだったのですが、ここのインストラクションカードを当時は英単語読みが堪能だったY田くんに読ませたところ、「AMIGO…アミーゴだね。」と。「おぉ~、アミーゴかぁ~。へぇ~。」と、当時は「アミーゴ=友人」という意味も知らずに、ただ単にそういうゲーム名なんだという感じで覚える事にしました。
その数年後、このゲームの本当のタイトルを知った時、「なんだ? 何がアミダーだよ。『あみだくじ』じゃあるまいし… …えっ。コレ、ボーナスステージで『あみだくじ』やるゲームだよな… ま、まさか… ギャー!俺が間違ってたんだっ!!」って感じでしたw

「AMIDAR(アミダー)」が正式名称です。
【アルゴリズム】
このゲームが20円コーナーに置かれた頃に、何気なくプレーしていると、敵が『あみだくじの法則で動いている』事が分かり驚愕しました(外周を周っているボス(?)は除く)。50円時代にプレーしていた頃は全く気にしていなかったので、物凄い事を発見したと衝撃でした。
後からよくよく考えるとステージクリア時のボーナスでもあみだくじで動いているのですが、当時はそれとこれとは全く別物に考えていたので、この衝撃はハンパ無い状況で、このゲームが50円だった頃は、やっとプログラミングを始めたばかりの頃だったのに対して、20円の頃にはゲームを自作していた訳なので、その着眼点がまるで違っていました。
「どーやって、これを実現してるんだ?」と、仕切りに寝る前にアルゴリズムを検討しました。今なら瞬時でこのアルゴリズムの実現方式が思いつきますが(もちろんオリジナルがどうやっているかは不明ですが)、当時はBASICを始めたばかりの初心者です。悩んでも無い頭からヒネり出す事なんか、なかなかできません。そして、このゲームを作った人の凄さを目の当たりにしたものです。
今見ても、2面の仕様などは秀逸で、「新人に1週間で作ってみて。」と言っても、かなり難しいのではないかと思います。(特に昔のハードウェアを知らない若い子には更にキツイような気がしますw こういう話、F田くんに話してみたいなぁ~)

アミダのアルゴリズムや、ローラーの塗りつぶしアルゴリズム…
80年前半でこの表現は素晴らしいです。(*´Д`*)
◇ ◇ ◇
個人的にこの頃のコナミの面クリアクションというのは「アイディアが群を抜いている」という感覚があります。後にも先にも、この手のアイディアはこれっきり…というものが多いですし。
そして、この記事を書いていて、想い出を思い出したゲームがありました。ほぼ同時期に類似したゲームで「トリプルパンチ」というもので、こちらもほんのちょっとだけ想い出があるので、次に書いてしまおうかと思います。
このゲームは、近所のショッピングセンターに入っていた喫茶店を改造したゲームセンターで初めて見ました。
最初は2面のルールが全く分からなく、インストラクションカードの意味が良く分からなかったのか覚えてないのですが、「全然塗れない~。(>_<))」みたいな感じだったのを覚えていますw
それで四苦八苦していたら、側にいた寿司屋のオジサンにプレー方法を教えてもらったという想い出があります。この寿司屋のオジサン、どのゲームも凄く上手く、私達にとっては当時としては珍しい「大人のゲーマー」という位置付けで、後に私のライバルとなる人でもありました。この時点での私達が知っているこのオジサンというのは、「昼間に仕事をフケて、割烹着姿(あのお寿司屋特有の帽子も着用)でゲームばっかりやっている人」だったのですが、この5, 6年後にこのオジサンの素性が分かり、私はこのオジサンの家族にある事をしてしまうのですが、それはゲームの想い出とは別の形で、私のこのブログのポリシーにも関連する話でそのうち書いてみたいと思います。
【パクリBGM】
このゲームは2種類のステージがあり、どちらのBGMもアニメソングをパクっています。フロッガーの開発チームと同じだったりするのでしょうねw
特にゴリラステージのBGMは「白黒テレビ時代のアニソン」という、「作っている方の世代が分ってしまう」ようなもので、私は当時何故かこの曲を知っていて、これをプレーしながら「ア・ボ・テ・ン、アボテン・アボテン~♪」と歌っていました。
そうしたら側にいた寿司屋のオジサンに「それはガボテンだろ。」というようなツッコミを貰いました。私はてっきり「アボテン島」というタイトルだと思っていたので、今でも「アボテン島」とか言ってしまいます。
2面の曲は当時フジテレビでオンタイムで放映されていたので、「あ~、この曲か…」って感じで知っていました。(スキャニメイト使ってたりw)
【デッドコピー】
このゲームをプレーしていたゲームセンターは、上述のショッピングセンターだけだったのですが、ここのインストラクションカードを当時は英単語読みが堪能だったY田くんに読ませたところ、「AMIGO…アミーゴだね。」と。「おぉ~、アミーゴかぁ~。へぇ~。」と、当時は「アミーゴ=友人」という意味も知らずに、ただ単にそういうゲーム名なんだという感じで覚える事にしました。
その数年後、このゲームの本当のタイトルを知った時、「なんだ? 何がアミダーだよ。『あみだくじ』じゃあるまいし… …えっ。コレ、ボーナスステージで『あみだくじ』やるゲームだよな… ま、まさか… ギャー!俺が間違ってたんだっ!!」って感じでしたw

「AMIDAR(アミダー)」が正式名称です。
【アルゴリズム】
このゲームが20円コーナーに置かれた頃に、何気なくプレーしていると、敵が『あみだくじの法則で動いている』事が分かり驚愕しました(外周を周っているボス(?)は除く)。50円時代にプレーしていた頃は全く気にしていなかったので、物凄い事を発見したと衝撃でした。
後からよくよく考えるとステージクリア時のボーナスでもあみだくじで動いているのですが、当時はそれとこれとは全く別物に考えていたので、この衝撃はハンパ無い状況で、このゲームが50円だった頃は、やっとプログラミングを始めたばかりの頃だったのに対して、20円の頃にはゲームを自作していた訳なので、その着眼点がまるで違っていました。
「どーやって、これを実現してるんだ?」と、仕切りに寝る前にアルゴリズムを検討しました。今なら瞬時でこのアルゴリズムの実現方式が思いつきますが(もちろんオリジナルがどうやっているかは不明ですが)、当時はBASICを始めたばかりの初心者です。悩んでも無い頭からヒネり出す事なんか、なかなかできません。そして、このゲームを作った人の凄さを目の当たりにしたものです。
今見ても、2面の仕様などは秀逸で、「新人に1週間で作ってみて。」と言っても、かなり難しいのではないかと思います。(特に昔のハードウェアを知らない若い子には更にキツイような気がしますw こういう話、F田くんに話してみたいなぁ~)

アミダのアルゴリズムや、ローラーの塗りつぶしアルゴリズム…
80年前半でこの表現は素晴らしいです。(*´Д`*)
個人的にこの頃のコナミの面クリアクションというのは「アイディアが群を抜いている」という感覚があります。後にも先にも、この手のアイディアはこれっきり…というものが多いですし。
そして、この記事を書いていて、想い出を思い出したゲームがありました。ほぼ同時期に類似したゲームで「トリプルパンチ」というもので、こちらもほんのちょっとだけ想い出があるので、次に書いてしまおうかと思います。
コメント
実はかなり難しいゲームかもしれませんよね
土人(おっと)をジャンプさせた時の仕草が好きです
ジャンプごとにポーズが違うんですよね。連射してゲラゲラ笑ってたりしましたw
>アミーゴ
お互いこちらの方が馴染みが深いのが良いですねw
そのうち番外編でデッドコピーの想い出でも書こうかなぁ~って感じですね。
知らなかったのですが、アミダーって、まだちゃんと移植されてなかったんですね。てっきり移植されているのかと思ってました。
>アミーゴ
お互いこちらの方が馴染みが深いのが良いですねw
そのうち番外編でデッドコピーの想い出でも書こうかなぁ~って感じですね。
知らなかったのですが、アミダーって、まだちゃんと移植されてなかったんですね。てっきり移植されているのかと思ってました。
どれにしようかアミダくじ~
どういう訳だったか忘れましたが(初見がオリジナルだったか、本などで情報を得ていたか)このゲームが「アミダー」である、と最初のプレイ時には知ってました。
多分ホームにしていた駄菓子屋ゲーセンに入ったのが最所だったかとは思いますが、正直アルゴリズムまでに気が回らなかった感じです。ボーナスステージだけはすぐ分かりましたが(爆)
アイデア一発芸的な部分もありますが、当時のコナミは「既存の何かにプラスアルファして別な味付けにする」のが上手かったように思います。
アミダー:パックマン+QIXにアミダくじテイスト
ジャイラス:ギャラガ3D風味
ジュノファースト:人類を守らないディフェンダーバードビュー版
なんてところが代表的かも。もちろん、きちんと緻密に作り込まれているので「コナミすげぇ」となる訳ですが。アイデア頂戴モノにしても「ロッククライマー(ぉ)」や「ストリーキング(ぉぃ)」みたいなものもありましたからね。
多分ホームにしていた駄菓子屋ゲーセンに入ったのが最所だったかとは思いますが、正直アルゴリズムまでに気が回らなかった感じです。ボーナスステージだけはすぐ分かりましたが(爆)
アイデア一発芸的な部分もありますが、当時のコナミは「既存の何かにプラスアルファして別な味付けにする」のが上手かったように思います。
アミダー:パックマン+QIXにアミダくじテイスト
ジャイラス:ギャラガ3D風味
ジュノファースト:人類を守らないディフェンダーバードビュー版
なんてところが代表的かも。もちろん、きちんと緻密に作り込まれているので「コナミすげぇ」となる訳ですが。アイデア頂戴モノにしても「ロッククライマー(ぉ)」や「ストリーキング(ぉぃ)」みたいなものもありましたからね。
引いて楽しいアミダくじっ …と。
アミダばばあの最後の入水自殺は思い出深いですw
今も昔もテレビゲームはパクりパクられって感じですよね
そんなコナミさんも版権魔神になってしまって…うっ。(なんて)
アミダーの敵がアミダで動くのって、やっぱり当時はみんな知らなかった感じですよね。敵も結構速いので、そんなの見てられないし、周りで解析とかする時代でもないですし。
>ロッククライマー
あのムーンクレスタ音がw 登る音がショット音!
当時はあまりの出来にビックリしました。
今も昔もテレビゲームはパクりパクられって感じですよね
そんなコナミさんも版権魔神になってしまって…うっ。(なんて)
アミダーの敵がアミダで動くのって、やっぱり当時はみんな知らなかった感じですよね。敵も結構速いので、そんなの見てられないし、周りで解析とかする時代でもないですし。
>ロッククライマー
あのムーンクレスタ音がw 登る音がショット音!
当時はあまりの出来にビックリしました。
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あと、四隅を塗りつぶすと敵に逆襲できましたが、そこまでが大変なゲームだと思います(笑)。
>アミーゴ
私も当時、本家より先にアミーゴをプレイしていたので、昔はアミダーの方がコピーものだとばかり思っていましたね。(^^ゞ
いかに当時は、デッドコピー物が氾濫していたか…という事が分かると思います。
まぁ、いかにもモドキっぽい名前を付けている物は、名前までそのまま完全コピーの物に比べると、まだ多少の良心が残されているのかと思いますが…(笑)
>アルゴリズム
敵がアミダくじの法則で動いているのは、私も後年になってから知りましたが、昔プレイしていた時はそこまで考えられないほど余裕が無かったですね。
他人がプレイしているのを見て、初めて敵の習性が分かったりするゲームというのも結構あると思いますが、このアミダーもその中の一つなのかもしれませんね。(^^)