昔のゲームの想い出 [0172] 「ミステリアスストーンズ -Dr.キックの大冒険-」 [データイースト] [1984] [アーケード]
《3つのお宝で1億点を!》
先日「スクランブルエッグ」を実家の筐体で動かしていたので、そろそろ「ミステリアストーンズ」の想い出を書いてみようかと思います。このゲームの事を「いずれ書く」ような事を大分昔に書いていたような気がしますが、やっと書く感じですね。
先日「スクランブルエッグ」を実家の筐体で動かしていたので、そろそろ「ミステリアストーンズ」の想い出を書いてみようかと思います。このゲームの事を「いずれ書く」ような事を大分昔に書いていたような気がしますが、やっと書く感じですね。
【ファーストインプレション】
初めて見た時は、墓場のステージで無限に出てくるガイコツに四苦八苦している人の姿でした。
「この人はなんで先に進めないんだろう? 難しいのかな?」という感じです。そして、そのままゲームオーバーになっていました。
その後は誰もプレーしていなかったので、私がプレーしたのですが、いきなり取ってはいけないものを取ってしまい、ワニに瞬殺されたという…
特にインストラクションカードにも書いていなかったので、「これはキツイなぁ~」って感じでした。
そして、よく分からないまま、神殿の中に入って、卵のような石をキックしたところ…
「あれっ? これって、スクランブルエッグなんじゃないのか…?」
と。 (最近こればっかりw)
最初はテクノスジャパンがこのゲームを作っているという認識はなく、普通にプレーしていました。
ガイコツのステージは、最初にプレーしていた人のプレーのような事にはならずに、宝箱を蹴ってはゴーストを出し、さっさとクリアできました。…と、初日の想い出はコレくらいです。
それから少しの間はデータイーストのゲームとばかり思ってプレーしていたのですが、オープニング画面でテクノスジャパンの文字を見つけて「あ~、これはスクランブルエッグのメーカーだったんだ…」という感じでした。
【お宝鑑定と1億点】
このゲームの有名なフィーチャーは、各ワールドで入手するお宝を学会や金持ちに見せて、お宝鑑定をしてもらうというものがあります。
お宝は3つのワールドでそれぞれ手に入り、遺跡の奥底で3つ並んでいるお宝の1つを持ち帰ります。(3つのうち1つを取ると、2つは消滅します)
このお宝は、見た目だけではどれが価値のあるものなのかが判断つかず、持ち帰った後に鑑定をしてもって価値が分かるものとなっています。
結論でいうとランダムなのです。そして価値があるものだと、何十万や何百万という鑑定が入り、凄い数値のスコアとなります。
これだけであれば、ただの運が左右する高スコアのゲームとなるのですが、このゲームには真の目的のようなものがありました。
それは「1億点ボーナス取得」というもので、この時代が放つ「最強のミステリーボーナス」というものでした。この時代で1億点をボーナスで取得できるゲームは幾つかありましたが、このゲームもまた、このトンデモボーナスを提供してくれるものだったりします。他にもこの時期のトンデモボーナスをくれるゲームには、同社の「Bウィング」や、タイトーの「メタルソルジャーアイザックII」等があります。また、これらから比べると少し値が小さいですが、テーカン(テクモ)の「スターフォース」や「アルゴスの戦士」も100万点が取得できる凄いものでした。
という感じで、時代的にはスコアのインフレがおかしくなっていた時代が見受けられました。
さて、話を戻すとして、この1億点ボーナス発動の条件は、各ワールドで「価値の有無関係なしで、ゲーム上予め決定されたお宝を持ち帰る」というもので、各ワールドの壁をキックすると(主にお宝の部屋の壁)、そのワールドで持ち帰るべきお宝のお告げを聴く事ができ、それを持ち帰って3ワールドをクリアすると発動します。この時持ち帰ったお宝がゼロの価値といえど、問題ありません。それがこのゲームをプレーした時に設定されている条件のようなのです。
そして3ワールドをクリアすると、3つのお宝判定が行われるのですが、ここで1億点を取得した際に表示される「謎のメッセージ」というのがあります。
「*********キカク」 (*は正規表現で書くと[0-9]です)
…何の意味かは分かりませんよね。
当時、私のいきつけのゲームセンターでは「1億点の発動方法は、ゲームセンター内で知れ渡っていた」のですが、このメッセージの意味は誰も知りませんでした。そしてこの状況が続いたまま、このゲームはゲームセンターから姿を消し、しばらくしてから近所の駄菓子屋のゲームコーナーで、2, 30円でプレーできるようになってきました。そしてある日、何かの雑誌(失念)にて、この謎のメッセージは、「データイーストの開発部署の電話番号であり、ここに連絡をすると贈答品が貰えた」ような記事が載っているのを目にします。
「なななななな、なんだそりゃ~。」、「…ん? これってなんだか似たような記憶があるな… あぁ、アレみたいなもんか…」という感じでした。
このようなトンデモイベントは、当時突拍子もなく行なわれていたような気がするので、「これを理解して、且つ実行にまで移した人ってどれ位いたのかなぁ~。」なんて思った事があります。「知り合い同士の内輪ネタなんじゃねーの?」みたいな…
【この基板を購入…】
正直、このゲームの事を当時はクソゲーに近い「C級のゲーム」と思っていたのですが、何気に所有していたりします。
それは「心のゲームである、スクランブルエッグみたい」だからとか、そのようなものではなく、当時お世話になっていたアイザックスコーポレーションさんにて「レグルスだったかボンジャックの在庫が切れていた時に、3000円で売っていた」事と、「エジプトのステージのBGMがとても好きだった。」という理由からでした。
この基板が家に来た日は、早速エジプトのステージに行って、このBGMを録音しました。当時はこのようなコンシューマーに移植されていないゲームの音を自宅の筐体の改造イヤホンジャックから直録して、コンポでBGMとして流す… という至高のひとときを過していました。しかしこのゲームは時間が来ると敵も出てきてしまう上に、その際にBGMが変わってしまったり、神殿内の同BGMでもSEが結構頻繁になるので、再生する音はDr.キックの歩行音がトテトテ鳴っていたり、相棒の鳥がけたたましく鳴いていたり、シュールなものでした。
また、お宝ステージのホラーっぽい曲も結構好きで、いまだに巻き舌でこのBGMを吹いていたりします。(^^ゞ
よくよく考えると、このゲームは現時点でも移植されていない上に、メーカーも(´・ω・`)な状態となっているので、移植はかなり厳しい状況になっているのが残念です。wiiなら500ポイントでw

だいぶ前に撮った基板の写真…まだ動くのかが不明です。
それこそミステリアス!
初めて見た時は、墓場のステージで無限に出てくるガイコツに四苦八苦している人の姿でした。
「この人はなんで先に進めないんだろう? 難しいのかな?」という感じです。そして、そのままゲームオーバーになっていました。
その後は誰もプレーしていなかったので、私がプレーしたのですが、いきなり取ってはいけないものを取ってしまい、ワニに瞬殺されたという…
特にインストラクションカードにも書いていなかったので、「これはキツイなぁ~」って感じでした。
そして、よく分からないまま、神殿の中に入って、卵のような石をキックしたところ…
と。 (最近こればっかりw)
最初はテクノスジャパンがこのゲームを作っているという認識はなく、普通にプレーしていました。
ガイコツのステージは、最初にプレーしていた人のプレーのような事にはならずに、宝箱を蹴ってはゴーストを出し、さっさとクリアできました。…と、初日の想い出はコレくらいです。
それから少しの間はデータイーストのゲームとばかり思ってプレーしていたのですが、オープニング画面でテクノスジャパンの文字を見つけて「あ~、これはスクランブルエッグのメーカーだったんだ…」という感じでした。
【お宝鑑定と1億点】
このゲームの有名なフィーチャーは、各ワールドで入手するお宝を学会や金持ちに見せて、お宝鑑定をしてもらうというものがあります。
お宝は3つのワールドでそれぞれ手に入り、遺跡の奥底で3つ並んでいるお宝の1つを持ち帰ります。(3つのうち1つを取ると、2つは消滅します)
このお宝は、見た目だけではどれが価値のあるものなのかが判断つかず、持ち帰った後に鑑定をしてもって価値が分かるものとなっています。
結論でいうとランダムなのです。そして価値があるものだと、何十万や何百万という鑑定が入り、凄い数値のスコアとなります。
これだけであれば、ただの運が左右する高スコアのゲームとなるのですが、このゲームには真の目的のようなものがありました。
それは「1億点ボーナス取得」というもので、この時代が放つ「最強のミステリーボーナス」というものでした。この時代で1億点をボーナスで取得できるゲームは幾つかありましたが、このゲームもまた、このトンデモボーナスを提供してくれるものだったりします。他にもこの時期のトンデモボーナスをくれるゲームには、同社の「Bウィング」や、タイトーの「メタルソルジャーアイザックII」等があります。また、これらから比べると少し値が小さいですが、テーカン(テクモ)の「スターフォース」や「アルゴスの戦士」も100万点が取得できる凄いものでした。
という感じで、時代的にはスコアのインフレがおかしくなっていた時代が見受けられました。
さて、話を戻すとして、この1億点ボーナス発動の条件は、各ワールドで「価値の有無関係なしで、ゲーム上予め決定されたお宝を持ち帰る」というもので、各ワールドの壁をキックすると(主にお宝の部屋の壁)、そのワールドで持ち帰るべきお宝のお告げを聴く事ができ、それを持ち帰って3ワールドをクリアすると発動します。この時持ち帰ったお宝がゼロの価値といえど、問題ありません。それがこのゲームをプレーした時に設定されている条件のようなのです。
そして3ワールドをクリアすると、3つのお宝判定が行われるのですが、ここで1億点を取得した際に表示される「謎のメッセージ」というのがあります。
…何の意味かは分かりませんよね。
当時、私のいきつけのゲームセンターでは「1億点の発動方法は、ゲームセンター内で知れ渡っていた」のですが、このメッセージの意味は誰も知りませんでした。そしてこの状況が続いたまま、このゲームはゲームセンターから姿を消し、しばらくしてから近所の駄菓子屋のゲームコーナーで、2, 30円でプレーできるようになってきました。そしてある日、何かの雑誌(失念)にて、この謎のメッセージは、「データイーストの開発部署の電話番号であり、ここに連絡をすると贈答品が貰えた」ような記事が載っているのを目にします。
「なななななな、なんだそりゃ~。」、「…ん? これってなんだか似たような記憶があるな… あぁ、アレみたいなもんか…」という感じでした。
このようなトンデモイベントは、当時突拍子もなく行なわれていたような気がするので、「これを理解して、且つ実行にまで移した人ってどれ位いたのかなぁ~。」なんて思った事があります。「知り合い同士の内輪ネタなんじゃねーの?」みたいな…
【この基板を購入…】
正直、このゲームの事を当時はクソゲーに近い「C級のゲーム」と思っていたのですが、何気に所有していたりします。
それは「心のゲームである、スクランブルエッグみたい」だからとか、そのようなものではなく、当時お世話になっていたアイザックスコーポレーションさんにて「レグルスだったかボンジャックの在庫が切れていた時に、3000円で売っていた」事と、「エジプトのステージのBGMがとても好きだった。」という理由からでした。
この基板が家に来た日は、早速エジプトのステージに行って、このBGMを録音しました。当時はこのようなコンシューマーに移植されていないゲームの音を自宅の筐体の改造イヤホンジャックから直録して、コンポでBGMとして流す… という至高のひとときを過していました。しかしこのゲームは時間が来ると敵も出てきてしまう上に、その際にBGMが変わってしまったり、神殿内の同BGMでもSEが結構頻繁になるので、再生する音はDr.キックの歩行音がトテトテ鳴っていたり、相棒の鳥がけたたましく鳴いていたり、シュールなものでした。
また、お宝ステージのホラーっぽい曲も結構好きで、いまだに巻き舌でこのBGMを吹いていたりします。(^^ゞ
よくよく考えると、このゲームは現時点でも移植されていない上に、メーカーも(´・ω・`)な状態となっているので、移植はかなり厳しい状況になっているのが残念です。wiiなら500ポイントでw

だいぶ前に撮った基板の写真…まだ動くのかが不明です。
それこそミステリアス!
コメント
スコアの異常さが素敵なゲーム
凄いインフレですよねw
私もこのゲームが最初に凄い桁を見たゲームですね。
次がスペースハリアーです。1面の岩1つで5000点なんてw
>ガイコツ
狭いところのガイコツはキックでしか倒せないんですよね。とおるくんばりの厳しい判定!
>壁蹴り
壁蹴りは基本ですよね。「イソゲ」と警告が出ても蹴り続けたりしてましたw
>謎のメッセージ
おぉ~。ベーマガでしたか! これは完全に失念してます。(^^ゞ
次がスペースハリアーです。1面の岩1つで5000点なんてw
>ガイコツ
狭いところのガイコツはキックでしか倒せないんですよね。とおるくんばりの厳しい判定!
>壁蹴り
壁蹴りは基本ですよね。「イソゲ」と警告が出ても蹴り続けたりしてましたw
>謎のメッセージ
おぉ~。ベーマガでしたか! これは完全に失念してます。(^^ゞ
コメントの投稿
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8桁以上の桁を見たのは、このゲームが初めてだったりします。
ただゲームそのものは、スクランブルエッグの発展系と考えて間違い無いかと…(^^)
>ガイコツ
あれは、倒しても倒しても一定時間で次々と復活してくるという、ゾンビのようなガイコツでしたね(笑)。
画面の最下段にプレイヤーがいる状態で、横方向からガイコツが現れると、もうどうしようもない所が…(^^;
>トンデモボーナス
3ワールドで、それぞれ設定された3つのお宝を取ると1億点ボーナスですが、他にも壁蹴りで1千万点(場所はランダムでしたが)なんてのもありましたね(笑)。
昔、2ワールドまでの終了時点で、壁蹴りだけで7千万点(!)なんて事もありました(爆)。
>謎のメッセージ
開発部署の電話番号という感じで記述されていたのは、確かベーマガだったような記憶がありますね。