昔のゲームの想い出 [0170] 「トロン」 [トミー] [1983] [ぴゅう太]
《ワイヤーフレームっぽいけど実は違うっ!》
K氏とTwitterでやりとりをしていたら、トロンの基板を倉庫から発掘しているとの事で、私も見習ってトロンを発掘しました。もちろん基板ではなく、コレですが…

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K氏とTwitterでやりとりをしていたら、トロンの基板を倉庫から発掘しているとの事で、私も見習ってトロンを発掘しました。もちろん基板ではなく、コレですが…

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【ファーストインプレッション】
このゲームは近所のいきつけのおもちゃ屋に置いてあった「ぴゅう太」のチラシで初めて見ました。奥行のある空間にワイヤーフレームで描画されたキャラクター、とても映画のトロンを彷彿させるもので、当時、映画のトロンを見た事が無かった私は、このゲームにサイバーを感じていました。
当時の私の中で「トロン」というと、雑誌などに常にライトサイクルが掲載されていた事と、オレたちひょうきん族で、タケちゃんマンとアミダばばあが、トロンをネタにしたアミダくじ(これが凄くカッコイイ)の回で、バツゲームに「コップ」というのをやっていて、Y田くんがツボにハマリ、常に「コップ コップ」言っていたという想い出が強いのですが、このゲーム画面は私にとってベクタースキャンのゲームを想像させ、「一体、どんなゲームなんだろう…」という感じでした。
ある日、いきつけのおもちゃ屋にトロンが入荷され、ミッションアタックの時と同じく、「このゲーム動かせませんか?」「ダメだよ。」の問答をしては、隣のゲーセンで長期に渡って稼働していた「アミダー(のコピー品のアミーゴ)」をふて腐れてプレーしていました。アミダばばあの歌を歌いながら…
そして、「ちっ。ケチなおもちゃ屋だな。消えちまえ!」なんて思っていたら、このおもちゃ屋はこの翌年に潰れました。「OKIの祈りは天に届いた。」
結局、初めてカセットを見た時から、しばらくはこのゲームの動いているところを見る事はありませんでした。
【ついに見る事が】
それから数年後、2駅隣にある中古屋(今でいうブックオフみたいな所)でぴゅう太とトロンが中古で売っている所を目撃し、これがデモで流れている画面を見て驚愕しました。
「これって、自機が画面を360度回るゲームだったんだ… (ゴクリ)」
そして、よくよく見ていると、あるゲームを想い出しました。
「あれっ? これってよく考えると、『ジャイラス』じゃん。」
と。 そうです。このゲームの自機の仕様は「ジャイラス」のソレに近いのです(ジャイラスの方が自機が円運動な上に、レバー操作が上下で反転するので良くできています)。
しかし、画面上部に「DAMAGE」のゲージが表示されており、「あれはなんなんだろう… デモでは、ちゃんとしたゲームとして動いていないし…」と、眺めるだけでした。
いきつけでも無いお店だったので、かなり迷いましたが、勇気を振り絞って、店員さんにプレーさせてもらえないか、お願いしたところ… 「いいですよ。」と許可をいただき、初めてのプレーをしました。
【いよいよ初プレー】
ついに念願のトロンのプレーです。「ジャイラスみたいなゲームかな? ジャイラスだよね? ジャイラスに違いない。」と自己暗示にかかっていた私は、ジャイラスと思ってプレーした訳ですが、始まった瞬間に爆死し、「えっ?」と。
このゲームはもの凄くスピードが速く、ジャイラスのソレとは別次元のものでした。しかもさっきまで謎だった「DAMAGE」は、「迫ってくる赤い敵が画面手前に来ると、DAMAGEを受ける」という仕様で、「この赤い敵を倒す事がこのゲームの目的」という事をプレーして初めて知りました。
初見のチラシには、この事は書いておらず、且つ潰れたおもちゃ屋のおっちゃんは、トロンの箱の裏をショーケースの後ろから見れない位置に置きやがったので、このゲームの操作方法すら知らなかったのです(ぴゅう太のカセットは、箱の後がマニュアルになっています)。
そして、「ジャイラスとは別物」と知った私は、軽くカルチャーショックを受けました。
しかもサイバーを感じていた、ワイヤーフレームの背景やキャラクターはただのアニメ(ぴゅう太はスプライト機能の事を「アニメ」と呼びます)で、「ただのワイヤーフレームに見えるだけのキャラクター」という事を知ってガックリきました。これでは「塗り潰していない、ただの単色のドット絵の線です。」
しかしそれでも、この高速感はぴゅう太のゲームでは類を見ないものでした。「こんなに速く動かせるんだなぁ~」と満足して、お店の人にお礼を言ってお店を出ました。(結局、高かったので買えませんでした)
◇ ◇ ◇
これが私のトロンの想い出です。今はこうして所持していますが、当時の想い出が蘇えるので、「トロン:レガシー」は見に行こうかな…と思います。そして、今はこのゲームの動画が見れるなんて凄い時代だなぁ~なんて思います。
ぴゅう太を出したついでに、次はあるゲームの想い出を書こうと思います。
最近お客さんがメールである単語を書くときに、私と違った感じで書いてくるので、凄く引っかかるのです。
そして、そのゲームを常に想い出していました。
このゲームは近所のいきつけのおもちゃ屋に置いてあった「ぴゅう太」のチラシで初めて見ました。奥行のある空間にワイヤーフレームで描画されたキャラクター、とても映画のトロンを彷彿させるもので、当時、映画のトロンを見た事が無かった私は、このゲームにサイバーを感じていました。
当時の私の中で「トロン」というと、雑誌などに常にライトサイクルが掲載されていた事と、オレたちひょうきん族で、タケちゃんマンとアミダばばあが、トロンをネタにしたアミダくじ(これが凄くカッコイイ)の回で、バツゲームに「コップ」というのをやっていて、Y田くんがツボにハマリ、常に「コップ コップ」言っていたという想い出が強いのですが、このゲーム画面は私にとってベクタースキャンのゲームを想像させ、「一体、どんなゲームなんだろう…」という感じでした。
ある日、いきつけのおもちゃ屋にトロンが入荷され、ミッションアタックの時と同じく、「このゲーム動かせませんか?」「ダメだよ。」の問答をしては、隣のゲーセンで長期に渡って稼働していた「アミダー(のコピー品のアミーゴ)」をふて腐れてプレーしていました。アミダばばあの歌を歌いながら…
そして、「ちっ。ケチなおもちゃ屋だな。消えちまえ!」なんて思っていたら、このおもちゃ屋はこの翌年に潰れました。「OKIの祈りは天に届いた。」
結局、初めてカセットを見た時から、しばらくはこのゲームの動いているところを見る事はありませんでした。
【ついに見る事が】
それから数年後、2駅隣にある中古屋(今でいうブックオフみたいな所)でぴゅう太とトロンが中古で売っている所を目撃し、これがデモで流れている画面を見て驚愕しました。
「これって、自機が画面を360度回るゲームだったんだ… (ゴクリ)」
そして、よくよく見ていると、あるゲームを想い出しました。
と。 そうです。このゲームの自機の仕様は「ジャイラス」のソレに近いのです(ジャイラスの方が自機が円運動な上に、レバー操作が上下で反転するので良くできています)。
しかし、画面上部に「DAMAGE」のゲージが表示されており、「あれはなんなんだろう… デモでは、ちゃんとしたゲームとして動いていないし…」と、眺めるだけでした。
いきつけでも無いお店だったので、かなり迷いましたが、勇気を振り絞って、店員さんにプレーさせてもらえないか、お願いしたところ… 「いいですよ。」と許可をいただき、初めてのプレーをしました。
【いよいよ初プレー】
ついに念願のトロンのプレーです。「ジャイラスみたいなゲームかな? ジャイラスだよね? ジャイラスに違いない。」と自己暗示にかかっていた私は、ジャイラスと思ってプレーした訳ですが、始まった瞬間に爆死し、「えっ?」と。
このゲームはもの凄くスピードが速く、ジャイラスのソレとは別次元のものでした。しかもさっきまで謎だった「DAMAGE」は、「迫ってくる赤い敵が画面手前に来ると、DAMAGEを受ける」という仕様で、「この赤い敵を倒す事がこのゲームの目的」という事をプレーして初めて知りました。
初見のチラシには、この事は書いておらず、且つ潰れたおもちゃ屋のおっちゃんは、トロンの箱の裏をショーケースの後ろから見れない位置に置きやがったので、このゲームの操作方法すら知らなかったのです(ぴゅう太のカセットは、箱の後がマニュアルになっています)。
そして、「ジャイラスとは別物」と知った私は、軽くカルチャーショックを受けました。
しかもサイバーを感じていた、ワイヤーフレームの背景やキャラクターはただのアニメ(ぴゅう太はスプライト機能の事を「アニメ」と呼びます)で、「ただのワイヤーフレームに見えるだけのキャラクター」という事を知ってガックリきました。これでは「塗り潰していない、ただの単色のドット絵の線です。」
しかしそれでも、この高速感はぴゅう太のゲームでは類を見ないものでした。「こんなに速く動かせるんだなぁ~」と満足して、お店の人にお礼を言ってお店を出ました。(結局、高かったので買えませんでした)
これが私のトロンの想い出です。今はこうして所持していますが、当時の想い出が蘇えるので、「トロン:レガシー」は見に行こうかな…と思います。そして、今はこのゲームの動画が見れるなんて凄い時代だなぁ~なんて思います。
ぴゅう太を出したついでに、次はあるゲームの想い出を書こうと思います。
最近お客さんがメールである単語を書くときに、私と違った感じで書いてくるので、凄く引っかかるのです。
そして、そのゲームを常に想い出していました。
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