昔のゲームの想い出 [0001] 「ドルアーガの塔」 [ナムコ] [1984] [アーケード]
《80年代ゲーム最強のディテール!》
さて、今後はプログラミング以外にも定期的(というか昔話が書きたいとき)に昔のゲームの想い出やそれに関連するゲームプログラミングの話などを書いていこうと思います。
ゲームのジャンルや時期、プラットフォームなどはアトランダムですが、インベーダー時代から、2Dの終焉の頃のゲームが一番思い入れが強いので、その辺りのことを書いていこうと思っています。
ということで、まずは最終的には基板まで購入することになった、最も思い入れのあるゲームの一つ、ドルアーガの塔から始めたいと思います。

◇ ◇ ◇
初めてこのゲームをゲームセンターで見た時、周りのギャラリーがみんな手帳を持っていたことが印象的でした。この手帳は各ステージの宝の出現方法を独自に記述しているものでした。後にベーシックマガジンのスーパーソフトコーナーで全面の宝の出し方が公表されたのですが、リリース直後ではこの解法が知られていなかったために、みんなが人のプレーから宝の出現方法を知ろうと一生懸命だったので、本ゲームのリリース直後には、この光景が多く見られていた訳です。
当時としては本当にスゴイ話で、宝の入手方法が分らないと全面をクリアできない、しかも入手方法がかなり不可思議なものが多かったので、私もこの初見から数日後、クラスメートのK井くんと、ゲームセンターに手帳を持って行き、人のプレーを見ながら「今のステージどうやって出した?」などと、人のプレーからどのように出現させたのかをお互いで相談しながら解析したものでした。
またヒドイ人だと、夜だというのにゲーセンにある蛍光灯反射のダンボール(駄菓子屋などに多く置いてあり、モニターの上に被せて画面を多い、蛍光灯や日光の反射を押えるための装備)で、ステージの画面を隠して解法を見せない方などがいたそうで、ベーシックマガジンで解法が公表されるまでは、一部のゲームセンターでは割と険悪な雰囲気があったとかいう話を聴いたことがありました。
◇ ◇ ◇
私がこのゲームにハマったのは、全面をクリアする前にゲームセンターで知り合った一つ年上のY本くんからクリア画面を見せてもらい、「全部を覚えてクリアすると、かなり楽しいよ。」とアドバイスを貰い、全面の宝の出し方を覚えたクチで、全てを覚えて全面を1コイン1機でクリアできる頃には、ギルのパワーアップインフラの感覚、60階をかけあがる感覚がたまらなく面白くなってきたという形でハマっていきました。
慣れてくると、このゲームは恐しい程のディテールが見えてきて、例えば13面の宝、レッドラインシールドのシールドを入手すると、主人公のギルのシールドに赤いラインが描画される、37面のハイパーヘルメットを入手するとギルのヘルメットに角が描画される等、数ドットのディテールにエクスタシーさえ感じてしまう程(大袈裟ですが(^^;)の感動を覚えた記憶があります。
あまり知られていないみたい(?)なのですが、26面のハイパーガントレットを正しく入手しないと、剣が抜けなくなる(もうゲームオーバーしかなく、コンティニューをしてもクリア不能となる)赤いガントレットが入手され、この際ギルのガントレットがちゃんと赤く描画されていたりします。
この状況を他のプレイヤーが遭遇していて四苦八苦していた際に、初めてこの処理を見てしまい、私はこのディテールに驚愕し、「こんなクリアも出来無くなるアイテムに対してキチンと描画している、スゲー!!」とゲームセンターで大騒ぎをしてしまいました。(^^;
この時感じたのは、「コンピューターゲームのこだわりというはとても凄いことなんだな。しかも、この処理を誰かがプログラミングしないと、このように表現できていない訳で、誰かがこのプログラミングをしたんだ。すごいことなんだな。」と思いました。



さて、今後はプログラミング以外にも定期的(というか昔話が書きたいとき)に昔のゲームの想い出やそれに関連するゲームプログラミングの話などを書いていこうと思います。
ゲームのジャンルや時期、プラットフォームなどはアトランダムですが、インベーダー時代から、2Dの終焉の頃のゲームが一番思い入れが強いので、その辺りのことを書いていこうと思っています。
ということで、まずは最終的には基板まで購入することになった、最も思い入れのあるゲームの一つ、ドルアーガの塔から始めたいと思います。

初めてこのゲームをゲームセンターで見た時、周りのギャラリーがみんな手帳を持っていたことが印象的でした。この手帳は各ステージの宝の出現方法を独自に記述しているものでした。後にベーシックマガジンのスーパーソフトコーナーで全面の宝の出し方が公表されたのですが、リリース直後ではこの解法が知られていなかったために、みんなが人のプレーから宝の出現方法を知ろうと一生懸命だったので、本ゲームのリリース直後には、この光景が多く見られていた訳です。
当時としては本当にスゴイ話で、宝の入手方法が分らないと全面をクリアできない、しかも入手方法がかなり不可思議なものが多かったので、私もこの初見から数日後、クラスメートのK井くんと、ゲームセンターに手帳を持って行き、人のプレーを見ながら「今のステージどうやって出した?」などと、人のプレーからどのように出現させたのかをお互いで相談しながら解析したものでした。
またヒドイ人だと、夜だというのにゲーセンにある蛍光灯反射のダンボール(駄菓子屋などに多く置いてあり、モニターの上に被せて画面を多い、蛍光灯や日光の反射を押えるための装備)で、ステージの画面を隠して解法を見せない方などがいたそうで、ベーシックマガジンで解法が公表されるまでは、一部のゲームセンターでは割と険悪な雰囲気があったとかいう話を聴いたことがありました。
私がこのゲームにハマったのは、全面をクリアする前にゲームセンターで知り合った一つ年上のY本くんからクリア画面を見せてもらい、「全部を覚えてクリアすると、かなり楽しいよ。」とアドバイスを貰い、全面の宝の出し方を覚えたクチで、全てを覚えて全面を1コイン1機でクリアできる頃には、ギルのパワーアップインフラの感覚、60階をかけあがる感覚がたまらなく面白くなってきたという形でハマっていきました。
慣れてくると、このゲームは恐しい程のディテールが見えてきて、例えば13面の宝、レッドラインシールドのシールドを入手すると、主人公のギルのシールドに赤いラインが描画される、37面のハイパーヘルメットを入手するとギルのヘルメットに角が描画される等、数ドットのディテールにエクスタシーさえ感じてしまう程(大袈裟ですが(^^;)の感動を覚えた記憶があります。
あまり知られていないみたい(?)なのですが、26面のハイパーガントレットを正しく入手しないと、剣が抜けなくなる(もうゲームオーバーしかなく、コンティニューをしてもクリア不能となる)赤いガントレットが入手され、この際ギルのガントレットがちゃんと赤く描画されていたりします。
この状況を他のプレイヤーが遭遇していて四苦八苦していた際に、初めてこの処理を見てしまい、私はこのディテールに驚愕し、「こんなクリアも出来無くなるアイテムに対してキチンと描画している、スゲー!!」とゲームセンターで大騒ぎをしてしまいました。(^^;
この時感じたのは、「コンピューターゲームのこだわりというはとても凄いことなんだな。しかも、この処理を誰かがプログラミングしないと、このように表現できていない訳で、誰かがこのプログラミングをしたんだ。すごいことなんだな。」と思いました。



コメント
No title
ドルアーガは、ファミコン版でプレイしましたが、私がやりこんだゲームのひとつです。ところで、某ボーカロイドの「おなかすいたうた」を聞いててこのゲームを思い出した。アニメの「魔神英雄伝ワタル」と並ぶ思い出深い作品です。
FC版は頑張って移植されていた感じでしたよねぇ~
初めまして、すーぱーぺるるさん
>ファミコン版でプレイしました
裏ドルアーガが搭載された、凄い移植でしたよね。
初めて裏をプレーした時は一面から宝の出現条件が分からないで、後から発売された攻略本を見て、「こんなの分かるかー!」って、ゲームセンターで感じた時以上に理不尽さを感じたものです。
しかし、今でも「クオックスの炎を最長まで噴かせる (19F)」などは、アーケード版にはない、感動する出現条件だと思ってますw
>「おなかすいたうた」
この歌って急に広まりましたよね。元ネタや出所が分からず、「えっ?これって昔からあった替え歌なの!?」って最初は思いました。(^^;
>「魔神英雄伝ワタル」
FC版プレー時期となると、近いですよね。
私もワタルを夕方のオンタイムで見ていたので、その気持分かります。(^^)
>ファミコン版でプレイしました
裏ドルアーガが搭載された、凄い移植でしたよね。
初めて裏をプレーした時は一面から宝の出現条件が分からないで、後から発売された攻略本を見て、「こんなの分かるかー!」って、ゲームセンターで感じた時以上に理不尽さを感じたものです。
しかし、今でも「クオックスの炎を最長まで噴かせる (19F)」などは、アーケード版にはない、感動する出現条件だと思ってますw
>「おなかすいたうた」
この歌って急に広まりましたよね。元ネタや出所が分からず、「えっ?これって昔からあった替え歌なの!?」って最初は思いました。(^^;
>「魔神英雄伝ワタル」
FC版プレー時期となると、近いですよね。
私もワタルを夕方のオンタイムで見ていたので、その気持分かります。(^^)
No title
>私もワタルを夕方のオンタイムで見ていたので、その気持分かります。
故・芦田豊雄さんのキャラデザイン作品は銀河漂流バイファムと魔動王グランゾート(どちらもメカデザインは大河原邦男さん)も好きでした。
>この歌って急に広まりましたよね。元ネタや出所が分からず、「えっ?これって昔からあった替え歌なの!?」って最初は思いました。(^^;
ですよね。
故・芦田豊雄さんのキャラデザイン作品は銀河漂流バイファムと魔動王グランゾート(どちらもメカデザインは大河原邦男さん)も好きでした。
>この歌って急に広まりましたよね。元ネタや出所が分からず、「えっ?これって昔からあった替え歌なの!?」って最初は思いました。(^^;
ですよね。
No title
>芦田豊雄さん
この方のキャラデザのアニメは沢山見ましたねぇ~。
70年代から見てましたw
この方のキャラデザのアニメは沢山見ましたねぇ~。
70年代から見てましたw
No title
>この方のキャラデザのアニメは沢山見ましたねぇ~
私は初代ミンキーモモからバイファム、ガラット、ワタル、グランゾートが特に思い出深いです。
スタジオライブ出身のアニメーターさんには山内則康さん(色っぽい女性キャラが多い)もいましたね。
ファミコン版の裏ドルアーガは攻略本片手にプレイしましたね。
私は初代ミンキーモモからバイファム、ガラット、ワタル、グランゾートが特に思い出深いです。
スタジオライブ出身のアニメーターさんには山内則康さん(色っぽい女性キャラが多い)もいましたね。
ファミコン版の裏ドルアーガは攻略本片手にプレイしましたね。
No title
>私は初代ミンキーモモからバイファム、ガラット、ワタル、グランゾートが特に思い出深いです。
おぉ~。R40直撃世代ですねw
>山内則康さん
この方は超現役ですよね。あの年齢でここまで現役なのが凄いというか…
>裏ドルアーガは攻略本片手にプレイしましたね。
アーケードよりもプレーユーザ層は多そうですが、意外とやりこまれていない(知られていない)攻略なので、当時は攻略本必須だと思います。
おぉ~。R40直撃世代ですねw
>山内則康さん
この方は超現役ですよね。あの年齢でここまで現役なのが凄いというか…
>裏ドルアーガは攻略本片手にプレイしましたね。
アーケードよりもプレーユーザ層は多そうですが、意外とやりこまれていない(知られていない)攻略なので、当時は攻略本必須だと思います。
No title
ドルアーガの塔は、五本指その2です^^
僕も昔、基板を持っていました!
縦型でなければなあ・・・
まあ横のクレイジークライマーも売りましたが(笑)。
僕も、今でも宝箱の出し方は覚えています!
・・・いや、不要なのはわからん(笑)。
宝箱の出し方を書いた紙をクリアファイルで持ち歩き、
ひとつずつ埋めていくのが楽しかったです。
でもそういえば・・・けっこうやり込んだつもりでしたが、
2人がベストか。1人クリアは1回も無いです。
スターフォースでも簡単にオミクロンまで到達していますし、
OKIさんは、何でも上手ですね^^
基板を手放したのは残念ですが、
PS版の裏ドルアーガが素晴らしいので良しとします(?)。
僕も昔、基板を持っていました!
縦型でなければなあ・・・
まあ横のクレイジークライマーも売りましたが(笑)。
僕も、今でも宝箱の出し方は覚えています!
・・・いや、不要なのはわからん(笑)。
宝箱の出し方を書いた紙をクリアファイルで持ち歩き、
ひとつずつ埋めていくのが楽しかったです。
でもそういえば・・・けっこうやり込んだつもりでしたが、
2人がベストか。1人クリアは1回も無いです。
スターフォースでも簡単にオミクロンまで到達していますし、
OKIさんは、何でも上手ですね^^
基板を手放したのは残念ですが、
PS版の裏ドルアーガが素晴らしいので良しとします(?)。
No title
たかしさんも基板で遊んでた人なんですね。
当時ゲームセンターで遊びまくっていた人は基板に手を出してしまいますよね。
> 僕も、今でも宝箱の出し方は覚えています!
> ・・・いや、不要なのはわからん(笑)。
不要なのは要らないですよねw 出し方も面倒なの多いし。
> 宝箱の出し方を書いた紙をクリアファイルで持ち歩き、
> ひとつずつ埋めていくのが楽しかったです。
このゲームは、こういう楽しみ方がありますよね。
> でもそういえば・・・けっこうやり込んだつもりでしたが、
> 2人がベストか。1人クリアは1回も無いです。
1人クリアは結構大変ですよね。安定しないというか…
それがこのゲームの素晴らしいところだと思います。(^^)
> スターフォースでも簡単にオミクロンまで到達していますし、
> OKIさんは、何でも上手ですね^^
最近の記事を読んだみたいですねw
昔とった杵柄ってヤツです。(´▽`)v
> 基板を手放したのは残念ですが、
> PS版の裏ドルアーガが素晴らしいので良しとします(?)。
移植者でもプレー感覚が同じであれば、問題なしです!(・∀・)
当時ゲームセンターで遊びまくっていた人は基板に手を出してしまいますよね。
> 僕も、今でも宝箱の出し方は覚えています!
> ・・・いや、不要なのはわからん(笑)。
不要なのは要らないですよねw 出し方も面倒なの多いし。
> 宝箱の出し方を書いた紙をクリアファイルで持ち歩き、
> ひとつずつ埋めていくのが楽しかったです。
このゲームは、こういう楽しみ方がありますよね。
> でもそういえば・・・けっこうやり込んだつもりでしたが、
> 2人がベストか。1人クリアは1回も無いです。
1人クリアは結構大変ですよね。安定しないというか…
それがこのゲームの素晴らしいところだと思います。(^^)
> スターフォースでも簡単にオミクロンまで到達していますし、
> OKIさんは、何でも上手ですね^^
最近の記事を読んだみたいですねw
昔とった杵柄ってヤツです。(´▽`)v
> 基板を手放したのは残念ですが、
> PS版の裏ドルアーガが素晴らしいので良しとします(?)。
移植者でもプレー感覚が同じであれば、問題なしです!(・∀・)
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