昔のゲームの想い出 [0167] 「火の鳥 鳳凰編 我王の冒険」 [コナミ] [1987] [ファミリーコンピュータ]
《落る直前に鬼瓦を連射!》
9月に京都に行った時に鬼瓦を見たので、このゲームの事を書こう書こうと思っていました。(^^)
このゲームが出た当時は「ソロモンの鍵」に超ハマっていたので、「和風(和製)ソロモンの鍵」みたいな事言っていた自分がいたりします。(^^ゞ
凄く久々にプレーしましたが、バランスが非常に良くて面白いです。
この年の前後のコナミのファミリーコンピュータゲームはアーケードの比にならない位、力作が出まくっていたという見解なので、私にとって感慨深いものばかりです。
という事で、このゲームの想い出を書いてみたいと思います。

良質なアクションゲームです。(^^)
9月に京都に行った時に鬼瓦を見たので、このゲームの事を書こう書こうと思っていました。(^^)
このゲームが出た当時は「ソロモンの鍵」に超ハマっていたので、「和風(和製)ソロモンの鍵」みたいな事言っていた自分がいたりします。(^^ゞ
凄く久々にプレーしましたが、バランスが非常に良くて面白いです。
この年の前後のコナミのファミリーコンピュータゲームはアーケードの比にならない位、力作が出まくっていたという見解なので、私にとって感慨深いものばかりです。
という事で、このゲームの想い出を書いてみたいと思います。

良質なアクションゲームです。(^^)
【ファーストインプレッション】
このゲームはクリスマス/正月商戦前にコンプティークで紹介されていたプロトタイプバージョンの頃からチェックしていました。映画の製作が角川書店だったので、この雑誌やマル勝ファミコン上で、沢山紹介されていた感じです。そして、これらの記事の中の大和編の森と滝のシーンにすこぶる感動して、「なんなんだ、このグラフィックは… 1BGパレット3色のレベルじゃない…」みたいな感じでした。マップチップのレベルが「がんばれゴエモン!」や、「悪魔城ドラキュラ」とは違った、また一段上のものに感じました。
私にとって、これがこのゲームを買う決めてとなった感じです。「マドゥーラの翼」の時もそうでしたが、「ゲームの世界観に興味が湧くグラフィックを持つゲーム」というのは凄いと思います。
今でもお気に入りの"森の滝"と"山の雲霧"の背景。
ワビサビ含めてハイレベルのマップチップです。
【1Mビット!?】
買う前にあまり意識していなくて、買ってからパッケージを見て、「あれれ?」と思った想い出に、「1Mビット」というシールが貼ってあった事です。
このゲームの前に「がんばれゴエモン」を買っていた私としては、「あれ?サイズが半分に減った? なんで???」と思ったものです。
この頃辺りから、ディスクシステムや、このようなメガROMというのは、「グーニーズの4倍」などと、よく引き合いに出され始めたものですが(当時はキャラクタROMとテキストROMの合計サイズはあまり引き合いに出されていませんでした)、私としては単純に「手が抜かれた?」みたいな思いがしてなりませんでした。まぁ、後になって「別にゲームはボリュームではない」と思う訳ですが…
ちなみに、「ビット」と「バイト」のこだわりをするようになったものメガROMのお陰です。現在なら「なんだよ、バイトじゃなくてビットかよ。8分の1かよ!」とか少しメガメガサギっぽいですよね。(なんてw)
【初日クリアに手を焼いた…】
この頃のコナミさんお得意の「ワープ」がこのゲームも炸裂しており、「まぁ、いつもの事だな。」なんて、初日クリアを目指した私ですが、普通に3世代のワープを繰り返しても、最後の一つのパーツが一向に見付からない…という状況に。このゲームは太古(昔)/大和(この世界の現代)/来世(未来)とワープをして、その世代のステージに移動したら、連続してクリアする事を繰り返せば、殆どの火の鳥の絵のパーツが入手できるのですが、1つのみ特定のステージでワープをする必要があり、これを探すのに半日位かけて結局いつもの徹夜になってしまった…
という想い出があります。見付けた時のグッタリ感は結構トラウマ級な想い出なので、いまだに「太古の氷のステージの氷の壁のところのワープ…」と、つぶやきながらプレーしてしまいます。

ここだけ別にBGMが用意されています。ステージも地震が…
でもボスはいないんですけどねw
【このゲームのエンディング】
この映画のCMにかかっていた(正確には映画のエンディング)と、このゲームのエンディングのBGMが同じなので、このゲームのエンディングを遊びに来ていた雅美に見せたら、それから数日間は、この曲を"いい加減な歌詞で歌う"ようになり、いまだに頭から離れません。この曲のイントロの歌詞は「You Carry Us On Your…」らしいのですが、雅美は「ゆーせいやー」と何度も歌っていたので、今このゲームをクリアしても、ついつい「ゆーせいやー」と私も脳内で再生されてしまいます。

久々にクリアし、そしてイントロを口ずさみました。
あの世にいる雅美よ。聴いてるか?
◇ ◇ ◇
鬼瓦というシステムもゲームバランスも良い上に、グラフィック/サウンドも良いという、非常に良質のアクションゲームなので、個人的には「S or A級のゲーム」なのですが、当時はあまり人気がなかったのが悲しかったものです。
「やっぱり主人公がカッコ悪いのと、火の鳥がゲームと一切関係無い事が敗因なのかなぁ~」なんて当時は思いました。
あっ、そうそう。「MSX版の火の鳥 鳳凰編」は縦スクロールのシューティングゲームとなっているのですが、これは一度もプレーした事がないんですよね。雑誌で見るたびに「どんな感じなんだろ…」と思っていて、20年以上経過してしまいました。そのうち中古で手に入れて遊んでみたいなぁ~とか思ったりして。(^^)
このゲームはクリスマス/正月商戦前にコンプティークで紹介されていたプロトタイプバージョンの頃からチェックしていました。映画の製作が角川書店だったので、この雑誌やマル勝ファミコン上で、沢山紹介されていた感じです。そして、これらの記事の中の大和編の森と滝のシーンにすこぶる感動して、「なんなんだ、このグラフィックは… 1BGパレット3色のレベルじゃない…」みたいな感じでした。マップチップのレベルが「がんばれゴエモン!」や、「悪魔城ドラキュラ」とは違った、また一段上のものに感じました。
私にとって、これがこのゲームを買う決めてとなった感じです。「マドゥーラの翼」の時もそうでしたが、「ゲームの世界観に興味が湧くグラフィックを持つゲーム」というのは凄いと思います。
![]() | ![]() |
ワビサビ含めてハイレベルのマップチップです。
【1Mビット!?】
買う前にあまり意識していなくて、買ってからパッケージを見て、「あれれ?」と思った想い出に、「1Mビット」というシールが貼ってあった事です。
このゲームの前に「がんばれゴエモン」を買っていた私としては、「あれ?サイズが半分に減った? なんで???」と思ったものです。
この頃辺りから、ディスクシステムや、このようなメガROMというのは、「グーニーズの4倍」などと、よく引き合いに出され始めたものですが(当時はキャラクタROMとテキストROMの合計サイズはあまり引き合いに出されていませんでした)、私としては単純に「手が抜かれた?」みたいな思いがしてなりませんでした。まぁ、後になって「別にゲームはボリュームではない」と思う訳ですが…
ちなみに、「ビット」と「バイト」のこだわりをするようになったものメガROMのお陰です。現在なら「なんだよ、バイトじゃなくてビットかよ。8分の1かよ!」とか少しメガメガサギっぽいですよね。(なんてw)
【初日クリアに手を焼いた…】
この頃のコナミさんお得意の「ワープ」がこのゲームも炸裂しており、「まぁ、いつもの事だな。」なんて、初日クリアを目指した私ですが、普通に3世代のワープを繰り返しても、最後の一つのパーツが一向に見付からない…という状況に。このゲームは太古(昔)/大和(この世界の現代)/来世(未来)とワープをして、その世代のステージに移動したら、連続してクリアする事を繰り返せば、殆どの火の鳥の絵のパーツが入手できるのですが、1つのみ特定のステージでワープをする必要があり、これを探すのに半日位かけて結局いつもの徹夜になってしまった…
という想い出があります。見付けた時のグッタリ感は結構トラウマ級な想い出なので、いまだに「太古の氷のステージの氷の壁のところのワープ…」と、つぶやきながらプレーしてしまいます。

ここだけ別にBGMが用意されています。ステージも地震が…
でもボスはいないんですけどねw
【このゲームのエンディング】
この映画のCMにかかっていた(正確には映画のエンディング)と、このゲームのエンディングのBGMが同じなので、このゲームのエンディングを遊びに来ていた雅美に見せたら、それから数日間は、この曲を"いい加減な歌詞で歌う"ようになり、いまだに頭から離れません。この曲のイントロの歌詞は「You Carry Us On Your…」らしいのですが、雅美は「ゆーせいやー」と何度も歌っていたので、今このゲームをクリアしても、ついつい「ゆーせいやー」と私も脳内で再生されてしまいます。

久々にクリアし、そしてイントロを口ずさみました。
あの世にいる雅美よ。聴いてるか?
鬼瓦というシステムもゲームバランスも良い上に、グラフィック/サウンドも良いという、非常に良質のアクションゲームなので、個人的には「S or A級のゲーム」なのですが、当時はあまり人気がなかったのが悲しかったものです。
「やっぱり主人公がカッコ悪いのと、火の鳥がゲームと一切関係無い事が敗因なのかなぁ~」なんて当時は思いました。
あっ、そうそう。「MSX版の火の鳥 鳳凰編」は縦スクロールのシューティングゲームとなっているのですが、これは一度もプレーした事がないんですよね。雑誌で見るたびに「どんな感じなんだろ…」と思っていて、20年以上経過してしまいました。そのうち中古で手に入れて遊んでみたいなぁ~とか思ったりして。(^^)
コメント
制約があるからこその凄さ
友人と作る想い出はゲームに限らず輝き続けますよね。(^^)
まぁ、良いことだけではないのも事実ですが。(^^ゞ
多感な時期のゲームは高度なグラフィックやフィーチャー、ハードウェアに本当にシビレました。友人とバカな事言いながらワイワイやるもよし、独り自室に篭ってゲームに対して様々な見解を深めるもよし。こんな感じで私はコンシューマーゲームを楽しんでいました。
…ということから、外せない心のゲームは大切に保管していこうと思います。
多感な時期のゲームは高度なグラフィックやフィーチャー、ハードウェアに本当にシビレました。友人とバカな事言いながらワイワイやるもよし、独り自室に篭ってゲームに対して様々な見解を深めるもよし。こんな感じで私はコンシューマーゲームを楽しんでいました。
…ということから、外せない心のゲームは大切に保管していこうと思います。
コメントの投稿
« 私は甘党 l Home l な~んもヤル気がおきず… »
当時はFC発売から数年経過していることもあり、ハード性能の限界に果敢に挑んでいるタイトルが多かった気がします(同社のグラIIのオプションが4つ付くのには、私も驚愕しましたね)。
そして、今は亡きお友達…壮絶な最期だったんですね。きっと彼にも、火の鳥のエンディングが届いていると思います。
彼との楽しかった思い出と共に、このソフトを大切になさって下さいね。(^^)