昔のゲームの想い出 [0153] 「ドラゴンスレイヤーIV」 [ナムコ] [1987] [ファミリーコンピュータ]
《広大な地下ダンジョンを家族の力で攻略!》
Karu_gamoさんの会社のゲームのサウンドがすこぶるファミコナイズされていたので、これに共なって、古代祐三さんの作曲したファミリーコンピュータゲームの想い出でも書こうかと思います。(^^)
という事で、日本ファルコム開発/ナムコ発売の「ドラゴンスレイヤーVI ドラスレファミリー」の想い出を書いてみたいと思います。

たま~に引っ張り出してプレーします。といっても…(後述)
ちなみにパッケージの人の漫画がすこぶる好きなのですが、今は描かれていないようなので、残念でなりません…(´・ω・`)
Karu_gamoさんの会社のゲームのサウンドがすこぶるファミコナイズされていたので、これに共なって、古代祐三さんの作曲したファミリーコンピュータゲームの想い出でも書こうかと思います。(^^)
という事で、日本ファルコム開発/ナムコ発売の「ドラゴンスレイヤーVI ドラスレファミリー」の想い出を書いてみたいと思います。

たま~に引っ張り出してプレーします。といっても…(後述)
ちなみにパッケージの人の漫画がすこぶる好きなのですが、今は描かれていないようなので、残念でなりません…(´・ω・`)
【購入動機】
このゲームは発売日に買ったのですが、最初はこのゲームを買う気はありませんでした。(^^;
それは、パソコンゲームだった「(初代)ドラゴンスレイヤー」や、「ザナドゥ」の看板を背負っていた(ナンバリングタイトル)からというものがあり、私には「え~、パソコンのゲームぅ~、大型タイトルをファミコンでプレーする上に、スプライトを使わないような、あんなメーカーが作る物がナムコからぁ~?」みたいな感じで、結構「う~ん…」って感じでした。
私にとって、「ドラゴンスレイヤー」というのは「イメージが青と緑色のゲームで、タモリが出てくる。」、「ザナドゥ」というのは「カルマがあって、呪文を唱える時のSEがペロポロピーと言っている。」、そしてどちらも「パソコン雑誌では大絶賛。特にシナリオIIはコンプティークで常に特集されていた…」みたいな感じでした。
1~3のドラゴンスレイヤーは、どれも人がプレーしていたのを側で見ていただけなのですが、スプライト大好き人間から見た、「スプライト機能の無い、BG(とは本当は言いませんが)だけのハードで、キャラが8ドット単位で動く(しか当時はあまり技術力がなかった)ゲーム」にあまり魅力を感じませんでした。そのため最初に「IV」が、それも「ドラスレファミリー」というようなフザけた(?)副題まで付いた日には、かなりクソゲー臭を感じてなりませんでした。「"ドラスレ"なんて、何この省略系…」みたいなw
そんな私が何故、これを買ったのか? 答えは簡単で、
「雑誌の紹介に騙されて買いましたw」
という感じです。このゲームが発売される前だと言うのに、かなり詳細な攻略記事(それもゼノンのパズル攻略やボス攻略など)や、部分部分の絶賛記事…完全にしてやられました。「お、面白そう…」と。そんな感じです。
【クリアまでの苦行…】
まずは攻略本を見ないで(買う前に割と頭に入れてしまいましたが)プレーしてみようという事で、とりあえず始めたのですが、凄い広大で複雑な迷宮に、いきなり詰りました。(^^ゞ
とにかく複雑で、且つ家族の各能力を駆使しないと進めないというこのゲーム。攻略難易度は相当高い部類に入ると思います。
「え~と、最初はポチかオヤジで進めば良いんだっけな…」と、「ポチなら無敵だから、広場から右下へ進めば良かったんだよな…」と始めましたが、それでも迷ってしまいます。
1時間位ウロウロしていたら、急にゲーム熱が冷めてしまう状況に…
「なんだコレ?つまらない…」と。
仕方が無いので、結局は攻略法を片手に見る事に…
「うわ~、ここはここを進んでから、こっちか…」、まるで絡まった糸のような迷路です。「これがドラゴンスレイヤーだっ!」と言わんばかりのダンジョン… アーケード系やコンシューマ系に慣れ親しんでいる私には、このパソコンライクな辛口ダンジョンは、かなりキツイの一言です。
「とりあえず今日はここまで…」と、ポチのボスをクリアして思った事は、「すげー広い。キャラクターがこまごましている上に、狭い空間が入り組んでいるから、"チャレンジャー"よりも広大に感じる…」という感じでした。良く言えば「やりがいがある」のですが、攻略本片手に進めないと理解できなかった広大なダンジョンに、このようなゲームはかなりストレスが溜りました(慣れたら庭になるのでしょうけどね…)。
そして、次の日も攻略を始めたのですが、4つ目のボスを倒してからの攻略が記事には書いてない…orz
「こ、この先、どーすれば良いんだ???」となりました。そして、しばらくはこのゲームは封印する事に…
そして、ファミコン必勝本か何かの本で、「ダンジョン全公開!」みたいな記事が紹介され、全マップが1、2ページに一つで掲載されていて、このマップを見た瞬間、
「広れー!!! すっげー広れーよー!!」
となりました。
それもドラゴンスレイヤー特有のクラウンフィーチャーが、まさか「複雑なワープ」だなんて…orz
「こんなのは分かる訳ねー!」みたいな想い出があります。
結局は完全に攻略本のお世話になってクリアまでこぎつけた訳で、私に取ってこのゲームは「負けゲー」となりました。
(※負けゲー:自力でクリアできなかったゲーム。エンディングが見れないで終わったゲームや攻略本にレールを敷いてもらってクリアまで到達したゲームをこう呼んでいます)
ちなみに私の仕事場の隣の席の方は、大学生の頃、中古屋でこのゲームを安価で買ってきて、「マップを自分で書いてクリアしました」との事です。素晴らしいっ! 私はオンタイムの当時、このゲームにそこまでの情熱はなかったな…(^^;
【私が感動したゲーム仕様】
このゲームは敵を倒すとアイテムが出るのですが、このアイテムは「自分の所持するアイテムやステータスの状況により、最も不足しているものが優先して出現する」という事を雑誌で読んだ事があります。
これって、当時としては見た事のない仕様だったので、「凄く気が利いているっ!」と感動した想い出があります。2010年の現時点でも、こーいう気の利く仕様が搭載されていないゲームは腐る程ある訳で、この仕様を考えた人は「人にゲームを楽しんでもらう事を本当に良く考えているんだなぁ~」と思いました。
【コシロン】
もう言うまでもありませんが、このBGMはゲームミュージックの神が作曲した訳で、ゲームをクリアできるようになる頃には、「もう何、この素晴らしいBGMは…(´д`;ハアハア」とウットリする状況になりました。当時は既に古代祐三さんの存在自体は知っているものの(YK-2の方でですがw)、このドラスレファミリーを作曲しているなんて知るよしもなしで、とにかく裏技のサウンドモードで立ち上げては、地上のBGMと、お店のBGM、リルルのBGM、メイヤのBGM…と私の中のお気に入りをヘビーローテーテョンで聴いていました。

足まで使って、このモードにしてたりしますw
そんなある日、ゲームミュージックやTスクウェアなどのフュージョンに詳しいクラスメートから、「あの曲は多分、古代祐三だよ。ホントだよ。」みたいな事を言われて、「えぇ~!?そうなんだ!?知らなかった!!」となり、「それならエンディングに出てるんじゃないの?」となりました。その友人曰く「でも、古代祐三はアルバイトだから、名前なんて出てないんじゃないかな。」と言うので、ますます気になって、その日の夜に確認を… そして、そのエンディングで見た開発スタッフに…
「Koshiron」
と。
「コシロン?」「コシロンユウゾウ?」「古代祐三…?で良いんだよな?コレ…」
となりました。次の日に友人に話したところ、「そーかー、もうそれで決まりだね。」という感じで、私達の中では解決した想い出があります。
今だったら、「ググレカス」で、「ハイ、終~了~。」…なんですよね。つまらない時代になったものです(なんてw)
という事で、このゲームのBGMは、今でもたまに引っ張り出して、ファミリーコンピュータ本体で鳴らして聴いたり、録音してあるのでカーステでかけたりしています。

サントラ(テープ, CD)ではMSX版なので、音質が違ったりします。
MSX版の方も、とりあえず持ってはいますが、こちらはリバーブのかかり方が好みでなかったり、ポチのBGMが明るかったりと(曲がまるで違う)、私の中では「俺はファミコン版を押す!」という感じだったりします。PSGと言っても千差万別ですよねぇ~。
◇ ◇ ◇
という事で、個人的には「ゲームは三流(C級)、BGMは超一流(S級)」なこのゲーム、ファミリーコンピュータ音源の音質とは言え、BGMのセンスがこの音質とフルマッチしているので、本当に素晴らしいと思います。正直、「別のゲームでこのBGMがかかった時点で、そのゲームがS級になる魔法がかかる」位、思っています。

地上の曲が一番好きかなぁ~。
後の「消えた王様の杖 生還」のイントロと私個人は思っていますw

将来のために載せておきますか。そのうちまた一からプレーする気がするし。(^^)
このゲームは発売日に買ったのですが、最初はこのゲームを買う気はありませんでした。(^^;
それは、パソコンゲームだった「(初代)ドラゴンスレイヤー」や、「ザナドゥ」の看板を背負っていた(ナンバリングタイトル)からというものがあり、私には「え~、パソコンのゲームぅ~、大型タイトルをファミコンでプレーする上に、スプライトを使わないような、あんなメーカーが作る物がナムコからぁ~?」みたいな感じで、結構「う~ん…」って感じでした。
私にとって、「ドラゴンスレイヤー」というのは「イメージが青と緑色のゲームで、タモリが出てくる。」、「ザナドゥ」というのは「カルマがあって、呪文を唱える時のSEがペロポロピーと言っている。」、そしてどちらも「パソコン雑誌では大絶賛。特にシナリオIIはコンプティークで常に特集されていた…」みたいな感じでした。
1~3のドラゴンスレイヤーは、どれも人がプレーしていたのを側で見ていただけなのですが、スプライト大好き人間から見た、「スプライト機能の無い、BG(とは本当は言いませんが)だけのハードで、キャラが8ドット単位で動く(しか当時はあまり技術力がなかった)ゲーム」にあまり魅力を感じませんでした。そのため最初に「IV」が、それも「ドラスレファミリー」というようなフザけた(?)副題まで付いた日には、かなりクソゲー臭を感じてなりませんでした。「"ドラスレ"なんて、何この省略系…」みたいなw
そんな私が何故、これを買ったのか? 答えは簡単で、
という感じです。このゲームが発売される前だと言うのに、かなり詳細な攻略記事(それもゼノンのパズル攻略やボス攻略など)や、部分部分の絶賛記事…完全にしてやられました。「お、面白そう…」と。そんな感じです。
【クリアまでの苦行…】
まずは攻略本を見ないで(買う前に割と頭に入れてしまいましたが)プレーしてみようという事で、とりあえず始めたのですが、凄い広大で複雑な迷宮に、いきなり詰りました。(^^ゞ
とにかく複雑で、且つ家族の各能力を駆使しないと進めないというこのゲーム。攻略難易度は相当高い部類に入ると思います。
「え~と、最初はポチかオヤジで進めば良いんだっけな…」と、「ポチなら無敵だから、広場から右下へ進めば良かったんだよな…」と始めましたが、それでも迷ってしまいます。
1時間位ウロウロしていたら、急にゲーム熱が冷めてしまう状況に…
「なんだコレ?つまらない…」と。
仕方が無いので、結局は攻略法を片手に見る事に…
「うわ~、ここはここを進んでから、こっちか…」、まるで絡まった糸のような迷路です。「これがドラゴンスレイヤーだっ!」と言わんばかりのダンジョン… アーケード系やコンシューマ系に慣れ親しんでいる私には、このパソコンライクな辛口ダンジョンは、かなりキツイの一言です。
「とりあえず今日はここまで…」と、ポチのボスをクリアして思った事は、「すげー広い。キャラクターがこまごましている上に、狭い空間が入り組んでいるから、"チャレンジャー"よりも広大に感じる…」という感じでした。良く言えば「やりがいがある」のですが、攻略本片手に進めないと理解できなかった広大なダンジョンに、このようなゲームはかなりストレスが溜りました(慣れたら庭になるのでしょうけどね…)。
そして、次の日も攻略を始めたのですが、4つ目のボスを倒してからの攻略が記事には書いてない…orz
「こ、この先、どーすれば良いんだ???」となりました。そして、しばらくはこのゲームは封印する事に…
そして、ファミコン必勝本か何かの本で、「ダンジョン全公開!」みたいな記事が紹介され、全マップが1、2ページに一つで掲載されていて、このマップを見た瞬間、
となりました。
それもドラゴンスレイヤー特有のクラウンフィーチャーが、まさか「複雑なワープ」だなんて…orz
「こんなのは分かる訳ねー!」みたいな想い出があります。
結局は完全に攻略本のお世話になってクリアまでこぎつけた訳で、私に取ってこのゲームは「負けゲー」となりました。
(※負けゲー:自力でクリアできなかったゲーム。エンディングが見れないで終わったゲームや攻略本にレールを敷いてもらってクリアまで到達したゲームをこう呼んでいます)
ちなみに私の仕事場の隣の席の方は、大学生の頃、中古屋でこのゲームを安価で買ってきて、「マップを自分で書いてクリアしました」との事です。素晴らしいっ! 私はオンタイムの当時、このゲームにそこまでの情熱はなかったな…(^^;
【私が感動したゲーム仕様】
このゲームは敵を倒すとアイテムが出るのですが、このアイテムは「自分の所持するアイテムやステータスの状況により、最も不足しているものが優先して出現する」という事を雑誌で読んだ事があります。
これって、当時としては見た事のない仕様だったので、「凄く気が利いているっ!」と感動した想い出があります。2010年の現時点でも、こーいう気の利く仕様が搭載されていないゲームは腐る程ある訳で、この仕様を考えた人は「人にゲームを楽しんでもらう事を本当に良く考えているんだなぁ~」と思いました。
【コシロン】
もう言うまでもありませんが、このBGMはゲームミュージックの神が作曲した訳で、ゲームをクリアできるようになる頃には、「もう何、この素晴らしいBGMは…(´д`;ハアハア」とウットリする状況になりました。当時は既に古代祐三さんの存在自体は知っているものの(YK-2の方でですがw)、このドラスレファミリーを作曲しているなんて知るよしもなしで、とにかく裏技のサウンドモードで立ち上げては、地上のBGMと、お店のBGM、リルルのBGM、メイヤのBGM…と私の中のお気に入りをヘビーローテーテョンで聴いていました。

足まで使って、このモードにしてたりしますw
そんなある日、ゲームミュージックやTスクウェアなどのフュージョンに詳しいクラスメートから、「あの曲は多分、古代祐三だよ。ホントだよ。」みたいな事を言われて、「えぇ~!?そうなんだ!?知らなかった!!」となり、「それならエンディングに出てるんじゃないの?」となりました。その友人曰く「でも、古代祐三はアルバイトだから、名前なんて出てないんじゃないかな。」と言うので、ますます気になって、その日の夜に確認を… そして、そのエンディングで見た開発スタッフに…
と。
「コシロン?」「コシロンユウゾウ?」「古代祐三…?で良いんだよな?コレ…」
となりました。次の日に友人に話したところ、「そーかー、もうそれで決まりだね。」という感じで、私達の中では解決した想い出があります。
今だったら、「ググレカス」で、「ハイ、終~了~。」…なんですよね。つまらない時代になったものです(なんてw)
という事で、このゲームのBGMは、今でもたまに引っ張り出して、ファミリーコンピュータ本体で鳴らして聴いたり、録音してあるのでカーステでかけたりしています。

サントラ(テープ, CD)ではMSX版なので、音質が違ったりします。
MSX版の方も、とりあえず持ってはいますが、こちらはリバーブのかかり方が好みでなかったり、ポチのBGMが明るかったりと(曲がまるで違う)、私の中では「俺はファミコン版を押す!」という感じだったりします。PSGと言っても千差万別ですよねぇ~。
という事で、個人的には「ゲームは三流(C級)、BGMは超一流(S級)」なこのゲーム、ファミリーコンピュータ音源の音質とは言え、BGMのセンスがこの音質とフルマッチしているので、本当に素晴らしいと思います。正直、「別のゲームでこのBGMがかかった時点で、そのゲームがS級になる魔法がかかる」位、思っています。

地上の曲が一番好きかなぁ~。
後の「消えた王様の杖 生還」のイントロと私個人は思っていますw

将来のために載せておきますか。そのうちまた一からプレーする気がするし。(^^)
コメント
コメントの投稿