昔のゲームの想い出 [0152] 「ネクタリス」 [ハドソン] [1989] [PCエンジン]
《シンプルでカッコイイ近未来シミュレーションゲーム!》
私の職場はインテリな人が多いせいか、シミュレーションゲーム好きな人が沢山います。
恥しい話なのですが、そこ方達の会話を聴いて、初めて「リコエイションゲーム」という単語を知りました。
あと、「シミュレーションゲーム」って、今は「TBS(ターン制ストラテジー)」とか「RTS(リアルタイムストラテジー)」とか、ちゃんと区別して呼んだりするんですね。いやぁ~、勉強になります。(^^ゞ
私の職場はインテリな人が多いせいか、シミュレーションゲーム好きな人が沢山います。
恥しい話なのですが、そこ方達の会話を聴いて、初めて「リコエイションゲーム」という単語を知りました。
あと、「シミュレーションゲーム」って、今は「TBS(ターン制ストラテジー)」とか「RTS(リアルタイムストラテジー)」とか、ちゃんと区別して呼んだりするんですね。いやぁ~、勉強になります。(^^ゞ
私はこのブログで何度か書いているように、格闘ゲーは嫌い、スポーツゲームは育ちによる「とあるトラウマ」で苦手(特に球技)…と、ゲームのジャンルによってプレーを完全敬遠しているのですが、実はこれらに加えて「シミューレションゲームは食わず嫌い」という更なるジャンルの縛りがあったりします。(^^ゞ
(いやぁ、情けない…)
私が初めてシミュレーションゲームをプレーしたのは、1983年にFM-7版「信長の野望」だったのですが、その画面の「数値だらけの分り辛い構成」、「やたら思考に時間のかかる展開」というファーストインプレッションにより、「シミューレションゲーム=退屈なつまらないゲーム」という位置付けになってしまいました。
そしてその次の年に学校の教師に「信長の野望は凄いぞ。あれは酒を飲みながら、ジックリやるのが良い。」と授業で言われてしまい、「シミュレーションゲームは大人が遊ぶものなんだな…」と思うようになり、更にその後、「大戦略が凄い」と非常に頭の良いクラスメートに言われたりして、「インテリだけがプレーできるもの」という見解になってしまい、完全に私が手出しできるジャンルではなくなっていました。
(「ファミコンウォーズ」も、それがあって手出しできませんでした。(^^ゞ)
そんななか、毎月買っていた「月刊PCエンジン」という雑誌で、「ネクタリス」が別冊の付録で紹介がされており、その記事を何げに読んでいたところ、このゲームの「近未来兵器」がもの凄くカッコ良く見え、且つ「詰将棋的な説明」がとても読みやすく、しかも「このように攻略すれば、間違いなく勝てる」位の攻略が書いてあったため、私はこのゲームに一気に引き込まれました。
まだ発売されて間も無かったのですが、ヨドバシカメラに行ったら、半額値位で売っていたので、恐る恐る手を出してみる事に…

当時、出た瞬間の人気はそれほどでもなかった気がします
【初心者にも安心】
初めてちゃんとシミューレションゲームに取りかかる私にとって、「ルールが複雑」「ユニットの機能がやたらと多い」「長考がヒドイ」という偏見(というよりも、人がプレーしているのを見て、そうとしか思えなかった)があったので、「大丈夫だろうか?」と思っていたのですが、このゲームは凄い事に、「チュートリアル」がもの凄くしっかりしていました。そのチュートリアルを少し進めるだけで、最初の方のステージは問題なく進める事ができ、且つ主力となるユニットの動かし方も問題なく習得できました。
また、1つのステージが10分~1時間位で決着がつく上に、各ステージはマップ名のパスワード方式なので、最初の方のステージを「ちょっとだけプレーしてみよう…」と何回もプレー可能だったりするので、本当に気持ち良くプレーできました。
【中盤からナメてかかると痛い目に会うバランスの良い難易度】
このゲームは途中から飛行ユニットが出始めると難易度がアップします。敵側の"ハンター"という飛行ユニットは非常に高性能で名前の通りの相手を狩るための攻撃ユニットとなります。中盤からはコイツをいかに攻略するかがキーとなります。私はこのユニットに脅威を感じながらも、コイツにガンダムのシャアのようなカッコ良さを見出していました。
【グラフィック/サウンドも秀逸】
このゲームは月面での戦闘となるのですが、地球が舞台のゲームと違って、草木の自然や大きな建物が存在しません。しかしながら、美しいグラフィック、それも重みや厚みが感じられる背景のため、全く物足りなさを感じませんでした。また、サウンドの方も画面や局面にマッチしたものとなり、特に自軍や敵軍が優勢になった際のBGMは、本当に優越がハッキリしたものとなっていて、自分の置かれた立場に臨場感がありました(特に敵軍に追い込まれた時のBGMなどは、自軍に絶望を感じた程です)。
【裏ステージやその他裏技まである!】
16面のステージをクリアすると、マップ名を逆さまにした高難易度の裏ステージもあります。これは「裏ゼルダ」ばりの高難易度で、表ステージを楽にクリアできても、1面からなかなか歯応えがあるステージで、当時は唸りながら攻略をしていました。
また、敵軍になる裏技もあり、これでプレーすると、自軍(=この場合は敵軍)をゴミのように叩く事ができます。この事から、「敵軍の方が圧倒的に優勢で始まっていたんだな…」という事と、「コンピュータの思考は結構バカだったんだな…」なんて思ったりしました。
◇ ◇ ◇
という感じで、隙がない作りによる、初心者向けシミュレーションの最高峰である、このゲーム。私がハマってから人に薦めたかったものの、この時代は宮崎勤事件のせいで、「会社でシムシティやっているギークな先輩達でさえ、ゲームをやっている奴は、ヲタクで気持ち悪い。」とか言われていた時代で、誰にも話せなかったなぁ~。なんて、このブログを書きながら思い出しました。
このゲームは1997年にWindows版のフリーウェアがハドソンから提供され、それをニュースサイトで読んだ時には感動しまくった想い出もあり、私としては「シミュレーションゲームはネクタリスだけで別にいいや。」位の地位を築いています。
ちなみに私のRTSの初体験は「ヘルツォーク・ツヴァイ」ですw
まるで想い出がないので、とりあえずここにでも書いておこうかと思います。(^^ゞ
(いやぁ、情けない…)
私が初めてシミュレーションゲームをプレーしたのは、1983年にFM-7版「信長の野望」だったのですが、その画面の「数値だらけの分り辛い構成」、「やたら思考に時間のかかる展開」というファーストインプレッションにより、「シミューレションゲーム=退屈なつまらないゲーム」という位置付けになってしまいました。
そしてその次の年に学校の教師に「信長の野望は凄いぞ。あれは酒を飲みながら、ジックリやるのが良い。」と授業で言われてしまい、「シミュレーションゲームは大人が遊ぶものなんだな…」と思うようになり、更にその後、「大戦略が凄い」と非常に頭の良いクラスメートに言われたりして、「インテリだけがプレーできるもの」という見解になってしまい、完全に私が手出しできるジャンルではなくなっていました。
(「ファミコンウォーズ」も、それがあって手出しできませんでした。(^^ゞ)
そんななか、毎月買っていた「月刊PCエンジン」という雑誌で、「ネクタリス」が別冊の付録で紹介がされており、その記事を何げに読んでいたところ、このゲームの「近未来兵器」がもの凄くカッコ良く見え、且つ「詰将棋的な説明」がとても読みやすく、しかも「このように攻略すれば、間違いなく勝てる」位の攻略が書いてあったため、私はこのゲームに一気に引き込まれました。
まだ発売されて間も無かったのですが、ヨドバシカメラに行ったら、半額値位で売っていたので、恐る恐る手を出してみる事に…

当時、出た瞬間の人気はそれほどでもなかった気がします
【初心者にも安心】
初めてちゃんとシミューレションゲームに取りかかる私にとって、「ルールが複雑」「ユニットの機能がやたらと多い」「長考がヒドイ」という偏見(というよりも、人がプレーしているのを見て、そうとしか思えなかった)があったので、「大丈夫だろうか?」と思っていたのですが、このゲームは凄い事に、「チュートリアル」がもの凄くしっかりしていました。そのチュートリアルを少し進めるだけで、最初の方のステージは問題なく進める事ができ、且つ主力となるユニットの動かし方も問題なく習得できました。
また、1つのステージが10分~1時間位で決着がつく上に、各ステージはマップ名のパスワード方式なので、最初の方のステージを「ちょっとだけプレーしてみよう…」と何回もプレー可能だったりするので、本当に気持ち良くプレーできました。
【中盤からナメてかかると痛い目に会うバランスの良い難易度】
このゲームは途中から飛行ユニットが出始めると難易度がアップします。敵側の"ハンター"という飛行ユニットは非常に高性能で名前の通りの相手を狩るための攻撃ユニットとなります。中盤からはコイツをいかに攻略するかがキーとなります。私はこのユニットに脅威を感じながらも、コイツにガンダムのシャアのようなカッコ良さを見出していました。
【グラフィック/サウンドも秀逸】
このゲームは月面での戦闘となるのですが、地球が舞台のゲームと違って、草木の自然や大きな建物が存在しません。しかしながら、美しいグラフィック、それも重みや厚みが感じられる背景のため、全く物足りなさを感じませんでした。また、サウンドの方も画面や局面にマッチしたものとなり、特に自軍や敵軍が優勢になった際のBGMは、本当に優越がハッキリしたものとなっていて、自分の置かれた立場に臨場感がありました(特に敵軍に追い込まれた時のBGMなどは、自軍に絶望を感じた程です)。
【裏ステージやその他裏技まである!】
16面のステージをクリアすると、マップ名を逆さまにした高難易度の裏ステージもあります。これは「裏ゼルダ」ばりの高難易度で、表ステージを楽にクリアできても、1面からなかなか歯応えがあるステージで、当時は唸りながら攻略をしていました。
また、敵軍になる裏技もあり、これでプレーすると、自軍(=この場合は敵軍)をゴミのように叩く事ができます。この事から、「敵軍の方が圧倒的に優勢で始まっていたんだな…」という事と、「コンピュータの思考は結構バカだったんだな…」なんて思ったりしました。
という感じで、隙がない作りによる、初心者向けシミュレーションの最高峰である、このゲーム。私がハマってから人に薦めたかったものの、この時代は宮崎勤事件のせいで、「会社でシムシティやっているギークな先輩達でさえ、ゲームをやっている奴は、ヲタクで気持ち悪い。」とか言われていた時代で、誰にも話せなかったなぁ~。なんて、このブログを書きながら思い出しました。
このゲームは1997年にWindows版のフリーウェアがハドソンから提供され、それをニュースサイトで読んだ時には感動しまくった想い出もあり、私としては「シミュレーションゲームはネクタリスだけで別にいいや。」位の地位を築いています。
ちなみに私のRTSの初体験は「ヘルツォーク・ツヴァイ」ですw
まるで想い出がないので、とりあえずここにでも書いておこうかと思います。(^^ゞ
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