「懐かし横丁」と「箱根ビール蔵」に行ってきました (その2)
さて、一つ前の記事のいきさつ~詳細を書いてみたいと思います。
3/26に日常のカテゴリーは「適当な事をとても短く書く」なんて書きましたが、いきなり長文に…(^^ゞ
3/26に日常のカテゴリーは「適当な事をとても短く書く」なんて書きましたが、いきなり長文に…(^^ゞ
【先日(3/26)の出来事】
N氏のブログを読んでいたら、次回予告の画像が小さなサムネイルで載っていました。
「んん~? これって"山のぼりゲーム"…だよな… 最近、これをどっかでプレーしたのかな…?」と思い、急にこのゲームをプレーしたくなりました。
この「山のぼりゲーム」というのは、もう何年も前からVisual Basicやフラッシュでシミュレーションされているゲームなのですが、エレメカであるゆえにシミュレータどまりとなっています(当たり前w)。ググるとすぐに出ますが、かなり頑張っている作品ばかりです。
…しかし、エレメカはテレビゲームと違ってなかなかエミュレーションできるものではないので、やっぱり本物には敵いません。
そんな中、今週の週刊アスキーの7 TOPICSの記事を読んでいたら、タイムリーな事に「東京 板橋にレトロゲーム機を集めた『コン太村』が開店した」という記事が…
「ここなら"山のぼりゲーム"はあるのかな…」と思いながら、平日にチャットで会話をしているS山くんに「ここに行きたいんだけど。」という話をした所、「懐かし横丁みたいですね。」という流れになり、「おぉ~。この懐かし横丁って、ゲームセンターCXかなんかで紹介されていたような気がする… でも、俺はちゃんと見てないから違うかもしれないけど…」と検索したら、「あ~、wikipediaに載ってるねw」という流れに。
「だったら、こっちの方がいいね。」という事で、思いたったら吉日よろしく「明後日行こう! 山のぼりゲームがしたい!」となりました。
【いざ現地へ】
S山くんと小田原で待ち合わせをして、いざ現地入りを。
「12:00から開店なので、12:30位に行ければいいかな…」と思って、それ位に着いたら、丁度「店長さんがのれんを出している最中」の開店直後という状態でした。
表の写真を撮りながら、「みんなこうして写真とか撮ってんだねw」と言いながら、店長さんが「どうぞお入りください。」とのエスコートに、「やった!一番乗りだ。」と入店しました。
内装はネットで舐めるように見ていたので、もうバッチリですw


どの紹介サイトでも載っているお店の外の写真。私も撮りました!(^^)
【エレメカ達とのふれあい】
駄菓子は帰りに買い込むとして、まずは100円玉を10円玉に両替です。
私は昔の両替機にもウルサイ人なので、どんなものがあるか物色。「お~、これとこれがあるか… これは色違いのヤツが多かったな…」などと確認しながら両替をしました。
「さて、S山くん!何からやろうか?」という感じで、まずは入って真っ直ぐ奥に入った所で見付けたルーレットゲームから。
OKI:「お~、これは比較的新しいヤツだね。」
S山くん:「みたいですね。CAPCOMって書いてありますね。」
OKI:「CAPCOMじゃ新しいや。こりゃ適当にプレーの方向で。」
という感じで、今の時代を感じさせる「1プレー20円」のルーレットをプレー。
昔は「1プレー10円」でしたが、これだけ年数が過ぎても20円とはかなり良心的だと思います。(^^)
OKI:「基本は2倍がガチだよね。
あれっ?これは倍率に結構ムラがあるなぁ~。
俺のやっていたヤツは、ピカデリーサーカスってヤツと、
スーパーカーの書いてあるやつで、2, 4, 6, 8, 12, って上がって、
最大30とか120の倍率があって、0倍やタイヤでパーになる
ヤツが好きなんだけどなぁ~」
とか思いながら、2倍にかけたら外しました。小馬鹿にした罰かとw
S山くん:「では、次に行ってみましょう。」
という事で奥に…
「あったあった! 山のぼりゲーム! S山くん、コレだよ、コレ!」とハシャギながら、今度はS山くんが「これですよ!国盗り合戦!これやったなぁ~!」と二人とも興奮気味に。
久々の対面にしばし筐体のイラストとか魅入ってましたw

山のぼりゲーム

国盗り合戦
S山くん:「このヤギ、ヤバイですよ!特に目がっ!www」
OKI:「ホントだwww マズイな。こりゃw」
OKI:「いやぁ、しかし懐かしい!」

目がコワイw
などと、プレーをすぐにしないで、細部をくまなく視姦しましたw

他にも「新幹線ゲーム」なども!(´д`;ハアハア
S山くん:「あっ!見てください。この隙間にOKIさんの言ったルーレットが!」
OKI:「ホントだ。後に隠してある… 故障中なのかな?」
という感じで、私の知っているルーレットが山のぼりゲームの裏に隠してありました。
(後で店長さんに聴いたら、現在コレクションとして保存中とのこと)
OKI:「この時代はレジャックって書いてあるけど、
これってコナミなんだよねぇ~。正確には違うんだけど。」
とか、いらないウンチクを言いながら、「さて、そろそろ山を登ろうかね…」と、山のぼりゲームをプレーしました。
【山のぼりゲームをプレー】
「(ボタンが違うなぁ… でも、ピアノ撃ちができる)」と思いながら、いざプレー。
いきなりロープ地帯まで登りつめました。…が、しかし。
「なんだ。ロープの巡回がシビアだなぁ~!」…なんか違います。昔、ゼリコのお菓子やココアシガレット、メーカー不明のヤバイ位おいしいラムネを景品として取得しまくっていた頃の設定とは明かに難易度が違います。よくよく見ると、雷のアルゴリズムもレベルが高い状態になっています。
(ウンチクですが、難易度が低い状態のヤツは、雷の表示周期は同じ場所が二回分の点灯をします)
「あれ~。コレ、かなり設定が辛(から)い状態になってるな! ちょっとマズイなぁ~」という話をしながら、10円玉が切れたので両替をしていた所、店長さんが側にいたので、世間話をしました。
OKI:「あの山のぼりゲーム、バージョンが一杯ありますよねぇ~。
全部ランプタイプだから、プレーしやすいバージョンですね。
よく手に入りましたねぇ~」
店長さん:「えぇ、好きだったので、色々な所を探しまわってます。」
OKI:「バージョンによって、ヘビ地帯がクルクル周る絵のやつとかありますよね。」
店長さん:「よく知ってますねぇ!そのバージョンありますよね。詳しいですねw」
OKI:「私もあのゲーム、かなり好きだったんですよぉ~w」
OKI:「ところで、あの山のぼり、ロープ地帯がかなり難しいですね。」
店長さん:「あれは、一番下が消えた瞬間、一気に行かないとダメですね。」
OKI:「難易度は高くされているんですか?」
店長さん:「あれは、ダイヤルで回して難易度が変えられるんですが、
丁度真ん中ですね。」
OKI:「えぇ~!アレで真ん中なんですか!?
(つー事は、当時は甘い設定でプレーしていたのか…)」
S山くん:「ダイヤル式っていうのがスゴイですねw」
OKI:「ねー。ディップスイッチとかじゃないのがスゴイw」
店長さん:「えぇ、ダイヤルですw」
と、レア情報(?)などを聴きながら、なんだかんだとバテながらプレーしつつも、とりあえずゴールへ。
アルプス一万尺のBGMがデカデカと鳴ったら、店長さんがかけつけてくれて、「おっ、ゴールされましたね。ここに名前と年齢、住んでいる場所を書いてください。」と紙を渡されました。
店長さん:「結構、高タイムですね。10秒台じゃないですか。このタイムなら、こっちの段です。」
OKI:「おー。ランクがあるんですか?」
店長さん:「20秒以内の人はこの一番の段です。後日載せておきますね。」
OKI:「ありがとうございます~」
とよくみると…「うっ、俺の年齢が一番上じゃねーか。恥かしい…」
【レトロゲームコーナーへ】
ネットでレトロゲームがある事は知っていたので、どんなゲームがあるんだろう…とwktkしながら、最初に入店した駄菓子屋のフロア(2F)に入って耳にしたのは、色々なゲームの音。
「あれっ? 奥に1, 2台だけあるな… しかも、色々なゲームの音?」と、良く見ると、「こ、これはエミュ基板ぢゃねーか! ま、まさか、レトロゲームってコレじゃねーよな…」と不安になりながら店長さんに質問を。
OKI:「こちら、レトロゲームコーナーがあると聴いたのですが、
あの奥にある2台だけだったりするのですか?」
店長さん:「いえいえ、こことは別に下のフロアがあって、そちらにコーナーがあります。」
300円をお支払いいただいて、そこで遊べます。」
OKI:「お~、そーいう事ですか! 安心しましたw」
そして、店長さんに入館料を払って、いざゲームコーナーへ。店長さんの年齢を聴いたりと雑談をしながら案内してもらいました。
店長さん:「クレイジークライマーとかありますよ!」
OKI:「お~! それ、私も個人所有してますよ! 想い出があるのでw」
店長さん:「本当ですか!? それは凄いなぁ~!」
OKI:「でも、他所でもプレーしたいです。是非プレーさせてくださいw」
と話していると、自宅を改造した感じの裏口(ここが1Fになっていました)。入ってみると、20台程のゲーム台が並んでいるゲームコーナーが目に飛び込んできました。

駄菓子屋ゲーセンっぽくて、とても雰囲気あります。(^^)
「いいねぇ~、テーブル台。やっぱレトロゲームはテーブル台だよなぁ~。猫背でプレーしてナンボだよ。あと、赤い筐体やオレンジの筐体は2, 30円コーナー専用の筐体じゃないと。」 …と、よく見ると、こちらに置いてあった赤い筐体は50円…まぁ、仕方がないですね。この時代ですしw
[クレイジークライマー]
とりあえず、最初はやっぱりクレイジークライマーをという事で、早速100円玉を50円に両替してプレー。ちなみに両替機はレバー式の緑のやつでした。あったあった。(^^)
S山くんにこのビルの名所を説明しながら、キングゴリラの目をお腹に表示させるバグや、感電させて自機を真っ赤にする裏技を披露しましたw
…がしかし、かなり運の悪いパターンにハマリ、4面の中盤でガメオベに…「今日はすごく調子悪い… 持ち主の法則(そのゲームの持ち主は上手くなければならない)が成立しなかった… orz」と(´・ω・`)状態に。
[サーカス]
気をとりなおして、隣のゲームに目をやると、クレイジーコングやサーカスがw
サーカスが好きだったS山くんはサーカスをプレー。
S山:「今見ると、凄い残酷にみえるゲームですよね。コレw」
OKI:「確かにw」
OKI:「俺はこのゲームの曲聴くと、ポンキッキでかかっていた事を
思い出すんだよねぇ~」
などと、お互い一つのゲームに対して想い出をポンポンと出す辺りが、記憶力がまだまだ衰えていない証拠だなぁ~と再認識しました。(^^)
とそんなこんなで、色々と70後半~80年代前半のゲームをプレーしていきました。
[クレイジーコング]
S山くんに25m(1面)でイキナリワープを見せてあげましたw
今考えるとスゴイ裏技です。ステージ開始してすぐにクリアですからね。コイツとティップタップのステージ2のワープは私にはとても良い想い出を貰っています。
[リバーパトロール]
先日、スプリンガーの想い出を書いていた矢先に、まさかコレをプレーする流れになるとは思いませんでした。オルカ萌えですw
このゲームはマジメにやると終わらないので、4面までプレーして、5面から全機をS山くんに託しました。彼には先月の秋葉原のトライでエクイテスを途中から渡した時と同じで、初回プレーから5面とかだとかなりキツイので、すぐに沈没する事に…
昔はこんな仕様でも、楽しくプレーできたものだなぁ~とシミジミしました。

[海底宝探し]
カラー版でした。「おぉ~!カラーだから、恐らくエミュ基板じゃないね。コレ。」とほくそ笑みながらもプレー。
「S山くん、どれにする?」と彼に選んでもらいながら、壷を選んでいきましたw
私が過去に数種類プレーしいた物と音質が違っていたので(メロディ自体は同じ)、これは何かありそうです。デッドコピーかなぁ~とw

[スペースウォー]
対戦ゲーなのでパスする事に…
シングルでもプレーできますが、CPUが強すぎた想い出があるので、プレーしませんでした。
驚いたのはカラーだった事。初めてカラー版を見ました。最初「これ、セロファンか?」と思いましたがカラーです。同時期にルナレスキューとかもカラーがあったので、あってもおかしくない話ではありますが、過去に見かけた、どのゲームセンターもモノクロだっただけに感動ものでした。
[スペースフィーバー]
任天堂筐体でビックリ。S山くんに「これ、純正だから、左右しかレバーが行かないんだよ。しかもゲームセレクトがあるので、ABCボタンがあるしw」と力説w
ミスの音がかなり記憶に鮮明に残っており、自機が死ぬ前にこの音を口ずさみながらプレーしました。
(後にバンダイ版のゲームウオッチである「クレージーカラス」の死亡音がこれのパクリというのは、ここだけの話でw)
そして、単発ショットのゲームはかなり苦手なので、結構ストレスが溜りました…

[ブロックくずし]
S山くんがプレーしていました。ちゃんと筐体を見なかったんですが、N氏のサイトを見て「レインボーブロック」という名前だった事を知りました。写真を撮ってくれば良かった…と、今頃後悔してます。(しばらく行く予定無いし…)
このブロックくずしは当時プレーした事はありましたが、ゲーム名は知りませんでした…(ブロックくずしの亜流が多すぎたというのが原因です)
ここの筐体はたしかセロファンでしたが、当時は七色分貼ってたのか記憶にないですね。
[サスケVSコマンダー]
一番驚いたゲームがコレです。
基板自体はいくら高額とはいえ、現時点ではとりあえず購入可能なので(エミュでもあるし)、さほど驚かないのですが、「筐体が純正だった」のが驚きました。

サスケVSコマンダーの純正筐体
やっぱり「純正のテーブル台」で、「エミュじゃない本物」をプレーするのが一番の興奮ですよね。
…といいながら、真剣にはプレーしませんでした(爆)
このゲームの想い出は多いものの、思い入れは少なかったせいでしょうね。自分で購入してない位なので…
S山くん:「イエス、ショーグンwww」
OKI:「www なんだよねぇ。いい世界観だw」
S山くんにボス戦の忍術を説明しながら、笑いあってプレーしました。「ホラホラ、漢字フォントだぜ。」とか、「次は幼少のトラウマ、飛竜剣の術ダヨw」とか言いながら。

みんなこの攻撃に脅威を感じたハズ!
S山くん:「この"カワリ身の術"のカタカナがいいですねw」
OKI:「ねー。しかも、見ててねぇ~」
(敵が丸太に化ける)
OKI:「ホラホラっ!丸太になった。 これがカワリ身の術だっ!w」
S山くん:「この丸太、敵が焦げて丸まったのかと思いましたよw」
とこんな会話をしながら楽しみました。みたいな~。スギャギャッ!
他にも2Fにあった、「国盗り合戦」が置いてありました。
S山くん:「あっ、こっちにも国盗り合戦がありますね。
ん? 『国盗り大将』… "大将"だったっけかな?」
◇ ◇ ◇
【そして色々と驚愕の事実が…】
レトロゲームコーナーで楽しく遊びながら、S山くんが見つけたコミュニケーションノートを二人で読み始めました。
OKI:「あ~、ココは去年からオープンしたとかネットに書いてあったねぇ~。
秋位から書き込みが始まってるね。」
OKI:「あっ!この書き込みの人、N氏の知り合いの基板3000枚近く
所持している人だw おっ、2800枚って書いてある。やっぱスゲー!
自分でなんでも直せちゃう凄い人らしいよ。
やっぱり凄い人は、こーいう場所をチェックしてすぐに来てるんだねぇ~w」
S山くん:「あー前に、OKIさんが言ってた人ですね。どれどれ…」
と、彼はどこでもフルブラウジングができる端末を携帯しているので、ノートの書き込みの日からブログを検索すると…
S山くん:「あ、去年の10月の日記…ありましたよw」
OKI:「すげー。話がリンクしている。ネット便利!」
そして、そのままコミュニケーションノートを見ていると…
S山くん:「後半になると、同人の店のノートみたいですね。
イラストまで書いてありますよ。」
OKI:「ホントだ~、ベラボーマンとか書いてあるね。ウマイなぁ~。」
OKI:「ん?『ドラキュラハンター』とか書いてあるね。
えぇっ!このゲーム、ここにあったのか? いや、あるのかっ!? マジかよっ!」
S山くん:「お店の人に聴いてみましょう。」
と、ゲームコーナーを管理しているであろう人が奥にいたので声をかけると、「私にはよく分からないので、聴いてきますね。」と、店の奥に消えて行きました。管理室を見ると、指輪等を板金しているような工場(こうば)が…
OKI:「なんだろうね? ここは…?」
S山くん:「何か作ってるんでしょうか…?」
暫くすると店長さんが来ました。「(あ~、結局は店長さんが全部やりくりしてんのか…)」と。
OKI:「このノートにドラキュラハンターって書いてあったのですが、
このゲームって、今は置いてないんですか?」
店長さん:「あぁ~!このゲームは、ここでオフ会をやっている方達が
その時に持ってきてくれてるんですよ~。」
OKI:「あぁ~、そういう事だったんですか~。」
店長さん:「実は先週もオフ会があって、ホラ、この方達が…
(とノートをめくって、さっきちょっと見たベラボーマンのページを差す)
…集まって、持ってきたりしてました。
このイラストの方は、なんでもこれの開発者とかで。」
OKI:「……えぇぇぇ~! それってアノ人じゃん、つかこのイラスト、
上手いとかじゃなくて名前見ると本人じゃん。本物じゃん!(爆)」
とまぁ、ビックリしました。そんな人達がオフ会をやって、そこにドラキュラハンターとか集るんだ…と、かなり驚愕しました。
「こ、これは神の会合」や… (・3・)
そんな中、このノートの面子を良く見ると…「あとサラマンダーの強威に…」という書き込みが…
「えええぇぇぇ!!ちょwww "N氏"もこのオフ会の参加者www」
なんだぁ~、あなた様も神集団の一員だったのね…と。先週、ここに遊びに来ての、あの「山のぼりゲーム」のサムネイルだったのね…
凄いなぁ~と思いました。この空間にまだ、神達のオーラがあるんじゃねーのかと。
【2010年 その後 追記】
N氏はただのニワカゲーマーという事が分かりました。騙された…(´・ω・`)
OKI:「こんな会合とかあるんですねぇ。」
店長さん:「えぇ、何度かここで開いていただいています。
実は私はあまり基板とか詳しくなくて…こーいう基板って凄いんですよね?」
OKI:「凄いなんてもんじゃないです。20年前に100万円レベルとかいう話も
あった位ですよ。今の相場は知りませんが…
元々コレクターは売らないのが普通なので、値がつかないと思います。」
店長さん:「やっぱり、そんななんですかぁ~。」
OKI:「でも、こちらも凄いですよ。あのサスケコマンダの筐体とか、
純正じゃないですか。基板は現時点では5万位でなんとか買えますが、
筐体となると、もう入手も難しいと思いますよ。」
店長さん:「やっぱり、そんななんですかぁ~。
実は、これの基板は後から買ったものなんです。」
OKI:「えぇぇぇ! 基板が後からなんですか!? セットじゃなくて?」
店長さん:「えぇ、筐体は潰れたゲームセンターや、遊園地、デパート
とかから、なんとか交渉して譲ってもらったんです。」
店長さん:「ほら、これとか『国盗り合戦』じゃない、『国盗り大将』なんですよ。
実はこれ、コピー品なんです。こーいうのが眠っている所に行って、
捨てるなら譲ってくださいって言うんですよ。」
S山くん:「あ~、やっぱり、本物は「国盗り合戦」ですよね。
なんかおかしいと思ったw」
OKI:「あー、やっぱりそーいうものなんですか。確かに普通に売っている
物じゃないですよねぇ~。オークションとかでも見ませんですもん。」
店長さん:「他にもですね。廃墟マニアの方とかいるじゃないですか。
あーいう方のサイトとかで、廃材として捨ててある情報とかもらって
見つけたりするんですよ。」
OKI:「すっげー!そんな手もあるんですね。素晴らしいです。」
とまぁ、素晴らしい努力をして、このレトロゲームコーナーが構築されていると思うと、感慨深いものがありました。
私は「当時の想い出」があったゲームを所持している感じで遊んでいますが、「思い入れの無いゲーム」というものは、どんなに凄い価値のあるゲームでも、興味がありません(爆)、その点、この店長さんはプロとして収集している訳で、その努力は道楽で遊んでいる私とは違うのだろうなぁ~と思いました。
【最後は駄菓子を】
気がついたら4時半とか過ぎていたので、そろそろ駄菓子を買って帰ろうと、色々な物を物色しました。
この時間の頃は結構客足も増えていて、私達がレトロゲームをプレーしていた時にはかなり店も繁盛していたようです。
子供も大人もみんな会計待ちで、お菓子を抱えて並んでいました。他にも綿菓子を店長さんから作ってもらう子供もキューイングされていました。店長さん大忙しです。
店長さん曰く「今日はこれでもまだ忙しくない方なんですよ。」と。いやはや御見逸れいります…
駄菓子自体については、いつもの想い出話の番外編で将来書きたいと思っているのでお菓子の説明は割愛しますが、とりあえずあまりスーパーやコンビニ、はたまたドンキホーテで売っていない駄菓子を買って行こうと、10点程買いました。他にもウィングマンやファミコンゲームのイラストのメンコとかあったので、なんかノスタルジーな気分で何個か買いました。
ついでにエレメカで取得したメダル(国盗り合戦とかで、メダルが出てきた)を換金してお会計をしたところ、こんだけ買っても「560円です」とか言われ、幼少の頃のプライス状態がロードされました。確かに駄菓子なんかよりも、ゲーム代が一番高かったな…とw
【〆はコーラで】
駄菓子も買ったし、さて帰ろうと思ったら、レトロゲームコーナーの入館パスに、記念品とドリンクチケットがある事を思い出しました。
カウンターでコーラを出してもらいながら、記念品のインベーダーカード、インベーダー消しゴム、インベーダーシール、懐かし横丁マッチのどれか一つを選ぶ事に。私はインベーダーがあまり好きじゃないので(コレなら好き)、マッチにしました。でも、煙草も吸わないし、オール電化状態になりつつあるので、その名のとおり記念品として取って置くことになりそうです。
少ししたらカウンターの隣に若い女性がきて、店長さんと地元の話をしていました。小耳を立てていると、20代で小田原周辺のゲーセンの集りに参加しているとの事で、私的に少し気になったので、私から話かけたのですが、会話をしていたらちょっとジェネレーションギャップを感じました。店長さんもこの世代と話を合わせるのは大変だろうなぁ~と思いました。駄菓子屋(やレトロエレメカのある場所)なんて所は、小学生 or 30~60代のオッサンが似合っています。「ポップンミュージックやってるよ!」とか言われてしまうと、ヲジサンはね、ヲジサンはね、山のぼりゲームを頑張ってクリアした想い出が消えちゃうのw
最後は、店長さんに入口まで見送りまでしてもらい、いたれりつくせりな待遇をしてもらいました。
「レトロゲームは定期的に変えてますので。情報はmixiにありますよ。」と言われたので、プレーしたいゲーム内容がマッチすれば是非ともまた遊びに来たいなぁ~と思いました。私はmixiをやっていないので、mixiやっているS山くんから情報をもらうとして、R1沿いなら来月納車予定の車のならし運転にはいいかもしれない…とちょっと思いました。
◇ ◇ ◇
【箱根ビール蔵】
夕飯近くになったので、箱根登山線の隣の駅である風祭までの距離をコーラのカロリー分を歩きながら、箱根ビール蔵に行きました。
S山くんが「変った食べ物ならココですかね。」という事で、「ディナーセット 箱根コース」を注文。彼は地ビールを、私はビールを一滴も飲まないので、コーラ…が無いので、コーヒーで乾杯。今日のお浚いをしながら、次々運ばれていくるメニューを消化していたら、またディグダグ状態になりました。途中、腹が爆発するかと…

◇ ◇ ◇
とまぁ、来月から仕事で覚える事が一杯で、プライベート時間がかなり無くなるかもなぁ~と覚悟しているので、余暇最後のイベントとしてはお釣りが来る位楽しめて良かったと思います。
ホント、楽しかったぁ~!(´▽`)
N氏のブログを読んでいたら、次回予告の画像が小さなサムネイルで載っていました。
「んん~? これって"山のぼりゲーム"…だよな… 最近、これをどっかでプレーしたのかな…?」と思い、急にこのゲームをプレーしたくなりました。
この「山のぼりゲーム」というのは、もう何年も前からVisual Basicやフラッシュでシミュレーションされているゲームなのですが、エレメカであるゆえにシミュレータどまりとなっています(当たり前w)。ググるとすぐに出ますが、かなり頑張っている作品ばかりです。
…しかし、エレメカはテレビゲームと違ってなかなかエミュレーションできるものではないので、やっぱり本物には敵いません。
そんな中、今週の週刊アスキーの7 TOPICSの記事を読んでいたら、タイムリーな事に「東京 板橋にレトロゲーム機を集めた『コン太村』が開店した」という記事が…
「ここなら"山のぼりゲーム"はあるのかな…」と思いながら、平日にチャットで会話をしているS山くんに「ここに行きたいんだけど。」という話をした所、「懐かし横丁みたいですね。」という流れになり、「おぉ~。この懐かし横丁って、ゲームセンターCXかなんかで紹介されていたような気がする… でも、俺はちゃんと見てないから違うかもしれないけど…」と検索したら、「あ~、wikipediaに載ってるねw」という流れに。
「だったら、こっちの方がいいね。」という事で、思いたったら吉日よろしく「明後日行こう! 山のぼりゲームがしたい!」となりました。
【いざ現地へ】
S山くんと小田原で待ち合わせをして、いざ現地入りを。
「12:00から開店なので、12:30位に行ければいいかな…」と思って、それ位に着いたら、丁度「店長さんがのれんを出している最中」の開店直後という状態でした。
表の写真を撮りながら、「みんなこうして写真とか撮ってんだねw」と言いながら、店長さんが「どうぞお入りください。」とのエスコートに、「やった!一番乗りだ。」と入店しました。
内装はネットで舐めるように見ていたので、もうバッチリですw


どの紹介サイトでも載っているお店の外の写真。私も撮りました!(^^)
【エレメカ達とのふれあい】
駄菓子は帰りに買い込むとして、まずは100円玉を10円玉に両替です。
私は昔の両替機にもウルサイ人なので、どんなものがあるか物色。「お~、これとこれがあるか… これは色違いのヤツが多かったな…」などと確認しながら両替をしました。
「さて、S山くん!何からやろうか?」という感じで、まずは入って真っ直ぐ奥に入った所で見付けたルーレットゲームから。
OKI:「お~、これは比較的新しいヤツだね。」
S山くん:「みたいですね。CAPCOMって書いてありますね。」
OKI:「CAPCOMじゃ新しいや。こりゃ適当にプレーの方向で。」
という感じで、今の時代を感じさせる「1プレー20円」のルーレットをプレー。
昔は「1プレー10円」でしたが、これだけ年数が過ぎても20円とはかなり良心的だと思います。(^^)
OKI:「基本は2倍がガチだよね。
あれっ?これは倍率に結構ムラがあるなぁ~。
俺のやっていたヤツは、ピカデリーサーカスってヤツと、
スーパーカーの書いてあるやつで、2, 4, 6, 8, 12, って上がって、
最大30とか120の倍率があって、0倍やタイヤでパーになる
ヤツが好きなんだけどなぁ~」
とか思いながら、2倍にかけたら外しました。小馬鹿にした罰かとw
S山くん:「では、次に行ってみましょう。」
という事で奥に…
「あったあった! 山のぼりゲーム! S山くん、コレだよ、コレ!」とハシャギながら、今度はS山くんが「これですよ!国盗り合戦!これやったなぁ~!」と二人とも興奮気味に。
久々の対面にしばし筐体のイラストとか魅入ってましたw

山のぼりゲーム

国盗り合戦
S山くん:「このヤギ、ヤバイですよ!特に目がっ!www」
OKI:「ホントだwww マズイな。こりゃw」
OKI:「いやぁ、しかし懐かしい!」

目がコワイw
などと、プレーをすぐにしないで、細部をくまなく視姦しましたw

他にも「新幹線ゲーム」なども!(´д`;ハアハア
S山くん:「あっ!見てください。この隙間にOKIさんの言ったルーレットが!」
OKI:「ホントだ。後に隠してある… 故障中なのかな?」
という感じで、私の知っているルーレットが山のぼりゲームの裏に隠してありました。
(後で店長さんに聴いたら、現在コレクションとして保存中とのこと)
OKI:「この時代はレジャックって書いてあるけど、
これってコナミなんだよねぇ~。正確には違うんだけど。」
とか、いらないウンチクを言いながら、「さて、そろそろ山を登ろうかね…」と、山のぼりゲームをプレーしました。
【山のぼりゲームをプレー】
「(ボタンが違うなぁ… でも、ピアノ撃ちができる)」と思いながら、いざプレー。
いきなりロープ地帯まで登りつめました。…が、しかし。
「なんだ。ロープの巡回がシビアだなぁ~!」…なんか違います。昔、ゼリコのお菓子やココアシガレット、メーカー不明のヤバイ位おいしいラムネを景品として取得しまくっていた頃の設定とは明かに難易度が違います。よくよく見ると、雷のアルゴリズムもレベルが高い状態になっています。
(ウンチクですが、難易度が低い状態のヤツは、雷の表示周期は同じ場所が二回分の点灯をします)
「あれ~。コレ、かなり設定が辛(から)い状態になってるな! ちょっとマズイなぁ~」という話をしながら、10円玉が切れたので両替をしていた所、店長さんが側にいたので、世間話をしました。
OKI:「あの山のぼりゲーム、バージョンが一杯ありますよねぇ~。
全部ランプタイプだから、プレーしやすいバージョンですね。
よく手に入りましたねぇ~」
店長さん:「えぇ、好きだったので、色々な所を探しまわってます。」
OKI:「バージョンによって、ヘビ地帯がクルクル周る絵のやつとかありますよね。」
店長さん:「よく知ってますねぇ!そのバージョンありますよね。詳しいですねw」
OKI:「私もあのゲーム、かなり好きだったんですよぉ~w」
OKI:「ところで、あの山のぼり、ロープ地帯がかなり難しいですね。」
店長さん:「あれは、一番下が消えた瞬間、一気に行かないとダメですね。」
OKI:「難易度は高くされているんですか?」
店長さん:「あれは、ダイヤルで回して難易度が変えられるんですが、
丁度真ん中ですね。」
OKI:「えぇ~!アレで真ん中なんですか!?
(つー事は、当時は甘い設定でプレーしていたのか…)」
S山くん:「ダイヤル式っていうのがスゴイですねw」
OKI:「ねー。ディップスイッチとかじゃないのがスゴイw」
店長さん:「えぇ、ダイヤルですw」
と、レア情報(?)などを聴きながら、なんだかんだとバテながらプレーしつつも、とりあえずゴールへ。
アルプス一万尺のBGMがデカデカと鳴ったら、店長さんがかけつけてくれて、「おっ、ゴールされましたね。ここに名前と年齢、住んでいる場所を書いてください。」と紙を渡されました。
店長さん:「結構、高タイムですね。10秒台じゃないですか。このタイムなら、こっちの段です。」
OKI:「おー。ランクがあるんですか?」
店長さん:「20秒以内の人はこの一番の段です。後日載せておきますね。」
OKI:「ありがとうございます~」
とよくみると…「うっ、俺の年齢が一番上じゃねーか。恥かしい…」
【レトロゲームコーナーへ】
ネットでレトロゲームがある事は知っていたので、どんなゲームがあるんだろう…とwktkしながら、最初に入店した駄菓子屋のフロア(2F)に入って耳にしたのは、色々なゲームの音。
「あれっ? 奥に1, 2台だけあるな… しかも、色々なゲームの音?」と、良く見ると、「こ、これはエミュ基板ぢゃねーか! ま、まさか、レトロゲームってコレじゃねーよな…」と不安になりながら店長さんに質問を。
OKI:「こちら、レトロゲームコーナーがあると聴いたのですが、
あの奥にある2台だけだったりするのですか?」
店長さん:「いえいえ、こことは別に下のフロアがあって、そちらにコーナーがあります。」
300円をお支払いいただいて、そこで遊べます。」
OKI:「お~、そーいう事ですか! 安心しましたw」
そして、店長さんに入館料を払って、いざゲームコーナーへ。店長さんの年齢を聴いたりと雑談をしながら案内してもらいました。
店長さん:「クレイジークライマーとかありますよ!」
OKI:「お~! それ、私も個人所有してますよ! 想い出があるのでw」
店長さん:「本当ですか!? それは凄いなぁ~!」
OKI:「でも、他所でもプレーしたいです。是非プレーさせてくださいw」
と話していると、自宅を改造した感じの裏口(ここが1Fになっていました)。入ってみると、20台程のゲーム台が並んでいるゲームコーナーが目に飛び込んできました。

駄菓子屋ゲーセンっぽくて、とても雰囲気あります。(^^)
「いいねぇ~、テーブル台。やっぱレトロゲームはテーブル台だよなぁ~。猫背でプレーしてナンボだよ。あと、赤い筐体やオレンジの筐体は2, 30円コーナー専用の筐体じゃないと。」 …と、よく見ると、こちらに置いてあった赤い筐体は50円…まぁ、仕方がないですね。この時代ですしw
[クレイジークライマー]
とりあえず、最初はやっぱりクレイジークライマーをという事で、早速100円玉を50円に両替してプレー。ちなみに両替機はレバー式の緑のやつでした。あったあった。(^^)
S山くんにこのビルの名所を説明しながら、キングゴリラの目をお腹に表示させるバグや、感電させて自機を真っ赤にする裏技を披露しましたw
…がしかし、かなり運の悪いパターンにハマリ、4面の中盤でガメオベに…「今日はすごく調子悪い… 持ち主の法則(そのゲームの持ち主は上手くなければならない)が成立しなかった… orz」と(´・ω・`)状態に。
[サーカス]
気をとりなおして、隣のゲームに目をやると、クレイジーコングやサーカスがw
サーカスが好きだったS山くんはサーカスをプレー。
S山:「今見ると、凄い残酷にみえるゲームですよね。コレw」
OKI:「確かにw」
OKI:「俺はこのゲームの曲聴くと、ポンキッキでかかっていた事を
思い出すんだよねぇ~」
などと、お互い一つのゲームに対して想い出をポンポンと出す辺りが、記憶力がまだまだ衰えていない証拠だなぁ~と再認識しました。(^^)
とそんなこんなで、色々と70後半~80年代前半のゲームをプレーしていきました。
[クレイジーコング]
S山くんに25m(1面)でイキナリワープを見せてあげましたw
今考えるとスゴイ裏技です。ステージ開始してすぐにクリアですからね。コイツとティップタップのステージ2のワープは私にはとても良い想い出を貰っています。
[リバーパトロール]
先日、スプリンガーの想い出を書いていた矢先に、まさかコレをプレーする流れになるとは思いませんでした。オルカ萌えですw
このゲームはマジメにやると終わらないので、4面までプレーして、5面から全機をS山くんに託しました。彼には先月の秋葉原のトライでエクイテスを途中から渡した時と同じで、初回プレーから5面とかだとかなりキツイので、すぐに沈没する事に…
昔はこんな仕様でも、楽しくプレーできたものだなぁ~とシミジミしました。

[海底宝探し]
カラー版でした。「おぉ~!カラーだから、恐らくエミュ基板じゃないね。コレ。」とほくそ笑みながらもプレー。
「S山くん、どれにする?」と彼に選んでもらいながら、壷を選んでいきましたw
私が過去に数種類プレーしいた物と音質が違っていたので(メロディ自体は同じ)、これは何かありそうです。デッドコピーかなぁ~とw

[スペースウォー]
対戦ゲーなのでパスする事に…
シングルでもプレーできますが、CPUが強すぎた想い出があるので、プレーしませんでした。
驚いたのはカラーだった事。初めてカラー版を見ました。最初「これ、セロファンか?」と思いましたがカラーです。同時期にルナレスキューとかもカラーがあったので、あってもおかしくない話ではありますが、過去に見かけた、どのゲームセンターもモノクロだっただけに感動ものでした。
[スペースフィーバー]
任天堂筐体でビックリ。S山くんに「これ、純正だから、左右しかレバーが行かないんだよ。しかもゲームセレクトがあるので、ABCボタンがあるしw」と力説w
ミスの音がかなり記憶に鮮明に残っており、自機が死ぬ前にこの音を口ずさみながらプレーしました。
(後にバンダイ版のゲームウオッチである「クレージーカラス」の死亡音がこれのパクリというのは、ここだけの話でw)
そして、単発ショットのゲームはかなり苦手なので、結構ストレスが溜りました…

[ブロックくずし]
S山くんがプレーしていました。ちゃんと筐体を見なかったんですが、N氏のサイトを見て「レインボーブロック」という名前だった事を知りました。写真を撮ってくれば良かった…と、今頃後悔してます。(しばらく行く予定無いし…)
このブロックくずしは当時プレーした事はありましたが、ゲーム名は知りませんでした…(ブロックくずしの亜流が多すぎたというのが原因です)
ここの筐体はたしかセロファンでしたが、当時は七色分貼ってたのか記憶にないですね。
[サスケVSコマンダー]
一番驚いたゲームがコレです。
基板自体はいくら高額とはいえ、現時点ではとりあえず購入可能なので(エミュでもあるし)、さほど驚かないのですが、「筐体が純正だった」のが驚きました。

サスケVSコマンダーの純正筐体
やっぱり「純正のテーブル台」で、「エミュじゃない本物」をプレーするのが一番の興奮ですよね。
…といいながら、真剣にはプレーしませんでした(爆)
このゲームの想い出は多いものの、思い入れは少なかったせいでしょうね。自分で購入してない位なので…
S山くん:「イエス、ショーグンwww」
OKI:「www なんだよねぇ。いい世界観だw」
S山くんにボス戦の忍術を説明しながら、笑いあってプレーしました。「ホラホラ、漢字フォントだぜ。」とか、「次は幼少のトラウマ、飛竜剣の術ダヨw」とか言いながら。

みんなこの攻撃に脅威を感じたハズ!
S山くん:「この"カワリ身の術"のカタカナがいいですねw」
OKI:「ねー。しかも、見ててねぇ~」
(敵が丸太に化ける)
OKI:「ホラホラっ!丸太になった。 これがカワリ身の術だっ!w」
S山くん:「この丸太、敵が焦げて丸まったのかと思いましたよw」
とこんな会話をしながら楽しみました。みたいな~。スギャギャッ!
他にも2Fにあった、「国盗り合戦」が置いてありました。
S山くん:「あっ、こっちにも国盗り合戦がありますね。
ん? 『国盗り大将』… "大将"だったっけかな?」
【そして色々と驚愕の事実が…】
レトロゲームコーナーで楽しく遊びながら、S山くんが見つけたコミュニケーションノートを二人で読み始めました。
OKI:「あ~、ココは去年からオープンしたとかネットに書いてあったねぇ~。
秋位から書き込みが始まってるね。」
OKI:「あっ!この書き込みの人、N氏の知り合いの基板3000枚近く
所持している人だw おっ、2800枚って書いてある。やっぱスゲー!
自分でなんでも直せちゃう凄い人らしいよ。
やっぱり凄い人は、こーいう場所をチェックしてすぐに来てるんだねぇ~w」
S山くん:「あー前に、OKIさんが言ってた人ですね。どれどれ…」
と、彼はどこでもフルブラウジングができる端末を携帯しているので、ノートの書き込みの日からブログを検索すると…
S山くん:「あ、去年の10月の日記…ありましたよw」
OKI:「すげー。話がリンクしている。ネット便利!」
そして、そのままコミュニケーションノートを見ていると…
S山くん:「後半になると、同人の店のノートみたいですね。
イラストまで書いてありますよ。」
OKI:「ホントだ~、ベラボーマンとか書いてあるね。ウマイなぁ~。」
OKI:「ん?『ドラキュラハンター』とか書いてあるね。
えぇっ!このゲーム、ここにあったのか? いや、あるのかっ!? マジかよっ!」
S山くん:「お店の人に聴いてみましょう。」
と、ゲームコーナーを管理しているであろう人が奥にいたので声をかけると、「私にはよく分からないので、聴いてきますね。」と、店の奥に消えて行きました。管理室を見ると、指輪等を板金しているような工場(こうば)が…
OKI:「なんだろうね? ここは…?」
S山くん:「何か作ってるんでしょうか…?」
暫くすると店長さんが来ました。「(あ~、結局は店長さんが全部やりくりしてんのか…)」と。
OKI:「このノートにドラキュラハンターって書いてあったのですが、
このゲームって、今は置いてないんですか?」
店長さん:「あぁ~!このゲームは、ここでオフ会をやっている方達が
その時に持ってきてくれてるんですよ~。」
OKI:「あぁ~、そういう事だったんですか~。」
店長さん:「実は先週もオフ会があって、ホラ、この方達が…
(とノートをめくって、さっきちょっと見たベラボーマンのページを差す)
…集まって、持ってきたりしてました。
このイラストの方は、なんでもこれの開発者とかで。」
OKI:「……えぇぇぇ~! それってアノ人じゃん、つかこのイラスト、
上手いとかじゃなくて名前見ると本人じゃん。本物じゃん!(爆)」
とまぁ、ビックリしました。そんな人達がオフ会をやって、そこにドラキュラハンターとか集るんだ…と、かなり驚愕しました。
「こ、これは神の会合」や… (・3・)
そんな中、このノートの面子を良く見ると…「あとサラマンダーの強威に…」という書き込みが…
「えええぇぇぇ!!ちょwww "N氏"もこのオフ会の参加者www」
なんだぁ~、あなた様も神集団の一員だったのね…と。先週、ここに遊びに来ての、あの「山のぼりゲーム」のサムネイルだったのね…
凄いなぁ~と思いました。この空間にまだ、神達のオーラがあるんじゃねーのかと。
【2010年 その後 追記】
N氏はただのニワカゲーマーという事が分かりました。騙された…(´・ω・`)
OKI:「こんな会合とかあるんですねぇ。」
店長さん:「えぇ、何度かここで開いていただいています。
実は私はあまり基板とか詳しくなくて…こーいう基板って凄いんですよね?」
OKI:「凄いなんてもんじゃないです。20年前に100万円レベルとかいう話も
あった位ですよ。今の相場は知りませんが…
元々コレクターは売らないのが普通なので、値がつかないと思います。」
店長さん:「やっぱり、そんななんですかぁ~。」
OKI:「でも、こちらも凄いですよ。あのサスケコマンダの筐体とか、
純正じゃないですか。基板は現時点では5万位でなんとか買えますが、
筐体となると、もう入手も難しいと思いますよ。」
店長さん:「やっぱり、そんななんですかぁ~。
実は、これの基板は後から買ったものなんです。」
OKI:「えぇぇぇ! 基板が後からなんですか!? セットじゃなくて?」
店長さん:「えぇ、筐体は潰れたゲームセンターや、遊園地、デパート
とかから、なんとか交渉して譲ってもらったんです。」
店長さん:「ほら、これとか『国盗り合戦』じゃない、『国盗り大将』なんですよ。
実はこれ、コピー品なんです。こーいうのが眠っている所に行って、
捨てるなら譲ってくださいって言うんですよ。」
S山くん:「あ~、やっぱり、本物は「国盗り合戦」ですよね。
なんかおかしいと思ったw」
OKI:「あー、やっぱりそーいうものなんですか。確かに普通に売っている
物じゃないですよねぇ~。オークションとかでも見ませんですもん。」
店長さん:「他にもですね。廃墟マニアの方とかいるじゃないですか。
あーいう方のサイトとかで、廃材として捨ててある情報とかもらって
見つけたりするんですよ。」
OKI:「すっげー!そんな手もあるんですね。素晴らしいです。」
とまぁ、素晴らしい努力をして、このレトロゲームコーナーが構築されていると思うと、感慨深いものがありました。
私は「当時の想い出」があったゲームを所持している感じで遊んでいますが、「思い入れの無いゲーム」というものは、どんなに凄い価値のあるゲームでも、興味がありません(爆)、その点、この店長さんはプロとして収集している訳で、その努力は道楽で遊んでいる私とは違うのだろうなぁ~と思いました。
【最後は駄菓子を】
気がついたら4時半とか過ぎていたので、そろそろ駄菓子を買って帰ろうと、色々な物を物色しました。
この時間の頃は結構客足も増えていて、私達がレトロゲームをプレーしていた時にはかなり店も繁盛していたようです。
子供も大人もみんな会計待ちで、お菓子を抱えて並んでいました。他にも綿菓子を店長さんから作ってもらう子供もキューイングされていました。店長さん大忙しです。
店長さん曰く「今日はこれでもまだ忙しくない方なんですよ。」と。いやはや御見逸れいります…
駄菓子自体については、いつもの想い出話の番外編で将来書きたいと思っているのでお菓子の説明は割愛しますが、とりあえずあまりスーパーやコンビニ、はたまたドンキホーテで売っていない駄菓子を買って行こうと、10点程買いました。他にもウィングマンやファミコンゲームのイラストのメンコとかあったので、なんかノスタルジーな気分で何個か買いました。
ついでにエレメカで取得したメダル(国盗り合戦とかで、メダルが出てきた)を換金してお会計をしたところ、こんだけ買っても「560円です」とか言われ、幼少の頃のプライス状態がロードされました。確かに駄菓子なんかよりも、ゲーム代が一番高かったな…とw
【〆はコーラで】
駄菓子も買ったし、さて帰ろうと思ったら、レトロゲームコーナーの入館パスに、記念品とドリンクチケットがある事を思い出しました。
カウンターでコーラを出してもらいながら、記念品のインベーダーカード、インベーダー消しゴム、インベーダーシール、懐かし横丁マッチのどれか一つを選ぶ事に。私はインベーダーがあまり好きじゃないので(コレなら好き)、マッチにしました。でも、煙草も吸わないし、オール電化状態になりつつあるので、その名のとおり記念品として取って置くことになりそうです。
少ししたらカウンターの隣に若い女性がきて、店長さんと地元の話をしていました。小耳を立てていると、20代で小田原周辺のゲーセンの集りに参加しているとの事で、私的に少し気になったので、私から話かけたのですが、会話をしていたらちょっとジェネレーションギャップを感じました。店長さんもこの世代と話を合わせるのは大変だろうなぁ~と思いました。駄菓子屋(やレトロエレメカのある場所)なんて所は、小学生 or 30~60代のオッサンが似合っています。「ポップンミュージックやってるよ!」とか言われてしまうと、ヲジサンはね、ヲジサンはね、山のぼりゲームを頑張ってクリアした想い出が消えちゃうのw
最後は、店長さんに入口まで見送りまでしてもらい、いたれりつくせりな待遇をしてもらいました。
「レトロゲームは定期的に変えてますので。情報はmixiにありますよ。」と言われたので、プレーしたいゲーム内容がマッチすれば是非ともまた遊びに来たいなぁ~と思いました。私はmixiをやっていないので、mixiやっているS山くんから情報をもらうとして、R1沿いなら来月納車予定の車のならし運転にはいいかもしれない…とちょっと思いました。
【箱根ビール蔵】
夕飯近くになったので、箱根登山線の隣の駅である風祭までの距離をコーラのカロリー分を歩きながら、箱根ビール蔵に行きました。
S山くんが「変った食べ物ならココですかね。」という事で、「ディナーセット 箱根コース」を注文。彼は地ビールを、私はビールを一滴も飲まないので、コーラ…が無いので、コーヒーで乾杯。今日のお浚いをしながら、次々運ばれていくるメニューを消化していたら、またディグダグ状態になりました。途中、腹が爆発するかと…

とまぁ、来月から仕事で覚える事が一杯で、プライベート時間がかなり無くなるかもなぁ~と覚悟しているので、余暇最後のイベントとしてはお釣りが来る位楽しめて良かったと思います。
ホント、楽しかったぁ~!(´▽`)
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