昔のゲームの想い出 [0122] 「スナッチャー」 [コナミ] [1988] [PC-8801mkIISR]
《イカしたサイバーパンクアドベンチャー!》
先日、Y田くんと昼飯を食いながら、AV(アダルトビデオ)の話になり、「素人物だけでも年間にかなりリリースされているのを見ていると、そこら辺を歩いている女性って、何食わぬ顔をしているけど、みんなAVに出ているんじゃねーのか?って気分になるねw」なんて、会話になりました。
そうです。街中を歩いている女性は、みんなAV女優にスナッチされているのです…
先日、Y田くんと昼飯を食いながら、AV(アダルトビデオ)の話になり、「素人物だけでも年間にかなりリリースされているのを見ていると、そこら辺を歩いている女性って、何食わぬ顔をしているけど、みんなAVに出ているんじゃねーのか?って気分になるねw」なんて、会話になりました。
そうです。街中を歩いている女性は、みんなAV女優にスナッチされているのです…
(※↑冗談で言ってますからね。私は比較的ジェンダーフリーですw)
ちなみにスナッチャーを想い出すと、同時期にリリースされた映画、「ゼイリブ」も同時に思い出しますw
(そしてゼイリブというと、宇宙家族カールビンソンのネタも連想ゲームで…(^^ゞ)
ということで、今回はスナッチャーの想い出を書いてみたいと思います。
ゲームのストーリーは長ったらしくなるので割愛しますが、このゲームは、主人公の捜査官ギリアン・シードとなって、人間になりすまして都市に潜む、スナッチャーと呼ばれるアンドロイドの謎を解き明かすアドベンチャーゲームとなります。
舞台はネオコウベシティという未来都市となり、この都市で調査を行って謎を解いていきます。有名な話ですが、映画のブレードランナーにインスパイアされたアドベンチャーゲームとなります。
【まず最初に言いたいのは】
このゲームは、アドベンチャーゲームとしては「とても素晴らしかった」という事と、「初代のプラットフォームで全てのシナリオをキチンと収録したバージョンがリリースされないのは何故なの?」という事です。
私は初代ハードである、PC-8801mkIISRのサウンドボードII搭載版でクリアしたのですが、この時は「最終章に続く」という状態で終りました。
もの凄いクライマックスを見せての終り方だったので、「をぃをぃ、続編はいつ出るんだよ!」って感じになりました。そして20年以上経過しましたが、今でもその状態のままです。
非常にグラフィックも綺麗、サウンドボードIIの音色とゲームにマッチした曲、戦闘のシューティングゲーム、そしてグイグイ引き込まれるシナリオ。本当に素晴らしいです…
が、なんでこのような事になってしまったのか…というのが本当に解せないでいます。
その後、SDスナッチャーがリリースされるも、"な・ぜ・か"SD(スーパーデフォルメ)化され、シリアスで劇画調の絵柄だった前作から可愛いキャラクターに一転、ゲーム内容もアドベンチャーゲームから、RPGへと変貌…もう、完全に私の中では「これは無し。」のゲームとなりました。
私は未だに確認していないのですが、「SDスナッチャーには最終章のシナリオが実装されている」と当時の雑誌に書いてあったのですが、あんなオチャラけゲームでは、とてもじゃないけど認める事ができない…という事でプレーに至りませんでした(仕事も忙しかったというのもある)。
そして、更にその後、PCエンジンのCD-ROM2にてリリースされる事を雑誌で知りましたが、その後、これはある程度シナリオがカットされている事を知り、プレーには至りませんでした。
…という感じで、メーカーの事情もあるとは思いますが、これほどユーザーをナメた状態にするのも如何なものかと思っています。
くやしい…でも凄い良作!ビクンビクン!ってなものです。
【この頃の雑誌】
この頃のアドベンチャーゲームというは、静止画が基本だったので、雑誌にスクリーンショットが載っていると、文字情報が不要な位、情報伝達ができてしまっていました。
このゲームの特集をBeepが早々と組んだりしていたのですが、最後の最後のスクリーンショトとか載せてしまっていて、「なんだ、こーなるんだ…」とプレー途中に結果が分ってしまっていた想い出があります。
他にも私がプレーする前に、主人公の相棒(予定)のギブスンの「首がねじ切られているシーン」とかも掲載されてしまっており、初めて見たときには「首が切れているのではなく、前のめりに倒れている」ものばかりだと思っていました(^^ゞ プレーしてから、「あー、首チョンパだったのね…」と。素晴らしいグロ画像の掲載でした。
こう思うと、この時代は今のネット社会(情報過多)よりもタチが悪かったような気がします。ネタバレ注意の前置きが無いままゲームの紹介を読んで行くと、重要なシーンをそのまま掲載…みたいな~。ズギャ!
【ステレオが壊れるかと】
このゲームの前半のシーンにて、ゲームのボリュームが小さくなるシナリオがあります。そして、その流れから主人公の相棒であるメタルギアmkIIが「ボリュームを最大にしてください」と促すのですが、これに従っていると、その後の展開で大音量で建物が大爆発するシーンがあります。
私はこのシーンを音響効果抜群の友人宅で実施してしまい、見事に小島秀夫監督の罠に引っ掛りましたw
これを体験して直ぐに直感したのは、「これはコンピュータウィルスに使えちゃうなぁ~」でした。コンピュータウィルスは、何もコンピュータ同士で感染や破壊をするものだけではありません。感染後に人間の破壊もできてしまうのです。場合により、鼓膜損傷、心筋梗塞を誘発する事も可能です。ある意味、人にとって最凶のウィルスといった感じでしょうか… (ポケモンフラッシュもある意味同じ様なものですね)
と、このような事を教えてくれたゲームでした。
【JOY DIVISION】
このゲームの舞台には、骨董品屋(情報屋)のジョイ・ディヴィジョンというお店があって、ストーリーに必要な物が手に入るのですが、このBGMをY田くんがとても気に入っており、このゲームの話題になると、いつもこの曲を鼻歌で歌っていました。
そして、この「ディヴィジョン」という単語をこのゲームで覚えた彼は、ある日、専門学校で覚えてきたCOBOLの4つのDIVISIONを得意気に言ってきたりしてきたので、C言語 LOVEな私は、「あ~、そうですか。そんな言語は今はメジャーでも、どーせ、いつかは枯れるから。」と酷評。彼は(´・ω・`)としていました。
そして20年経った今ですが、私の予言の通りになりました。
(まぁ、COBOLは金融機関などの、なかなか新しいシステムへ移行できないシステムの運用のために、まだまだ需要はありますけどね。ある意味、ニッチで稼ぐには良い言語だとは思います)
そんなY田くんは、入ったばかりの情報処理専門学校を夏休み前に自主退学しました… 折角ディビジョンを習ったのに!
…と、JOY DIVISIONからこんな想い出があったりします。
◇ ◇ ◇
このゲームは上述で書いたように、クライマックスの見せ場は本当に凄かったと記憶しています。
特に死体から人の顔の復元シーンとかは当時、「スッゲー見せかただなやぁ~!」と、釣りキチ三平のような「田舎者が最先端テクノロジー(この場合CG)を見ているかのよう」でした。
そして、その勢いでラストのシューティングゲーム(この時の天井を見るシーンは結構トラウマ)と、「結局、敵の正体は何なのか?」という疑問をワザと引きずらせるような展開…
これで1年以内に最終章がリリースされていれば、私の中ではベストアドベンチャーゲームになっていたと思う程、素晴らしかったと思います。
いつか…いつかPC-8801版のグラフィックで最終章まで…と願いたいものですが、私としては「当時のスタッフの状態で作らないと意味が無い作品 (これは当時が旬であり、スタッフもその年齢でないと意味が無い)」と思っているので、結局は後戻りできない話でしかありません。
かといって、あまり天邪鬼な事を言っていてもしょうがないので、そろそろ動画サイトなどで、別のプラットフォーム版の全てのシナリオを拝見しようと思い始めています。
いい時代になったお!(^^ゞ☆\バキッ!!
【追記】
翌日に動画を見た感想を記述しました。
ちなみにスナッチャーを想い出すと、同時期にリリースされた映画、「ゼイリブ」も同時に思い出しますw
(そしてゼイリブというと、宇宙家族カールビンソンのネタも連想ゲームで…(^^ゞ)
ということで、今回はスナッチャーの想い出を書いてみたいと思います。
ゲームのストーリーは長ったらしくなるので割愛しますが、このゲームは、主人公の捜査官ギリアン・シードとなって、人間になりすまして都市に潜む、スナッチャーと呼ばれるアンドロイドの謎を解き明かすアドベンチャーゲームとなります。
舞台はネオコウベシティという未来都市となり、この都市で調査を行って謎を解いていきます。有名な話ですが、映画のブレードランナーにインスパイアされたアドベンチャーゲームとなります。
【まず最初に言いたいのは】
このゲームは、アドベンチャーゲームとしては「とても素晴らしかった」という事と、「初代のプラットフォームで全てのシナリオをキチンと収録したバージョンがリリースされないのは何故なの?」という事です。
私は初代ハードである、PC-8801mkIISRのサウンドボードII搭載版でクリアしたのですが、この時は「最終章に続く」という状態で終りました。
もの凄いクライマックスを見せての終り方だったので、「をぃをぃ、続編はいつ出るんだよ!」って感じになりました。そして20年以上経過しましたが、今でもその状態のままです。
非常にグラフィックも綺麗、サウンドボードIIの音色とゲームにマッチした曲、戦闘のシューティングゲーム、そしてグイグイ引き込まれるシナリオ。本当に素晴らしいです…
が、なんでこのような事になってしまったのか…というのが本当に解せないでいます。
その後、SDスナッチャーがリリースされるも、"な・ぜ・か"SD(スーパーデフォルメ)化され、シリアスで劇画調の絵柄だった前作から可愛いキャラクターに一転、ゲーム内容もアドベンチャーゲームから、RPGへと変貌…もう、完全に私の中では「これは無し。」のゲームとなりました。
私は未だに確認していないのですが、「SDスナッチャーには最終章のシナリオが実装されている」と当時の雑誌に書いてあったのですが、あんなオチャラけゲームでは、とてもじゃないけど認める事ができない…という事でプレーに至りませんでした(仕事も忙しかったというのもある)。
そして、更にその後、PCエンジンのCD-ROM2にてリリースされる事を雑誌で知りましたが、その後、これはある程度シナリオがカットされている事を知り、プレーには至りませんでした。
…という感じで、メーカーの事情もあるとは思いますが、これほどユーザーをナメた状態にするのも如何なものかと思っています。
くやしい…でも凄い良作!ビクンビクン!ってなものです。
【この頃の雑誌】
この頃のアドベンチャーゲームというは、静止画が基本だったので、雑誌にスクリーンショットが載っていると、文字情報が不要な位、情報伝達ができてしまっていました。
このゲームの特集をBeepが早々と組んだりしていたのですが、最後の最後のスクリーンショトとか載せてしまっていて、「なんだ、こーなるんだ…」とプレー途中に結果が分ってしまっていた想い出があります。
他にも私がプレーする前に、主人公の相棒(予定)のギブスンの「首がねじ切られているシーン」とかも掲載されてしまっており、初めて見たときには「首が切れているのではなく、前のめりに倒れている」ものばかりだと思っていました(^^ゞ プレーしてから、「あー、首チョンパだったのね…」と。素晴らしいグロ画像の掲載でした。
こう思うと、この時代は今のネット社会(情報過多)よりもタチが悪かったような気がします。ネタバレ注意の前置きが無いままゲームの紹介を読んで行くと、重要なシーンをそのまま掲載…みたいな~。ズギャ!
【ステレオが壊れるかと】
このゲームの前半のシーンにて、ゲームのボリュームが小さくなるシナリオがあります。そして、その流れから主人公の相棒であるメタルギアmkIIが「ボリュームを最大にしてください」と促すのですが、これに従っていると、その後の展開で大音量で建物が大爆発するシーンがあります。
私はこのシーンを音響効果抜群の友人宅で実施してしまい、見事に小島秀夫監督の罠に引っ掛りましたw
これを体験して直ぐに直感したのは、「これはコンピュータウィルスに使えちゃうなぁ~」でした。コンピュータウィルスは、何もコンピュータ同士で感染や破壊をするものだけではありません。感染後に人間の破壊もできてしまうのです。場合により、鼓膜損傷、心筋梗塞を誘発する事も可能です。ある意味、人にとって最凶のウィルスといった感じでしょうか… (ポケモンフラッシュもある意味同じ様なものですね)
と、このような事を教えてくれたゲームでした。
【JOY DIVISION】
このゲームの舞台には、骨董品屋(情報屋)のジョイ・ディヴィジョンというお店があって、ストーリーに必要な物が手に入るのですが、このBGMをY田くんがとても気に入っており、このゲームの話題になると、いつもこの曲を鼻歌で歌っていました。
そして、この「ディヴィジョン」という単語をこのゲームで覚えた彼は、ある日、専門学校で覚えてきたCOBOLの4つのDIVISIONを得意気に言ってきたりしてきたので、C言語 LOVEな私は、「あ~、そうですか。そんな言語は今はメジャーでも、どーせ、いつかは枯れるから。」と酷評。彼は(´・ω・`)としていました。
そして20年経った今ですが、私の予言の通りになりました。
(まぁ、COBOLは金融機関などの、なかなか新しいシステムへ移行できないシステムの運用のために、まだまだ需要はありますけどね。ある意味、ニッチで稼ぐには良い言語だとは思います)
そんなY田くんは、入ったばかりの情報処理専門学校を夏休み前に自主退学しました… 折角ディビジョンを習ったのに!
…と、JOY DIVISIONからこんな想い出があったりします。
このゲームは上述で書いたように、クライマックスの見せ場は本当に凄かったと記憶しています。
特に死体から人の顔の復元シーンとかは当時、「スッゲー見せかただなやぁ~!」と、釣りキチ三平のような「田舎者が最先端テクノロジー(この場合CG)を見ているかのよう」でした。
そして、その勢いでラストのシューティングゲーム(この時の天井を見るシーンは結構トラウマ)と、「結局、敵の正体は何なのか?」という疑問をワザと引きずらせるような展開…
これで1年以内に最終章がリリースされていれば、私の中ではベストアドベンチャーゲームになっていたと思う程、素晴らしかったと思います。
いつか…いつかPC-8801版のグラフィックで最終章まで…と願いたいものですが、私としては「当時のスタッフの状態で作らないと意味が無い作品 (これは当時が旬であり、スタッフもその年齢でないと意味が無い)」と思っているので、結局は後戻りできない話でしかありません。
かといって、あまり天邪鬼な事を言っていてもしょうがないので、そろそろ動画サイトなどで、別のプラットフォーム版の全てのシナリオを拝見しようと思い始めています。
いい時代になったお!(^^ゞ☆\バキッ!!
【追記】
翌日に動画を見た感想を記述しました。
コメント
懐かしいですね。スナッチャー
おぉ!初カキコだね(爆)
やほ~。NeMoちゃん。
おき@今、さっき起きましたw
やっぱ見てましたか。このブログw
内容が日に日に変な感じ(マニアック)になっているので、もう見てないかと思って、元サヤに戻った事は連絡しませんでした。スミマセンm(_ _)m
ついでにタイトルも変えました。そのうち内容も日記に近いノリにしていこうと思っています。来月から忙しくなるしね。
>的当てゲームのような場面があったと記憶
9マス撃ちのシューティングゲームになるよね。
ここの曲がかなり好きで、いまだに聴いていたりしますw
>もう、どんな話だったのかはスッカリ忘れてますが…(´ー`)
もう20年前のゲームだもんね~。
思い入れが無いと、そんなもんだと思いますw
…と同時に、「NeMoちゃんと知りあってから、あとちょっとで20年か…」とも思いましたw
今夜、ニコニコとかでサターン版のスナッチャーを通しで見てみようかと思いました。「ま、時間ならたっぷりあるし」ねw
…と、ここまで書いていておいて、"私の知っているNeMoちゃん"ぢゃない人だったら、なんという馴々しい文章…
人違いでしたらゴメンナサイm(_ _)m
おき@今、さっき起きましたw
やっぱ見てましたか。このブログw
内容が日に日に変な感じ(マニアック)になっているので、もう見てないかと思って、元サヤに戻った事は連絡しませんでした。スミマセンm(_ _)m
ついでにタイトルも変えました。そのうち内容も日記に近いノリにしていこうと思っています。来月から忙しくなるしね。
>的当てゲームのような場面があったと記憶
9マス撃ちのシューティングゲームになるよね。
ここの曲がかなり好きで、いまだに聴いていたりしますw
>もう、どんな話だったのかはスッカリ忘れてますが…(´ー`)
もう20年前のゲームだもんね~。
思い入れが無いと、そんなもんだと思いますw
…と同時に、「NeMoちゃんと知りあってから、あとちょっとで20年か…」とも思いましたw
今夜、ニコニコとかでサターン版のスナッチャーを通しで見てみようかと思いました。「ま、時間ならたっぷりあるし」ねw
…と、ここまで書いていておいて、"私の知っているNeMoちゃん"ぢゃない人だったら、なんという馴々しい文章…
人違いでしたらゴメンナサイm(_ _)m
No title
人違いぢゃないのでご安心下さい。(笑)
ニコ動でスナッチャーが見れるですか?
ちょっと探してみます。
ニコ動でスナッチャーが見れるですか?
ちょっと探してみます。
良かったw
>人違いぢゃないのでご安心下さい。(笑)
(^^ゞ
昔、電子メールで同性同姓の人に間違って、馴々しい文章を書いてしまった経験があるので、ネットのハンドル名だともっと危険なニホヒがしてしまってビクビクしますw
>ニコ動でスナッチャーが見れるですか?
検索したら、サターン版の実況プレーがあるみたいです。
時間を見たら、通しで12時間とかありそうなので、俺の場合は88版で実現されなかった最終章から見る事にしました。
(^^ゞ
昔、電子メールで同性同姓の人に間違って、馴々しい文章を書いてしまった経験があるので、ネットのハンドル名だともっと危険なニホヒがしてしまってビクビクしますw
>ニコ動でスナッチャーが見れるですか?
検索したら、サターン版の実況プレーがあるみたいです。
時間を見たら、通しで12時間とかありそうなので、俺の場合は88版で実現されなかった最終章から見る事にしました。
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アドベンチャーゲームなのに、的当てゲームのような場面があったと記憶してます。
ボリューム最大に!!は、なんとなく覚えています。
懐かしいですね。もう、どんな話だったのかはスッカリ忘れてますが…(´ー`)