昔のゲームの想い出 (番外編) [0007]
《アーケード基板のハーネス》
昨年レトロゲーム基板を発掘し終ってから、劣化したハーネスのメンテナンスをしていました。
1986年以前のレトロゲームを何枚か所持しているお陰で、JAMMA規格ではないものは別に作らないとならなかったので、こーいう時に不便を感じます。
メーカー毎に色々と個性的な物(ハーネスが二つ必要なレトロゲームや、特殊レバー等)もあれば、同じメーカーでも時期によって全く違う仕様な物もあったりするので、管理が面倒臭いです。

グジャー!って一部を撒いてみましたw
という事で、ハーネスにまつわる想い出とかを書いてみようかと思いました。
昨年レトロゲーム基板を発掘し終ってから、劣化したハーネスのメンテナンスをしていました。
1986年以前のレトロゲームを何枚か所持しているお陰で、JAMMA規格ではないものは別に作らないとならなかったので、こーいう時に不便を感じます。
メーカー毎に色々と個性的な物(ハーネスが二つ必要なレトロゲームや、特殊レバー等)もあれば、同じメーカーでも時期によって全く違う仕様な物もあったりするので、管理が面倒臭いです。

グジャー!って一部を撒いてみましたw
という事で、ハーネスにまつわる想い出とかを書いてみようかと思いました。
【初めて作成したハーネス】
私の初めて作成したハーネスは、サーカスチャーリーのハーネスでした。
これはコナミのアーケードゲーム初期の頃の規格で、1981年辺りに出来た規格だと思います(フロッガーの頃はまだこの規格ではないっぽいので…)。
基板を買い初めた頃(20年以上前)に、ハーネスを作成してもらう値段というのは1500~2000円程だったと記憶しているのですが、「これにお金をかけるのがもったいない…」という理由から作り始めたのがキッカケでしたw
現在の相場を見ると、倍額…いや、5000円とか取る業者さんもいるみたいなので、「とても高いなぁ~」とか思ってしまいます。
まぁ、コネクタやケーブルの値段も、過去と現在では違うので、一概にそう思ってはいけないのかもしれないのですが…
初めてハーネスを作成した時は、町田にある東急ハンズまで出掛けて、電子パーツのあったフロアでコネクタを揃えました。
ケーブルも色々な色がありましたが、最初はよく分らずに、緑の線が安かった&在庫があったので、それを数十メートル買ってきた想い出があります。
(上の写真の右下緑一色のヤツがソレですw)
ケーブルの色が一色だったので、配線図と睨めっこしては+5V, -5V, +12V, GNDが間違っていないかを何度も目視確認をしては、ドキドキしながら電源を入れました。
画面がちゃんと表示された時には、本当に感動したものです。
これは「アーケード版のサーカスチャーリーが遊べる」という事よりも、「安全に起動した」方が嬉しかった感じでしたw
もちろん、それからは「アーケード版が動いた」事と、「また、逢えたね♥」という事で、感動が倍増された想い出があります。
特にこのゲームの基板を手に入れた時には、移植がMSX版のアレや、ファミリーコンピュータ版のアレしかなかったので、自宅でアーケード版が動いた時の感動はひとしおでした。
【その後のハーネス作り】
私のゲーム筐体は、2P側が別のデバイスでしたが(当初は麻雀パネル等でしたw)、これを取り外し、途中押入を改造してその隅に押し込めて設置する事にしました。
「どーせ、独りで遊ぶものだし…」という理由からそうした感じです。
この流れから、その後購入した基板のハーネスを作る時には、1P側だけのコントロール配線のみ接続するようになりました。
その方が「配線する手間が省けるから」&「ケーブルの費用が浮くから」ですw
【JAMMA規格のハーネス作り】
その後、ブラックドラゴンの基板を購入した際に、初めてのJAMMA規格のハーネスを作成する事になりました。
この規格は、1986年以降のゲームでは、かなりサポートされていくという事で、真剣に作りました。
ケーブルもJAMMAが謳っていた色にできるだけ近い物を購入してきて、いままでサボっていた2P側の配線もキチンと行い、ケーブルも一度真っ直ぐにキレイに伸ばしてから配線…と、私の中ではかなり頑張ったハーネス作りでした。(まぁ、相変わらず2Pは使わないのですが…)
お陰で、このハーネスは今でもメンテナンスいらずで、グチャグチャに保管(いや放置(^^;)されていたハーネス群でも、一番安心して使える物となっていました。
発掘して10数年振りに見ましたが、「よく頑張って作った!偉いっ!」って自分を褒めてあげました。
【コントローラーが特殊なもの】
クレイジークライマーや、アサルト等のツインレバーが必要なゲームをプレーするのに、私はアサルトのレバーを使っています。(以前、2008/12/30に、挙げたコレです)
このレバーは当時、新品のシステムIIをアサルトのROMキット込みで業者から買ったところ、嬉しい事に純正のコントローラーもつけて貰う事ができたという物で、「よし、これをクレイジークライマーと共用にしよう!」という考えから、適当なコネクタを繋いで、これらゲームのレバー用ハーネスとしました。
システムIIはJAMMA規格ですが、折角綺麗に作ったJAMMAのコネクタをアサルトのためにと別のコネクタに分断するのが嫌だったので、仕方無くアサルト用JAMMAハーネスを作りました。コントローラーの所だけ別のコネクタにして、クレイジークライマーと共用にした感じです。
ここでポイントだったのはアサルトのコントローラーは私の筐体(SEGAの1983年物)には接続が困難だった…というもので、最初はコントローラーを太ももに置いて(いや、大きさ的に"抱いて"が合ってるかも)プレーしていたのですが、余りの重さに結局は純正のコンパネをバラしてペラペラの鉄板状態になったものを太モモに置いてプレーする…というスタイルになりました。特に加工もしていないので、短パン姿でプレーすると、太モモの部分に鉄板の跡が付く…という情けない状況になったりします。(現在もw)
なので、Gパン着用でプレーするのが吉となっています。
【逆挿しや種類誤り挿しについて、当時思った事】
90年代に入ると、基板の取り扱いについて色々なゲーム雑誌が取り上げるようになり、ハーネスの逆挿しや種類誤り挿しで、基板を壊した話を聴くようになったのですが、電気に関してド素人の私でさえ、「そんな事ってあるんだ?」とか思ってしまいました。まぁ、普通に考えるとパーツ面と半田面の逆挿しは防止ピンが無ければ、接続ミスは十分ありえるし、同一メーカーの仕様が違って且つ、ピン数が同じのコネクタ…例えばカプコンハーネスなどは、割とやらかしそうな気はするのですが、ゲーム(特にアーケードの方)を愛して基板まで購入していれば、コネクタを挿す時に、プリントサーキットを見て、GNDやプラスの位置がコネクタとマッチしている/していないか位は、分りそうな気がしてなりませんでした。
暗闇で挿したり、コネクタの位置も確認もせずに「早くプレーしたいっ!(´д`;ハアハア」とかなって、電源を入れてしまうのかなぁ~とか思ってしまいました。
◇ ◇ ◇
という感じで、ハーネスにはこんな想い出があります。
ハーネスに想い出があるのだから、ゲーム筐体の想い出や「コントロールボックスは持ってなかったの?」とかなりますが、当然筐体にも想い出はありますし、コントロールボックスも持っていたりしたので、この手の想い出は近いうちに、また番外編で書いてみようかなぁ~と思います。
10数年振りに発掘した筐体が意外にも元気だったので、想い出が溢れ出てきています。(´д`;ハアハア
私の初めて作成したハーネスは、サーカスチャーリーのハーネスでした。
これはコナミのアーケードゲーム初期の頃の規格で、1981年辺りに出来た規格だと思います(フロッガーの頃はまだこの規格ではないっぽいので…)。
基板を買い初めた頃(20年以上前)に、ハーネスを作成してもらう値段というのは1500~2000円程だったと記憶しているのですが、「これにお金をかけるのがもったいない…」という理由から作り始めたのがキッカケでしたw
現在の相場を見ると、倍額…いや、5000円とか取る業者さんもいるみたいなので、「とても高いなぁ~」とか思ってしまいます。
まぁ、コネクタやケーブルの値段も、過去と現在では違うので、一概にそう思ってはいけないのかもしれないのですが…
初めてハーネスを作成した時は、町田にある東急ハンズまで出掛けて、電子パーツのあったフロアでコネクタを揃えました。
ケーブルも色々な色がありましたが、最初はよく分らずに、緑の線が安かった&在庫があったので、それを数十メートル買ってきた想い出があります。
(上の写真の右下緑一色のヤツがソレですw)
ケーブルの色が一色だったので、配線図と睨めっこしては+5V, -5V, +12V, GNDが間違っていないかを何度も目視確認をしては、ドキドキしながら電源を入れました。
画面がちゃんと表示された時には、本当に感動したものです。
これは「アーケード版のサーカスチャーリーが遊べる」という事よりも、「安全に起動した」方が嬉しかった感じでしたw
もちろん、それからは「アーケード版が動いた」事と、「また、逢えたね♥」という事で、感動が倍増された想い出があります。
特にこのゲームの基板を手に入れた時には、移植がMSX版のアレや、ファミリーコンピュータ版のアレしかなかったので、自宅でアーケード版が動いた時の感動はひとしおでした。
【その後のハーネス作り】
私のゲーム筐体は、2P側が別のデバイスでしたが(当初は麻雀パネル等でしたw)、これを取り外し、途中押入を改造してその隅に押し込めて設置する事にしました。
「どーせ、独りで遊ぶものだし…」という理由からそうした感じです。
この流れから、その後購入した基板のハーネスを作る時には、1P側だけのコントロール配線のみ接続するようになりました。
その方が「配線する手間が省けるから」&「ケーブルの費用が浮くから」ですw
【JAMMA規格のハーネス作り】
その後、ブラックドラゴンの基板を購入した際に、初めてのJAMMA規格のハーネスを作成する事になりました。
この規格は、1986年以降のゲームでは、かなりサポートされていくという事で、真剣に作りました。
ケーブルもJAMMAが謳っていた色にできるだけ近い物を購入してきて、いままでサボっていた2P側の配線もキチンと行い、ケーブルも一度真っ直ぐにキレイに伸ばしてから配線…と、私の中ではかなり頑張ったハーネス作りでした。(まぁ、相変わらず2Pは使わないのですが…)
お陰で、このハーネスは今でもメンテナンスいらずで、グチャグチャに保管(いや放置(^^;)されていたハーネス群でも、一番安心して使える物となっていました。
発掘して10数年振りに見ましたが、「よく頑張って作った!偉いっ!」って自分を褒めてあげました。
【コントローラーが特殊なもの】
クレイジークライマーや、アサルト等のツインレバーが必要なゲームをプレーするのに、私はアサルトのレバーを使っています。(以前、2008/12/30に、挙げたコレです)
このレバーは当時、新品のシステムIIをアサルトのROMキット込みで業者から買ったところ、嬉しい事に純正のコントローラーもつけて貰う事ができたという物で、「よし、これをクレイジークライマーと共用にしよう!」という考えから、適当なコネクタを繋いで、これらゲームのレバー用ハーネスとしました。
システムIIはJAMMA規格ですが、折角綺麗に作ったJAMMAのコネクタをアサルトのためにと別のコネクタに分断するのが嫌だったので、仕方無くアサルト用JAMMAハーネスを作りました。コントローラーの所だけ別のコネクタにして、クレイジークライマーと共用にした感じです。
ここでポイントだったのはアサルトのコントローラーは私の筐体(SEGAの1983年物)には接続が困難だった…というもので、最初はコントローラーを太ももに置いて(いや、大きさ的に"抱いて"が合ってるかも)プレーしていたのですが、余りの重さに結局は純正のコンパネをバラしてペラペラの鉄板状態になったものを太モモに置いてプレーする…というスタイルになりました。特に加工もしていないので、短パン姿でプレーすると、太モモの部分に鉄板の跡が付く…という情けない状況になったりします。(現在もw)
なので、Gパン着用でプレーするのが吉となっています。
【逆挿しや種類誤り挿しについて、当時思った事】
90年代に入ると、基板の取り扱いについて色々なゲーム雑誌が取り上げるようになり、ハーネスの逆挿しや種類誤り挿しで、基板を壊した話を聴くようになったのですが、電気に関してド素人の私でさえ、「そんな事ってあるんだ?」とか思ってしまいました。まぁ、普通に考えるとパーツ面と半田面の逆挿しは防止ピンが無ければ、接続ミスは十分ありえるし、同一メーカーの仕様が違って且つ、ピン数が同じのコネクタ…例えばカプコンハーネスなどは、割とやらかしそうな気はするのですが、ゲーム(特にアーケードの方)を愛して基板まで購入していれば、コネクタを挿す時に、プリントサーキットを見て、GNDやプラスの位置がコネクタとマッチしている/していないか位は、分りそうな気がしてなりませんでした。
暗闇で挿したり、コネクタの位置も確認もせずに「早くプレーしたいっ!(´д`;ハアハア」とかなって、電源を入れてしまうのかなぁ~とか思ってしまいました。
という感じで、ハーネスにはこんな想い出があります。
ハーネスに想い出があるのだから、ゲーム筐体の想い出や「コントロールボックスは持ってなかったの?」とかなりますが、当然筐体にも想い出はありますし、コントロールボックスも持っていたりしたので、この手の想い出は近いうちに、また番外編で書いてみようかなぁ~と思います。
10数年振りに発掘した筐体が意外にも元気だったので、想い出が溢れ出てきています。(´д`;ハアハア
コメント
コメントの投稿
« ブログタイトルを変更します l Home l 昔のゲームの想い出 [0121] 「マリンデート」 [タイトー] [1981] [アーケード] »