昔のゲームの想い出 (番外編) [0005]
《買っていたゲーム雑誌》
昨年末から倉庫(実家の物置部屋とも言うw)で、色々な物の発掘につぐ発掘で、やっとこさ大体のものを掘り出し終りました。
その中で「Beep」とか、「Oh!X」などの雑誌が出てきたので、だらだらと斜め読みをしてみましたが、
「20年前の雑誌って凄くパワーあるなぁ~」と思いました。

「Beep」と「ゲーメスト」
昨年末から倉庫(実家の物置部屋とも言うw)で、色々な物の発掘につぐ発掘で、やっとこさ大体のものを掘り出し終りました。
その中で「Beep」とか、「Oh!X」などの雑誌が出てきたので、だらだらと斜め読みをしてみましたが、
「20年前の雑誌って凄くパワーあるなぁ~」と思いました。

「Beep」と「ゲーメスト」
特にBeepの「ソノシート」とかって、のちに初めてCD-ROMの付いている雑誌を見た時よりも衝撃的で、最初のソノシートについていた、「カルテット」の10面の曲は、友人のF田くんと
OKI:「これって、最後の方って、なんて言ってんのかねぇ?」
F田:「『エ・エ・エ・エエエ・エキサイト』じゃないかねぇ?」
OKI:「お~、なるほど~」
なんて会話をしたのは良い想い出です。
そんなソノシートですが、未開封の物とか出てきました(爆)

友人に同じBeepを買わせ、そっちのソノシートを出して、CrO2のテープで録音し、F田くんの家の質の良いコンポでヘビーローテして聴いたりしたのは、ズルい想い出です。
とまぁ、80年代は色々なゲーム雑誌(とゲームの事が書いてあるPC雑誌)を買っていましたが、ここでどんな雑誌を買っていたのか、ちょっと記録として列挙してみようかと思います。
タイトルはカテゴリ別に私の思い入れ順で列挙し、ついでに雑誌の創刊年をつけてみます。
内容は私の想い出や購読していた時期などを書いてみましょう。
【PC系】
・マイコンBASICマガジン (1982.06)
私が初めて買ったコンピュータの雑誌。創刊号の1年後位(1983)から買い始めました。
最初はゲーム情報を知るというのではなく、「ぴゅう太のプログラムを打つため」
に買った感じですね。(ゲームの情報も殆ど載ってなかったし)
その少し後から、スーパーソフトマガジンが付録に付き、私の中ではスッカリ
ゲーム雑誌としての位置付けで買いました。
1990年初頭位には、MSX、X68000のプログラミングのために購読していましたが、
いつの間にかこの雑誌のレベルと私のスキルが逆転していたために、
毎月買っていた付き合いが終りました。
・Beep (1984.12)
1985年から買い始めた雑誌です。
とにかくゲームの内部解析の記事を読むのが楽しくて、
この雑誌のお陰で元々興味があったゲームの内部処理の好奇心が数倍に膨れ上った感じです。
途中で「セガびいきの記事が目立つ」ようになったとか言われていますが、
私としてはそれで上等!という感じでした。セガの情報満載、いいじゃないですか!
って感じでした。
この雑誌は休刊(というか「Beep!メガドライブ」)になるまで購読していました。
(でもBeep!メガドライブは買いませんでした(爆))
ついでに数年前に出た復刻版も買ってたりしますw
・コンプティーク (1983.11)
Beepと同じく1985年から買い始めた雑誌です。まだ月刊誌じゃない時期の購読でした。
当時はアイドルが表紙になっていたので、最初はコンピュータ雑誌と気がつかなかったです。
(私のいきつけの本屋に置いてあった場所も明星とかと同じコーナーにw)
初めて買った時の表紙が4人組のアイドルユニットだったのを覚えています。
ある日、家に遊びに来た友人が置いてあったコンプティークを見て、
「この表紙の子達の裸、見たことあるよ。」とヌカして、
「ウソだろオイ!表紙にアイドルとして普通に出てんじゃん!」と言った
驚愕な想い出があります。
(後で分りましたが、この4人組はセイントフォーだったんですけどね(爆))
この雑誌というと「ちょっとエッチな袋とじ」ですが、コレが分る人、「僕と握手!」ですw
この雑誌は仕事が忙しくて読む暇が無い…という感じで、
ベーシックマガジンと一緒に付き合いが終りました。
今のコンプティークは、もう別物ですよねぇ~。(嫌いじゃないですがw)
・テクノポリス (1982.08)
この雑誌は殆んど「エロ雑誌」という枠組みで購読していました(爆)
定期購読の時期も遅く、表紙が「いのまたむつみ」さんになってから買っていた記憶があります。
今回発掘して見てみたら、まるで「二次元エロ本」かと思いますたw
これもコンプティークと同じ感じで買うのを止めましたね。
・Oh!X (1987.11)
これらのPC系雑誌では一番最後に買い始めた雑誌です。
1990年辺りでキチンと定期購読を始めました。
殆んどX68000専用の雑誌だったので、X68000のゲーム記事のために購読…
ではなく、もうこの頃は仕事でもC言語とアセンブラとか使っていたので、
殆んど技術資料や趣味でゲームを作るために読んでいた感じですね。
「もうベーマガがヌルいから、こっちでスキルを上げよう…」みたいな感じでした。
ここではゲームという観点から挙げませんが、「C MAGAZINE」と合せて読んでいた
感じです。
会社ではOh!Xは買ってもらえなく(別の「Oh!○○」は買ってくれるのに…)、
仕方がないので自腹で買っていました。お陰で発掘した中では一番出てきました。
当時としての技術向上の貴重な資料…という感じですね。
・I/O (1976.11) & PiO (1983.10)
ベーシックマガジンと同じ時期から買っていたのですが、
当時の私には内容が恐しく高度で、且つ電話帳のような「広告雑誌」だったので、
たま~にしか買いませんでした。
買う時というのは、友人の持っていたマイコンでやりたいゲームのダンプリストが
掲載されていた時だけで、トータル10回買ったか買わなかったか…程度です。
この雑誌にまつわる「驚愕のマッピー事件」という想い出があるので、
これもそのうち書いてみたいところです。
・MSXマガジン (1983.10)
MSXのゲームを本腰入れてプレーする時期だけ購読していたという、
私にとってなんとも言えない雑誌です。
とりあえず一番想い出があるのが、「ガリウスの迷宮」の攻略記事で、
これはたまたま購入していない号だったため、ゲーメストの彼の友人(私にとって赤の他人)に
頼みこんで、借りた想い出が強烈でした。
永久保存版の第一弾は、とりあえず買いましたが、個人的にはBeepの復刻版の
足元にも及ばない…という所感が。(^^ゞ (方向性が違うといえば違いますけどね)
・Login (1982.05)
「ファミコン通信のパソコン版」という位置付けで、ファミコン通信を買っていた時期に
たまに買っていました。殆んど想い出がない雑誌ですね…
・POPCOM (1983.05)
これもI/Oと同じレベルで、「たまぁ~に買っていた」程度でした。
ちょうどアニメで「めぞん一刻」や「らんま1/2」が流行っており、その頃に買っていた感じです。
Login同様、殆んど想い出がない雑誌ですね…
【コンシューマー系】
・ファミリーコンピュータMagazine (1985.07)
私が初めて買ったファミコン雑誌です。これは創刊号から買いました。
最初は友人のコバちゃんの部屋でこれを見て、その帰宅時に興奮しながら本屋まで行って
買った想い出があります。
ウソ技(ウソテク)で有名な雑誌ですが(特に「水晶のドラゴン」(爆))、
私は殆どコレに引っ掛かった事はなく、周りには「流石、ゲームの神様。」と呼ばれて、
少し天狗になっていたのですが、唯一「マイティボンジャック」のウソ技に
見事撃沈してしまい、この雑誌から強烈な想い出をいただきました。
これは個人的にはヤラレた話なので、そのうち書いてみたいところです。
この雑誌というと「ロットロット」や「エグゼドエグゼス」が思い浮ぶ人が多そうですが
(私がそう思っているだけ?w)、私の場合は「スペランカー」「チャレンジャー」「バイナリィランド」
「マドゥーラの翼」とかなんですよね。
紹介記事が私にとってかなり良かったからだと思っています。
また、2002年に「大技林」が家のどっかから出てきて、これを会社に持っていき、これに喜んだ
後輩達と焼肉屋で「ウル技当て大会」をやったのですが、現在大技林は見当りません…
どこいっちゃったかなぁ… 発見したら写真でも載せたいところです。
この雑誌はスーパーファミコンの時期には内容が好みでなくなり、買わなくなりました。
この時期は後述のマル勝ファミコン、ファミコン必勝本、ハイスコアを同時に買わなくなった
感じです。
買わなくなる手前の方で「ラグランジュポイント」の一般公募企画辺りまでが想い出となっています。
・ファミコン通信 (1986.06)
これも創刊号から買いました。友人のY本くんのお薦めで買い始めた感じですね。
一番長く購読したコンシューマー系雑誌でした。(1995年位までかな…)
創刊号のCMはいまだによく覚えており、「なんなんだ、このCMは…」という程、
べーしっ君のお父さんとべーしっ君のやりとりがヒドかったものです。スポポーン!
昨年見た「まかでみ・WAっしょい!」の3話で、創刊号のネタが少し出て、かなりニヤリと
したのは最近の想い出ですw
昔(1989年位に)はファミコン通信に入りたくて入りたくて、色々と行動したのですが…
訳あって断念する事になりました。
2000年に一緒に仕事をした協力会社の方に「数年前までファミコン通信でバイトしていた」
という人がいて、内情を色々と教えてもらったところ、その思った通りの社風に
「あ~、あの時入れていればなぁ~」とかなり悔やんだ思い出があります。
そのバイトしていた方に「なぜ辞めたのですか?」の問いに
「キツイし、大人になって現実的になったので…」
というようなネガティブな内容に、かなり(´・ω・`)となりました。
この雑誌は仕事が忙しかろうとも「習慣」として購読していたのですが、
ある時、1, 2回買わない事があり、その時に急に自分の中で何かが起きて、
そのまましばらく買わなくなりました。
これがなければ、そのまま買い続けていたと思うのですが、今となっては不思議な感じです。
その後もたま~に買ったりしていましたが、1999年辺りで人生のターニングポイントがあり、
それと同時に一切買わなくなりました。
現在は「週刊アスキー」が習慣として購読に至っているのですが、これもある時を境に
急に買わなくなりそうな気がしています…
・マル勝ファミコン (1986.03)
コンプティークの流れで、創刊号から買った雑誌です。
この雑誌から「魍魎戦記MADARA」とか生まれましたが、このゲームはプレー経験が
なかったりします(^^ゞ
私の中での最高の記事は、「まるかつは やつはり せかいいち だつたのだよ」ですね。
人の家で急に「解いて。」と言われると、こいつでクリアしてみせていました。
こいつは最初から装備を結構持っているのがイカします。(^^)
買わなくなった時期は上述のファミマガと同じです。
・ファミコン必勝本 (1986.03)
この雑誌は創刊号は買ったものの、定期購読には少し間が開きました。
かなり読者投稿系の雑誌で、正直なところ新作情報や攻略記事が薄い…
という印象からそのような感じでした。
唯一「聖剣サイコカリバー」の攻略記事が素晴らしく(爆)、この雑誌のみが緻密な攻略を
掲載していたお陰でクリアが出きました。しかし誰もポピンズの歌なんかでクリアしませんて…
(ポピンズは好きでしたがw)
そして、私がこのブログを書くキッカケにもなっている
田尻智さんの「パックランドでつかまえて」や、"読者の毒のあるネタ"が結構好きで、
徐々に定期購読に至った…という感じでした。
私の中のイメージですが、
「シュールでおどけるファミコン通信」に対し、「毒だらけのファミコン必勝本」
というイメージがあります。
特にファミコン必勝本には"鈴木みそ"さんがスタッフにいた時点で、その毒の雰囲気が
雑誌からかなり出ていた感じがしましたw
当時はこの鈴木みそさんが「ジャンプ放送局」の人と同一人物なのかが、すごく気になっていた…
という想い出もついでにあったりします。
"HIPPON SUPER"になった時点で、付き合いが終りました。
・ハイスコア (1986.03)
「グーニーズ」が表紙の創刊号。これも良く覚えています。
この時の号は、雑誌としてはかなり薄い(枚数が無い)という想い出もあります。
グーニーズ自体は、コレはコレで想い出話があるので、そのうち書くとして、
この雑誌というと、創刊号の「グーニーズ」と、「ゾンビハンター」、
イリーガルなラスボス紹介という想い出しかありません。
買わなくなった時期は上述のファミマガと同じです。
・月刊PCエンジン (1988.11)
一番最後に買い始めたコンシューマー系雑誌。
気持ち悪い(というか少しリアルな)ゴリラが表紙になっていました。
タイトルの通りPCエンジンを扱った雑誌で、私がPCエンジンのソフトを買うための指標と
なっていました。
雑誌内で扱っているイラストや読者の投稿してくるイラストが偉くハイレベルという想い出があり、
発掘した雑誌を見たら、ワルキューレとか、ワンダーモモとか、そーいうイラストが
現在の同人のようなレベルで掲載されていました。(いいすぎ?(^^ゞ)
まぁ、この時代位からですよね。ゲームキャラクターが同人として活発に排出しまくられたのって。
この雑誌は1990年初頭に、ある時買わなくなりました。
【アーケード系】
・ゲーメスト (1986.04)
世の中でゲームセンターが一番熱い時に、たまたま本屋で見かけた創刊号から買いました。
少年の顔が表紙で、「なんだこの雑誌?」って感じで見かけたら、見出しにAOUショーの事が
載っていて、そのまま虜になりました。
(ただ、内容はファミコンのゲームが多かったのですが…)
そしてVol.2を学校に持っていって、友人と読んでいたら、初めて同じクラスになった
F田くんがこれに食いつき、ゲームの熱いトークになり、
そのままゼビウスのバキュラ破壊の話題等をして、その日から僕と握手!
となりました(まだお互い面識の無い春先の出来事だったりします)。
この雑誌は誤植で有名ですが、後にゲーメストのライターにった幼馴染からゲーメストの原稿を
見せてもらったら、あまりの手書きっぷりに驚いたものです。
思わず「全部手書きなの!?ワープロ使わないの!」と電車内だったのに大声出して
しまいました。
(ただ恥ずかしい事に、私はこの時点では、そんなに誤植が多かったという事には気付いて
いませんでした… 「今思うと…あぁ~、なるほど。」って感じがします)
ちなみに、この数年後に彼から「雑誌の取材」という名目で、テレビゲーム技術インタビューを
レコーダーを設置してファミレスで実施し、後日「雑誌が出きたので、送りますね。」と
言われたまま、それが最後のちゃんとしたコンタクトとなり、未だに雑誌を送ってもらってません…
(雑誌は多分アルカディアだと思う)
数年前にちょろっと実家の前で見かけて、バーチャファイター5の開発に参画しているという話を
聴いた時に、ついでにこの事を突っこんでおけば良かったと悔やまれます…
ゲーメストは、ストリートファイターII全盛期で買うのをやめました。
これは私が「大の格闘ゲーム嫌い」から、このブームが来た事に対して、アーケードゲームから
卒業した事が理由となっています。
・コインジャーナル (1978.12)
この雑誌は、当時は普通に購読できなかったものなので(私のいきつけの本屋で
売ってなかった)、Y本くんが持っていたものを読ませてもらっていました。
なので、この中では唯一買った事が無い…けれど読んでいた雑誌です。
彼はゲームセンターでアルバイトしている人と知り合いだったので、
この雑誌を譲ってもらっていた様で、よく部屋に転がっていました。
この雑誌には、アーケードゲームの最新情報や、AMショー、基板販売について詳しく書いて
あったので、凄く神領域の雑誌に感じました。
特にY本くんは、この雑誌経由(だと思う)で情報を調べ、自宅にゲーム台を置いて、
「メタルソルジャーアイザックII」と「ドルアーガの塔」をプレーしていたという行動が、
私にはもの凄い最先端行っているように見え、ハイテク!って感じでした。
現在、F田くんがこの手のショーで「ロケテストが…」等の苦悩話をしてくると、ついつい
このコインジャーナルを想い出します。(^^ゞ
◇ ◇ ◇
という感じで、80年代はこの手の雑誌(と漫画週刊誌)で月に数千円の出費をしつつ、ゲームセンターに通い、家庭用ゲームソフトを買って、趣味のプログラミング…という、濃ゆい生活をしていましたが、結局「ゲーム好きのただのヲタク」で終わっています(爆)
あまりにも雑誌を買っていたので、当時は発売日に本屋に行くと、本屋のおねーさんが
「OKIくん、ハイ。今月のBeepとベーマガとコンプティークとテクノポリス♥」
と、発売日が同じだっただけに、予約もしていないのに勝手に雑誌をひとまとめにして袋に入れて、リザーブしてくれていました。
当時はかなり純粋にゲームやコンピュータを愛していたので、余り気になっていませんでしたが、今考えると、おねぃさんはテクノポリスの内容を知っていたのだろうか…とか、「何、この子…月に何十冊も本を買って…気持ち悪いんだよ!」とか思われてたりしたのでは?とか思ってしまいます…もっと…もっとののしって!(違
(なんて、タダのお得意さんと思っていただけでしょうけど(^^ゞ)
とまぁ、想い出はかなりあるものの、仕事としてのゲーム開発にはホント縁が無いのです…
(´・ω・`)
OKI:「これって、最後の方って、なんて言ってんのかねぇ?」
F田:「『エ・エ・エ・エエエ・エキサイト』じゃないかねぇ?」
OKI:「お~、なるほど~」
なんて会話をしたのは良い想い出です。
そんなソノシートですが、未開封の物とか出てきました(爆)

友人に同じBeepを買わせ、そっちのソノシートを出して、CrO2のテープで録音し、F田くんの家の質の良いコンポでヘビーローテして聴いたりしたのは、ズルい想い出です。
とまぁ、80年代は色々なゲーム雑誌(とゲームの事が書いてあるPC雑誌)を買っていましたが、ここでどんな雑誌を買っていたのか、ちょっと記録として列挙してみようかと思います。
タイトルはカテゴリ別に私の思い入れ順で列挙し、ついでに雑誌の創刊年をつけてみます。
内容は私の想い出や購読していた時期などを書いてみましょう。
【PC系】
・マイコンBASICマガジン (1982.06)
私が初めて買ったコンピュータの雑誌。創刊号の1年後位(1983)から買い始めました。
最初はゲーム情報を知るというのではなく、「ぴゅう太のプログラムを打つため」
に買った感じですね。(ゲームの情報も殆ど載ってなかったし)
その少し後から、スーパーソフトマガジンが付録に付き、私の中ではスッカリ
ゲーム雑誌としての位置付けで買いました。
1990年初頭位には、MSX、X68000のプログラミングのために購読していましたが、
いつの間にかこの雑誌のレベルと私のスキルが逆転していたために、
毎月買っていた付き合いが終りました。
・Beep (1984.12)
1985年から買い始めた雑誌です。
とにかくゲームの内部解析の記事を読むのが楽しくて、
この雑誌のお陰で元々興味があったゲームの内部処理の好奇心が数倍に膨れ上った感じです。
途中で「セガびいきの記事が目立つ」ようになったとか言われていますが、
私としてはそれで上等!という感じでした。セガの情報満載、いいじゃないですか!
って感じでした。
この雑誌は休刊(というか「Beep!メガドライブ」)になるまで購読していました。
(でもBeep!メガドライブは買いませんでした(爆))
ついでに数年前に出た復刻版も買ってたりしますw
・コンプティーク (1983.11)
Beepと同じく1985年から買い始めた雑誌です。まだ月刊誌じゃない時期の購読でした。
当時はアイドルが表紙になっていたので、最初はコンピュータ雑誌と気がつかなかったです。
(私のいきつけの本屋に置いてあった場所も明星とかと同じコーナーにw)
初めて買った時の表紙が4人組のアイドルユニットだったのを覚えています。
ある日、家に遊びに来た友人が置いてあったコンプティークを見て、
「この表紙の子達の裸、見たことあるよ。」とヌカして、
「ウソだろオイ!表紙にアイドルとして普通に出てんじゃん!」と言った
驚愕な想い出があります。
(後で分りましたが、この4人組はセイントフォーだったんですけどね(爆))
この雑誌というと「ちょっとエッチな袋とじ」ですが、コレが分る人、「僕と握手!」ですw
この雑誌は仕事が忙しくて読む暇が無い…という感じで、
ベーシックマガジンと一緒に付き合いが終りました。
今のコンプティークは、もう別物ですよねぇ~。(嫌いじゃないですがw)
・テクノポリス (1982.08)
この雑誌は殆んど「エロ雑誌」という枠組みで購読していました(爆)
定期購読の時期も遅く、表紙が「いのまたむつみ」さんになってから買っていた記憶があります。
今回発掘して見てみたら、まるで「二次元エロ本」かと思いますたw
これもコンプティークと同じ感じで買うのを止めましたね。
・Oh!X (1987.11)
これらのPC系雑誌では一番最後に買い始めた雑誌です。
1990年辺りでキチンと定期購読を始めました。
殆んどX68000専用の雑誌だったので、X68000のゲーム記事のために購読…
ではなく、もうこの頃は仕事でもC言語とアセンブラとか使っていたので、
殆んど技術資料や趣味でゲームを作るために読んでいた感じですね。
「もうベーマガがヌルいから、こっちでスキルを上げよう…」みたいな感じでした。
ここではゲームという観点から挙げませんが、「C MAGAZINE」と合せて読んでいた
感じです。
会社ではOh!Xは買ってもらえなく(別の「Oh!○○」は買ってくれるのに…)、
仕方がないので自腹で買っていました。お陰で発掘した中では一番出てきました。
当時としての技術向上の貴重な資料…という感じですね。
・I/O (1976.11) & PiO (1983.10)
ベーシックマガジンと同じ時期から買っていたのですが、
当時の私には内容が恐しく高度で、且つ電話帳のような「広告雑誌」だったので、
たま~にしか買いませんでした。
買う時というのは、友人の持っていたマイコンでやりたいゲームのダンプリストが
掲載されていた時だけで、トータル10回買ったか買わなかったか…程度です。
この雑誌にまつわる「驚愕のマッピー事件」という想い出があるので、
これもそのうち書いてみたいところです。
・MSXマガジン (1983.10)
MSXのゲームを本腰入れてプレーする時期だけ購読していたという、
私にとってなんとも言えない雑誌です。
とりあえず一番想い出があるのが、「ガリウスの迷宮」の攻略記事で、
これはたまたま購入していない号だったため、ゲーメストの彼の友人(私にとって赤の他人)に
頼みこんで、借りた想い出が強烈でした。
永久保存版の第一弾は、とりあえず買いましたが、個人的にはBeepの復刻版の
足元にも及ばない…という所感が。(^^ゞ (方向性が違うといえば違いますけどね)
・Login (1982.05)
「ファミコン通信のパソコン版」という位置付けで、ファミコン通信を買っていた時期に
たまに買っていました。殆んど想い出がない雑誌ですね…
・POPCOM (1983.05)
これもI/Oと同じレベルで、「たまぁ~に買っていた」程度でした。
ちょうどアニメで「めぞん一刻」や「らんま1/2」が流行っており、その頃に買っていた感じです。
Login同様、殆んど想い出がない雑誌ですね…
【コンシューマー系】
・ファミリーコンピュータMagazine (1985.07)
私が初めて買ったファミコン雑誌です。これは創刊号から買いました。
最初は友人のコバちゃんの部屋でこれを見て、その帰宅時に興奮しながら本屋まで行って
買った想い出があります。
ウソ技(ウソテク)で有名な雑誌ですが(特に「水晶のドラゴン」(爆))、
私は殆どコレに引っ掛かった事はなく、周りには「流石、ゲームの神様。」と呼ばれて、
少し天狗になっていたのですが、唯一「マイティボンジャック」のウソ技に
見事撃沈してしまい、この雑誌から強烈な想い出をいただきました。
これは個人的にはヤラレた話なので、そのうち書いてみたいところです。
この雑誌というと「ロットロット」や「エグゼドエグゼス」が思い浮ぶ人が多そうですが
(私がそう思っているだけ?w)、私の場合は「スペランカー」「チャレンジャー」「バイナリィランド」
「マドゥーラの翼」とかなんですよね。
紹介記事が私にとってかなり良かったからだと思っています。
また、2002年に「大技林」が家のどっかから出てきて、これを会社に持っていき、これに喜んだ
後輩達と焼肉屋で「ウル技当て大会」をやったのですが、現在大技林は見当りません…
どこいっちゃったかなぁ… 発見したら写真でも載せたいところです。
この雑誌はスーパーファミコンの時期には内容が好みでなくなり、買わなくなりました。
この時期は後述のマル勝ファミコン、ファミコン必勝本、ハイスコアを同時に買わなくなった
感じです。
買わなくなる手前の方で「ラグランジュポイント」の一般公募企画辺りまでが想い出となっています。
・ファミコン通信 (1986.06)
これも創刊号から買いました。友人のY本くんのお薦めで買い始めた感じですね。
一番長く購読したコンシューマー系雑誌でした。(1995年位までかな…)
創刊号のCMはいまだによく覚えており、「なんなんだ、このCMは…」という程、
べーしっ君のお父さんとべーしっ君のやりとりがヒドかったものです。スポポーン!
昨年見た「まかでみ・WAっしょい!」の3話で、創刊号のネタが少し出て、かなりニヤリと
したのは最近の想い出ですw
昔(1989年位に)はファミコン通信に入りたくて入りたくて、色々と行動したのですが…
訳あって断念する事になりました。
2000年に一緒に仕事をした協力会社の方に「数年前までファミコン通信でバイトしていた」
という人がいて、内情を色々と教えてもらったところ、その思った通りの社風に
「あ~、あの時入れていればなぁ~」とかなり悔やんだ思い出があります。
そのバイトしていた方に「なぜ辞めたのですか?」の問いに
「キツイし、大人になって現実的になったので…」
というようなネガティブな内容に、かなり(´・ω・`)となりました。
この雑誌は仕事が忙しかろうとも「習慣」として購読していたのですが、
ある時、1, 2回買わない事があり、その時に急に自分の中で何かが起きて、
そのまましばらく買わなくなりました。
これがなければ、そのまま買い続けていたと思うのですが、今となっては不思議な感じです。
その後もたま~に買ったりしていましたが、1999年辺りで人生のターニングポイントがあり、
それと同時に一切買わなくなりました。
現在は「週刊アスキー」が習慣として購読に至っているのですが、これもある時を境に
急に買わなくなりそうな気がしています…
・マル勝ファミコン (1986.03)
コンプティークの流れで、創刊号から買った雑誌です。
この雑誌から「魍魎戦記MADARA」とか生まれましたが、このゲームはプレー経験が
なかったりします(^^ゞ
私の中での最高の記事は、「まるかつは やつはり せかいいち だつたのだよ」ですね。
人の家で急に「解いて。」と言われると、こいつでクリアしてみせていました。
こいつは最初から装備を結構持っているのがイカします。(^^)
買わなくなった時期は上述のファミマガと同じです。
・ファミコン必勝本 (1986.03)
この雑誌は創刊号は買ったものの、定期購読には少し間が開きました。
かなり読者投稿系の雑誌で、正直なところ新作情報や攻略記事が薄い…
という印象からそのような感じでした。
唯一「聖剣サイコカリバー」の攻略記事が素晴らしく(爆)、この雑誌のみが緻密な攻略を
掲載していたお陰でクリアが出きました。しかし誰もポピンズの歌なんかでクリアしませんて…
(ポピンズは好きでしたがw)
そして、私がこのブログを書くキッカケにもなっている
田尻智さんの「パックランドでつかまえて」や、"読者の毒のあるネタ"が結構好きで、
徐々に定期購読に至った…という感じでした。
私の中のイメージですが、
「シュールでおどけるファミコン通信」に対し、「毒だらけのファミコン必勝本」
というイメージがあります。
特にファミコン必勝本には"鈴木みそ"さんがスタッフにいた時点で、その毒の雰囲気が
雑誌からかなり出ていた感じがしましたw
当時はこの鈴木みそさんが「ジャンプ放送局」の人と同一人物なのかが、すごく気になっていた…
という想い出もついでにあったりします。
"HIPPON SUPER"になった時点で、付き合いが終りました。
・ハイスコア (1986.03)
「グーニーズ」が表紙の創刊号。これも良く覚えています。
この時の号は、雑誌としてはかなり薄い(枚数が無い)という想い出もあります。
グーニーズ自体は、コレはコレで想い出話があるので、そのうち書くとして、
この雑誌というと、創刊号の「グーニーズ」と、「ゾンビハンター」、
イリーガルなラスボス紹介という想い出しかありません。
買わなくなった時期は上述のファミマガと同じです。
・月刊PCエンジン (1988.11)
一番最後に買い始めたコンシューマー系雑誌。
気持ち悪い(というか少しリアルな)ゴリラが表紙になっていました。
タイトルの通りPCエンジンを扱った雑誌で、私がPCエンジンのソフトを買うための指標と
なっていました。
雑誌内で扱っているイラストや読者の投稿してくるイラストが偉くハイレベルという想い出があり、
発掘した雑誌を見たら、ワルキューレとか、ワンダーモモとか、そーいうイラストが
現在の同人のようなレベルで掲載されていました。(いいすぎ?(^^ゞ)
まぁ、この時代位からですよね。ゲームキャラクターが同人として活発に排出しまくられたのって。
この雑誌は1990年初頭に、ある時買わなくなりました。
【アーケード系】
・ゲーメスト (1986.04)
世の中でゲームセンターが一番熱い時に、たまたま本屋で見かけた創刊号から買いました。
少年の顔が表紙で、「なんだこの雑誌?」って感じで見かけたら、見出しにAOUショーの事が
載っていて、そのまま虜になりました。
(ただ、内容はファミコンのゲームが多かったのですが…)
そしてVol.2を学校に持っていって、友人と読んでいたら、初めて同じクラスになった
F田くんがこれに食いつき、ゲームの熱いトークになり、
そのままゼビウスのバキュラ破壊の話題等をして、その日から僕と握手!
となりました(まだお互い面識の無い春先の出来事だったりします)。
この雑誌は誤植で有名ですが、後にゲーメストのライターにった幼馴染からゲーメストの原稿を
見せてもらったら、あまりの手書きっぷりに驚いたものです。
思わず「全部手書きなの!?ワープロ使わないの!」と電車内だったのに大声出して
しまいました。
(ただ恥ずかしい事に、私はこの時点では、そんなに誤植が多かったという事には気付いて
いませんでした… 「今思うと…あぁ~、なるほど。」って感じがします)
ちなみに、この数年後に彼から「雑誌の取材」という名目で、テレビゲーム技術インタビューを
レコーダーを設置してファミレスで実施し、後日「雑誌が出きたので、送りますね。」と
言われたまま、それが最後のちゃんとしたコンタクトとなり、未だに雑誌を送ってもらってません…
(雑誌は多分アルカディアだと思う)
数年前にちょろっと実家の前で見かけて、バーチャファイター5の開発に参画しているという話を
聴いた時に、ついでにこの事を突っこんでおけば良かったと悔やまれます…
ゲーメストは、ストリートファイターII全盛期で買うのをやめました。
これは私が「大の格闘ゲーム嫌い」から、このブームが来た事に対して、アーケードゲームから
卒業した事が理由となっています。
・コインジャーナル (1978.12)
この雑誌は、当時は普通に購読できなかったものなので(私のいきつけの本屋で
売ってなかった)、Y本くんが持っていたものを読ませてもらっていました。
なので、この中では唯一買った事が無い…けれど読んでいた雑誌です。
彼はゲームセンターでアルバイトしている人と知り合いだったので、
この雑誌を譲ってもらっていた様で、よく部屋に転がっていました。
この雑誌には、アーケードゲームの最新情報や、AMショー、基板販売について詳しく書いて
あったので、凄く神領域の雑誌に感じました。
特にY本くんは、この雑誌経由(だと思う)で情報を調べ、自宅にゲーム台を置いて、
「メタルソルジャーアイザックII」と「ドルアーガの塔」をプレーしていたという行動が、
私にはもの凄い最先端行っているように見え、ハイテク!って感じでした。
現在、F田くんがこの手のショーで「ロケテストが…」等の苦悩話をしてくると、ついつい
このコインジャーナルを想い出します。(^^ゞ
という感じで、80年代はこの手の雑誌(と漫画週刊誌)で月に数千円の出費をしつつ、ゲームセンターに通い、家庭用ゲームソフトを買って、趣味のプログラミング…という、濃ゆい生活をしていましたが、結局「ゲーム好きのただのヲタク」で終わっています(爆)
あまりにも雑誌を買っていたので、当時は発売日に本屋に行くと、本屋のおねーさんが
「OKIくん、ハイ。今月のBeepとベーマガとコンプティークとテクノポリス♥」
と、発売日が同じだっただけに、予約もしていないのに勝手に雑誌をひとまとめにして袋に入れて、リザーブしてくれていました。
当時はかなり純粋にゲームやコンピュータを愛していたので、余り気になっていませんでしたが、今考えると、おねぃさんはテクノポリスの内容を知っていたのだろうか…とか、「何、この子…月に何十冊も本を買って…気持ち悪いんだよ!」とか思われてたりしたのでは?とか思ってしまいます…もっと…もっとののしって!(違
(なんて、タダのお得意さんと思っていただけでしょうけど(^^ゞ)
とまぁ、想い出はかなりあるものの、仕事としてのゲーム開発にはホント縁が無いのです…
(´・ω・`)
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