昔のゲームの想い出 [0097] 「アステロイド」 [アタリ] [1979] [アーケード]
《隕石の合間をかいくぐれっ!》
先日、お友達のKaru_gamoさんとメールをした時に「光速船」のネタが上ったので、アーケード野郎だった私の中では、「アステロイド」を想い出しました。
光速船は近所のX1を持っていたヤツが所持していたのですが、彼の家柄として私は遊ばせてもらえませんでした…
光速船はとても高価なゲームだったので、結局、近所のおもちゃ屋で少しプレーさせてもらった感じです。
ベクタースキャンは、線の周りがうっすらと発光していてキレイですよね。残像も優雅です。
ベクタースキャンというと、少し前に書いたジュピターランダーよろしく、ルナーランダーもありましたが、私の中のベクタースキャンというと、このアステロイドとなります。
(ちなみにWikipedia見たら「ルナーランダー」で"ルナー"なんですね。昔から「ルナレスキュー」とか、月系の単語は"ルナ"で止めていたので、「ルナー」と語尾を伸ばすのがなんか違和感あります。まるで「ラバーリングアクション」並にw)
先日、お友達のKaru_gamoさんとメールをした時に「光速船」のネタが上ったので、アーケード野郎だった私の中では、「アステロイド」を想い出しました。
光速船は近所のX1を持っていたヤツが所持していたのですが、彼の家柄として私は遊ばせてもらえませんでした…
光速船はとても高価なゲームだったので、結局、近所のおもちゃ屋で少しプレーさせてもらった感じです。
ベクタースキャンは、線の周りがうっすらと発光していてキレイですよね。残像も優雅です。
ベクタースキャンというと、少し前に書いたジュピターランダーよろしく、ルナーランダーもありましたが、私の中のベクタースキャンというと、このアステロイドとなります。
(ちなみにWikipedia見たら「ルナーランダー」で"ルナー"なんですね。昔から「ルナレスキュー」とか、月系の単語は"ルナ"で止めていたので、「ルナー」と語尾を伸ばすのがなんか違和感あります。まるで「ラバーリングアクション」並にw)
アステロイドは、タイトルの如く画面上に浮遊しているアステロイド(小惑星というより隕石)の中、自機であるシップを操り、この隕石を破壊するゲームとなります。
自機にはショットとジェット噴射、そしてワープ…と、当時では3つもボタンを使うゲームで、レバーで自機の旋回をして、ジェットで移動、ショットで隕石を破壊する…というゲームとなります。
隕石をショットで撃つと分断し、その破片を全て破壊しなければなりません。また、移動の際には慣性力が働くので、自機の向きを変えて、ジェットで逆噴射をして急停止するか、慣性力がなくなるまでジェットをフカさないようにして、移動の調整を行います。
また、画面は上下左右に繋っており(←ここが大事)、画面外に出ると、反対側から出現します。
そしてワープ機能ですが、これは「発動するとランダムに画面内をワープする」というもので、ゲーム開始時にワープしようものなら画面に浮遊している隕石にまず衝突してしまう…という、どーしようもない機能でした。この機能を使うケースは、隕石が少くなってきてから自機の移動を止めたい時にワープを行い、移動が止る…という使い方をする感じでしたが、私は殆んど使いませんでした。なにせ「ランダム」なので正直、死ぬ可能性が高いリスクを払ってまで、自機を止める…という行為は行う気がしませんでした。
【真の遊び方と、衝撃の事件】
正直、すぐに飽きるゲームだったので、私達にはこのゲームの「真の遊び方(笑)」というのがあり、ゲーム開始時に自機を斜めにしてからジェット噴射を思いっ切りフカしてショットを連射し、最高速度まで一直線に加速をして行きながら、隕石を破壊し続ける…という、画面が上下左右に繋っている事を理由に、なかば「カミカゼアタック」のようなプレーをして、何十秒死なないか(正直自機の弾が遅い上に、当たり判定も自機の方が大きいので「何分」ももたない)…という遊び方をしていました(しかし、斜めにビュンビュン移動するのでなんかカッコイイ)。これは私の通っていたゲームセンターでは結構流行った遊びで、何を思ったか、みんなこのプレーをしていたりしました。すぐにゲームオーバーになるっていうのに…
そんな中、なかにはイジワルな人がいて、このカミカゼプレーをしている人の最中に横から急に「ワープ」のボタンを押して、そのまま隕石の中にワープさせる…という事件が勃発してしまい、そのままクラッシュ。ゲームセンターで大泣きしていた人がいました。
この人、実は外人の女の子で、見た目小学校上がっていない位となっており、近くでその事件を見ていた、その子の兄である外人(見た目は小、中学生)と、そのプレーの邪魔をした人(見た目、中学生)が口論となり、ついに表に出て「ストリートファイト」が始まりました!
ゲームセンターの外ではリアルストリートファイトにギャラリーガ群らがり、ゲームセンターはものけの空。外人がボクシングの構えをしながら、プレーの邪魔をした人に殴りかかって行く様を見て、私は生まれて初めて「人の殴りあい」というものを見ました。また、外人のポージングに物凄く大人びた姿を感じました。
そして、邪魔した人がガンガンに殴られた挙句、最後はドクターワイリー並みに一生懸命謝り、握手で終了。すごいシーンを見せてもらいました。一緒にいたO滝先輩は、「スッゲーな! 外人が何言ってるのか分んないけど、凄い剣幕だったな。ゲームより面白れーな!」と、大興奮でした。
今だったら、殴りながら「ボクはキミが泣くまで殴るのをやめない!」とか、「これはクリリンの分!」とか、某キックボクサーの人みたいに「ミックミックにしてあげる」とか言ってもらいたいものですが、それ位強かったので、とても衝撃的でした。「日本は本当に戦争に負(ry」
それから、「さて、ゲームセンターに戻るか。」という感じで、アステロイドの所に戻ると、静かに隕石が流れているデモが表示されており、ワイヤーフレームが残す薄っすらとした線の輝きが、とても優雅に感じられました。なぜか…
そして、その数年後…
O滝先輩の家にマックスマシーンが導入され、そこには「オメガレース」がありました。
遊びに行くと、「また、連射する?」と言われたので、私は「その最中、ワープボタンは押さないでね。殴られるよ。」といって、お互いニヤリとしました。
今度は幾ら死んでも構わないので、斜めにビュンビュン仕放題です。
(といっても、こっちは壁があるのでピンボールみたいになってしまうのですが。しかもワープは無かったりしますw)
…と、アステロイド一つ取っても、ゲームセンターには様々な想い出があったりします。
自機にはショットとジェット噴射、そしてワープ…と、当時では3つもボタンを使うゲームで、レバーで自機の旋回をして、ジェットで移動、ショットで隕石を破壊する…というゲームとなります。
隕石をショットで撃つと分断し、その破片を全て破壊しなければなりません。また、移動の際には慣性力が働くので、自機の向きを変えて、ジェットで逆噴射をして急停止するか、慣性力がなくなるまでジェットをフカさないようにして、移動の調整を行います。
また、画面は上下左右に繋っており(←ここが大事)、画面外に出ると、反対側から出現します。
そしてワープ機能ですが、これは「発動するとランダムに画面内をワープする」というもので、ゲーム開始時にワープしようものなら画面に浮遊している隕石にまず衝突してしまう…という、どーしようもない機能でした。この機能を使うケースは、隕石が少くなってきてから自機の移動を止めたい時にワープを行い、移動が止る…という使い方をする感じでしたが、私は殆んど使いませんでした。なにせ「ランダム」なので正直、死ぬ可能性が高いリスクを払ってまで、自機を止める…という行為は行う気がしませんでした。
【真の遊び方と、衝撃の事件】
正直、すぐに飽きるゲームだったので、私達にはこのゲームの「真の遊び方(笑)」というのがあり、ゲーム開始時に自機を斜めにしてからジェット噴射を思いっ切りフカしてショットを連射し、最高速度まで一直線に加速をして行きながら、隕石を破壊し続ける…という、画面が上下左右に繋っている事を理由に、なかば「カミカゼアタック」のようなプレーをして、何十秒死なないか(正直自機の弾が遅い上に、当たり判定も自機の方が大きいので「何分」ももたない)…という遊び方をしていました(しかし、斜めにビュンビュン移動するのでなんかカッコイイ)。これは私の通っていたゲームセンターでは結構流行った遊びで、何を思ったか、みんなこのプレーをしていたりしました。すぐにゲームオーバーになるっていうのに…
そんな中、なかにはイジワルな人がいて、このカミカゼプレーをしている人の最中に横から急に「ワープ」のボタンを押して、そのまま隕石の中にワープさせる…という事件が勃発してしまい、そのままクラッシュ。ゲームセンターで大泣きしていた人がいました。
この人、実は外人の女の子で、見た目小学校上がっていない位となっており、近くでその事件を見ていた、その子の兄である外人(見た目は小、中学生)と、そのプレーの邪魔をした人(見た目、中学生)が口論となり、ついに表に出て「ストリートファイト」が始まりました!
ゲームセンターの外ではリアルストリートファイトにギャラリーガ群らがり、ゲームセンターはものけの空。外人がボクシングの構えをしながら、プレーの邪魔をした人に殴りかかって行く様を見て、私は生まれて初めて「人の殴りあい」というものを見ました。また、外人のポージングに物凄く大人びた姿を感じました。
そして、邪魔した人がガンガンに殴られた挙句、最後はドクターワイリー並みに一生懸命謝り、握手で終了。すごいシーンを見せてもらいました。一緒にいたO滝先輩は、「スッゲーな! 外人が何言ってるのか分んないけど、凄い剣幕だったな。ゲームより面白れーな!」と、大興奮でした。
今だったら、殴りながら「ボクはキミが泣くまで殴るのをやめない!」とか、「これはクリリンの分!」とか、某キックボクサーの人みたいに「ミックミックにしてあげる」とか言ってもらいたいものですが、それ位強かったので、とても衝撃的でした。「日本は本当に戦争に負(ry」
それから、「さて、ゲームセンターに戻るか。」という感じで、アステロイドの所に戻ると、静かに隕石が流れているデモが表示されており、ワイヤーフレームが残す薄っすらとした線の輝きが、とても優雅に感じられました。なぜか…
そして、その数年後…
O滝先輩の家にマックスマシーンが導入され、そこには「オメガレース」がありました。
遊びに行くと、「また、連射する?」と言われたので、私は「その最中、ワープボタンは押さないでね。殴られるよ。」といって、お互いニヤリとしました。
今度は幾ら死んでも構わないので、斜めにビュンビュン仕放題です。
(といっても、こっちは壁があるのでピンボールみたいになってしまうのですが。しかもワープは無かったりしますw)
…と、アステロイド一つ取っても、ゲームセンターには様々な想い出があったりします。
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