昔のゲームの想い出 [0089] 「ダチョラー」 [日本物産] [1983] [アーケード]
《カメを蹴り飛ばせ!》
先日、NHKで放送している「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」という番組を見ていると(この番組は結構好きで、日曜日のオンタイムは夕飯食べながらこれを見ている事が多いです)、「ダチョウ母さんの秘密計画」というものをやっていて、フト、このゲームを思い出しました。
先日、NHKで放送している「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」という番組を見ていると(この番組は結構好きで、日曜日のオンタイムは夕飯食べながらこれを見ている事が多いです)、「ダチョウ母さんの秘密計画」というものをやっていて、フト、このゲームを思い出しました。
ダチョラーは、ダチョウを操作してフィールドにいる亀をボールのようにして蹴っ飛ばし、敵を倒す面クリアタイプのアクションゲームとなります。
このゲームはあまり玉数がなかったのか、以前スクランブルエッグの日記に書いた「電車で6駅程乗り継いた所にある大型ゲームセンター(地域最大で300台置いてあるという謳い文句)」にだけ置いてあり(しかも、設置場所がスクランブルエッグのあった場所と殆んど同じ)、「この手のゲームは、このゲームセンターでしか受け入れられない…」という印象のあるゲームでした。
このゲームは、友人のコバちゃん(Qバートを持っていた友人)という人が好んでプレーしており、コバちゃんがこのゲームを「ダッチョラー」と呼んでいたので、ネットが普及して検索ができるまで、私はこのゲームを「ダッチョラー」というタイトルだと思っていました。
このゲームは有名なエミュレータでも最近は稼働しているので、プレーしている人も結構多そうですが、10年以上前に「ゲーム通を語る人」にこのゲームについて説明したら「本当にそんなゲームあるの? 有名なニチブツなのに?」と言われてしまう程、知名度が低いゲームだったみたいです。(まぁ、幸いにも現在はWikipediaの日本物産の記事にもタイトルが挙がっている位なので、リリースされているのは本当なのですけどね)
このゲームの仕様は、まさにスクランブルエッグのソレと同じような感じで、フィールドにある弾を蹴って敵(ネズミとかウサギ)を倒すというだけなのですが、これの違いは、蹴っとばしたボールがとても高速に移動し、且つ跳ね返ってきた状態で接触するとミスになる…という、難易度がかなり上っているというものでした。
お陰で、敵から逃げながら打った弾を更に避けるという感じとなるので、結構慌しいゲーム展開となり、「ダチョラー=難かしいゲーム」という位置付けが私にあったりします。
しかもこのゲームは恐らく8方向レバーのゲームと思われるのですが、このゲームセンターに設置されていたものは、クレイジークライマーのレバー台(4方向のレバーx2)を改造して右レバーの箇所に1ボタンが設置されているという方式のものとなっており、自機の移動は4方向のみとなっていたので、パックマンのように非常に直角的な動きのみでフィールドを移動する…という大変な状況でプレーしていました。
このゲームで自機がミスると「ギャワワッ!」という雄叫びを発するのですが、この声をコバちゃんが偉く気に入り、帰りの電車の中で「ギャワワッ!」、「ギャワワッ!」と、ずっとダチョラーの真似をしていて、とても恥しい思いをした…という想い出があります。そして、その数年後、「燃える!お兄さん」という漫画が連載され、ダック・ニコルソンというアヒルのキャラクターの台詞に「ギャワワッ!」という台詞が入る度にこのダチョラーを想い出すようになりました。
1983年の時代の割には結構自機のダチョウが書き込まれていて(特に羽の質感)、「偉く綺麗な羽だなぁ~」という印象もあるので、もう少しゲームとして難易度が低い事と、ステージ構成にメリハリのあるフィーチャーがあれば、人気が出たのかもなぁ~と今思うと、そう考えたりします。
このゲームはあまり玉数がなかったのか、以前スクランブルエッグの日記に書いた「電車で6駅程乗り継いた所にある大型ゲームセンター(地域最大で300台置いてあるという謳い文句)」にだけ置いてあり(しかも、設置場所がスクランブルエッグのあった場所と殆んど同じ)、「この手のゲームは、このゲームセンターでしか受け入れられない…」という印象のあるゲームでした。
このゲームは、友人のコバちゃん(Qバートを持っていた友人)という人が好んでプレーしており、コバちゃんがこのゲームを「ダッチョラー」と呼んでいたので、ネットが普及して検索ができるまで、私はこのゲームを「ダッチョラー」というタイトルだと思っていました。
このゲームは有名なエミュレータでも最近は稼働しているので、プレーしている人も結構多そうですが、10年以上前に「ゲーム通を語る人」にこのゲームについて説明したら「本当にそんなゲームあるの? 有名なニチブツなのに?」と言われてしまう程、知名度が低いゲームだったみたいです。(まぁ、幸いにも現在はWikipediaの日本物産の記事にもタイトルが挙がっている位なので、リリースされているのは本当なのですけどね)
このゲームの仕様は、まさにスクランブルエッグのソレと同じような感じで、フィールドにある弾を蹴って敵(ネズミとかウサギ)を倒すというだけなのですが、これの違いは、蹴っとばしたボールがとても高速に移動し、且つ跳ね返ってきた状態で接触するとミスになる…という、難易度がかなり上っているというものでした。
お陰で、敵から逃げながら打った弾を更に避けるという感じとなるので、結構慌しいゲーム展開となり、「ダチョラー=難かしいゲーム」という位置付けが私にあったりします。
しかもこのゲームは恐らく8方向レバーのゲームと思われるのですが、このゲームセンターに設置されていたものは、クレイジークライマーのレバー台(4方向のレバーx2)を改造して右レバーの箇所に1ボタンが設置されているという方式のものとなっており、自機の移動は4方向のみとなっていたので、パックマンのように非常に直角的な動きのみでフィールドを移動する…という大変な状況でプレーしていました。
このゲームで自機がミスると「ギャワワッ!」という雄叫びを発するのですが、この声をコバちゃんが偉く気に入り、帰りの電車の中で「ギャワワッ!」、「ギャワワッ!」と、ずっとダチョラーの真似をしていて、とても恥しい思いをした…という想い出があります。そして、その数年後、「燃える!お兄さん」という漫画が連載され、ダック・ニコルソンというアヒルのキャラクターの台詞に「ギャワワッ!」という台詞が入る度にこのダチョラーを想い出すようになりました。
1983年の時代の割には結構自機のダチョウが書き込まれていて(特に羽の質感)、「偉く綺麗な羽だなぁ~」という印象もあるので、もう少しゲームとして難易度が低い事と、ステージ構成にメリハリのあるフィーチャーがあれば、人気が出たのかもなぁ~と今思うと、そう考えたりします。
コメント
No title
日本物産の方ですか!?
初めまして、このブログを書いているOKIです。
>企画&キャラデザインをした者です。
ビックリしました。
クリエイターの方から直にコメントをいただけるなんて…
そして、当時にそのような立場だったというと、今は相当な立場のお方だとお見受けいたします。
本ゲームがたとえマイナーだとしても、非常に夢と想い出を与えて頂き大変感謝している次第です。
このような動物物というのは、破壊や殺戮をメインとしたシューティングとは違って、アットホームな雰囲気をかもし出せるので、非常に良いものだと思っており、ブログでも書いたように、プレイヤーのキャラデザが非常に綺麗だった事もあり、ビジュアルも楽しませて頂きました。
>企画&キャラデザインをした者です。
ビックリしました。
クリエイターの方から直にコメントをいただけるなんて…
そして、当時にそのような立場だったというと、今は相当な立場のお方だとお見受けいたします。
本ゲームがたとえマイナーだとしても、非常に夢と想い出を与えて頂き大変感謝している次第です。
このような動物物というのは、破壊や殺戮をメインとしたシューティングとは違って、アットホームな雰囲気をかもし出せるので、非常に良いものだと思っており、ブログでも書いたように、プレイヤーのキャラデザが非常に綺麗だった事もあり、ビジュアルも楽しませて頂きました。
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大変懐かしい思い出が甦りました。
企画&キャラデザインをした者です。
マイナー作品となってしまいましたけど・・・苦笑