ビデオサーバ再構築
3月末まで殆ど気が抜けない嫌な仕事のお陰で、クリティカルなイベント以外は文書を書く気力(気分)がなかったので、やっと本日クソ仕事が終わったことから、1ヶ月以上前の事柄を書くことにします。
1/23にビデオサーバが死んで、12年の歴史を刻んでくれた事を思いつつ、最初に思ったことは、
(1) 極力格安の古いPCを中古で買って組み直す。
(2) いっそのこと新しいサーバとしてそこそこスペックの良いPCを組む。
(3) 録画(というかコンテンツ収集)を卒業する。
の3つで、まずは何かしら録画できるものがないと不便ということで、1/28にHDDレコーダを買ったわけですが、そのHDDレコーダの出来が大したことないことから、「メーカーの機器でこのレベルか… やっぱ自作のビデオサーバって素晴らしいんだな…」と思ったことから、レベルの高かった環境を放棄しようとしていることを勿体ないとシミジミ感じ、結果(1), (2)のどっちかだな…となりました。
これが1月末の出来事です。
では、(1), (2)どっちにしようかなぁ~と考えたところ…
【ハイエンドPCを組むとしたらの考え】
(a) ハイエンドのマシンでなにかしたいことが現時点であるか?
(b) ビデオサーバをWindows、Linuxどちらにするか?
(c) Windowsマシンにした際、今はWindows 10がマストだけど、
将来新しい Windows にしていくか?
(d) ハイエンドマシンにした場合幾らまで出すか。
【結果】
(a) 今は特にない&ゲーミングノートPCで十分事足りる。
(b) ビデオサーバはソフト情報がWindowsの方が潤沢なのでコレにする。
(c) 本当は安定していたWindows 7が良いけど、今の時代そうも
言ってられないのでWindows 10。かといってそれ以降のWindowsは
Windowsが嫌いになってきているので使いたくない。
(d) 出せても30万くらい。ただしやりたいことがないので10万も出したくない。
…となり、(a)が色濃く出た結果になり、無駄遣いもバカっぽいので(1)に倒すことに。
「極力格安の古いPCを中古で買って組み直す」なら、とことん安く行きたいので、市場をちゃんと見ないとだな…となり、今度は以下の条件で検討しました。
【格安PCを組むとしたらの考え】
(a) PCIスロットの有無はどうするか?
(b) PCのサイズはどの程度か?
(c) 拡張性は考えるべきか?
(d) CPU世代はどの世代以上にするか。
(e) OSはWindows 10で行けるのか?
(f) 価格は周辺機器にコストを含めて諭吉2枚で行けるか?
【結果】
(a) なくてもライザーカードでどうにかする。
(b) ロープロファイルはチューナーカードが入らない。最低でもミドルレンジ。
(c) USB 3.0さえ搭載されていればどうにでもなるので、メモリが最低8GB載れば良い。
(d) これまで最古のSandy Bridgeだったので、それ以上なら最悪問題ない。
ただしハードウェアエンコードはマイクロアーキテクチャにやらせるので、
ソフトウェアが対応しているもの限定。
(e) Windows 10で行く。
(f) 中古屋やオークションを見て考える。
となりました。
(a)はチューナーカードがPCIという化石なものなので、PCIスロットが付いているPC or ライザーカードを使うという手段になりますが、前者だとまず超レトロPCとなり、古すぎて市場に出てないか、あったとしてもそれはもうポンコツマシンとなってしまうので、流石に躊躇します。なので、後者でFIXとなりました。
(b)もチューナーカードの問題でミドルレンジ以上となりますが、前のPCよりは小さめにしたいなぁ~と思ったものの、市場を見るとしっくりした大きさがなかなかなくて、フルタワーばかり目立つことに。結果、横倒しができるものや横幅があっても高さがないものに決めました。
(c)はメモリが最低4GBでも、故障したPCから継ぎ足せば12GBになると判断し、この時代のメモリが適用できるPCであれば、4GBでも構わない安ければ。と判断しました。(逆に世代が現代に近くなるとメモリが合わないので、デフォルト8GBでないとNG)
(d)は(c)に引きづられる感じで決めることにしました。
(e)は最悪チューナーのデバイスドライバとソフトが動くのであればWindows 11でもいいかな…と考えることに。(一応将来を見越して)
と、考えを決定して近所の中古屋やドスパラを見てみると、大体相場は1~2万位のPCが該当することに。しかし、OSが付いてなかったり、メモリが新しくて噛み合わない、PCの大きさが噛み合わないと(フルタワーで大きすぎる)、少し悩ましい感じに。
時間をあまり取られるのも嫌なのと、仕事がてんてこ舞いで思考が上手く回らないことから、仕方がないのでオークションで以下の条件で検索することに。
(1) 即決。
(2) 送料無料。
(3) 1万円以下。
(4) メモリ4GB以上。(ただし4GBの場合は新しい世代はNG。DDR3-1600辺り)
(5) サイズがミドルレンジ。
(6) OSがWindows 10以上付属。
(7) マクロアーキテクチャが3世代以上。
くらいで攻めたら、これに該当するものが少し見つかったので、落札することに。
結果、HPの「Windows 11 Pro付きのメモリ4GBのi5-4690 Haswell Refresh」のPCを数千円で入手しました。
HDDが付いていましたが、こんな信用できないデバイスはビデオサーバーの動作用に使いたくないので(メディア保存のストレージはHDDをミラーリングしている)、容量の小さい安いSSDを別途調達。ライザーカードも別途調達して、諭吉1枚よりはホンの少し足が出ましたが、当初予定の諭吉2枚よりは全然お安く構築できました。また、メモリはお亡くなりになった8GBを継ぎ足して12GBにしたので御の字です。

ライザーカードを使うことになるとは12年前は思ってなかった。
しかも今の時代だとかなり安いw
想定外だったのはWindows 11を手に入れられたことです。Windows 10の余りはテレワークに使ってしまっているので、Windowsが別途欲しかったのですが、これがWindows 11になるとは自分でも思っておらず、チューナーのドライバとソフトが動くことをネットの住人の発言を信じて構築することになりました。
しっかし、またこの糞OSを使うことになるとは… …と思いつつ、メインとして使わないし、エンコード作業以外は録画のために基本放ったらかしだし、しばらく持たせるという意味ではこれがベストプラクティスなんだろうな…と思っての判断です。

よし、再構築できた!(゜∀゜)
という感じで、故障から約半月ちょい(2/11)で、ビデオサーバーが再度運用できるようになりました。
録画環境が再構築できたら、次はエンコード環境の構築です。これまでSandy Bridgeで対応していたソフトが古すぎて、Haswell対応しておらず、全滅していました。(^^;
たしかに、FFmpegなどもSandy Bridge対応が曖昧というのを見ていたので、古いものはかなりハブられてきてしまっている感じです。仕方がないので、現在のソフトで大分前のHaswellのQuick Sync Videoが対応しているフリーウェアを調べることに。結果、無事エンコードができるようになりました。
仕事でヘロヘロになって気力がない中、よく頑張ったな自分! と、こういうことを誰から教えて貰うわけでもなく、こういうことができるのって、コンピュータが大好きなんだって証拠だな…って自画自賛しながら、録画ジャンキーはまだまだ卒業できなくなりました…とさ。
お し ま い 。
(1) 極力格安の古いPCを中古で買って組み直す。
(2) いっそのこと新しいサーバとしてそこそこスペックの良いPCを組む。
(3) 録画(というかコンテンツ収集)を卒業する。
の3つで、まずは何かしら録画できるものがないと不便ということで、1/28にHDDレコーダを買ったわけですが、そのHDDレコーダの出来が大したことないことから、「メーカーの機器でこのレベルか… やっぱ自作のビデオサーバって素晴らしいんだな…」と思ったことから、レベルの高かった環境を放棄しようとしていることを勿体ないとシミジミ感じ、結果(1), (2)のどっちかだな…となりました。
これが1月末の出来事です。
では、(1), (2)どっちにしようかなぁ~と考えたところ…
【ハイエンドPCを組むとしたらの考え】
(a) ハイエンドのマシンでなにかしたいことが現時点であるか?
(b) ビデオサーバをWindows、Linuxどちらにするか?
(c) Windowsマシンにした際、今はWindows 10がマストだけど、
将来新しい Windows にしていくか?
(d) ハイエンドマシンにした場合幾らまで出すか。
【結果】
(a) 今は特にない&ゲーミングノートPCで十分事足りる。
(b) ビデオサーバはソフト情報がWindowsの方が潤沢なのでコレにする。
(c) 本当は安定していたWindows 7が良いけど、今の時代そうも
言ってられないのでWindows 10。かといってそれ以降のWindowsは
Windowsが嫌いになってきているので使いたくない。
(d) 出せても30万くらい。ただしやりたいことがないので10万も出したくない。
…となり、(a)が色濃く出た結果になり、無駄遣いもバカっぽいので(1)に倒すことに。
「極力格安の古いPCを中古で買って組み直す」なら、とことん安く行きたいので、市場をちゃんと見ないとだな…となり、今度は以下の条件で検討しました。
【格安PCを組むとしたらの考え】
(a) PCIスロットの有無はどうするか?
(b) PCのサイズはどの程度か?
(c) 拡張性は考えるべきか?
(d) CPU世代はどの世代以上にするか。
(e) OSはWindows 10で行けるのか?
(f) 価格は周辺機器にコストを含めて諭吉2枚で行けるか?
【結果】
(a) なくてもライザーカードでどうにかする。
(b) ロープロファイルはチューナーカードが入らない。最低でもミドルレンジ。
(c) USB 3.0さえ搭載されていればどうにでもなるので、メモリが最低8GB載れば良い。
(d) これまで最古のSandy Bridgeだったので、それ以上なら最悪問題ない。
ただしハードウェアエンコードはマイクロアーキテクチャにやらせるので、
ソフトウェアが対応しているもの限定。
(e) Windows 10で行く。
(f) 中古屋やオークションを見て考える。
となりました。
(a)はチューナーカードがPCIという化石なものなので、PCIスロットが付いているPC or ライザーカードを使うという手段になりますが、前者だとまず超レトロPCとなり、古すぎて市場に出てないか、あったとしてもそれはもうポンコツマシンとなってしまうので、流石に躊躇します。なので、後者でFIXとなりました。
(b)もチューナーカードの問題でミドルレンジ以上となりますが、前のPCよりは小さめにしたいなぁ~と思ったものの、市場を見るとしっくりした大きさがなかなかなくて、フルタワーばかり目立つことに。結果、横倒しができるものや横幅があっても高さがないものに決めました。
(c)はメモリが最低4GBでも、故障したPCから継ぎ足せば12GBになると判断し、この時代のメモリが適用できるPCであれば、4GBでも構わない安ければ。と判断しました。(逆に世代が現代に近くなるとメモリが合わないので、デフォルト8GBでないとNG)
(d)は(c)に引きづられる感じで決めることにしました。
(e)は最悪チューナーのデバイスドライバとソフトが動くのであればWindows 11でもいいかな…と考えることに。(一応将来を見越して)
と、考えを決定して近所の中古屋やドスパラを見てみると、大体相場は1~2万位のPCが該当することに。しかし、OSが付いてなかったり、メモリが新しくて噛み合わない、PCの大きさが噛み合わないと(フルタワーで大きすぎる)、少し悩ましい感じに。
時間をあまり取られるのも嫌なのと、仕事がてんてこ舞いで思考が上手く回らないことから、仕方がないのでオークションで以下の条件で検索することに。
(1) 即決。
(2) 送料無料。
(3) 1万円以下。
(4) メモリ4GB以上。(ただし4GBの場合は新しい世代はNG。DDR3-1600辺り)
(5) サイズがミドルレンジ。
(6) OSがWindows 10以上付属。
(7) マクロアーキテクチャが3世代以上。
くらいで攻めたら、これに該当するものが少し見つかったので、落札することに。
結果、HPの「Windows 11 Pro付きのメモリ4GBのi5-4690 Haswell Refresh」のPCを数千円で入手しました。
HDDが付いていましたが、こんな信用できないデバイスはビデオサーバーの動作用に使いたくないので(メディア保存のストレージはHDDをミラーリングしている)、容量の小さい安いSSDを別途調達。ライザーカードも別途調達して、諭吉1枚よりはホンの少し足が出ましたが、当初予定の諭吉2枚よりは全然お安く構築できました。また、メモリはお亡くなりになった8GBを継ぎ足して12GBにしたので御の字です。

ライザーカードを使うことになるとは12年前は思ってなかった。
しかも今の時代だとかなり安いw
想定外だったのはWindows 11を手に入れられたことです。Windows 10の余りはテレワークに使ってしまっているので、Windowsが別途欲しかったのですが、これがWindows 11になるとは自分でも思っておらず、チューナーのドライバとソフトが動くことをネットの住人の発言を信じて構築することになりました。
しっかし、またこの糞OSを使うことになるとは… …と思いつつ、メインとして使わないし、エンコード作業以外は録画のために基本放ったらかしだし、しばらく持たせるという意味ではこれがベストプラクティスなんだろうな…と思っての判断です。

よし、再構築できた!(゜∀゜)
という感じで、故障から約半月ちょい(2/11)で、ビデオサーバーが再度運用できるようになりました。
録画環境が再構築できたら、次はエンコード環境の構築です。これまでSandy Bridgeで対応していたソフトが古すぎて、Haswell対応しておらず、全滅していました。(^^;
たしかに、FFmpegなどもSandy Bridge対応が曖昧というのを見ていたので、古いものはかなりハブられてきてしまっている感じです。仕方がないので、現在のソフトで大分前のHaswellのQuick Sync Videoが対応しているフリーウェアを調べることに。結果、無事エンコードができるようになりました。
仕事でヘロヘロになって気力がない中、よく頑張ったな自分! と、こういうことを誰から教えて貰うわけでもなく、こういうことができるのって、コンピュータが大好きなんだって証拠だな…って自画自賛しながら、録画ジャンキーはまだまだ卒業できなくなりました…とさ。
お し ま い 。
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