昔のゲームの想い出 [0261] 「メタルホーク」 [ナムコ] [1988] [アーケード]
《目標接近!目標!目標!》
12/22に遂に「メタルホーク」がアーケードアーカイブスにて移植されました。家庭用プラットフォームには初移植で、ゴニュゴニュでは忘れる位とおの昔に移植されていた訳ですが、時代も時代で現在のレトロゲームブームにあやかって遂に正式に…です。
非常にめでたいので私も購入しようとしたのですが、「サイバースティックがPS4では動くけど、Switchでは動かない」とかいう情報を見かけたので(また糞Switchがダメなのかよ…)、もうちょい様子見かな…と一旦停止状態にしました。(まぁ、アケアカはよっぽどの事がなければ撤退はしないでしょうし、遊びたくなったら買うって事でいいや…と。今は「HADES」をプレー中だし)
という事で、このゲームにも2, 3想い出があるので、記録をしておこうかな…と。
12/22に遂に「メタルホーク」がアーケードアーカイブスにて移植されました。家庭用プラットフォームには初移植で、ゴニュゴニュでは忘れる位とおの昔に移植されていた訳ですが、時代も時代で現在のレトロゲームブームにあやかって遂に正式に…です。
非常にめでたいので私も購入しようとしたのですが、「サイバースティックがPS4では動くけど、Switchでは動かない」とかいう情報を見かけたので(また糞Switchがダメなのかよ…)、もうちょい様子見かな…と一旦停止状態にしました。(まぁ、アケアカはよっぽどの事がなければ撤退はしないでしょうし、遊びたくなったら買うって事でいいや…と。今は「HADES」をプレー中だし)
という事で、このゲームにも2, 3想い出があるので、記録をしておこうかな…と。
【ファーストインプレッション】
このゲームは稼働よりもゲーム雑誌で先に知りました。アーケードゲームの勢いが非常に良い状況で、ゲームショーやロケテストの情報が先行して入ってくる時期だったので、買っていたゲーム雑誌にそこらじゅう書いてありました。
そして私がこのゲームの紹介で最初に目についた内容が「この筐体は油圧式で動く」というものでした。当時はゲーム歴的に「スペースハリアー」のムービングシートに驚き、その後に「パワードリフト」の傾き加減で驚いた訳ですが、「この油圧式って、どれだけ凄いのだろう… そもそも今迄の動きと何が違うんだろう…」と、その油圧という言葉に興味を持ちました。
そして近所の行き付けのゲームセンターに中々入荷されないなか、月一のゲームの修行に行く藤沢のゲームセンターに行ったところ、一箇所だけグリーンホールというお店に置かれていました。
その後の話ですが、結局私が通っていた範囲では、どこにもこのゲームを見かけなくて、タイミング的なものもあったのかもしれないのですがナムコのゲームならなんでも置いてあった横浜伊勢佐木町のキャロットにも置いてなく、個人的に今となって思う事は「かなり有名なゲームなのに、出回りって良かったのかなぁ~」って思う感じです。(時代的にセガやタイトーの体感ゲームなんて、そこらじゅうのゲームセンターで見掛けたものなのに…ってノリです)
【油圧式筐体を体験】
このゲームセンターはパチンコ経営延長の標準料金ゲームセンターなので、テーブル筐体のゲームが100円、筐体ものは200円以上という糞プライスでした。
「高い…けど、油圧式を体感するにはやるしかない。」そう意気込んだ私がこのゲームをプレーして、この筐体で感じた事は「これまでの体感ゲームに比べて、動きが柔らかい(あまりモーターの振動のような動きを感じない)」で、尻に感じる上下にかかるGが凄く滑らかという感じでした。(サスが油圧式だからなのかな…と思ったものです)
「こっ、これが油圧式か!ゆわんゆわん動くな…」という感じで、激しい上下運動するこのゲームの初回プレーはソッコーで終わりました。ゲーム自体の感想は「思ったほど面白くないな… 料金も高いし…」でした。
【サントラを買う+X68000のX-BASIC打ち込みサウンドに驚愕】
このゲームのサウンドが収録されていたサントラ「ウイニングラン -G.S.M. NAMCO 2-」が発売されたので、発売日に購入しました。正確には「このサントラに収録されていた『スプラッターハウス』の曲目当て」で買いました。(^^ゞ 当時はスプラッターハウスにお熱を上げており、このゲームの世界観、ゲームバランス、そしてボス曲(の一部)がデステクノ… 毎日「ピギーマンの曲(+その後のステージ5の最初)」だけどヘビーローテで聴いていましたw
「ウィニングラン?そんなのどーでもいいよ、ピギーマンの曲だけで、このアルバムは成立しているんだよ。」を周囲に言うくらいの痛いバカっぷりな状況で、他の曲はロクに聴いた事がありませんでした。
そのような中、何ヶ月か経過して(といってもそれ程経過していなかったかな?)、友人の純ちゃんの家に遊びに行った際、Oh!Xの掲載でX68000のX-BASICで打ち込む「メタルホームのGAME BGM 1」を打ち込んだとの事で、その曲を聴かせてもらいました。
X68000はYM2151のFM音源であり、それはシステムII基板も同じ仕様なので、音源に関しては全く同じ音が発声できます。もちろんPCMのドラム音などは違うものの同等のものをパクればインスパイアすれば、更に本物に近づけられます(PCMの数は違うけど、そこまでフルに使ってないだろうし)。
それを金持ちの彼の家(家が音楽家)の素晴しいアンプとスピーカーで聴かせてもらった訳ですが…
「マジもんの鳥肌が立ちました…」
「なっ、なんだ!? このスゲーカッコイイ曲… こんなのゲーム中に鳴ってんの? 打ち込みのオーバーアレンジの作りじゃねーの?」と純ちゃんに突っ掛かってしまいました。
「何言ってんだよOKIくん。OKIくんが酔狂しているスプラッターハウスのアルバムに入ってる曲じゃんw」と笑われてしまい、「えっ?あのアルバムにそんな曲が?」…と、まるで「え!!おなじ値段でステーキを?」のあの最後のシーンのような顔になってしまいました。
自宅に帰ってから、ピギーマンのアルバム…もとい、「ウイニングラン -G.S.M. NAMCO 2-」をキチンと見て、「ほっ、ホントだ… 収録されている… 全くノーチェックだった…」と早速聴いて、「もう、これっきゃないな!」と、ピギーマンの曲も聴きますが、同じようにメタルホークの曲もヘビーローテで聴くようになりました。
しかもGAME BGM 1は「2番はカラオケ付き」となっており、メタリック感のある主旋律が無いカラオケバージョンも結構な爽やかさで、「これはこれで味があってカッコイイなぁ~」と、ゲーム自体にほぼ興味がなくなっていただけに、自分にとって大穴なBGMとなっていました。
写真左:1989年の発売日に買った「ウイニングラン -G.S.M. NAMCO 2-」
写真右:2013年の発売日に買った「細江慎治 WORKS Vol.2」
しかも当時スルーしていたライナーノーツの画面に「敵の空中空母」が映っており、「何っ!?こんな敵も出るゲームだったのかぁ~ もっと遊んでみたくなった! これはサントラではなく、本物でゲームをしながら曲も聴いてみたい…」
と、初日で見限っていたこのゲームを再び遊ぼうと、メタルホークが入荷されてから大分経過したグリーンホールへ…(まだ置いてあったのは毎月通っていたから把握済み)
【実機だと曲が…】
このゲームを筐体でしっかりプレーした人なら分ると思うのですが、高高度でターゲット(目標)を索敵し(ジャイロが表示される)、高速にターゲットまで移動して、ターゲットに近い座標に来たら、低高度まで下げで爆撃…をする訳ですが、これがゲーム中にナビゲーターの女性がまるでラップのように「目標接近!目標!目標!レーダスコープ!目標!(ry」と、まるで「仕様バグなんじゃねーのか?」位に煩く叫ぶ上に、肝心なBGMが物凄く少音量で鳴っているので、「あの曲が全然聴こえん… 鳴ってはいるっちゃいるけど…」と(´・ω・`)となりました。
仕方ないので、曲を楽しむのは諦めて、次のお目当ての「敵の空中空母」を短絡ルートで選択して拝んで終りにしました(雑誌攻略で既にルートはチェック済み)。
空母を見ながら、「そうか、この空海それぞれの空母はBGで作られているとして、地面と独立してるのか… System IIはBG面1つだけが回転できるから、このゲームは仕組みとして別物なんだな…」と、商用インターネットも無い時代に、すぐにこのゲームの作りを理解し、誰にも言えないまま私の中の想い出となりました。(そして初めてこの事を書きました)
◇ ◇ ◇
結局、設定店が少ない、プレー料金が高額、BGMの音が小さい、このゲームのリリース年で物凄くハマっていた「アサルト」と比較してしまった…と悪条件だったため、殆んどプレーした事がないまま今に至ります。
筐体に乗りまくった人は「心のゲームになった」ようで、メタルホーク友の会とかあるみたいですね。ゆわんゆわん動くオモシロ乗り物+攻撃ヘリのバーチャル体験ができる訳ですから、面白い心のゲームと言われているのは理解できます。
私的にはこのゲームはスペースハリアー同様に「筐体に乗ってナンボ」のゲームだとは思いますが、硬派でカッコイイのと、当時を知っている人なら「Sysytem IIの回転機能萌え~」で待ち望んでいた人が多そうだと思います。
私もこのゲームならカジュアルに「連付き」で遊ぶのもいいかもって感じです。思い入れもないですし。(^^ゞ (当時はこの筐体+レバー+連無しで指が疲れた記憶が…(^^;)
このゲームは稼働よりもゲーム雑誌で先に知りました。アーケードゲームの勢いが非常に良い状況で、ゲームショーやロケテストの情報が先行して入ってくる時期だったので、買っていたゲーム雑誌にそこらじゅう書いてありました。
そして私がこのゲームの紹介で最初に目についた内容が「この筐体は油圧式で動く」というものでした。当時はゲーム歴的に「スペースハリアー」のムービングシートに驚き、その後に「パワードリフト」の傾き加減で驚いた訳ですが、「この油圧式って、どれだけ凄いのだろう… そもそも今迄の動きと何が違うんだろう…」と、その油圧という言葉に興味を持ちました。
そして近所の行き付けのゲームセンターに中々入荷されないなか、月一のゲームの修行に行く藤沢のゲームセンターに行ったところ、一箇所だけグリーンホールというお店に置かれていました。
その後の話ですが、結局私が通っていた範囲では、どこにもこのゲームを見かけなくて、タイミング的なものもあったのかもしれないのですがナムコのゲームならなんでも置いてあった横浜伊勢佐木町のキャロットにも置いてなく、個人的に今となって思う事は「かなり有名なゲームなのに、出回りって良かったのかなぁ~」って思う感じです。(時代的にセガやタイトーの体感ゲームなんて、そこらじゅうのゲームセンターで見掛けたものなのに…ってノリです)
【油圧式筐体を体験】
このゲームセンターはパチンコ経営延長の標準料金ゲームセンターなので、テーブル筐体のゲームが100円、筐体ものは200円以上という糞プライスでした。
「高い…けど、油圧式を体感するにはやるしかない。」そう意気込んだ私がこのゲームをプレーして、この筐体で感じた事は「これまでの体感ゲームに比べて、動きが柔らかい(あまりモーターの振動のような動きを感じない)」で、尻に感じる上下にかかるGが凄く滑らかという感じでした。(サスが油圧式だからなのかな…と思ったものです)
「こっ、これが油圧式か!ゆわんゆわん動くな…」という感じで、激しい上下運動するこのゲームの初回プレーはソッコーで終わりました。ゲーム自体の感想は「思ったほど面白くないな… 料金も高いし…」でした。
【サントラを買う+X68000のX-BASIC打ち込みサウンドに驚愕】
このゲームのサウンドが収録されていたサントラ「ウイニングラン -G.S.M. NAMCO 2-」が発売されたので、発売日に購入しました。正確には「このサントラに収録されていた『スプラッターハウス』の曲目当て」で買いました。(^^ゞ 当時はスプラッターハウスにお熱を上げており、このゲームの世界観、ゲームバランス、そしてボス曲(の一部)がデステクノ… 毎日「ピギーマンの曲(+その後のステージ5の最初)」だけどヘビーローテで聴いていましたw
「ウィニングラン?そんなのどーでもいいよ、ピギーマンの曲だけで、このアルバムは成立しているんだよ。」を周囲に言うくらいの痛いバカっぷりな状況で、他の曲はロクに聴いた事がありませんでした。
そのような中、何ヶ月か経過して(といってもそれ程経過していなかったかな?)、友人の純ちゃんの家に遊びに行った際、Oh!Xの掲載でX68000のX-BASICで打ち込む「メタルホームのGAME BGM 1」を打ち込んだとの事で、その曲を聴かせてもらいました。
X68000はYM2151のFM音源であり、それはシステムII基板も同じ仕様なので、音源に関しては全く同じ音が発声できます。もちろんPCMのドラム音などは違うものの同等のものを
それを金持ちの彼の家(家が音楽家)の素晴しいアンプとスピーカーで聴かせてもらった訳ですが…
「なっ、なんだ!? このスゲーカッコイイ曲… こんなのゲーム中に鳴ってんの? 打ち込みのオーバーアレンジの作りじゃねーの?」と純ちゃんに突っ掛かってしまいました。
「何言ってんだよOKIくん。OKIくんが酔狂しているスプラッターハウスのアルバムに入ってる曲じゃんw」と笑われてしまい、「えっ?あのアルバムにそんな曲が?」…と、まるで「え!!おなじ値段でステーキを?」のあの最後のシーンのような顔になってしまいました。
自宅に帰ってから、ピギーマンのアルバム…もとい、「ウイニングラン -G.S.M. NAMCO 2-」をキチンと見て、「ほっ、ホントだ… 収録されている… 全くノーチェックだった…」と早速聴いて、「もう、これっきゃないな!」と、ピギーマンの曲も聴きますが、同じようにメタルホークの曲もヘビーローテで聴くようになりました。
しかもGAME BGM 1は「2番はカラオケ付き」となっており、メタリック感のある主旋律が無いカラオケバージョンも結構な爽やかさで、「これはこれで味があってカッコイイなぁ~」と、ゲーム自体にほぼ興味がなくなっていただけに、自分にとって大穴なBGMとなっていました。
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写真右:2013年の発売日に買った「細江慎治 WORKS Vol.2」
しかも当時スルーしていたライナーノーツの画面に「敵の空中空母」が映っており、「何っ!?こんな敵も出るゲームだったのかぁ~ もっと遊んでみたくなった! これはサントラではなく、本物でゲームをしながら曲も聴いてみたい…」
と、初日で見限っていたこのゲームを再び遊ぼうと、メタルホークが入荷されてから大分経過したグリーンホールへ…(まだ置いてあったのは毎月通っていたから把握済み)
【実機だと曲が…】
このゲームを筐体でしっかりプレーした人なら分ると思うのですが、高高度でターゲット(目標)を索敵し(ジャイロが表示される)、高速にターゲットまで移動して、ターゲットに近い座標に来たら、低高度まで下げで爆撃…をする訳ですが、これがゲーム中にナビゲーターの女性がまるでラップのように「目標接近!目標!目標!レーダスコープ!目標!(ry」と、まるで「仕様バグなんじゃねーのか?」位に煩く叫ぶ上に、肝心なBGMが物凄く少音量で鳴っているので、「あの曲が全然聴こえん… 鳴ってはいるっちゃいるけど…」と(´・ω・`)となりました。
仕方ないので、曲を楽しむのは諦めて、次のお目当ての「敵の空中空母」を短絡ルートで選択して拝んで終りにしました(雑誌攻略で既にルートはチェック済み)。
空母を見ながら、「そうか、この空海それぞれの空母はBGで作られているとして、地面と独立してるのか… System IIはBG面1つだけが回転できるから、このゲームは仕組みとして別物なんだな…」と、商用インターネットも無い時代に、すぐにこのゲームの作りを理解し、誰にも言えないまま私の中の想い出となりました。(そして初めてこの事を書きました)
結局、設定店が少ない、プレー料金が高額、BGMの音が小さい、このゲームのリリース年で物凄くハマっていた「アサルト」と比較してしまった…と悪条件だったため、殆んどプレーした事がないまま今に至ります。
筐体に乗りまくった人は「心のゲームになった」ようで、メタルホーク友の会とかあるみたいですね。ゆわんゆわん動くオモシロ乗り物+攻撃ヘリのバーチャル体験ができる訳ですから、面白い心のゲームと言われているのは理解できます。
私的にはこのゲームはスペースハリアー同様に「筐体に乗ってナンボ」のゲームだとは思いますが、硬派でカッコイイのと、当時を知っている人なら「Sysytem IIの回転機能萌え~」で待ち望んでいた人が多そうだと思います。
私もこのゲームならカジュアルに「連付き」で遊ぶのもいいかもって感じです。思い入れもないですし。(^^ゞ (当時はこの筐体+レバー+連無しで指が疲れた記憶が…(^^;)
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