昔のゲームの想い出 [0081] 「新入社員とおるくん」 [コナミ] [1984] [アーケード]
《上司はヘッドバットで倒せっ!》
先日、100円ショップで買い物をしていたらレジがもの凄く混んでいて、レジにいる若い店員(研修生と名札がついていた)が他の店員(少しヤンキー風)の人に「レジお願いしますっ!!」と声を枯らしながら救援を叫んでいました。
そして、そんな状況であるにも関わらず、私が品物を見ていた側で、ヤンキー店員は若い店員の声から逃げるように裏の扉を開けて、店の外に逃げて行こうとするのを見掛けました。
「コ、コイツ… 救援依頼を無視して、なに外に逃げ出してんだよ~。」と思ったら、店長(?)のオッサン(バーコードハゲ)が店の奥から出てきて追いかけていき、「おい!レジに行けよ!」と怒鳴られながら捕まっていました。
ということで、想い出したのが「新入社員とおるくん」です。
先日、100円ショップで買い物をしていたらレジがもの凄く混んでいて、レジにいる若い店員(研修生と名札がついていた)が他の店員(少しヤンキー風)の人に「レジお願いしますっ!!」と声を枯らしながら救援を叫んでいました。
そして、そんな状況であるにも関わらず、私が品物を見ていた側で、ヤンキー店員は若い店員の声から逃げるように裏の扉を開けて、店の外に逃げて行こうとするのを見掛けました。
「コ、コイツ… 救援依頼を無視して、なに外に逃げ出してんだよ~。」と思ったら、店長(?)のオッサン(バーコードハゲ)が店の奥から出てきて追いかけていき、「おい!レジに行けよ!」と怒鳴られながら捕まっていました。
ということで、想い出したのが「新入社員とおるくん」です。
このゲームは、自機のとおるくんを操作し、研修中(?)の授業を抜け出し、それに対して怒りながら追い掛けてくる上司(wikipediaによると、悪山課長というらしいですね)の追跡を逃れながら、外で待つ彼女の所まで逃げて、デートにしけこむといったゲームとなります。ステージは全部で4ステージあり、研修室(どーやらオフィスらしいです)、ロッカールーム、調理室、ダンスルーム、ガーデンという、かなりバラエティに富んだステージ構成となっています。
とおるくんはステージに落ちている彼女のハートを全て集める事により、そのステージの外に移動する事ができます。ステージ間は廊下となっており、ここでも悪山課長の執拗なまでの追跡が繰り広げられます。追跡者は課長以外にもステージにより、別に増員され、ロッカールームでは、掃除のオジサン、調理場ではコックさん等、これまたバラエティに富んでいます。
このとおるくんはかなりのアナーキーっぷりで、メインの攻撃はヘッドバットで追跡者を気絶させ、またステージに落ちている道具で、敵の気を引き付けて、ハートを回収します。
このヘッドバット攻撃は非常に当り判定がシビアで、特に縦軸での攻撃が難しく、この攻撃手段を制する事がこのゲームの上達を握る鍵となっています。
当時の私はこの「敵の気を引き付ける演出」が非常に好きで、ロッカールームでバスケットボールを入手して、敵にパスしてはボールをダムダムやっていたり、調理場で肉を敵にパスしては、それをガツガツ食っている様を見ては面白いなぁ~と思い、ニヤニヤしていました。これらは非常にバカっぽい演出なのですが、妙におかしかったりします。
このゲームの最終面ではガードマンの追跡から逃げきって彼女の所に行き、チューをしてもらって、そのまま車で逃避行…と、いう流れなのですが、なんというか、リアルの世界だったら「ソッコークビ!」って感じの行動だったりして笑えます。流石80年代。バブル期だったからこれはこれでアリだったのかも?と今なら思えそうな気がします。こーいうスチャラカ社員はとても憧れます。
…が、100円ショップの店員は洒落になりません。逝ってよし!レジに並んでいる人がストレス溜めて、ポスタル2みたいになったらどーするんだ?って感じでしたw
他にも上述以外でも隠れキャラなどで好きな所があり、廊下のシーンで出口以外の扉を開けると、着替え中の女性が出てきたり(何故か割とエロいという印象が…)、教卓をヘッドバットすると(私の大好きな)サーカスチャーリーが出てきたりと、少しお洒落なものを見せてくれたりしました。
意外と知られていなさそうなフィーチャーですが、最初のオフィスのステージで、ハートを集めずに自席でジッとしていると、悪山課長が白板に向って内容を書き換えたりするのがなかなか凝っていたりします。(目標何万台みたいな事が白板に書かれているので、最初はどんな会社だ?とか思いましたが、後から商事という事を知って、相当な大手企業なのかと思いました)
最初はこのフィーチャーが何か分からずに、急に白板の内容が変化したので、バグったのかと卒倒した想い出があり、「課長がキチガイになった!」としか思えませんでした。
が、後でよくみたらグラフを描いていた事を知って、「なんだー」という想い出があります。
そして、更にそのままマジメに授業を受けていると課長が本を投げてきて、更にそれを避け続けていると、何故か教室のみんなが怒りのフキダシを出し、それが彼を襲ってミスとなります…
「なんなんだこの仕様?」と思いながらも、「「とおるくんはサボってナンボ」という事なのかなぁ?」と思うようにしました。まぁ、これは永久パターン防止に一役買っている仕様だったりします。
(しかし、他のステージで無限得点法があるので、ゲームセンターで隠れてやっている人がいたりしました。(^^;)
私の中ではこのゲームの辺りから、コナミのゲームはキャラクターに黒縁取りが描かれたキャラクターが出始め、割とアニメちっくになって且つ、キャラクターの動きが豊かになった…という印象があります。
(後続でイーアルカンフー、ショーリンズロード等、この黒縁取りの系統が産み出されています)
このゲームは、国外では「マイキー」というそうで、設定が新入社員ではなく、高校生になっているそうです。
確かに、外で待っている彼女はいかにも外人系の"ハイスクール"という言葉が似合いそうな設定の女性なので、この設定の方があっていそうです。
学校なら多少のグレた行為は目を瞑ってもらえそうですが、社会だったら「キミ、明日から来なくていいよ。」ですw
そして、このゲームのフィーチャーを語るには需要なファクターの一つであるBGM。これは「ビートルズ」の「A Hard Day's Night」なのですが、私はこのゲームでフル楽曲を覚えたクチだったりします。いまだに私の中では「A Hard Day's Night=新入社員とおるくん」となっており、それ位この曲はこのゲームにマッチしていると思っています。
あ~、こう書いていたら、久々に作業のBGMとして流したくなりました。
しばらくはビートルズをヘビーローテにしようっと。(^^)

A Hard Day's Nightは、このアルバムにも入っています。
とおるくんはステージに落ちている彼女のハートを全て集める事により、そのステージの外に移動する事ができます。ステージ間は廊下となっており、ここでも悪山課長の執拗なまでの追跡が繰り広げられます。追跡者は課長以外にもステージにより、別に増員され、ロッカールームでは、掃除のオジサン、調理場ではコックさん等、これまたバラエティに富んでいます。
このとおるくんはかなりのアナーキーっぷりで、メインの攻撃はヘッドバットで追跡者を気絶させ、またステージに落ちている道具で、敵の気を引き付けて、ハートを回収します。
このヘッドバット攻撃は非常に当り判定がシビアで、特に縦軸での攻撃が難しく、この攻撃手段を制する事がこのゲームの上達を握る鍵となっています。
当時の私はこの「敵の気を引き付ける演出」が非常に好きで、ロッカールームでバスケットボールを入手して、敵にパスしてはボールをダムダムやっていたり、調理場で肉を敵にパスしては、それをガツガツ食っている様を見ては面白いなぁ~と思い、ニヤニヤしていました。これらは非常にバカっぽい演出なのですが、妙におかしかったりします。
このゲームの最終面ではガードマンの追跡から逃げきって彼女の所に行き、チューをしてもらって、そのまま車で逃避行…と、いう流れなのですが、なんというか、リアルの世界だったら「ソッコークビ!」って感じの行動だったりして笑えます。流石80年代。バブル期だったからこれはこれでアリだったのかも?と今なら思えそうな気がします。こーいうスチャラカ社員はとても憧れます。
…が、100円ショップの店員は洒落になりません。逝ってよし!レジに並んでいる人がストレス溜めて、ポスタル2みたいになったらどーするんだ?って感じでしたw
他にも上述以外でも隠れキャラなどで好きな所があり、廊下のシーンで出口以外の扉を開けると、着替え中の女性が出てきたり(何故か割とエロいという印象が…)、教卓をヘッドバットすると(私の大好きな)サーカスチャーリーが出てきたりと、少しお洒落なものを見せてくれたりしました。
意外と知られていなさそうなフィーチャーですが、最初のオフィスのステージで、ハートを集めずに自席でジッとしていると、悪山課長が白板に向って内容を書き換えたりするのがなかなか凝っていたりします。(目標何万台みたいな事が白板に書かれているので、最初はどんな会社だ?とか思いましたが、後から商事という事を知って、相当な大手企業なのかと思いました)
最初はこのフィーチャーが何か分からずに、急に白板の内容が変化したので、バグったのかと卒倒した想い出があり、「課長がキチガイになった!」としか思えませんでした。
が、後でよくみたらグラフを描いていた事を知って、「なんだー」という想い出があります。
そして、更にそのままマジメに授業を受けていると課長が本を投げてきて、更にそれを避け続けていると、何故か教室のみんなが怒りのフキダシを出し、それが彼を襲ってミスとなります…
「なんなんだこの仕様?」と思いながらも、「「とおるくんはサボってナンボ」という事なのかなぁ?」と思うようにしました。まぁ、これは永久パターン防止に一役買っている仕様だったりします。
(しかし、他のステージで無限得点法があるので、ゲームセンターで隠れてやっている人がいたりしました。(^^;)
私の中ではこのゲームの辺りから、コナミのゲームはキャラクターに黒縁取りが描かれたキャラクターが出始め、割とアニメちっくになって且つ、キャラクターの動きが豊かになった…という印象があります。
(後続でイーアルカンフー、ショーリンズロード等、この黒縁取りの系統が産み出されています)
このゲームは、国外では「マイキー」というそうで、設定が新入社員ではなく、高校生になっているそうです。
確かに、外で待っている彼女はいかにも外人系の"ハイスクール"という言葉が似合いそうな設定の女性なので、この設定の方があっていそうです。
学校なら多少のグレた行為は目を瞑ってもらえそうですが、社会だったら「キミ、明日から来なくていいよ。」ですw
そして、このゲームのフィーチャーを語るには需要なファクターの一つであるBGM。これは「ビートルズ」の「A Hard Day's Night」なのですが、私はこのゲームでフル楽曲を覚えたクチだったりします。いまだに私の中では「A Hard Day's Night=新入社員とおるくん」となっており、それ位この曲はこのゲームにマッチしていると思っています。
あ~、こう書いていたら、久々に作業のBGMとして流したくなりました。
しばらくはビートルズをヘビーローテにしようっと。(^^)

A Hard Day's Nightは、このアルバムにも入っています。
コメント
コメントの投稿
« 昔のゲームの想い出 [0082] 「サンダーフォースIII」 [テクノソフト] [1990] [メガドライブ] l Home l 少年の心を忘れなさすぎなモードに (^^ゞ »