昔のゲームの想い出 [0006] 「ギャラガ'88」 [ナムコ] [1987] [アーケード]
《オリジナルの上を行く!?》
No.0005 にてマリオブラザーズの想い出話をして、「アーケードゲームの方が移植作品よりも最強!」のように書きましたが、移植の方が個人的に良いという作品もあったので、想い出話として語りたいと思います。
PCエンジン版のギャラガ'88 は、アーケード版の次の年に発売されたナムコットブランドのゲームなのですが、この移植は制約のあるハードウェアの中で非常によくできたアレンジを行っており、個人的には正直「アーケード版よりもお手軽でプレーしやすい難易度」という「プレーしていて楽しい」という気分にさせてくれたゲームでした。

PCエンジン版のギャラガ'88
私の中では「ナムコットはアーケードの完全移植をハナから捨てている。」という偏見があるのですが、このタイトルはまるでそれを逆手に取ったようにキレイに別ゲーム(は言い過ぎですが…)のようなプレー感覚を表現したように感じました。
どのように違うと感じたかというと、例えば画面の比率は家庭用テレビのために少し横幅であるために、敵との距離が近い分、敵の弾の速度が少し遅い、弾の量が多少少ない、敵が遅いというものが挙げられます。様は「難易度が低い」のです。
では、なぜ難易度が低いだけで別ゲームのように感じるかというと、テンポの感覚がかなり心地良いのです。アーケード版の場合は、弾が多い、弾が速い、敵が速いということから、常に緊張感が高いのですが、PCエンジン版の場合は、それがかなり少ない上に、敵との距離が近いために、バリバリと敵を倒している状況になります。
このテンポがかなりの爽快感を引き出しているように感じました。このお陰で、少し気を引き締めればクリアも容易で(しかし後半は分岐によりそれなりに高難易度にはなります)、クリアタイムも30分そこそそこ…というお手軽感。そして家庭用のゲームなので、最初のステージとかで死んでしまっても、すぐにリセットして何度でも気兼ねなしにプレーしなおせる。というシンプルなシューティングという意味では、かなりの良ゲーのような性質を持っています。
◇ ◇ ◇
このゲーム発売後は割とマイナーなゲームに評価されていたせいか、発売日からそれ程経過していないにも関わらず、すぐに値が下ってしまい、私は1,500円程度で購入しました。しかし、家庭用で「ちょっとした時間にシューティングをプレーしたい」という時には、ものすごく遊べるゲームでしたので、「こんなに安く買えたのに、なんて楽しいんだ!」と、とても幸せな気分にさせてくれたゲームでした。
しかしその更にその後、やはりというか、評価されなおしたようで、中古屋などでは高値で売っていることを確認し、「やっぱり評価されたんだなぁ。」と納得したりしました。
このような家庭用ゲームにて完全移植ができなくても、アレンジ次第で良ゲーに化けた(と私は思っています)ソフトもあるというお話でした。
No.0005 にてマリオブラザーズの想い出話をして、「アーケードゲームの方が移植作品よりも最強!」のように書きましたが、移植の方が個人的に良いという作品もあったので、想い出話として語りたいと思います。
PCエンジン版のギャラガ'88 は、アーケード版の次の年に発売されたナムコットブランドのゲームなのですが、この移植は制約のあるハードウェアの中で非常によくできたアレンジを行っており、個人的には正直「アーケード版よりもお手軽でプレーしやすい難易度」という「プレーしていて楽しい」という気分にさせてくれたゲームでした。

PCエンジン版のギャラガ'88
私の中では「ナムコットはアーケードの完全移植をハナから捨てている。」という偏見があるのですが、このタイトルはまるでそれを逆手に取ったようにキレイに別ゲーム(は言い過ぎですが…)のようなプレー感覚を表現したように感じました。
どのように違うと感じたかというと、例えば画面の比率は家庭用テレビのために少し横幅であるために、敵との距離が近い分、敵の弾の速度が少し遅い、弾の量が多少少ない、敵が遅いというものが挙げられます。様は「難易度が低い」のです。
では、なぜ難易度が低いだけで別ゲームのように感じるかというと、テンポの感覚がかなり心地良いのです。アーケード版の場合は、弾が多い、弾が速い、敵が速いということから、常に緊張感が高いのですが、PCエンジン版の場合は、それがかなり少ない上に、敵との距離が近いために、バリバリと敵を倒している状況になります。
このテンポがかなりの爽快感を引き出しているように感じました。このお陰で、少し気を引き締めればクリアも容易で(しかし後半は分岐によりそれなりに高難易度にはなります)、クリアタイムも30分そこそそこ…というお手軽感。そして家庭用のゲームなので、最初のステージとかで死んでしまっても、すぐにリセットして何度でも気兼ねなしにプレーしなおせる。というシンプルなシューティングという意味では、かなりの良ゲーのような性質を持っています。
このゲーム発売後は割とマイナーなゲームに評価されていたせいか、発売日からそれ程経過していないにも関わらず、すぐに値が下ってしまい、私は1,500円程度で購入しました。しかし、家庭用で「ちょっとした時間にシューティングをプレーしたい」という時には、ものすごく遊べるゲームでしたので、「こんなに安く買えたのに、なんて楽しいんだ!」と、とても幸せな気分にさせてくれたゲームでした。
しかしその更にその後、やはりというか、評価されなおしたようで、中古屋などでは高値で売っていることを確認し、「やっぱり評価されたんだなぁ。」と納得したりしました。
このような家庭用ゲームにて完全移植ができなくても、アレンジ次第で良ゲーに化けた(と私は思っています)ソフトもあるというお話でした。
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