昔のゲームの想い出 [0067] 「魔界村」 [カプコン] [1985] [アーケード]
《凶悪な難易度!》
先日、同僚と魔界村の話をしていて「俺は当時、魔界村をクリアできなかったんだよねぇ~」みたいな会話をしていて「OKIさんでも解けないゲームってあったんですか!?」みたいな話になりました。
私の場合、ゲームセンターのゲームは殆んどノーコンティニューでプレーしているケースが多く、高難易度のゲームというのは、スキルが上るまでやり込む必要があったので、金銭的な問題とそのゲームが設置されているゲームセンターの稼働期間により、クリアができなかった…というものが結構あります。
ということで、今回は「魔界村」です。
先日、同僚と魔界村の話をしていて「俺は当時、魔界村をクリアできなかったんだよねぇ~」みたいな会話をしていて「OKIさんでも解けないゲームってあったんですか!?」みたいな話になりました。
私の場合、ゲームセンターのゲームは殆んどノーコンティニューでプレーしているケースが多く、高難易度のゲームというのは、スキルが上るまでやり込む必要があったので、金銭的な問題とそのゲームが設置されているゲームセンターの稼働期間により、クリアができなかった…というものが結構あります。
ということで、今回は「魔界村」です。
このゲーム内容は説明する必要がない程有名で、且つ様々なプラットフォーム、様々な続編がリリースされ続けているゲームなので、ゲーム内容は割愛ですが、私の中でこのシリーズの想い出というと、第一作目の魔界村となり、「とにかく後半は運」というトラウマに近い想い出が大半を占めています。
私がこのゲームを一番プレーしていた時期というのはリリースされてから半年程度で、後に「初期バージョン」と呼ばれる物でした。
よく「魔界村」というキーワードを出す人の大半は、強敵である「レッドアリーマー」の事を話される事が多いのですが、私の場合はコイツの攻略は割と普通にこなせていたので、それ程強敵とは思っておらず、何が強敵かと言うと、「ブルーキラー」が強敵と思っている感じとなります。
特にステージ5に出現するブルーキラーは、コイツと同じくステージ2から登場している「大男」とステージ1から登場している「ウッディピッグ」とツルんで攻撃してくるのですが、大男と抗戦している最中にひょうひょうと現われては、弾を投げてきて、攻撃の邪魔…というかこうなったら、もう大男の攻撃を食らうしかない…みたいな状況となるので、当時はこのステージの攻略をする頃には、心身共にヘトヘトとなっていて、ボスであるサタンに到達する頃には、裸のアーサーになっており、「もう、どうにでもして…」という状況になっていました。
後に難易度が下ったと言われている、ニューバージョンでさえ、この攻撃は生きているので、「開発者は本当に1コイン(もしくは1機)でクリアしてからのリリースなんだろうな?」と何度も疑ってはプレーをしたものでした。
結局当時の私が進めたのは、1周目のラスボス(ちなみにこのゲームは2周目が真のエンディングです)までで(なんとかステージ5で十字架を取ってのステージ6の攻略は見出していた)、攻撃方法がよく分らずに殺されて、金箱をガンガン蹴って「2度とやるか!」と怒りまくった…という後味の悪い終焉って感じでした。
時が過ぎて私は久々にこのゲーム基板を人に借りてプレーしたのですが、非常に良く出きているとは思うものの、やっぱり難易度設定がイカレているとしか思えない部分が目立ってしまい(例えば初代バージョンのステージ6の初っ端の頭上にサイクロプスが2匹いる所とか)、どうしてもこのゲームを認める事ができずに今に至っています。
しかし、このゲームがいまだに名作として語り継がれている事は紛れもない事実で、それは何かと自分なりに分析した事もありました。
【アクションゲームが得意ではない人から見た魔界村が良作に見える価値観】
(※これは得意な人も含むと考えます)
・グラフィックが綺麗
・世界観が秀逸
・キャラクターが個性的
【アクションゲーム命の人から見た魔界村】
・やりこむ程に見えてくる活路
・アーケードならではの質感
(これは上の"グラフィックが綺麗"とは少し違います。
自機のレスポンスに質感を感じるという感覚です)
かなぁ~とか思いました。
私の中の良作の価値観は「エンディングがあるゲームの場合は、やりこんだ人の10人に1人は1コインで、5人に1人は1機でクリアできるようなバランスにしなければならない。やりこんでも運のような要素が多いステージ構成は避けるべき。」みたいなものがあるので、幾らインカム(売上)が重要としても、「ユーザーをコケにするような難易度は名作とは言えずに「佳作」である。」という価値観があります。
(繰り返しますが、これは私の価値観です)
しかし「ゲームは世界観、グラフィックで決まる。」の法則で鑑みると、このゲームは紛れもない名作に入るので(このゲームでビルが建つ売り上げがあったという話もあるらしいですし)、このゲームを良く評価している方の前ではあまり難易度の事については話さないようにしようと心掛けています。
しかし、若い頃にこのゲームを良く評価する人の中で、このゲームをクリアしたという人に私は出会った事がありません…
もしも今後このゲームを熱く語ってくれる方がいたら、その人はかなりのコアユーザーなのかもなぁ~とか思っています。
ちなみに、このゲームの後続に当る「大」「超」…とどれもバランスが秀逸なので、これらは素晴らしいと思っています。
このシリーズで一番難易度が高いのは、初代魔界村のアーケード版とファミリーコンピュータ版位でしょうか…?
(ファミリーコンピュータ版が一番難易度が高いと思っています。移植に関してはアレはまだプロトタイプ版だと信じている位です)
このように、初代魔界村は「アクションゲームの難易度」について、色々考えさせてくれるなぁ~とシミジミと思います。
(まぁ、この会社のゲームの難易度については「虎への道」など枚挙にいとまがないのですがw)
【2009/05/30】
上でなんだかんだ言ってましたが、結局基板を買ってしまいましたw
もちろん(いやな)想い出のある初期バージョン!(^^)

center>
私がこのゲームを一番プレーしていた時期というのはリリースされてから半年程度で、後に「初期バージョン」と呼ばれる物でした。
よく「魔界村」というキーワードを出す人の大半は、強敵である「レッドアリーマー」の事を話される事が多いのですが、私の場合はコイツの攻略は割と普通にこなせていたので、それ程強敵とは思っておらず、何が強敵かと言うと、「ブルーキラー」が強敵と思っている感じとなります。
特にステージ5に出現するブルーキラーは、コイツと同じくステージ2から登場している「大男」とステージ1から登場している「ウッディピッグ」とツルんで攻撃してくるのですが、大男と抗戦している最中にひょうひょうと現われては、弾を投げてきて、攻撃の邪魔…というかこうなったら、もう大男の攻撃を食らうしかない…みたいな状況となるので、当時はこのステージの攻略をする頃には、心身共にヘトヘトとなっていて、ボスであるサタンに到達する頃には、裸のアーサーになっており、「もう、どうにでもして…」という状況になっていました。
後に難易度が下ったと言われている、ニューバージョンでさえ、この攻撃は生きているので、「開発者は本当に1コイン(もしくは1機)でクリアしてからのリリースなんだろうな?」と何度も疑ってはプレーをしたものでした。
結局当時の私が進めたのは、1周目のラスボス(ちなみにこのゲームは2周目が真のエンディングです)までで(なんとかステージ5で十字架を取ってのステージ6の攻略は見出していた)、攻撃方法がよく分らずに殺されて、金箱をガンガン蹴って「2度とやるか!」と怒りまくった…という後味の悪い終焉って感じでした。
時が過ぎて私は久々にこのゲーム基板を人に借りてプレーしたのですが、非常に良く出きているとは思うものの、やっぱり難易度設定がイカレているとしか思えない部分が目立ってしまい(例えば初代バージョンのステージ6の初っ端の頭上にサイクロプスが2匹いる所とか)、どうしてもこのゲームを認める事ができずに今に至っています。
しかし、このゲームがいまだに名作として語り継がれている事は紛れもない事実で、それは何かと自分なりに分析した事もありました。
【アクションゲームが得意ではない人から見た魔界村が良作に見える価値観】
(※これは得意な人も含むと考えます)
・グラフィックが綺麗
・世界観が秀逸
・キャラクターが個性的
【アクションゲーム命の人から見た魔界村】
・やりこむ程に見えてくる活路
・アーケードならではの質感
(これは上の"グラフィックが綺麗"とは少し違います。
自機のレスポンスに質感を感じるという感覚です)
かなぁ~とか思いました。
私の中の良作の価値観は「エンディングがあるゲームの場合は、やりこんだ人の10人に1人は1コインで、5人に1人は1機でクリアできるようなバランスにしなければならない。やりこんでも運のような要素が多いステージ構成は避けるべき。」みたいなものがあるので、幾らインカム(売上)が重要としても、「ユーザーをコケにするような難易度は名作とは言えずに「佳作」である。」という価値観があります。
(繰り返しますが、これは私の価値観です)
しかし「ゲームは世界観、グラフィックで決まる。」の法則で鑑みると、このゲームは紛れもない名作に入るので(このゲームでビルが建つ売り上げがあったという話もあるらしいですし)、このゲームを良く評価している方の前ではあまり難易度の事については話さないようにしようと心掛けています。
しかし、若い頃にこのゲームを良く評価する人の中で、このゲームをクリアしたという人に私は出会った事がありません…
もしも今後このゲームを熱く語ってくれる方がいたら、その人はかなりのコアユーザーなのかもなぁ~とか思っています。
ちなみに、このゲームの後続に当る「大」「超」…とどれもバランスが秀逸なので、これらは素晴らしいと思っています。
このシリーズで一番難易度が高いのは、初代魔界村のアーケード版とファミリーコンピュータ版位でしょうか…?
(ファミリーコンピュータ版が一番難易度が高いと思っています。移植に関してはアレはまだプロトタイプ版だと信じている位です)
このように、初代魔界村は「アクションゲームの難易度」について、色々考えさせてくれるなぁ~とシミジミと思います。
(まぁ、この会社のゲームの難易度については「虎への道」など枚挙にいとまがないのですがw)
【2009/05/30】
上でなんだかんだ言ってましたが、結局基板を買ってしまいましたw
もちろん(いやな)想い出のある初期バージョン!(^^)

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