昔のゲームの想い出 [0066] 「カンガルー」 [サン電子] [1982] [アーケード]
《強き母親の闘志!》
終電で駅に降り、自宅までの帰路をノンビリと歩いていると、夕食を済ませていないサラリーマンが常に行列を作っているラーメン屋があります。
(駅周辺はファミレスやらなんやらと色々とあるので、終電で店が無いというよりも、この店がもともと行列を作る程、美味しいというのもあるのですが)
この数ヶ月、私はこの店のラーメンを食べていなかったので、久々に食べてみるかなぁ~。と、行列に並んでPSPで遊びながら待ち、20分位して食べることができました。
終電で駅に降り、自宅までの帰路をノンビリと歩いていると、夕食を済ませていないサラリーマンが常に行列を作っているラーメン屋があります。
(駅周辺はファミレスやらなんやらと色々とあるので、終電で店が無いというよりも、この店がもともと行列を作る程、美味しいというのもあるのですが)
この数ヶ月、私はこの店のラーメンを食べていなかったので、久々に食べてみるかなぁ~。と、行列に並んでPSPで遊びながら待ち、20分位して食べることができました。
そしてラーメンを注文したのですが、お値段が700円。現時点の一般サラリーマンが昼食に支払う昼食代の金額というのは、平均500~600円と言われているので、人気のあるお店とはいえ、
「いつからラーメンという『大衆料理』はこんな高価な値段になったのだろうか?(<< いいすぎ)」
という気分になりました。
(しかしラーメンは美味しいので、これが等価となっていて、お客がこんだけ並んでいるんだろうなぁとも思いました)
私のゲームセンターに通っていた頃によく食べたラーメンは「寿がきや ラーメン」で、値段が190円だったと記憶しています。
この原油価格の高騰している今の時代とバブル時代の25年以上前の値段を比較するのもおかしな話ではありますが、3.5倍以上も違うと思うと凄いなぁ~とは思います。
寿がきやのラーメン自体が元々安すぎるというのがあるのですが、この値段のお陰で小遣いをあまり減らさずにゲームができることから、私達にとってはお財布に優しいラーメンということで、このラーメンを食べてから一緒にいた友人に「OKI君、一周して見せてよ。」と、よくせがまれてプレーしに行ってたのが、「カンガルー」というゲームでした。
いやぁ、日に日に前置きが長くなっていますねwww(^^ゞ
ということで、今回は「カンガルー」です。
カンガルーは自機の母親カンガルーを操作して、オープニングで離別してしまう子供を猿軍団の手から救出する面クリア型のアクションゲームとなります。
ステージクリアにて子供と対面すると、「ママ!」という吹き出しが表示されるのがとてもカワイイ感じとなります。
ステージは全4面で、どのステージも構成が色々と違うので、変化があって大変先が気になるゲームでした。
このゲームの自機はカンガルーという特性を生かして、「ジャンプができる」「パンチができる」というもので、自機はグローブをつけているカンガルーとなっています。
(グローブの他にも首には蝶ネクタイをしていたり、このセンスがお洒落だと当時は思いました)
しかも、このグローブは「装備」となっていて、敵キャラであるツッパリコングというゴリラに触れると、グローブを持って行かれてしまい、一定時間パンチが無効になるフィーチャーがあったりします。(この時にパンチを打つと白旗を上げますw)
私にとって、このゲームでとても印象的だったステージがステージ3で、縦に連なった猿が柱のようになって集まっており、その天辺に檻に捕われている子供がいて、この猿を一匹ずつ「だるま落し」の原理で倒していき、子供が救出できる高さまで攻略していくというもので、「なんて凄い表現だっ!」といたく感動した想い出があります。
しかも、このステージ攻略をプレイヤーに理解させるためか、このステージ開始前にチュートリアル風なコーヒーブレイクが表示されたりします。これも結構良く出きていて、感心したものです。
そしてこのステージは、上方にリンゴが積みあがっている場所があり、その下からツルが垂れ下がっており、この場所に猿が集まってきて、最後にはその猿の重みで、リンゴが一気に敵弾として降ってくる…という表現があり(ファンタジーゾーンのステージ2のボス、ボランダっぽい感じw)、最初は気付かないで必至にダルマ落しをしているプレイヤーに対して、別の場所で徐々にこの猿作戦が繰り広げられる…という、非常に凝った演出があり、初めてこの攻撃を食らった時にはドギモを抜かれた…という想い出があります。
アクションゲームにおいて、敵が自機を直接攻撃せずに、別の所で自機に対する攻撃手段を構築するというアイディアは非常に良くできていると思うので、このような演出はお手本になるなぁ~と今ではよく思います。
また、このゲームはスプライト処理が行えるハードウェアが特殊なのか搭載されていないのか不明なのですが、キャラクターのマスク処理が行われない個所が見受けられ、矩形枠で重ね合わせされている個所がゲーム中に結構目立ち、当時は「あれれ? なんかおかしい…」という印象がありました。
このゲームのリリースされた時には、私がまだスプライトという処理と用語を知らなかったというのがその理由なのですが、この時期のゲームセンターのゲーム上で、この表現が目立つものというのは徐々に少なくなっており、この「キャラクターが矩形枠で塗り潰される」というのは、かなり違和感がありました。
今考えると、カンガルー以前のこの表現は「ファンタジー」や単色表示期の「ルナレスキュー」が、後続では、カンガルーと同社の「アラビアン」がマクス無し表現だなぁ~なんて思い出しますが、これらのゲームは本ゲーム程、ソレが目立ちませんでした。そう考えると、このゲームはキャラクター同士の衝突が多かったという事になるので、結構激熱なアクションゲームだったんだなぁ~とシミジミします。

各ステージのセンスは非常に良いですね。(^^)
「いつからラーメンという『大衆料理』はこんな高価な値段になったのだろうか?(<< いいすぎ)」
という気分になりました。
(しかしラーメンは美味しいので、これが等価となっていて、お客がこんだけ並んでいるんだろうなぁとも思いました)
私のゲームセンターに通っていた頃によく食べたラーメンは「寿がきや ラーメン」で、値段が190円だったと記憶しています。
この原油価格の高騰している今の時代とバブル時代の25年以上前の値段を比較するのもおかしな話ではありますが、3.5倍以上も違うと思うと凄いなぁ~とは思います。
寿がきやのラーメン自体が元々安すぎるというのがあるのですが、この値段のお陰で小遣いをあまり減らさずにゲームができることから、私達にとってはお財布に優しいラーメンということで、このラーメンを食べてから一緒にいた友人に「OKI君、一周して見せてよ。」と、よくせがまれてプレーしに行ってたのが、「カンガルー」というゲームでした。
いやぁ、日に日に前置きが長くなっていますねwww(^^ゞ
ということで、今回は「カンガルー」です。
カンガルーは自機の母親カンガルーを操作して、オープニングで離別してしまう子供を猿軍団の手から救出する面クリア型のアクションゲームとなります。
ステージクリアにて子供と対面すると、「ママ!」という吹き出しが表示されるのがとてもカワイイ感じとなります。
ステージは全4面で、どのステージも構成が色々と違うので、変化があって大変先が気になるゲームでした。
このゲームの自機はカンガルーという特性を生かして、「ジャンプができる」「パンチができる」というもので、自機はグローブをつけているカンガルーとなっています。
(グローブの他にも首には蝶ネクタイをしていたり、このセンスがお洒落だと当時は思いました)
しかも、このグローブは「装備」となっていて、敵キャラであるツッパリコングというゴリラに触れると、グローブを持って行かれてしまい、一定時間パンチが無効になるフィーチャーがあったりします。(この時にパンチを打つと白旗を上げますw)
私にとって、このゲームでとても印象的だったステージがステージ3で、縦に連なった猿が柱のようになって集まっており、その天辺に檻に捕われている子供がいて、この猿を一匹ずつ「だるま落し」の原理で倒していき、子供が救出できる高さまで攻略していくというもので、「なんて凄い表現だっ!」といたく感動した想い出があります。
しかも、このステージ攻略をプレイヤーに理解させるためか、このステージ開始前にチュートリアル風なコーヒーブレイクが表示されたりします。これも結構良く出きていて、感心したものです。
そしてこのステージは、上方にリンゴが積みあがっている場所があり、その下からツルが垂れ下がっており、この場所に猿が集まってきて、最後にはその猿の重みで、リンゴが一気に敵弾として降ってくる…という表現があり(ファンタジーゾーンのステージ2のボス、ボランダっぽい感じw)、最初は気付かないで必至にダルマ落しをしているプレイヤーに対して、別の場所で徐々にこの猿作戦が繰り広げられる…という、非常に凝った演出があり、初めてこの攻撃を食らった時にはドギモを抜かれた…という想い出があります。
アクションゲームにおいて、敵が自機を直接攻撃せずに、別の所で自機に対する攻撃手段を構築するというアイディアは非常に良くできていると思うので、このような演出はお手本になるなぁ~と今ではよく思います。
また、このゲームはスプライト処理が行えるハードウェアが特殊なのか搭載されていないのか不明なのですが、キャラクターのマスク処理が行われない個所が見受けられ、矩形枠で重ね合わせされている個所がゲーム中に結構目立ち、当時は「あれれ? なんかおかしい…」という印象がありました。
このゲームのリリースされた時には、私がまだスプライトという処理と用語を知らなかったというのがその理由なのですが、この時期のゲームセンターのゲーム上で、この表現が目立つものというのは徐々に少なくなっており、この「キャラクターが矩形枠で塗り潰される」というのは、かなり違和感がありました。
今考えると、カンガルー以前のこの表現は「ファンタジー」や単色表示期の「ルナレスキュー」が、後続では、カンガルーと同社の「アラビアン」がマクス無し表現だなぁ~なんて思い出しますが、これらのゲームは本ゲーム程、ソレが目立ちませんでした。そう考えると、このゲームはキャラクター同士の衝突が多かったという事になるので、結構激熱なアクションゲームだったんだなぁ~とシミジミします。

各ステージのセンスは非常に良いですね。(^^)
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