昔のゲームの想い出 [0238] 「高橋名人の冒険島」 [ハドソン] [1986] [ファミリーコンピュータ]
《天使でなくて妖精のハニーがっ!》
先日の「しくじり先生」の高橋名人を見て、そろそろこのゲームの想い出を書こうと思いました。
そして「高橋名人の冒険島」というのは、アーケードゲームの「ワンダーボーイ」の移植版ではありますが、想い出はこちらの方が強いので、高橋名人の冒険島をメインにワンダーボーイの事を併せて書きます。
先日の「しくじり先生」の高橋名人を見て、そろそろこのゲームの想い出を書こうと思いました。
そして「高橋名人の冒険島」というのは、アーケードゲームの「ワンダーボーイ」の移植版ではありますが、想い出はこちらの方が強いので、高橋名人の冒険島をメインにワンダーボーイの事を併せて書きます。
【ワンダーボーイのファーストインプレッション】
このゲームはゲーム雑誌で先行して見ていたという印象はなく、気がついたら「一斉にそこらじゅうのゲームセンターに置かれていたゲーム」という印象があります。また、なんとなくこのゲームをプレーしていた時は「冷房がガンガン効いていた」という記憶があるので、プレー時期はこの年の夏がピークだった気がします。
「スーパーマリオブラザーズ」の後に出たゲームなので、最初に見た時には「スーパーマリオみたいなゲームだ!」と喜んでプレーしたところ、「ジャンプと攻撃のボタンが逆の配置」という事で、「うわぁ~!コレ、配置が逆だ…」とかなり面食らいました。(これは、このすぐ後に「アレックスキッドのミラクルワールド」でも同じ事があるのですがw)
まだ「Bダッシュ」という言葉も生れたか生れていないか位の時代でしたが、スーパーマリオを死ぬ程プレーしている人間程、このストレスにはギャフンとなった感じで、慣性の強い操作性も相俟って、このゲームは割と早目に"一旦"リタイアしました。(^^ゞ
【又貸し野郎】
その後、高橋名人の冒険島が発売される事をゲーム雑誌で知りつつ、「OKIくん買うの?」と周囲から聴かれたのですが、「いや。俺はこのゲーム、操作がかなり苦手なので買わない事にする。」と言って買いませんでした。
しかし世間は高橋名人ブームだった事から、周りが買うだの買っただのと噂が聴こえてきました。
そのような中、私が他のゲームを大量に攻略していると、Y田くんが私の家にやってきて、「OKIくん、頼むから解いてくれ。」と私の家に高橋名人の冒険島を持ってきました。
「えぇ~。俺、このゲーム嫌いだから、やだよ~。(いつの間にか苦手から嫌いになってるw) それにこのゲームってかなり長いから、攻略するのに結構日にちかかると思うよ。」と言うと、「じゃぁOKIくんに貸すから、いつもみたいに上手くなって最後を見せてよ。」と言うので、「なんで自分でクリアしないかなー。折角買ったのに。」と言うと、「いや、これは僕のじゃないんだ。これは友人のヤツで、借りたんだ。」とサラッと言ってきました。
OKI:「オイオイ、人のかよ!誰のだよ!」
Y田:「Kちんという人」
OKI:「知らねーよ!ソイツはY田のクラスのヤツかよ!」
Y田:「そう。」
OKI:「それを俺に貸すって、何考えてんだよ!
逆の身にもなってみろよ。」
と言うも、Y田はポカーンとしながら、「いや、平気だから。OKIくんは丁寧にゲームを扱うから、大丈夫だよ。」とヌカすので、「ギギギ…」となりつつも、「分かった。だたしバレだらY田のせいだからな。後、その貸してくれた友人がすぐに返してくれと言ったら、そこで即終りだからな。」と、Y田くんに説教をしつつも「話のタネに、一度位はプレーはしてはみたい」という欲求も出てしまい、結局この又貸しに便乗してしまいました。(^^ゞ
Y田くんは、この後も結構な又貸し常習犯と化して、「コイツ、いじめられっ子の癖に、こーいうところ図太いよなぁ~」なんて思ったりしたという…
【スゲー面白い】
ということで又貸しで借りた本ゲームをプレーしたところ、まず驚いたのは「ジャンプと攻撃のボタンがスーパーマリオ仕様になっていた」事です。「これなら行けそう!」とゲームセンターで感じたストレスが一気に解消されました。しかも移植の出来が、後の「ソックリマン(ビックリマン)ワールド」ばりに素晴らしく、「ここまで移植できるもんなんだな~」と、ファミリーコンピュータのアーケードゲーム移植の中では、かなりの優良ソフトという位置付けになりました。
ゲームセンターでは途中で投げた個所まで、スイスイ進められる状況に「なにコレ、スゲー面白いじゃん!」…と。
【スゲー難しい】
最初は喜んでいたこのゲームも徐々に難易度が高くなり、且つ道中が凄く長いため、段々とダレてきます(展開の多彩度もスーパーマリオ程ではないので)。時代はパスワードコンティニューなど始まっていましたが、このゲームにはそのようなものもなく、後半の敵の嫌らしい配置にイライラが募りました。
「ウガー!! もうキツイ!!」となり、しかし「悔しさとエンディングが見たい…という欲望」から、近所の本屋に行って攻略本を買う事にしました。「早解きがウリ」の私が直ぐにクリアできず、非常に屈辱的な行為となりましたw
【こりゃヒドい配置だ】
かなりの覚えゲーという事は十二分に理解していましたが、攻略本を見てビックリ。「これはかなりイジワルなゲームだ…」と判断して、まるで不可抗力のような感じでマップを把握して、なんとかクリアしました。
そしてクリアしたのはいつもの明け方で、しかも精神的にかなり疲れており、「もう、これをクリアするのは、数年後にしたい…」という状況で、Y田くんには「クリアしたよ… けど、もうしばらくプレーしたくない…」と言い、「えぇ~!」と泣き付かれましたが、「マジ、カンベン…」と彼にはエンディングの糞つまらないワンカットの話をして終わりました。
この後は凄い事に、Y田くんが友人に返す行為をしようとせず、私の家に半年位(だったかな)、このゲームが置きっぱなしでした。私も流石にこれだけ置きっぱなしになっていると、「いつ返すの?」と言うようになり、最後は無理矢理Y田くんに返却させました。
ちなみに、このゲームの持ち主のKちんには、この15年後にY田くんの紹介で会いましたが、高橋名人の冒険島を私が借りていた話はしませんでしたw 某「犬と蓄音機の会社」でエンジニアをやっているエリートになっていて、「買ったゲームもプレーしないくらい勉強してたのかもな~」なんて当時は思ったり…
そして残る攻略本…(^^;

全ステージのマップが書いてある攻略本。
自分で買ったゲームソフトでもないのに…(^^;
これは将来、アーケード版の方で重宝する感じになります。
久々に動かしたら故障しかけてた。(^^;
◇ ◇ ◇
高橋名人の最盛期&ハドソンの良ゲー大量生産時の素晴らしい移植という事で、このゲームは「難易度はアレだけど、ゲームの作りとしては非常に丁寧な良作」という感じに思っています。
そしてこの翌年、このゲームの血を受け継いだかのような高難易度のアクションゲーム「カトちゃんケンちゃん」が、私に聳え立つ訳ですが、武器が常にある訳ではない冒険島に比べて、まだ楽だった(といっても鍵を見つけるので凄く悩んだけど)と思うと、この高橋名人の冒険島は、かなりの高難易度…という位置付けになっています。
ちなみに後段の「高橋名人のBUGってハニー」から、このシリーズはロクにプレーしていません。(^^ゞ
(未プレーという訳ではないです)
高橋名人物語…
ホント、伝説級のファミコンアイドル(♂)です。
ファミコン必勝本で、原始人の格好した高橋名人を「バカみたい」という投稿したヤツ、名人に土下座しろ!(なんてw)
このゲームはゲーム雑誌で先行して見ていたという印象はなく、気がついたら「一斉にそこらじゅうのゲームセンターに置かれていたゲーム」という印象があります。また、なんとなくこのゲームをプレーしていた時は「冷房がガンガン効いていた」という記憶があるので、プレー時期はこの年の夏がピークだった気がします。
「スーパーマリオブラザーズ」の後に出たゲームなので、最初に見た時には「スーパーマリオみたいなゲームだ!」と喜んでプレーしたところ、「ジャンプと攻撃のボタンが逆の配置」という事で、「うわぁ~!コレ、配置が逆だ…」とかなり面食らいました。(これは、このすぐ後に「アレックスキッドのミラクルワールド」でも同じ事があるのですがw)
まだ「Bダッシュ」という言葉も生れたか生れていないか位の時代でしたが、スーパーマリオを死ぬ程プレーしている人間程、このストレスにはギャフンとなった感じで、慣性の強い操作性も相俟って、このゲームは割と早目に"一旦"リタイアしました。(^^ゞ
【又貸し野郎】
その後、高橋名人の冒険島が発売される事をゲーム雑誌で知りつつ、「OKIくん買うの?」と周囲から聴かれたのですが、「いや。俺はこのゲーム、操作がかなり苦手なので買わない事にする。」と言って買いませんでした。
しかし世間は高橋名人ブームだった事から、周りが買うだの買っただのと噂が聴こえてきました。
そのような中、私が他のゲームを大量に攻略していると、Y田くんが私の家にやってきて、「OKIくん、頼むから解いてくれ。」と私の家に高橋名人の冒険島を持ってきました。
「えぇ~。俺、このゲーム嫌いだから、やだよ~。(いつの間にか苦手から嫌いになってるw) それにこのゲームってかなり長いから、攻略するのに結構日にちかかると思うよ。」と言うと、「じゃぁOKIくんに貸すから、いつもみたいに上手くなって最後を見せてよ。」と言うので、「なんで自分でクリアしないかなー。折角買ったのに。」と言うと、「いや、これは僕のじゃないんだ。これは友人のヤツで、借りたんだ。」とサラッと言ってきました。
OKI:「オイオイ、人のかよ!誰のだよ!」
Y田:「Kちんという人」
OKI:「知らねーよ!ソイツはY田のクラスのヤツかよ!」
Y田:「そう。」
OKI:「それを俺に貸すって、何考えてんだよ!
逆の身にもなってみろよ。」
と言うも、Y田はポカーンとしながら、「いや、平気だから。OKIくんは丁寧にゲームを扱うから、大丈夫だよ。」とヌカすので、「ギギギ…」となりつつも、「分かった。だたしバレだらY田のせいだからな。後、その貸してくれた友人がすぐに返してくれと言ったら、そこで即終りだからな。」と、Y田くんに説教をしつつも「話のタネに、一度位はプレーはしてはみたい」という欲求も出てしまい、結局この又貸しに便乗してしまいました。(^^ゞ
Y田くんは、この後も結構な又貸し常習犯と化して、「コイツ、いじめられっ子の癖に、こーいうところ図太いよなぁ~」なんて思ったりしたという…
【スゲー面白い】
ということで又貸しで借りた本ゲームをプレーしたところ、まず驚いたのは「ジャンプと攻撃のボタンがスーパーマリオ仕様になっていた」事です。「これなら行けそう!」とゲームセンターで感じたストレスが一気に解消されました。しかも移植の出来が、後の「ソックリマン(ビックリマン)ワールド」ばりに素晴らしく、「ここまで移植できるもんなんだな~」と、ファミリーコンピュータのアーケードゲーム移植の中では、かなりの優良ソフトという位置付けになりました。
ゲームセンターでは途中で投げた個所まで、スイスイ進められる状況に「なにコレ、スゲー面白いじゃん!」…と。
【スゲー難しい】
最初は喜んでいたこのゲームも徐々に難易度が高くなり、且つ道中が凄く長いため、段々とダレてきます(展開の多彩度もスーパーマリオ程ではないので)。時代はパスワードコンティニューなど始まっていましたが、このゲームにはそのようなものもなく、後半の敵の嫌らしい配置にイライラが募りました。
「ウガー!! もうキツイ!!」となり、しかし「悔しさとエンディングが見たい…という欲望」から、近所の本屋に行って攻略本を買う事にしました。「早解きがウリ」の私が直ぐにクリアできず、非常に屈辱的な行為となりましたw
【こりゃヒドい配置だ】
かなりの覚えゲーという事は十二分に理解していましたが、攻略本を見てビックリ。「これはかなりイジワルなゲームだ…」と判断して、まるで不可抗力のような感じでマップを把握して、なんとかクリアしました。
そしてクリアしたのはいつもの明け方で、しかも精神的にかなり疲れており、「もう、これをクリアするのは、数年後にしたい…」という状況で、Y田くんには「クリアしたよ… けど、もうしばらくプレーしたくない…」と言い、「えぇ~!」と泣き付かれましたが、「マジ、カンベン…」と彼にはエンディングの糞つまらないワンカットの話をして終わりました。
この後は凄い事に、Y田くんが友人に返す行為をしようとせず、私の家に半年位(だったかな)、このゲームが置きっぱなしでした。私も流石にこれだけ置きっぱなしになっていると、「いつ返すの?」と言うようになり、最後は無理矢理Y田くんに返却させました。
ちなみに、このゲームの持ち主のKちんには、この15年後にY田くんの紹介で会いましたが、高橋名人の冒険島を私が借りていた話はしませんでしたw 某「犬と蓄音機の会社」でエンジニアをやっているエリートになっていて、「買ったゲームもプレーしないくらい勉強してたのかもな~」なんて当時は思ったり…
そして残る攻略本…(^^;

全ステージのマップが書いてある攻略本。
自分で買ったゲームソフトでもないのに…(^^;
これは将来、アーケード版の方で重宝する感じになります。
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高橋名人の最盛期&ハドソンの良ゲー大量生産時の素晴らしい移植という事で、このゲームは「難易度はアレだけど、ゲームの作りとしては非常に丁寧な良作」という感じに思っています。
そしてこの翌年、このゲームの血を受け継いだかのような高難易度のアクションゲーム「カトちゃんケンちゃん」が、私に聳え立つ訳ですが、武器が常にある訳ではない冒険島に比べて、まだ楽だった(といっても鍵を見つけるので凄く悩んだけど)と思うと、この高橋名人の冒険島は、かなりの高難易度…という位置付けになっています。
ちなみに後段の「高橋名人のBUGってハニー」から、このシリーズはロクにプレーしていません。(^^ゞ
(未プレーという訳ではないです)
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ホント、伝説級のファミコンアイドル(♂)です。
ファミコン必勝本で、原始人の格好した高橋名人を「バカみたい」という投稿したヤツ、名人に土下座しろ!(なんてw)
コメント
No title
No title
>あまりの難しさに直ぐに投げ出しましたwww
難しいですよねぇ~。
昔はゲームに対する有り余る時間で、かなりのゲームをクリアしてきました。(´▽`)
>高橋名人物語
流石高橋名人ファンw よくご存知ですね~。
難しいですよねぇ~。
昔はゲームに対する有り余る時間で、かなりのゲームをクリアしてきました。(´▽`)
>高橋名人物語
流石高橋名人ファンw よくご存知ですね~。
コメントの投稿
冒険島、クリアとか凄いです!!
自分は当時中古で買ってきて
あまりの難しさに直ぐに投げ出しましたwww
高橋名人物語
懐かしい~これも当時持ってたなぁ
確かウ〇コ投げてセミ捕る話があって
名人本人が著書で名誉のため否定してたw