昔のゲームの想い出 [0063] 「レリクス」 [ボーステック] [1986] [PC-8801]
《敵に乗り移れっ!》
ボーステック祭りという訳ではないのですが、「妖怪探偵ちまちま」の次は同社の「レリクス」ですw
このゲームは昨年友人との間で、このゲームを紹介している某サイトの記事がとても楽しかったので、未だに話題になっているという感じです。
(それは最後に話すとします)
ボーステック祭りという訳ではないのですが、「妖怪探偵ちまちま」の次は同社の「レリクス」ですw
このゲームは昨年友人との間で、このゲームを紹介している某サイトの記事がとても楽しかったので、未だに話題になっているという感じです。
(それは最後に話すとします)
レリスクスは様々なプラットフォームに移植されているアクションRPG(?)となり、私はこのゲームをPC-8801、MSX、ファミリーコンピュータでプレーしました。
このうち、ファミリーコンピュータ版の内容は別物として位置付けされており、タイトルも「暗黒要塞」という副題がついています。
どちらも想い出があるのですが、基本は同じレリクスという感じで今回はまとめて語りたいと思います。
【PC-88001版の想い出】
私の中では一番「正当版」としてプレーしましたw
ゲーム開始時はプレイヤーは影(精神体)となっており、その経緯も分らない状態となっています。
バックボーンには「自らの体を取り戻す」という命題があり、出現する敵と対峙しては勝負に勝利し、相手の体に乗り移る…という感じのゲームとなります。
過去にリリースされているゲームでは、「相手の能力を吸収する(もしくは仲間になって切り替えできる)」といったものは度々見受けられましたが、「相手に乗り移る」というゲームのパイオニアはこのゲームではないかなぁ~と思ったりします。
(この後に「ファンタズム」がリリースされているので、このゲームを見たときには、「あー、レリクス系かぁ」と思ったりしました)
ゲーム開始時は影の状態から最初に出てくるウサギのような生き物に乗り移り、か弱いながらも次に出てくる人型の敵をなんとか倒して、これに乗り移る…
という展開が当時の私には物凄いインパクトとなりました。
(「影から始まる」というのがとても素晴しい演出だと思っています)
このゲームはシステムもさることながら、世界観がとても素晴らしく、異世界、もしくは別の星にいるという雰囲気がもの凄くかもしだされているゲームとなります。
(敵や背景もH.R.ギーガーを意識したような空間でかなり神秘的です)
ゲームバランスは当時のPCゲームだけあって、かなりシビアなところはあるものの、やりこめばなんとかなる…といった感じで、雑誌等でも全マップが公開されていた事もあり、私は比較的楽にクリアできました。(しかしマップがなければかなりキツかったとは思っています)
あと、割と有名(?)なのが、このゲームのBGMはクリスタルキングが作曲しているといった事でしょうか。
私は当時その事を知らなくて後から知ったのですが、その時はショックを受けました。まさに「YouはShock!」ですw
そして私は、このゲームのアイテムを経て「IDOL=アイドル=偶像」という事を知りました。(^^ゞ
【MSX版の想い出】
これはレイドックの彼の家でプレーさせてもらいました。メディアはテープ版です。
ハードウェアの制約上なのか、映像面ではかなり(´・ω・`)な状態にさせられた感じでした。自機にモザイクが掛っているようなドットの粗さもあり、今だったら「何、このモザイク。これなんてエロゲ?」とか言いそうな粗さです。
そして、なによりも強烈な想い出は、「ロード時間の長さ」です。私が人生において最もロードに苛立ちを覚えたゲームではなかろうか?と思う程の長さでした。
しかもロードは階層やエリア毎に区切られているという仕様のため、例えば上の階に移動するのにロード。隣の部屋に行くのにロード。と、ロード、ロード、ロード…とロードの嵐でした。
ロード時間が10分程はあったと思うので、ロードの時間の方がプレー時間よりも長かったような気がしました。
そして操作ミスにて、
1.上の階でハシゴをジャンプして向こう側に渡ろうとしたら落ちてしまいロード。
2.下の階から上の階に登ってロード。
3.上の階でミスしてハシゴから落ちてしまいロード。
4.再び上の階に登ってロード。
という失態をおかしてしまい、このロード時間のみで週刊誌を一冊読み終わりました(爆)
このような事もあり、私はMSX版は挫折しました。(^^;
【ファミリーコンピュータ版の想い出】
ディスクシステムでリリースされたファミリーコンピュータ版は冒頭でも説明したように「暗黒要塞」という副題がついているため、ゲームの雰囲気が違っています。
ゲーム開始時から人型の状態で開始します。「レリクスは影から始まってナンボ」という価値観が私にはあるため、「こんなのはレリクスじゃない!」位思いましたが、とりあえず始めたところ、少し画面を進めただけで、いきなりのロードが始まりました。そして、敵と遭遇する度にロード、1画面程度スクロールする度に、ロード。と、ロード、ロード、ロード…とロードの嵐でした。アレ…これはデジャヴ?かと。
ロード時間はMSX程ではないにしろ(1分以内)、こちらはロード回数がハンパありません。
そして操作ミスにて、
1.上の階でハシゴをジャンプして向こう側に渡ろうとしたら落ちてしまいロード。
2.下の階から上の階に登っ(ry
…今度はロード時間が短いため、雑誌が読めません、アギー!!
「アギー?」…ということで、ここでこの日記の冒頭に説明した「某サイトの記事」というお話をします。
昨年、友人とレリクスの話題が出て、この流れから検索をかけていたところ、「レリクス日記」というサイトを発見し、この「暗黒要塞」の攻略記事が掲載されていたのですが、この中に「アギる」という言葉が多用されており、友人と「この『アギー!』という言葉はなんだろうね? でも、なんかいいねw」という感じで、この攻略記事の雰囲気よろしく、『興奮状態の怒りの雄叫び』には「アギー!」とか「アギギー!!」という台詞をチャット等で使うようになりましたw
ということで、アンオフィシャルではありますが、このブログでも「アギー!」が今後出てくるかもしませんw
◇ ◇ ◇
このゲームはスプライトのようなハードウェアを使って(現在ならポリゴンですが)、もう少しヒット&アウェイを考慮したゲームデザインにすれば、今以上に神ゲーになる要素がプンプンにほふのですが、任天堂がリメイクとかしてくれればなぁ~などと良く思います(乗り移りのようなゲームデザインはゲームフリーク系にも感じますね)。
そして、このゲームは2001年にリメイクされましたが、その外見がかなり「ディアブロ」っぽかったので、「これはディアブロのパクリゲーになっちまったんじゃねーか?」という偏見から私はプレーしないまま今に至ったりします(恐らくとてもよく出来ているのでしょうけど…)。個人的には初代のサイドビューのまま、メトロイドっぽくしてくれると嬉しいなぁ~とかも思ったりします。
(「いっそ作っちまうか?」とかも思ったことがありますが、気がついたら別のゲームが完成してしまったとさ…)
このうち、ファミリーコンピュータ版の内容は別物として位置付けされており、タイトルも「暗黒要塞」という副題がついています。
どちらも想い出があるのですが、基本は同じレリクスという感じで今回はまとめて語りたいと思います。
【PC-88001版の想い出】
私の中では一番「正当版」としてプレーしましたw
ゲーム開始時はプレイヤーは影(精神体)となっており、その経緯も分らない状態となっています。
バックボーンには「自らの体を取り戻す」という命題があり、出現する敵と対峙しては勝負に勝利し、相手の体に乗り移る…という感じのゲームとなります。
過去にリリースされているゲームでは、「相手の能力を吸収する(もしくは仲間になって切り替えできる)」といったものは度々見受けられましたが、「相手に乗り移る」というゲームのパイオニアはこのゲームではないかなぁ~と思ったりします。
(この後に「ファンタズム」がリリースされているので、このゲームを見たときには、「あー、レリクス系かぁ」と思ったりしました)
ゲーム開始時は影の状態から最初に出てくるウサギのような生き物に乗り移り、か弱いながらも次に出てくる人型の敵をなんとか倒して、これに乗り移る…
という展開が当時の私には物凄いインパクトとなりました。
(「影から始まる」というのがとても素晴しい演出だと思っています)
このゲームはシステムもさることながら、世界観がとても素晴らしく、異世界、もしくは別の星にいるという雰囲気がもの凄くかもしだされているゲームとなります。
(敵や背景もH.R.ギーガーを意識したような空間でかなり神秘的です)
ゲームバランスは当時のPCゲームだけあって、かなりシビアなところはあるものの、やりこめばなんとかなる…といった感じで、雑誌等でも全マップが公開されていた事もあり、私は比較的楽にクリアできました。(しかしマップがなければかなりキツかったとは思っています)
あと、割と有名(?)なのが、このゲームのBGMはクリスタルキングが作曲しているといった事でしょうか。
私は当時その事を知らなくて後から知ったのですが、その時はショックを受けました。まさに「YouはShock!」ですw
そして私は、このゲームのアイテムを経て「IDOL=アイドル=偶像」という事を知りました。(^^ゞ
【MSX版の想い出】
これはレイドックの彼の家でプレーさせてもらいました。メディアはテープ版です。
ハードウェアの制約上なのか、映像面ではかなり(´・ω・`)な状態にさせられた感じでした。自機にモザイクが掛っているようなドットの粗さもあり、今だったら「何、このモザイク。これなんてエロゲ?」とか言いそうな粗さです。
そして、なによりも強烈な想い出は、「ロード時間の長さ」です。私が人生において最もロードに苛立ちを覚えたゲームではなかろうか?と思う程の長さでした。
しかもロードは階層やエリア毎に区切られているという仕様のため、例えば上の階に移動するのにロード。隣の部屋に行くのにロード。と、ロード、ロード、ロード…とロードの嵐でした。
ロード時間が10分程はあったと思うので、ロードの時間の方がプレー時間よりも長かったような気がしました。
そして操作ミスにて、
1.上の階でハシゴをジャンプして向こう側に渡ろうとしたら落ちてしまいロード。
2.下の階から上の階に登ってロード。
3.上の階でミスしてハシゴから落ちてしまいロード。
4.再び上の階に登ってロード。
という失態をおかしてしまい、このロード時間のみで週刊誌を一冊読み終わりました(爆)
このような事もあり、私はMSX版は挫折しました。(^^;
【ファミリーコンピュータ版の想い出】
ディスクシステムでリリースされたファミリーコンピュータ版は冒頭でも説明したように「暗黒要塞」という副題がついているため、ゲームの雰囲気が違っています。
ゲーム開始時から人型の状態で開始します。「レリクスは影から始まってナンボ」という価値観が私にはあるため、「こんなのはレリクスじゃない!」位思いましたが、とりあえず始めたところ、少し画面を進めただけで、いきなりのロードが始まりました。そして、敵と遭遇する度にロード、1画面程度スクロールする度に、ロード。と、ロード、ロード、ロード…とロードの嵐でした。アレ…これはデジャヴ?かと。
ロード時間はMSX程ではないにしろ(1分以内)、こちらはロード回数がハンパありません。
そして操作ミスにて、
1.上の階でハシゴをジャンプして向こう側に渡ろうとしたら落ちてしまいロード。
2.下の階から上の階に登っ(ry
…今度はロード時間が短いため、雑誌が読めません、アギー!!
「アギー?」…ということで、ここでこの日記の冒頭に説明した「某サイトの記事」というお話をします。
昨年、友人とレリクスの話題が出て、この流れから検索をかけていたところ、「レリクス日記」というサイトを発見し、この「暗黒要塞」の攻略記事が掲載されていたのですが、この中に「アギる」という言葉が多用されており、友人と「この『アギー!』という言葉はなんだろうね? でも、なんかいいねw」という感じで、この攻略記事の雰囲気よろしく、『興奮状態の怒りの雄叫び』には「アギー!」とか「アギギー!!」という台詞をチャット等で使うようになりましたw
ということで、アンオフィシャルではありますが、このブログでも「アギー!」が今後出てくるかもしませんw
◇ ◇ ◇
このゲームはスプライトのようなハードウェアを使って(現在ならポリゴンですが)、もう少しヒット&アウェイを考慮したゲームデザインにすれば、今以上に神ゲーになる要素がプンプンにほふのですが、任天堂がリメイクとかしてくれればなぁ~などと良く思います(乗り移りのようなゲームデザインはゲームフリーク系にも感じますね)。
そして、このゲームは2001年にリメイクされましたが、その外見がかなり「ディアブロ」っぽかったので、「これはディアブロのパクリゲーになっちまったんじゃねーか?」という偏見から私はプレーしないまま今に至ったりします(恐らくとてもよく出来ているのでしょうけど…)。個人的には初代のサイドビューのまま、メトロイドっぽくしてくれると嬉しいなぁ~とかも思ったりします。
(「いっそ作っちまうか?」とかも思ったことがありますが、気がついたら別のゲームが完成してしまったとさ…)
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