昔のゲームの想い出 [0235] 「ポパイの英語遊び」 [任天堂] [1983] [ファミリーコンピュータ]
《ファミリーコンピュータ初のエデュケーションソフト!》
先日、生れて初めてTOEICの試験を受けました。しかも会社で強制的に。会社の人の話だと結果通知は当分来ないようなのですが、見なくても分る位のボロボロ状況に(´・ω・`)となりました。
受験連絡に「要腕時計」「受験中にスマホを出すのは禁止」とあったのですが、腕時計を持っていない私は「どうせ会場の壁に時計とか掛かっているだろう。イラネっ!」と高を括ったのですが、見事会場に時計は無く、他の受験者が皆こぞって、ダイソーの100円腕時計を買って来ていた事に驚きました。(偉いなぁ~)
結果、時間配分をミスり、READINGは後ろから10問を捨てる事に… やっちまった…(^^;

ギギギ…( ゚皿゚)
という感じで、仕事でクタクタな状況で勉強なんかする気も起きないまま、テキトーに受けたTOEICはこんな悲惨な状況で終わりました。
嗚呼、ガキの頃、自ら「ポパイの英語遊び」で英単語を覚えたいと思っていたあの時代に帰りたい…
…と、懐古厨の昔の想い出を書いてみようと思います。
先日、生れて初めてTOEICの試験を受けました。しかも会社で強制的に。会社の人の話だと結果通知は当分来ないようなのですが、見なくても分る位のボロボロ状況に(´・ω・`)となりました。
受験連絡に「要腕時計」「受験中にスマホを出すのは禁止」とあったのですが、腕時計を持っていない私は「どうせ会場の壁に時計とか掛かっているだろう。イラネっ!」と高を括ったのですが、見事会場に時計は無く、他の受験者が皆こぞって、ダイソーの100円腕時計を買って来ていた事に驚きました。(偉いなぁ~)
結果、時間配分をミスり、READINGは後ろから10問を捨てる事に… やっちまった…(^^;

ギギギ…( ゚皿゚)
という感じで、仕事でクタクタな状況で勉強なんかする気も起きないまま、テキトーに受けたTOEICはこんな悲惨な状況で終わりました。
嗚呼、ガキの頃、自ら「ポパイの英語遊び」で英単語を覚えたいと思っていたあの時代に帰りたい…
…と、懐古厨の昔の想い出を書いてみようと思います。
【ファーストインプレッション】
「マリオブラザーズ」「ドンキーコングJR.」「麻雀」(これはオヤジが買った)と、初期のカセットを次々買っていた私が次に目をつけたのは、「ポパイの英語遊び」でした。
夏の時点で近所のおもちゃ屋でファミリーコンピュータのチラシを貰っていた私は、リリースされるであろう「マリオブラザーズ」と、このソフトに期待を込めており、毎日のようにこのチラシを眺めては、「早く発売されないかなぁ~」と心待ちにしていました。
このチラシにはスクリーンショットが一切映っておらず、どんなゲームなのかワクワクした想い出があります。
(ちなみにチラシでは「○○遊び」でなくて「○○教室」という記載でした)
そして、この後に配られたチラシでいよいよ画面が掲載され、ドンキーコングやJR.のソレとは違って、ポパイだけが、これまでのゲームステージと同じ画面に、「殆ど同じ画面みたいだけど、どのような感じで遊ぶんだろ?」と疑問が湧きましたが、新画面が興されている「ドンキーコングの音楽遊び」「ドンキーコングJR.の算数遊び」には興味がなく、得意だった英語を対象とした「ポパイの英語遊び」に一点集中しました。
この頃は自分でお金を貯めずに、親に何かしら理由を付けては買ってもらっていたので、「英語が更に得意になるよ。(^^)」という感じでおねだりをして買ってもらいました。
そして少し遅れる事、リリースの2ヶ月後に購入したのですが…
【ゲームとしては微妙】
ワクワクしながら買ったものの、いざプレーすると、ゲームA, B(WORD PUZZLE)はゲームとしてのアクション性がまるでなく、しかもゲームBに関しては、まるで目隠しでゲームをしているような感覚に。ゲームC(WORD CATCHER)に至っては2人でプレーしなければならないので、英語が好きな人と2人でプレーしなければならない…って、「私の周囲に英語が好きなヤツは当時はいなかった。」という状況で(後にY田がやたらと英単語に強くなって驚く事件があった程度)、「これって英単語帳で単語を覚えるのと何が違うんだろう…」と、結構ガッカリしました。(^^ゞ
正直、遊べた期間は1ヶ月も持たなかったですが、とりあえず色々な単語は覚えました。ただ、説明書と一緒に付いていた英単語一覧が載ってなかったら、ソッコーでサジを投げていたと思いますw

正直、面白いか…というと、う~ん。(^^;
【校内No.1のワル】
当時の私は「ゲームキ○ガイ」とか「ゲームの神様」などと呼ばれており、毎日のようにゲームの話を聴きに色々な人が集ってきました。人の層も学年を問わず、ガリ勉から不良とランクも様々でした。
そのような中、校内No.1のワル「Y西」がやってきて、「OKI、オマエ英語のゲーム持ってるらしいな、貸してよ。」と言ってきました。
Y西とは以前クラスが一緒だったのと、彼からなんか好かれていて(多分私が話すゲームの話が面白かったと思われ)、私が月一に修行に行っていた藤沢ジョイパークに、一度だけついて来たり(その時色々あって一緒に補導されたりw)と、クラスが変っても、私が校内No.2のワルと同じクラスだった事から、Y西がソイツに会うついでに私に話かけてきたりと、なんとなく仲が良かった事から、ゲームを借りたいと思ったのだと思います。
「いいよ。でも、本体も持ってたっけ?」と聴くと、「持ってる。」との事だったので、「へぇ~。持ってるんだ。じゃぁ、カセットを貸してあげるよ。」と、「(英語を覚えたいんだ… まだ、勉強をしたい気持ちはあるのかな…)」という感じで貸してあげました。
Y西は元々頭の良い人で、背も高くて顔もハンサム。しかも野球が上手い(何かのリーグに入っていた?)上に腕っぷしが強いという、「天が二物を与えていた人」だったのですが、どこか正義感が強かったところがあり、私が他のクラスにヤツに少しからかわれた事を話すと、そいつの所まで行き、そいつが泣きじゃくって土下座するまでボコる行動を取ったりする程過激なところがあり、ついには母親が教育ママ過ぎたのと反抗期だったのか、その腕っぷしから急激に激ヤンキーにメタモルフォーゼしてしまったという悲しい経緯があり、卒業の頃には「将来は底辺の学校に行くしかない」という方向に進んでしまいました。
英語遊びをレンタルをしてから2ヶ月位経過し、私も英語遊びに飽きていたので特に気にしてはいなかったものの、「ちょっと貸し出しが長くなってきたな…返却してもらおうかな。」と彼のクラスに何度か行くも、「もうちょっと貸してよ。」と返却をシブられ、「えっ???もしかして…」と、借りパク疑惑が急浮上しました。
幾ら今は誰もが怖がる激ヤンキー化した人間だとしても、昔は共に楽しい時間を共有した友達だし、ゲームに対する情熱の前では恐いもの知らずな私は、「彼の親がいる時間である夜中」に取り立てに行きました。
家の呼び鈴を押すと、彼の妹(コイツは彼よりも先にヤンキー化していた。そして割とカワイイ)が出てきて、私の顔を見るやいなや、「こんな夜になんの用だ?」と威嚇してきました。
「(相変わらずだなぁ~。ブラコンのくせに。)」と、兄の前では「お兄ちゃんお兄ちゃん」言っているのを知っている私は冷静さを保ちつつ、「アニキいる?」と言うと、「あ?なんの用だ?」と言うので、「いいから呼んで。」と軽くいなしました。
舌打ちしながら奥に戻るも、キチンとY西を呼んでもらい、「親がいるから。」と外で話す事に。ちっ、作戦失敗じゃん。
OKI:「貸してたポパイの英語遊び、そろそろ返してくんない?」
Y西:「こんな時間に来るなんて、ホントOKIらしいな。」
OKI:「まぁね~。俺もこんなんで仲悪くなるの嫌だし、
Y西には今後も色々とゲームを貸す気でいるし。」
Y西:「…分った。返すよ…」
と返してもらったカセットは、「箱に入っていない、剥き出し状態」でした。
OKI:「えーと、箱と説明書は?」
Y西:「ゴメン。どっか行った。」
OKI:「(そーいう事か。なかなか返さなかった理由は…)」
OKI:「…探しても無い?」
Y西:「多分。」
OKI:「…まぁ、仕方ないな…
俺も滅多に遊ばないゲームだしな…」
Y西:「ゴメン。」
という感じで、借りパク寸前のゲームは丸裸になって返ってきました。(^^;
結局、Y西はこの後、隣の学区にも轟くヤンキーとなってしまい、余りのヤバさに私も近寄らない事に… そのためこのゲームの事が彼との最後のセッションとなってしまいました。一緒にジョイパークで遊んだ想い出も寂しい限りになりました。
という感じで、ゲーム内容が大したことがないため、このゲームは人との想い出が強いものとなっています。
◇ ◇ ◇
今回久々にプレーしましたが、「小学生には良いかもしれないかな…」という感じですが、今やスマホで物凄い優良なエデュケーションソフトが沢山あるので、当時遊んだ人しか分らないソフトという感じですね。
そしてキャラクター物のため「移植は絶望的」のような気がするので、このようなゲームは今となっては貴重(レアソフトという意味ではなく、ファミリーコンピュータ初のエデュケーションソフト+キャラクター物という歴史的経緯を知る事ができる価値)と思います。
「マリオブラザーズ」「ドンキーコングJR.」「麻雀」(これはオヤジが買った)と、初期のカセットを次々買っていた私が次に目をつけたのは、「ポパイの英語遊び」でした。
夏の時点で近所のおもちゃ屋でファミリーコンピュータのチラシを貰っていた私は、リリースされるであろう「マリオブラザーズ」と、このソフトに期待を込めており、毎日のようにこのチラシを眺めては、「早く発売されないかなぁ~」と心待ちにしていました。
このチラシにはスクリーンショットが一切映っておらず、どんなゲームなのかワクワクした想い出があります。
(ちなみにチラシでは「○○遊び」でなくて「○○教室」という記載でした)
そして、この後に配られたチラシでいよいよ画面が掲載され、ドンキーコングやJR.のソレとは違って、ポパイだけが、これまでのゲームステージと同じ画面に、「殆ど同じ画面みたいだけど、どのような感じで遊ぶんだろ?」と疑問が湧きましたが、新画面が興されている「ドンキーコングの音楽遊び」「ドンキーコングJR.の算数遊び」には興味がなく、得意だった英語を対象とした「ポパイの英語遊び」に一点集中しました。
この頃は自分でお金を貯めずに、親に何かしら理由を付けては買ってもらっていたので、「英語が更に得意になるよ。(^^)」という感じでおねだりをして買ってもらいました。
そして少し遅れる事、リリースの2ヶ月後に購入したのですが…
【ゲームとしては微妙】
ワクワクしながら買ったものの、いざプレーすると、ゲームA, B(WORD PUZZLE)はゲームとしてのアクション性がまるでなく、しかもゲームBに関しては、まるで目隠しでゲームをしているような感覚に。ゲームC(WORD CATCHER)に至っては2人でプレーしなければならないので、英語が好きな人と2人でプレーしなければならない…って、「私の周囲に英語が好きなヤツは当時はいなかった。」という状況で(後にY田がやたらと英単語に強くなって驚く事件があった程度)、「これって英単語帳で単語を覚えるのと何が違うんだろう…」と、結構ガッカリしました。(^^ゞ
正直、遊べた期間は1ヶ月も持たなかったですが、とりあえず色々な単語は覚えました。ただ、説明書と一緒に付いていた英単語一覧が載ってなかったら、ソッコーでサジを投げていたと思いますw

正直、面白いか…というと、う~ん。(^^;
【校内No.1のワル】
当時の私は「ゲームキ○ガイ」とか「ゲームの神様」などと呼ばれており、毎日のようにゲームの話を聴きに色々な人が集ってきました。人の層も学年を問わず、ガリ勉から不良とランクも様々でした。
そのような中、校内No.1のワル「Y西」がやってきて、「OKI、オマエ英語のゲーム持ってるらしいな、貸してよ。」と言ってきました。
Y西とは以前クラスが一緒だったのと、彼からなんか好かれていて(多分私が話すゲームの話が面白かったと思われ)、私が月一に修行に行っていた藤沢ジョイパークに、一度だけついて来たり(その時色々あって一緒に補導されたりw)と、クラスが変っても、私が校内No.2のワルと同じクラスだった事から、Y西がソイツに会うついでに私に話かけてきたりと、なんとなく仲が良かった事から、ゲームを借りたいと思ったのだと思います。
「いいよ。でも、本体も持ってたっけ?」と聴くと、「持ってる。」との事だったので、「へぇ~。持ってるんだ。じゃぁ、カセットを貸してあげるよ。」と、「(英語を覚えたいんだ… まだ、勉強をしたい気持ちはあるのかな…)」という感じで貸してあげました。
Y西は元々頭の良い人で、背も高くて顔もハンサム。しかも野球が上手い(何かのリーグに入っていた?)上に腕っぷしが強いという、「天が二物を与えていた人」だったのですが、どこか正義感が強かったところがあり、私が他のクラスにヤツに少しからかわれた事を話すと、そいつの所まで行き、そいつが泣きじゃくって土下座するまでボコる行動を取ったりする程過激なところがあり、ついには母親が教育ママ過ぎたのと反抗期だったのか、その腕っぷしから急激に激ヤンキーにメタモルフォーゼしてしまったという悲しい経緯があり、卒業の頃には「将来は底辺の学校に行くしかない」という方向に進んでしまいました。
英語遊びをレンタルをしてから2ヶ月位経過し、私も英語遊びに飽きていたので特に気にしてはいなかったものの、「ちょっと貸し出しが長くなってきたな…返却してもらおうかな。」と彼のクラスに何度か行くも、「もうちょっと貸してよ。」と返却をシブられ、「えっ???もしかして…」と、借りパク疑惑が急浮上しました。
幾ら今は誰もが怖がる激ヤンキー化した人間だとしても、昔は共に楽しい時間を共有した友達だし、ゲームに対する情熱の前では恐いもの知らずな私は、「彼の親がいる時間である夜中」に取り立てに行きました。
家の呼び鈴を押すと、彼の妹(コイツは彼よりも先にヤンキー化していた。そして割とカワイイ)が出てきて、私の顔を見るやいなや、「こんな夜になんの用だ?」と威嚇してきました。
「(相変わらずだなぁ~。ブラコンのくせに。)」と、兄の前では「お兄ちゃんお兄ちゃん」言っているのを知っている私は冷静さを保ちつつ、「アニキいる?」と言うと、「あ?なんの用だ?」と言うので、「いいから呼んで。」と軽くいなしました。
舌打ちしながら奥に戻るも、キチンとY西を呼んでもらい、「親がいるから。」と外で話す事に。ちっ、作戦失敗じゃん。
OKI:「貸してたポパイの英語遊び、そろそろ返してくんない?」
Y西:「こんな時間に来るなんて、ホントOKIらしいな。」
OKI:「まぁね~。俺もこんなんで仲悪くなるの嫌だし、
Y西には今後も色々とゲームを貸す気でいるし。」
Y西:「…分った。返すよ…」
と返してもらったカセットは、「箱に入っていない、剥き出し状態」でした。
OKI:「えーと、箱と説明書は?」
Y西:「ゴメン。どっか行った。」
OKI:「(そーいう事か。なかなか返さなかった理由は…)」
OKI:「…探しても無い?」
Y西:「多分。」
OKI:「…まぁ、仕方ないな…
俺も滅多に遊ばないゲームだしな…」
Y西:「ゴメン。」
という感じで、借りパク寸前のゲームは丸裸になって返ってきました。(^^;
結局、Y西はこの後、隣の学区にも轟くヤンキーとなってしまい、余りのヤバさに私も近寄らない事に… そのためこのゲームの事が彼との最後のセッションとなってしまいました。一緒にジョイパークで遊んだ想い出も寂しい限りになりました。
という感じで、ゲーム内容が大したことがないため、このゲームは人との想い出が強いものとなっています。
今回久々にプレーしましたが、「小学生には良いかもしれないかな…」という感じですが、今やスマホで物凄い優良なエデュケーションソフトが沢山あるので、当時遊んだ人しか分らないソフトという感じですね。
そしてキャラクター物のため「移植は絶望的」のような気がするので、このようなゲームは今となっては貴重(レアソフトという意味ではなく、ファミリーコンピュータ初のエデュケーションソフト+キャラクター物という歴史的経緯を知る事ができる価値)と思います。
コメント
コメントの投稿
« 忘年会 l Home l ミニディスプレイ »