「Robot Game」というゲームがソース無償公開!?
先日友人とチャットをしていたら、「OKIさん、こんなものが…」という感じでURLが貼ってあったので、サイトを見てみたところ、「Robot Game」というものが紹介されており、見た目は「アーマード・コア」(?)のような、TPS(Third Person Shooter)のロボットバトルゲームという感じでした。
「ほほぉ~」という感じで内容を読み進めていくと、「プロがXNAで作成した作品」ということと、「ソースが無償配布される」という事が書いてあり、「ええええぇ!?」と、かなり驚きました。
見た目は良質のロボットバトル、モーション、シェーディングも、パッと見は「かなりコンシューマーでリリースされている商品」っぽく、
「こ、こんなものがソース公開される!?」しかも「アマチュアプログラマにもプロのソースを読む機会を与える」ような内容が… ゴクリ。
と、ここまでは良かったのですが、更に公式サイトで内容を読んでみると、「It will be available for all XNA Creators Club Premium Members to download on Friday 6/27/2008 at 12pm PST.」という内容が…
「ガガーン! 俺は会員やないっ! orz」
とまぁ、このようなオチでした。(^^ゞ
◇ ◇ ◇
ここで思った事は、2つ。
1.「凄いっ! 会員になれば、プロのソースが読める
=世の中のゲームプログラマの技術の底あげが期待できるっ!
数冊でn万円もするような書籍よりも、てっとり早く理解ができる
(かもしれない)」
2.「こんなにも日本では広まっていないハードなのに、なぜ無償で提供しないのだろう…」
「1.」は当然の考えですが、「2.」に関しては、現状のXNAの状況や、現在のPSPの伸び率が背景にあって、そう思いました。
現在のXNAはシェーディング処理としてFXファイルが読めるので、エフェクトに関してはその気になれば、Direct3D(と過去の資産)と肩を並べられると感じますが、モーション(や衝突処理)のライブラリに関しては、全くといって良い程、整備されていない状況なので、ここで「一部のユーザーの特権」という事を行ってしまうと、「ハードが売れない(=ソフトも売り上げが伸びない)」…といった状況になるだけ…と思いました。
これで、もっと意欲的にお手本となるソースを配布するようにして「XBOX 360のハードを使って、同人ゲームが作れる」というような流れにすれば、今以上にハードの売り上げが伸び、多数のソフトメーカー参入が増加(これは同人サークルも含む)やエンジニアのスキルの底上げができ、マーケットとして広がるのではないかな? …と浅はかではありますが(←ここ重要です)、そう思ってしまいました。
少くとも私にとって、「このままだったら別にXNAを使用しなくてもWindows上オンリーでいいので、DirectXをラップしたフリーの高級ライブラリで、ゲーム作った方がいいだろう。」と感じてしまいます。(流石に私のポリシーとして、できるだけツクールに近いような制作はしたくないので、できるだけ言語ネイティブに近い自作になりますが…)
基本的にコンシューマーハードの発展というのは、ソフトのキラータイトルもさることながら、エンジニア(特にプログラマ)の開発しやすい環境が大前提という過去からの定石がある訳で(大抵大御所のローンチタイトルのリリースが遅れる理由はこの後者が成立していないからですしね)、ハードが売れないという死活問題になっている場合は、まずは「みんなが欲しがるハード」にしなければならない…と感じます。
SCEも認めたPSPが今非常に売れている理由に、「カスタムファームウェアの改造が(色々な意味で)大人気」という背景があるように、「とても欲しい(これは正当、不正は関係無しで)」と思わせる状況を作るのが重要なので、このようなライブラリが無償で公開されれば、一気に「このハードで色々と試してみたい、しかもWindowsのようなPCのハードウェア構成により挙動が変化することはない。」という魅惑的な知的好奇心が湧き出る人が今以上に増えそう… と思いました。
しかしかといって、お金を出している会員の方は当然優遇しなければなりません。そう考えると「会員限定」というのは至極当然な流れです。
…が、「閾を持つ着眼点がなんか違うなぁ~」と感じてなりません。上述に挙げるような、モーション、衝突判定等のようなライブラリに当るような部分は公開し、シェーディングのような職人が好んでチューニングするようなものを会員のみに公開する…というような事だったら納得していたかもしれません。
正直「現在のXNA」には失望してしまいます。(これは個人的には…です(^^ゞ 将来は考えが変る可能性は十分ありです)
しかし、「C#の独習」のため、なんだかんだいってこれで開発を続ける私であったwww
「ほほぉ~」という感じで内容を読み進めていくと、「プロがXNAで作成した作品」ということと、「ソースが無償配布される」という事が書いてあり、「ええええぇ!?」と、かなり驚きました。
見た目は良質のロボットバトル、モーション、シェーディングも、パッと見は「かなりコンシューマーでリリースされている商品」っぽく、
「こ、こんなものがソース公開される!?」しかも「アマチュアプログラマにもプロのソースを読む機会を与える」ような内容が… ゴクリ。
と、ここまでは良かったのですが、更に公式サイトで内容を読んでみると、「It will be available for all XNA Creators Club Premium Members to download on Friday 6/27/2008 at 12pm PST.」という内容が…
「ガガーン! 俺は会員やないっ! orz」
とまぁ、このようなオチでした。(^^ゞ
◇ ◇ ◇
ここで思った事は、2つ。
1.「凄いっ! 会員になれば、プロのソースが読める
=世の中のゲームプログラマの技術の底あげが期待できるっ!
数冊でn万円もするような書籍よりも、てっとり早く理解ができる
(かもしれない)」
2.「こんなにも日本では広まっていないハードなのに、なぜ無償で提供しないのだろう…」
「1.」は当然の考えですが、「2.」に関しては、現状のXNAの状況や、現在のPSPの伸び率が背景にあって、そう思いました。
現在のXNAはシェーディング処理としてFXファイルが読めるので、エフェクトに関してはその気になれば、Direct3D(と過去の資産)と肩を並べられると感じますが、モーション(や衝突処理)のライブラリに関しては、全くといって良い程、整備されていない状況なので、ここで「一部のユーザーの特権」という事を行ってしまうと、「ハードが売れない(=ソフトも売り上げが伸びない)」…といった状況になるだけ…と思いました。
これで、もっと意欲的にお手本となるソースを配布するようにして「XBOX 360のハードを使って、同人ゲームが作れる」というような流れにすれば、今以上にハードの売り上げが伸び、多数のソフトメーカー参入が増加(これは同人サークルも含む)やエンジニアのスキルの底上げができ、マーケットとして広がるのではないかな? …と浅はかではありますが(←ここ重要です)、そう思ってしまいました。
少くとも私にとって、「このままだったら別にXNAを使用しなくてもWindows上オンリーでいいので、DirectXをラップしたフリーの高級ライブラリで、ゲーム作った方がいいだろう。」と感じてしまいます。(流石に私のポリシーとして、できるだけツクールに近いような制作はしたくないので、できるだけ言語ネイティブに近い自作になりますが…)
基本的にコンシューマーハードの発展というのは、ソフトのキラータイトルもさることながら、エンジニア(特にプログラマ)の開発しやすい環境が大前提という過去からの定石がある訳で(大抵大御所のローンチタイトルのリリースが遅れる理由はこの後者が成立していないからですしね)、ハードが売れないという死活問題になっている場合は、まずは「みんなが欲しがるハード」にしなければならない…と感じます。
SCEも認めたPSPが今非常に売れている理由に、「カスタムファームウェアの改造が(色々な意味で)大人気」という背景があるように、「とても欲しい(これは正当、不正は関係無しで)」と思わせる状況を作るのが重要なので、このようなライブラリが無償で公開されれば、一気に「このハードで色々と試してみたい、しかもWindowsのようなPCのハードウェア構成により挙動が変化することはない。」という魅惑的な知的好奇心が湧き出る人が今以上に増えそう… と思いました。
しかしかといって、お金を出している会員の方は当然優遇しなければなりません。そう考えると「会員限定」というのは至極当然な流れです。
…が、「閾を持つ着眼点がなんか違うなぁ~」と感じてなりません。上述に挙げるような、モーション、衝突判定等のようなライブラリに当るような部分は公開し、シェーディングのような職人が好んでチューニングするようなものを会員のみに公開する…というような事だったら納得していたかもしれません。
正直「現在のXNA」には失望してしまいます。(これは個人的には…です(^^ゞ 将来は考えが変る可能性は十分ありです)
しかし、「C#の独習」のため、なんだかんだいってこれで開発を続ける私であったwww
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