昔のゲームの想い出 [0230] 「謎の村雨城」 [任天堂] [1986] [ファミリーコンピュータ]
《感動の村雨城BGM!》
昨日、小田原城内の観光中に、定期的に脳内でコレのBGMが鳴っていたので、久々に想い出を書こうと思いましたw

実は3ヶ月前位に3DSでプレーしてたりしますw
昨日、小田原城内の観光中に、定期的に脳内でコレのBGMが鳴っていたので、久々に想い出を書こうと思いましたw

実は3ヶ月前位に3DSでプレーしてたりしますw
【ファーストインプレッション】
このゲームは衝撃的なデビューをした「ゼルダの伝説」の直ぐ後にリリースされたディスクシステムのタイトル第2弾で、友人と雑誌を見ながら、「今度は日本が舞台のゲームかぁ~」と、ワクワクしていました。
私はこの時点でディスクシステムを購入していたので、ソフトを新規で買うか、書き換えを行うかの選択が可能だったのですが、この時点で神ゲー認定をしていたゼルダを流石に書き換える訳にも行かず、「う~ん… マイティボンジャクを買いたいから、これを買う金もないし、どうしよう…」という状態でした。
しかし、この時点で学校中で知れ渡っていたゲーマーという恩恵もあり、嬉しいやら困るような話が…
【カンちゃん】
謎の村雨城が発売される日の直前に、別クラスの「カンちゃん」が、誰から聴いたのか私の所にやってきて、「OKIくん、謎の村雨城をやりたいんだって?」と話をしてきました。
カンちゃんとは、6年前にガンプラの「グラブロ事件」があったので私の中では絶交状態だった事もあり、「何を今更俺に話かけてきてんだ…」という感じでしたが、謎の村雨城の話をしたい私も、この話に食いつきたいために話をする事にしました。
カンちゃんの話を聴いてみると、どうも「ファミコンで遊ぶ友人が欲しい」という事と、私の「ゲーマーとしての噂が気になった」ようで、この6年間疎遠となっていた私との仲を修復したい感じに見えました。
私も「ゲームを楽しむ奴に心底悪いやつはいない」という考えがあったので、当時の事は水に流してやる事にしました。
そして本題へ。カンちゃん曰く「俺が村雨城を買うから、OKIくんがプレーしてクリアするのを見せてよ。」という、当時周囲からいつもいつも言われる、「俺は見てるからクリアしてよ。」発言がw
「えっー!? そんなんでいいの? 自分でクリアした方が楽しいでしょ?」と、お決まりのテンプレート質問をしつつ、まぁ、それで本人が満足であるなら利害関係が一致するので、呉越同舟でもいいやって感じでした。(って、相手は好意を持って寄って来ている訳だけどw)
【桃雨城のトラウマ】
カンちゃんが発売日に謎の村雨城を買って、ウチにやってきました。
最初はゼルダのような「壮大なBGMに、遊び方のデモ」なんかを期待して電源を入れた訳ですが、下痢のような音の落雷の後は特に何も起きず… 「あれっ…?」と思ったら、その下痢のような音の(ry
ガッカリしながら、いざ始めると、その難易度の高さに「なんじゃコリャ…」という感じで更にガッカリ度がアップする事に。
「なんかつまらないゲームだね…」と二人でションボリしながらも、何度もコンティニューをしつつ、4面の桃雨城まで進めたところ…
「なんなんだよ、この難易度はっ!!」と、ギリギリボスまでは行けるものの、そこで息絶える感じで、同じステージを1時間位プレーしていると、流石に私も心が折れそうに。しまいにはカンちゃんが、般若が攻撃を受けた時の声の真似をしながら「ハニャ、ハニャ、ハニャーー!!」と叫んだり、桃雨城のボスがババアなのを含んでの城内のBGMのパートが変わるところの曲に合わせて、「ババババ・ババババ」とか小馬鹿にしながら、「OKIくん早くクリアしようよ~」という始末。
気がついたら20:00とか過ぎていたので、「俺、そろそろ帰らないと。」となったので、「じゃぁ、今日はここまでかな。」と言うと、カンちゃんが真顔で「いや、ダメだよ。OKIくんはクリアしないと。OKIくんは今日中にクリアして、明日俺に最後を見せてよ。」という非常にスパルタンな発言をしてきました。
6年振りに暴君なカンちゃんの姿を垣間見る事になりました。「(そーいや、コイツはこーいうヤツだった…すっかり忘れてた。)」と思いつつも、私にも当時はゲーマーとしてのプライドもあったので、「分った。徹夜してでも明日までに攻略をしておくから、エンディングを見せてやるよ。」と宣言しました。
カンちゃんが帰った後に、夕飯を食べて、風呂に入りながら桃雨城当主のババアまでのマップや、ババアの攻略を考えながら、「さて、どう進めて行くかなぁ~」と、一旦時間を置いてアレコレ考えました。
これは今でも仕事などでよくある事なのですが、一旦時間を置いて別の事を行なったり、考えをまとめたりすると、次に再開した時に事がアッサリ解決する時があったりします。この時もソレが発動し、一回別のゲームで遊んだり、雑誌を読んでから再開したところ、再開一発目で桃雨城主を倒す事ができました。
「あれだけ大変だったものが、なんなんだ…これは…」と唖然としました。この時にカンちゃんが側に居れば小馬鹿にされずに済んだのに…と、この時に手こずった想い出が今でも定期的に想い出されたりします。
現在もこのゲームの事をネット検索すると「桃雨城の難易度」の事が書かれているのを見ると、「やっぱりそうだよなぁ~」と思うと同時に、「簡単」とか書いている輩もいたりして、「それはやり込んだ後の話」or「当時はプレーしていない(大人になってから賢くプレー)」or「ホラ吹き」としか思えないと思ってしまいます。
【BGM (村雨城:ムラサメまでの道中)】
苦行だった桃雨城をクリアしたら、突如雰囲気とBGMがこれまでのものとは違ったものがかかりました。
それはカンちゃんが「ババババ」歌っていたような明るく軽快なものではなく、重くシリアスなもので、且つサスペンスを感じるような勇ましいもので、「な、何っこの曲!物凄くカッコイイんだけど! なんか必殺仕事人っぽい…」と、余りにも身震いする曲だったので即直録をする事に。
そして、このステージは桃雨城よりも簡単で、それ程時間をかけずにクリアできたので、結局はその日の深夜に目標を達成した「1日ゲー(1日でクリアしたゲーム)」となりました。
カンちゃんにエンディングを見せるために、セーブは村雨城のところまでにしておき、翌日カンちゃんを呼んで、村雨城のBGMの素晴らしさを堪能してもらい、エンディングまで見せました。
カンちゃんも村雨城のBGMに感動し、「すっげー!」と喜んでいました。しかしエンディングには唖然としていました。まぁ、そうなりますよね。私も唖然としました。これは「影の伝説」みたいなノリですねw
【BGM (城下町)】
個人的にはステージ5の「村雨城BGM」はかなり評価されても良いと思うのですが、ネット検索をするとBGMの高評価は「城下町」なんですよね。確かにノリも良くて悪くは無いのですが、方向性が違うというか…
当時は城下町のBGMなんて「バカっぽい」と思っていたのですが(失礼!)、唯一ゲーメストの彼が自前で直録した城下町のBGMが素晴らしいと感じ、イントロにショット音を混ぜたり、タイミング良くミスの音を混ぜたラップっぽいアレンジは、私の中の最高傑作の一つとなっています。今はその音源も残っていないので(テープがワカメになって捨てた)、将来再現して手元に置いておきたいと思っている位、聴きました。当時はSEが入るサントラなんて邪道だと思っていたものですが、このようなものもアリという、見解の狭かった自分の間口を広げさせてもらった想い出があります。
【くちのやか】
このゲームをクリアした後に、「そーいえば…」とマニュアルに書いてあった「暗号」の事を思い出しました。この暗号は当時は「どーいう意味なんだろう…」と謎でした。
その後に、これが「モールス信号」であった事、しかも「これは誤植だった」事を知り、更に「この情報が私にとって全く無意味なもの」と知って、卒倒しました。
この暗号を知った時は「これを作った人は、本当にラスボスの弱点が分からないとでも思って、作ったのか?」と、理解に苦しんだという…

ネット検索によると初期ロットのマニュアルだけらしいですが…ホントか?
◇ ◇ ◇
カンちゃんに買ってもらって遊べたので「買わないで済んだ。良かった…(´▽`;」と、桃雨城のプレーまでは思っていましたが、このBGMを聴きたさに、結局私も買う事になってしまいました。ゲームとしては正直「弩級のクソゲー」だと思っているのですが、BGM"だけ"はS級という位置付けです。
特にちゃんとした続編も出ていないし(鷹丸が出てるWiiの「キャプテン☆レインボー」は買ったけどw)、スマブラで出されてもねぇ…って感じなので、このゲームはこのまま任天堂の黒歴史みたいな感じなってしまうのかなぁ~なんて個人的に思ってます。(^^;
最後に…

アフロ
知っている人は知っているウル技ですねw
このゲームは衝撃的なデビューをした「ゼルダの伝説」の直ぐ後にリリースされたディスクシステムのタイトル第2弾で、友人と雑誌を見ながら、「今度は日本が舞台のゲームかぁ~」と、ワクワクしていました。
私はこの時点でディスクシステムを購入していたので、ソフトを新規で買うか、書き換えを行うかの選択が可能だったのですが、この時点で神ゲー認定をしていたゼルダを流石に書き換える訳にも行かず、「う~ん… マイティボンジャクを買いたいから、これを買う金もないし、どうしよう…」という状態でした。
しかし、この時点で学校中で知れ渡っていたゲーマーという恩恵もあり、嬉しいやら困るような話が…
【カンちゃん】
謎の村雨城が発売される日の直前に、別クラスの「カンちゃん」が、誰から聴いたのか私の所にやってきて、「OKIくん、謎の村雨城をやりたいんだって?」と話をしてきました。
カンちゃんとは、6年前にガンプラの「グラブロ事件」があったので私の中では絶交状態だった事もあり、「何を今更俺に話かけてきてんだ…」という感じでしたが、謎の村雨城の話をしたい私も、この話に食いつきたいために話をする事にしました。
カンちゃんの話を聴いてみると、どうも「ファミコンで遊ぶ友人が欲しい」という事と、私の「ゲーマーとしての噂が気になった」ようで、この6年間疎遠となっていた私との仲を修復したい感じに見えました。
私も「ゲームを楽しむ奴に心底悪いやつはいない」という考えがあったので、当時の事は水に流してやる事にしました。
そして本題へ。カンちゃん曰く「俺が村雨城を買うから、OKIくんがプレーしてクリアするのを見せてよ。」という、当時周囲からいつもいつも言われる、「俺は見てるからクリアしてよ。」発言がw
「えっー!? そんなんでいいの? 自分でクリアした方が楽しいでしょ?」と、お決まりのテンプレート質問をしつつ、まぁ、それで本人が満足であるなら利害関係が一致するので、呉越同舟でもいいやって感じでした。(って、相手は好意を持って寄って来ている訳だけどw)
【桃雨城のトラウマ】
カンちゃんが発売日に謎の村雨城を買って、ウチにやってきました。
最初はゼルダのような「壮大なBGMに、遊び方のデモ」なんかを期待して電源を入れた訳ですが、下痢のような音の落雷の後は特に何も起きず… 「あれっ…?」と思ったら、その下痢のような音の(ry
ガッカリしながら、いざ始めると、その難易度の高さに「なんじゃコリャ…」という感じで更にガッカリ度がアップする事に。
「なんかつまらないゲームだね…」と二人でションボリしながらも、何度もコンティニューをしつつ、4面の桃雨城まで進めたところ…
「なんなんだよ、この難易度はっ!!」と、ギリギリボスまでは行けるものの、そこで息絶える感じで、同じステージを1時間位プレーしていると、流石に私も心が折れそうに。しまいにはカンちゃんが、般若が攻撃を受けた時の声の真似をしながら「ハニャ、ハニャ、ハニャーー!!」と叫んだり、桃雨城のボスがババアなのを含んでの城内のBGMのパートが変わるところの曲に合わせて、「ババババ・ババババ」とか小馬鹿にしながら、「OKIくん早くクリアしようよ~」という始末。
気がついたら20:00とか過ぎていたので、「俺、そろそろ帰らないと。」となったので、「じゃぁ、今日はここまでかな。」と言うと、カンちゃんが真顔で「いや、ダメだよ。OKIくんはクリアしないと。OKIくんは今日中にクリアして、明日俺に最後を見せてよ。」という非常にスパルタンな発言をしてきました。
6年振りに暴君なカンちゃんの姿を垣間見る事になりました。「(そーいや、コイツはこーいうヤツだった…すっかり忘れてた。)」と思いつつも、私にも当時はゲーマーとしてのプライドもあったので、「分った。徹夜してでも明日までに攻略をしておくから、エンディングを見せてやるよ。」と宣言しました。
カンちゃんが帰った後に、夕飯を食べて、風呂に入りながら桃雨城当主のババアまでのマップや、ババアの攻略を考えながら、「さて、どう進めて行くかなぁ~」と、一旦時間を置いてアレコレ考えました。
これは今でも仕事などでよくある事なのですが、一旦時間を置いて別の事を行なったり、考えをまとめたりすると、次に再開した時に事がアッサリ解決する時があったりします。この時もソレが発動し、一回別のゲームで遊んだり、雑誌を読んでから再開したところ、再開一発目で桃雨城主を倒す事ができました。
「あれだけ大変だったものが、なんなんだ…これは…」と唖然としました。この時にカンちゃんが側に居れば小馬鹿にされずに済んだのに…と、この時に手こずった想い出が今でも定期的に想い出されたりします。
現在もこのゲームの事をネット検索すると「桃雨城の難易度」の事が書かれているのを見ると、「やっぱりそうだよなぁ~」と思うと同時に、「簡単」とか書いている輩もいたりして、「それはやり込んだ後の話」or「当時はプレーしていない(大人になってから賢くプレー)」or「ホラ吹き」としか思えないと思ってしまいます。
【BGM (村雨城:ムラサメまでの道中)】
苦行だった桃雨城をクリアしたら、突如雰囲気とBGMがこれまでのものとは違ったものがかかりました。
それはカンちゃんが「ババババ」歌っていたような明るく軽快なものではなく、重くシリアスなもので、且つサスペンスを感じるような勇ましいもので、「な、何っこの曲!物凄くカッコイイんだけど! なんか必殺仕事人っぽい…」と、余りにも身震いする曲だったので即直録をする事に。
そして、このステージは桃雨城よりも簡単で、それ程時間をかけずにクリアできたので、結局はその日の深夜に目標を達成した「1日ゲー(1日でクリアしたゲーム)」となりました。
カンちゃんにエンディングを見せるために、セーブは村雨城のところまでにしておき、翌日カンちゃんを呼んで、村雨城のBGMの素晴らしさを堪能してもらい、エンディングまで見せました。
カンちゃんも村雨城のBGMに感動し、「すっげー!」と喜んでいました。しかしエンディングには唖然としていました。まぁ、そうなりますよね。私も唖然としました。これは「影の伝説」みたいなノリですねw
【BGM (城下町)】
個人的にはステージ5の「村雨城BGM」はかなり評価されても良いと思うのですが、ネット検索をするとBGMの高評価は「城下町」なんですよね。確かにノリも良くて悪くは無いのですが、方向性が違うというか…
当時は城下町のBGMなんて「バカっぽい」と思っていたのですが(失礼!)、唯一ゲーメストの彼が自前で直録した城下町のBGMが素晴らしいと感じ、イントロにショット音を混ぜたり、タイミング良くミスの音を混ぜたラップっぽいアレンジは、私の中の最高傑作の一つとなっています。今はその音源も残っていないので(テープがワカメになって捨てた)、将来再現して手元に置いておきたいと思っている位、聴きました。当時はSEが入るサントラなんて邪道だと思っていたものですが、このようなものもアリという、見解の狭かった自分の間口を広げさせてもらった想い出があります。
【くちのやか】
このゲームをクリアした後に、「そーいえば…」とマニュアルに書いてあった「暗号」の事を思い出しました。この暗号は当時は「どーいう意味なんだろう…」と謎でした。
その後に、これが「モールス信号」であった事、しかも「これは誤植だった」事を知り、更に「この情報が私にとって全く無意味なもの」と知って、卒倒しました。
この暗号を知った時は「これを作った人は、本当にラスボスの弱点が分からないとでも思って、作ったのか?」と、理解に苦しんだという…

ネット検索によると初期ロットのマニュアルだけらしいですが…ホントか?
カンちゃんに買ってもらって遊べたので「買わないで済んだ。良かった…(´▽`;」と、桃雨城のプレーまでは思っていましたが、このBGMを聴きたさに、結局私も買う事になってしまいました。ゲームとしては正直「弩級のクソゲー」だと思っているのですが、BGM"だけ"はS級という位置付けです。
特にちゃんとした続編も出ていないし(鷹丸が出てるWiiの「キャプテン☆レインボー」は買ったけどw)、スマブラで出されてもねぇ…って感じなので、このゲームはこのまま任天堂の黒歴史みたいな感じなってしまうのかなぁ~なんて個人的に思ってます。(^^;
最後に…

アフロ
知っている人は知っているウル技ですねw
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