昔のゲームの想い出 [0229] 「パワードリフト」 [セガ] [1988] [アーケード]
《マリオカートには無い凄まじいスピード感!》
今年の初ゲームでプレーしてから結構時間が経っていますが、久々の想い出記事として「パワードリフト」の事を書きます。
今年の初ゲームでプレーしてから結構時間が経っていますが、久々の想い出記事として「パワードリフト」の事を書きます。
【ファーストインプレッション】
このゲームを一番最初に見たのは、近所のゲームセンターではなくて、伊勢佐木町にあるセガのゲームを沢山設置するゲームセンターでした。(SEGA直営店なのかは不明)
ここは大型筐体を沢山置いてくれるところで、当時最新作であったパワードリフトをいち早く置いてくれていました。
休日の朝一に入店したので客は殆どいない状況で、デモだけ見ると非常にドットの粗い画面が目に付き、「拡大処理ばっかりだな…」と思いつつ、「200円の高額だけど、ちょっと位ならやってみよう。」という軽い感じで始めました。
【シートの傾き】
ルールもよく分からないまま、とりあえず始めると、コースと画面上部に人を選択する画面が表示され、よく分からないままハンドルを切って選択したコースと人は、Eコースとエミリーでした。
この時点で私は女性キャラを使わないタチでしたが、たまたまそうなってしまったというのと、たまたまハンドルも一番右に切っていたという感じです。(もしかしたらEコースを選んだのは車体の色で選択していたのかも。青系好き)
そしていざコースに出てハンドルを切ったところ…
「うわっ!なんだこの傾きっ!? おっ、落ちるっ!」
当時アフターバーナーなどでもシートベルトをしない私は、このゲームの余りの傾きに筐体から落ちるかと思いました。
それでもとっさに踏ん張ったので、事なきを得たのですが、この傾斜は類を見ない傾斜でビックリしました。
後で人から聴いた話や雑誌で読んだ話では「筐体から落ちた人がいた。」「酒を飲んでプレーしたら吐いた。」という武勇伝(?)が沢山あり、この傾斜角は30度という事を雑誌で知りました。「30度!?もっと傾いてんじゃないの?」位思いましたが、その数値で相当な傾きが得らえれるという事を初めて知る事ができました。今でも何かしら大きな傾きを見るとパワードリフトが単位として比較に出てしまいます。
【私の選択するコース】
ここは少し記憶が曖昧なのですが、このゲームは1回目か2回目でクリアができました。とにかく「その日でCongratulaitonsが見れた」のは確かです。(キャロットでポスターを何枚か買うための予算があったので、500円位しかゲームに当てられなかった状況だったのだけは覚えている)
特にEコースのジャンプ台で「こ、こんな処理ができるんだ!?」と感動し、初見の日にクリアができ、それが「Eコースとエミリー」だったので、それをキッカケに好みのコースとキャラとなり、それ以降は殆ど他のコースをプレーしない状況になりました。(かなり後になって、ハングオンの変形を見るためだけに、他のコースに少し浮気をした程度)
しかしこれはビギナーズラックというもので、地元に近いゲームセンターに設置されてからのプレーは、4面でやたら空中接触が多かったり、5面でなかなか3位に入れなかったりと、慣れるまで結構厳しい鍛錬が必要でした。
Eコースはジャンプ台もさる事ながら、全てのコースを1位でゴールすると、アフターバーナーに変形できるので、こっちの方がカッコイイ(個人的主観)と個人的には思っており、他のコースを走りたい…という感じではありませんでした。
このような事もあり、私としてはこのゲームはアウトランと違って風景を楽しむものではなく、ゴーカートに乗ってジェットコースター感覚を楽しむ感じの体感ゲームという位置付けになっています。

この処理が凄く好き。(^^)
【処理にCPU 3個】
これも当時雑誌で知ったのですが、「このゲームの処理にはCPU MC68000を3個も使っている、全てスプライトを敷き詰めてステージを描いている」という事で、「今の時代ってこんな事できちゃうもんなんだ! しかも68000を3個もっ!?」とかなり衝撃的でした。
当時、X68000というコンピュータが鳴り物入りでコンシューマ(笑)市場に出てきて、普通の家庭では手が届かなかったものだった時代(金持ちの家{純ちゃん}や頭の良い子に親が買ってくれていた{F田くん}、もしくは死に物狂いでバイトとしていた{某Y}人が手に入れられた夢のマシン)に、「これが3つ分だなんて、どれだけ凄い事ができるのだろう…」と、想像も付きませんでした。

この記事はパワードリフトファンには垂涎物でした。
【サウンドトラック】
私は殆どEコースしか走ってませんでしたが、曲はちゃんと聴いてました。(^^)

パワードリフトのサウンドトラック。
コース選択などはサントラでないと、普段ちゃんと聴かないというかw
現在ネット検索すると、人気のあるのは「Like The Wind (Bコース)」みたいですね。サントラでもHiro師匠がこの曲を押してアレンジを行っているみたいなので、人気っぷりが伺えます。しかし私はEコースばかりだったせいで、「Artistic Traps」なんですよねぇ~。
当時一緒に遊んでいた友人はステアリングに触らないでプレーしていたせいか、「Silent Language (Cコース)」が好きだったみたいで、途中にかかるベースの部分を真似して歌っていたのが想い出になっています。(確かにあのベースラインはプレー中にも良く聞こえたので、凄く頭に残ります)
◇ ◇ ◇
という感じで、正月にプレーできたし、先日の土曜日も東京ゲーム音楽ショーでガラス越しに生のHiro師匠も見れたので、素晴らしいタイミングでこのゲームの想い出が書けて良かったです。(^^)
体感ゲームなので、コンシューマ機で遊ぶと素晴しさがかなり半減してしまいますが、それでもこのスピード感は今のゲームには無いものなので、こうして気軽に遊べるのは嬉しい事だと思います。
そしてこの記事を書きながらプレー動画をネットで見ていてビックリしたのですが、「Eコースでエミリー選択の人がかなりいる」という事で、「そんなもんだったんだ…」って感じでした。(^^ゞ
たしかにEコースが一番簡単なのは分かりますが、当時みんなソレが分かってたのかが気になります。
このゲームを一番最初に見たのは、近所のゲームセンターではなくて、伊勢佐木町にあるセガのゲームを沢山設置するゲームセンターでした。(SEGA直営店なのかは不明)
ここは大型筐体を沢山置いてくれるところで、当時最新作であったパワードリフトをいち早く置いてくれていました。
休日の朝一に入店したので客は殆どいない状況で、デモだけ見ると非常にドットの粗い画面が目に付き、「拡大処理ばっかりだな…」と思いつつ、「200円の高額だけど、ちょっと位ならやってみよう。」という軽い感じで始めました。
【シートの傾き】
ルールもよく分からないまま、とりあえず始めると、コースと画面上部に人を選択する画面が表示され、よく分からないままハンドルを切って選択したコースと人は、Eコースとエミリーでした。
この時点で私は女性キャラを使わないタチでしたが、たまたまそうなってしまったというのと、たまたまハンドルも一番右に切っていたという感じです。(もしかしたらEコースを選んだのは車体の色で選択していたのかも。青系好き)
そしていざコースに出てハンドルを切ったところ…
当時アフターバーナーなどでもシートベルトをしない私は、このゲームの余りの傾きに筐体から落ちるかと思いました。
それでもとっさに踏ん張ったので、事なきを得たのですが、この傾斜は類を見ない傾斜でビックリしました。
後で人から聴いた話や雑誌で読んだ話では「筐体から落ちた人がいた。」「酒を飲んでプレーしたら吐いた。」という武勇伝(?)が沢山あり、この傾斜角は30度という事を雑誌で知りました。「30度!?もっと傾いてんじゃないの?」位思いましたが、その数値で相当な傾きが得らえれるという事を初めて知る事ができました。今でも何かしら大きな傾きを見るとパワードリフトが単位として比較に出てしまいます。
【私の選択するコース】
ここは少し記憶が曖昧なのですが、このゲームは1回目か2回目でクリアができました。とにかく「その日でCongratulaitonsが見れた」のは確かです。(キャロットでポスターを何枚か買うための予算があったので、500円位しかゲームに当てられなかった状況だったのだけは覚えている)
特にEコースのジャンプ台で「こ、こんな処理ができるんだ!?」と感動し、初見の日にクリアができ、それが「Eコースとエミリー」だったので、それをキッカケに好みのコースとキャラとなり、それ以降は殆ど他のコースをプレーしない状況になりました。(かなり後になって、ハングオンの変形を見るためだけに、他のコースに少し浮気をした程度)
しかしこれはビギナーズラックというもので、地元に近いゲームセンターに設置されてからのプレーは、4面でやたら空中接触が多かったり、5面でなかなか3位に入れなかったりと、慣れるまで結構厳しい鍛錬が必要でした。
Eコースはジャンプ台もさる事ながら、全てのコースを1位でゴールすると、アフターバーナーに変形できるので、こっちの方がカッコイイ(個人的主観)と個人的には思っており、他のコースを走りたい…という感じではありませんでした。
このような事もあり、私としてはこのゲームはアウトランと違って風景を楽しむものではなく、ゴーカートに乗ってジェットコースター感覚を楽しむ感じの体感ゲームという位置付けになっています。

この処理が凄く好き。(^^)
【処理にCPU 3個】
これも当時雑誌で知ったのですが、「このゲームの処理にはCPU MC68000を3個も使っている、全てスプライトを敷き詰めてステージを描いている」という事で、「今の時代ってこんな事できちゃうもんなんだ! しかも68000を3個もっ!?」とかなり衝撃的でした。
当時、X68000というコンピュータが鳴り物入りでコンシューマ(笑)市場に出てきて、普通の家庭では手が届かなかったものだった時代(金持ちの家{純ちゃん}や頭の良い子に親が買ってくれていた{F田くん}、もしくは死に物狂いでバイトとしていた{某Y}人が手に入れられた夢のマシン)に、「これが3つ分だなんて、どれだけ凄い事ができるのだろう…」と、想像も付きませんでした。

この記事はパワードリフトファンには垂涎物でした。
【サウンドトラック】
私は殆どEコースしか走ってませんでしたが、曲はちゃんと聴いてました。(^^)

パワードリフトのサウンドトラック。
コース選択などはサントラでないと、普段ちゃんと聴かないというかw
現在ネット検索すると、人気のあるのは「Like The Wind (Bコース)」みたいですね。サントラでもHiro師匠がこの曲を押してアレンジを行っているみたいなので、人気っぷりが伺えます。しかし私はEコースばかりだったせいで、「Artistic Traps」なんですよねぇ~。
当時一緒に遊んでいた友人はステアリングに触らないでプレーしていたせいか、「Silent Language (Cコース)」が好きだったみたいで、途中にかかるベースの部分を真似して歌っていたのが想い出になっています。(確かにあのベースラインはプレー中にも良く聞こえたので、凄く頭に残ります)
という感じで、正月にプレーできたし、先日の土曜日も東京ゲーム音楽ショーでガラス越しに生のHiro師匠も見れたので、素晴らしいタイミングでこのゲームの想い出が書けて良かったです。(^^)
体感ゲームなので、コンシューマ機で遊ぶと素晴しさがかなり半減してしまいますが、それでもこのスピード感は今のゲームには無いものなので、こうして気軽に遊べるのは嬉しい事だと思います。
そしてこの記事を書きながらプレー動画をネットで見ていてビックリしたのですが、「Eコースでエミリー選択の人がかなりいる」という事で、「そんなもんだったんだ…」って感じでした。(^^ゞ
たしかにEコースが一番簡単なのは分かりますが、当時みんなソレが分かってたのかが気になります。
コメント
もう28年になるんですねぇ…
28年前… 隣接してゲームセンターが沢山あった時代ですよね~
>私も当時、パワードリフトにお熱を上げていましたね。
雑な画面とは裏腹に、かなり面白いレースゲームですもんね。(^^)
>主に高田馬場のゲームファンタジア
上京時代(ライター時代とも言いますかね)の想い出ですね。
都心だと新しいゲームの導入も早いし、ハイスコアラーも多いし、いい事ずくめですよねぇ~。
>AコースとDコースを好んでプレイしていたようです。
Aはなんとなく分りますが、Dですか~。個人的にはDが一番キツかった気がするので、それを好むなんて個人的には凄いなぁ~と思います。
>このゲームは自車のコントロール性が比較的良い
ですよねぇ~。ハンドルが凄く切りやすかった感覚が強いです。
>リカバリーが効きやすい
このゲームって、順位が下ると、その分速くなりますよね。
2位、1位は追い越し辛いですけどw
ナムコのSuzuka 8 hoursとかもそうでしたが、この仕様には好感持てます。(^^)
>曲
やはり慣れ親しんだコースの曲になりますよね。
そして、みんな大好きBの曲はガチという事で。(^^)
ちなみにこの記事の「何かしら大きな傾き」の分度器の写真は弘前城の中の階段ですw
雑な画面とは裏腹に、かなり面白いレースゲームですもんね。(^^)
>主に高田馬場のゲームファンタジア
上京時代(ライター時代とも言いますかね)の想い出ですね。
都心だと新しいゲームの導入も早いし、ハイスコアラーも多いし、いい事ずくめですよねぇ~。
>AコースとDコースを好んでプレイしていたようです。
Aはなんとなく分りますが、Dですか~。個人的にはDが一番キツかった気がするので、それを好むなんて個人的には凄いなぁ~と思います。
>このゲームは自車のコントロール性が比較的良い
ですよねぇ~。ハンドルが凄く切りやすかった感覚が強いです。
>リカバリーが効きやすい
このゲームって、順位が下ると、その分速くなりますよね。
2位、1位は追い越し辛いですけどw
ナムコのSuzuka 8 hoursとかもそうでしたが、この仕様には好感持てます。(^^)
>曲
やはり慣れ親しんだコースの曲になりますよね。
そして、みんな大好きBの曲はガチという事で。(^^)
ちなみにこの記事の「何かしら大きな傾き」の分度器の写真は弘前城の中の階段ですw
コメントの投稿
プレイしていたのはセガ系の店ではなく、主に高田馬場のゲームファンタジアで、当時のお決まりコースとしては、タイトー系のファンファクトリー高田馬場でサイバリオンをプレイしてから、向いにあったナムコ系のゲームブティック高田馬場をちょろっとのぞき、おもむろにシグマ系のゲームファンタジアになだれこんでパワードリフト…ってな感じでした(笑)。
>選択するコース
一応、一通りのコースを走った記憶はあるものの、比較的プレイ頻度の高かったコースがどれだったか忘れてしまったため、先ほど動画サイトで確認してみた所…どうやら当時はAコースとDコースを好んでプレイしていたようです。
>ジェットコースター感覚を楽しむ感じの体感ゲーム
私もOKIさんと同じ考えです。(^^)
このゲームは、ドライビング感覚のリアルさや、風景・コースなどのリアルさを追求するタイプのゲームではなく、純粋にCPUとの競争を楽しんだり、スピード感を楽しむタイプのゲームだと思いました。
あと、このゲームは自車のコントロール性が比較的良い事と、たとえクラッシュしたりコースアウトした場合でもリカバリーが効きやすいのも特筆すべき点かと思います(コースによっては、スタート時にわざと敵車に抜かせて最下位からスタートしても、その後にクラッシュやコースアウトをしないと最終LAPまでに1位を取る事ができたりとかで…笑)。
>曲
曲自体は、個人的にBコースのLike The Windと、DコースのAdjustment Mindが好みでしたね。
熱くプレイしたい時には最高のBGMだと思います。(^^)