昔のゲームの想い出 (番外編) [0026]
《BGMの直録》
最近Y田とゲームCD(サウンドトラック)の会話をしてて、「最近昔売っちゃったやつを買戻してるんだけど、何を持っていたか忘れちゃってて、持っているやつをまた買っちゃったんだ。」と言ってきたので、私のように「テレビゲームに関する物を売った事がない」タイプからすると、ありえないような話なのですが、「物がありすぎて、持ってないものまで持ってるような気分になっていた」り、「人に借しっぱで、そのまま紛失したと思ってて、別途中古で買ったら実は持ってた。」という、彼と似たような事が発生していたので、PCでリスト化する事にしました。
色々なCDを確認しながらデータとして打ち込んでいると、「あ~、そーいやコレは、サントラになる前に直録してたんだっけ…」とか「あ~、このゲームは初代は昔からCD化されてるけど、2は最近になってからCD化されたんだっけ… 直録の方が自分の好きなように編集してたから好きだなぁ~」という感じで、直録していたものを久々に再生したくなり、それをBGMで流しながら打ち込み、打ち込み終った達成感と共に、ふと直録の想い出を書いてみたくなりました。

ジェノサイド(無印)のCDと、MDで直録したジェノサイド2。
当時(1993年位?)録音できるMDをいち早く買って録音していたという。
ジェノサイド2は過去にデータ(MP3)で売っていたり、何枚も入っている統一感の無い『ヘンテコな企画物』に収録されていたり…(´・ω・`)
最近Y田とゲームCD(サウンドトラック)の会話をしてて、「最近昔売っちゃったやつを買戻してるんだけど、何を持っていたか忘れちゃってて、持っているやつをまた買っちゃったんだ。」と言ってきたので、私のように「テレビゲームに関する物を売った事がない」タイプからすると、ありえないような話なのですが、「物がありすぎて、持ってないものまで持ってるような気分になっていた」り、「人に借しっぱで、そのまま紛失したと思ってて、別途中古で買ったら実は持ってた。」という、彼と似たような事が発生していたので、PCでリスト化する事にしました。
色々なCDを確認しながらデータとして打ち込んでいると、「あ~、そーいやコレは、サントラになる前に直録してたんだっけ…」とか「あ~、このゲームは初代は昔からCD化されてるけど、2は最近になってからCD化されたんだっけ… 直録の方が自分の好きなように編集してたから好きだなぁ~」という感じで、直録していたものを久々に再生したくなり、それをBGMで流しながら打ち込み、打ち込み終った達成感と共に、ふと直録の想い出を書いてみたくなりました。

ジェノサイド(無印)のCDと、MDで直録したジェノサイド2。
当時(1993年位?)録音できるMDをいち早く買って録音していたという。
ジェノサイド2は過去にデータ(MP3)で売っていたり、何枚も入っている統一感の無い『ヘンテコな企画物』に収録されていたり…(´・ω・`)
【初めての直録】
私が初めて直録をしたのはファミリーコンピュータ版の「レッキングクルー」のゴールデンハンマーのBGMでした。このゲームはまだ想い出に書いて無かったので、それを書く機会があった際に、そこで詳細を書こうと思いますが、とりあえずコレが最初の直録です。
イヤホン端子が付いていたテレビでしたが、ケーブルが無かったので「テレビのスピーカーにテープレコーダーを手で押し付けて録音」でしたw (これも色々と大変だった)
【ゲームセンターでの直録】
続いての直録は(正確には直録をしてもらったのは)、「ドラゴンバスター」の未使用ミュージックと「メタルソルジャーアイザックII」のタイトル(or BGMフラッグで鳴る曲)でした。これらBGMは後にサントラ化されましたが、これよりも先に直録です。当時は「よっぽどのマニア」でもなければ知られていないBGMを貸し切りのゲームセンターでテストモードにして録音をして、それを「よっぽどのマニア」達で聴く優越感…素晴らしいものでした。
【直録ならSE入りでも許せる】
当時(1980年代)の私は、市販されているサントラ上で「SE音が入る事に物凄く抵抗があった」のですが(初のビデオゲームミュージックのサントラがそうだったとはいえ)、自分で直録をする際には、若干敷居を下げて、2種類のサントラを作っていました。
1種類目はゲームのBGMが鳴る状況を色々と解析し「可能な限りSEが入らない」、またループするBGMで且つお気に入りのBGMは「最低2ループは収録」できるように努力して録音するといったもの、2種類目は1種類目が実施できない場合、ゲームのBGMに対してSEがそれ相当に味があるもの、例えば弾や攻撃のSEをBGMのドラムやベースのパートに当てて、さもBGMのように(音ゲーのように)、アテレコ(?)をして録音するといったものです。
2種類目はかなり私のポリシーに反するので、基本的にゲーメストの彼が得意としていたのですが(といっても基本的に「普通にプレーして録音しているものばかり」でしたがw)、彼の録音した「謎の村雨城」の城下町BGMを攻撃音とミス音でラップしたものは、私の中の最高傑作の一つとなっています。(最後はテープがワカメになって捨ててしまう事になるのですが…)
お陰でこのBGMを聴くと、勝手に脳内で彼のラップSEが再生されてしまいます… という位、ソレを毎晩聴いていたという事ですw
という感じで、自分で好き勝手に混ぜるのはアリとなっています。また市販サントラでも物によっては、よくある「メドレー」でゲームプレーされているものでも許容できました。少し変った例を取ると「ナムコ・ビデオゲーム・グラフィティ Vol.5」に収録されている「オーダイン」の「ボスラッシュステージのサントラ構成」は特に抵抗ありません。あのブザーのようなBGMから、ミス、ゲームオーバーとなって、次のトラックでマイクの繋ぎとかは、シームレスに感じたものです。(次のマイクのBGMもこれまでのボスのBGMに少しアレンジがかかっているというもの良かったです)
【未サントラ化の直録】
「CD化されない、もしくはCD化されても納得行かない構成と感じる」のであれば基本的に直録を実施でした。サントラ化は嬉しくても、泣く泣くしなければならないといった事もありました。例えば私が神曲集合体の一つとして崇めるファミリーコンピュータの「ファルシオン」などは、ボスBGM、2面BGM、5面BGMと、「1時間ループされていても嬉しい(笑)」ようなものは、サントラだと一瞬で次のトラックになってしまいます。
今であれば、いかような技を使ってソレを堪能するかは簡単に思いつきますが、1980年代後半には、そのような技は存在しないので、ローテクの極みとして「攻撃をしないで避け続けるプレーで録音」「敵の効果音が一番発生しない場所で重点的に録音」「曲の繋ぎをダブルデッキのテープで編集してループを再現する」といった、涙ぐましい努力で自作サントラを作成していました。
◇ ◇ ◇
VGMが大好きだった私は、このようにして納得の行く直録や編集をしては、常に1980年代のゲームミュージックを楽しんでいました。いや、今でも。そしてこれからも。
ちなみに、上記のジェノサイド2の直録ですが、サウンドテストで全曲2ループ収録し、その後お気に入りの曲を更にループさせたものを収録してます。3面のボスの曲と、4面のボスの曲です。どちらも破滅的なBGMですね(爆)
(昔は…って今もですが、「とにかく速いBGM」か「破滅的なBGM」が大好きだったw)
当時はこのジェノサイド2と「アクアレス」のBOSS2, BOSS3のBGMをループで流しながら、身支度をして出勤をしていた想い出があります。(´▽`)

サントラが出ていようが、長く聴きたい曲は自分で長時間再生の編集!
って感じでしたね。
私が初めて直録をしたのはファミリーコンピュータ版の「レッキングクルー」のゴールデンハンマーのBGMでした。このゲームはまだ想い出に書いて無かったので、それを書く機会があった際に、そこで詳細を書こうと思いますが、とりあえずコレが最初の直録です。
イヤホン端子が付いていたテレビでしたが、ケーブルが無かったので「テレビのスピーカーにテープレコーダーを手で押し付けて録音」でしたw (これも色々と大変だった)
【ゲームセンターでの直録】
続いての直録は(正確には直録をしてもらったのは)、「ドラゴンバスター」の未使用ミュージックと「メタルソルジャーアイザックII」のタイトル(or BGMフラッグで鳴る曲)でした。これらBGMは後にサントラ化されましたが、これよりも先に直録です。当時は「よっぽどのマニア」でもなければ知られていないBGMを貸し切りのゲームセンターでテストモードにして録音をして、それを「よっぽどのマニア」達で聴く優越感…素晴らしいものでした。
【直録ならSE入りでも許せる】
当時(1980年代)の私は、市販されているサントラ上で「SE音が入る事に物凄く抵抗があった」のですが(初のビデオゲームミュージックのサントラがそうだったとはいえ)、自分で直録をする際には、若干敷居を下げて、2種類のサントラを作っていました。
1種類目はゲームのBGMが鳴る状況を色々と解析し「可能な限りSEが入らない」、またループするBGMで且つお気に入りのBGMは「最低2ループは収録」できるように努力して録音するといったもの、2種類目は1種類目が実施できない場合、ゲームのBGMに対してSEがそれ相当に味があるもの、例えば弾や攻撃のSEをBGMのドラムやベースのパートに当てて、さもBGMのように(音ゲーのように)、アテレコ(?)をして録音するといったものです。
2種類目はかなり私のポリシーに反するので、基本的にゲーメストの彼が得意としていたのですが(といっても基本的に「普通にプレーして録音しているものばかり」でしたがw)、彼の録音した「謎の村雨城」の城下町BGMを攻撃音とミス音でラップしたものは、私の中の最高傑作の一つとなっています。(最後はテープがワカメになって捨ててしまう事になるのですが…)
お陰でこのBGMを聴くと、勝手に脳内で彼のラップSEが再生されてしまいます… という位、ソレを毎晩聴いていたという事ですw
という感じで、自分で好き勝手に混ぜるのはアリとなっています。また市販サントラでも物によっては、よくある「メドレー」でゲームプレーされているものでも許容できました。少し変った例を取ると「ナムコ・ビデオゲーム・グラフィティ Vol.5」に収録されている「オーダイン」の「ボスラッシュステージのサントラ構成」は特に抵抗ありません。あのブザーのようなBGMから、ミス、ゲームオーバーとなって、次のトラックでマイクの繋ぎとかは、シームレスに感じたものです。(次のマイクのBGMもこれまでのボスのBGMに少しアレンジがかかっているというもの良かったです)
【未サントラ化の直録】
「CD化されない、もしくはCD化されても納得行かない構成と感じる」のであれば基本的に直録を実施でした。サントラ化は嬉しくても、泣く泣くしなければならないといった事もありました。例えば私が神曲集合体の一つとして崇めるファミリーコンピュータの「ファルシオン」などは、ボスBGM、2面BGM、5面BGMと、「1時間ループされていても嬉しい(笑)」ようなものは、サントラだと一瞬で次のトラックになってしまいます。
今であれば、いかような技を使ってソレを堪能するかは簡単に思いつきますが、1980年代後半には、そのような技は存在しないので、ローテクの極みとして「攻撃をしないで避け続けるプレーで録音」「敵の効果音が一番発生しない場所で重点的に録音」「曲の繋ぎをダブルデッキのテープで編集してループを再現する」といった、涙ぐましい努力で自作サントラを作成していました。
VGMが大好きだった私は、このようにして納得の行く直録や編集をしては、常に1980年代のゲームミュージックを楽しんでいました。いや、今でも。そしてこれからも。
ちなみに、上記のジェノサイド2の直録ですが、サウンドテストで全曲2ループ収録し、その後お気に入りの曲を更にループさせたものを収録してます。3面のボスの曲と、4面のボスの曲です。どちらも破滅的なBGMですね(爆)
(昔は…って今もですが、「とにかく速いBGM」か「破滅的なBGM」が大好きだったw)
当時はこのジェノサイド2と「アクアレス」のBOSS2, BOSS3のBGMをループで流しながら、身支度をして出勤をしていた想い出があります。(´▽`)

サントラが出ていようが、長く聴きたい曲は自分で長時間再生の編集!
って感じでしたね。
コメント
私自身は直録した事が無いのですが…
直録はロマン!(いいすぎw)
>私のゼビウスの師匠
師匠いいですね~。私にも一人いましたが(このブログで出てくるY本くん)、ゲームが上手いとか博学な友人って、誰かしらいたりするものですよね。
>確かナムコのゲームのどれかだったような
おぉ~。なんのゲームだったんでしょうね。
マッピーとか録音するに値するゲームとか、ドルアーガの57, 60階のように、普通の腕では聴けない曲とか、色々と想像が膨らみますね。(´▽`)
>師匠のカセットレコーダーはモノラル
当時はモノラルが多かったから妙に納得してしまいます。それもゲーセンに持って行くというものなら尚更です。(^^)
80年代前半でしたら、ゲーム自体がモノラルのものばかりでしたし。
…と、ここまで書いてて、師匠の録音を勝手に80年代前半と想像してしまいましたが、「ナムコ最高!」の最後の時代とかになると、System IIとかになるので、そうなるとステレオだし、ワルキューレの伝説とかを録音していたり…と色々とありますね。
(でも、その時代になるとCDが普通に売られている時代なので、自分で直録するという素晴らしさが、かなり減っているというか…)
>やっぱり苦労したみたいです。
ですねー。
ここはやはり、次は「レッキングクルー」の想い出を書きたくなりましたw
>今でこそ、動画サイトで高音質なBGM
「作業用BGM」なるものは、便利に聴けてしまうし、名前の通り「ちゃんと聴かないで聴き流すもの」になってしまいますものね。
当時直録していたゲームというのは、「全力でその音に耳を傾けて、その情景をイメージするもの」という位置付けなので、「音質を超越したゲームに対する情熱を強く感じる事ができる」というのは同感です。
寝る時に部屋を真っ暗にして聴いていたものは、まさにそのような感じでした。曲を聴きながら、これまでプレーしていた内容をリロードする…みたいな。(^^)
師匠いいですね~。私にも一人いましたが(このブログで出てくるY本くん)、ゲームが上手いとか博学な友人って、誰かしらいたりするものですよね。
>確かナムコのゲームのどれかだったような
おぉ~。なんのゲームだったんでしょうね。
マッピーとか録音するに値するゲームとか、ドルアーガの57, 60階のように、普通の腕では聴けない曲とか、色々と想像が膨らみますね。(´▽`)
>師匠のカセットレコーダーはモノラル
当時はモノラルが多かったから妙に納得してしまいます。それもゲーセンに持って行くというものなら尚更です。(^^)
80年代前半でしたら、ゲーム自体がモノラルのものばかりでしたし。
…と、ここまで書いてて、師匠の録音を勝手に80年代前半と想像してしまいましたが、「ナムコ最高!」の最後の時代とかになると、System IIとかになるので、そうなるとステレオだし、ワルキューレの伝説とかを録音していたり…と色々とありますね。
(でも、その時代になるとCDが普通に売られている時代なので、自分で直録するという素晴らしさが、かなり減っているというか…)
>やっぱり苦労したみたいです。
ですねー。
ここはやはり、次は「レッキングクルー」の想い出を書きたくなりましたw
>今でこそ、動画サイトで高音質なBGM
「作業用BGM」なるものは、便利に聴けてしまうし、名前の通り「ちゃんと聴かないで聴き流すもの」になってしまいますものね。
当時直録していたゲームというのは、「全力でその音に耳を傾けて、その情景をイメージするもの」という位置付けなので、「音質を超越したゲームに対する情熱を強く感じる事ができる」というのは同感です。
寝る時に部屋を真っ暗にして聴いていたものは、まさにそのような感じでした。曲を聴きながら、これまでプレーしていた内容をリロードする…みたいな。(^^)
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OKIさんのファミコン直録と同じ方法で、師匠も筐体のスピーカーにカセットレコーダーを近づけての録音(しかも師匠のカセットレコーダーはモノラルでした…笑)だったそうで、録音中は言葉を発する事もできず、動く事もできず…とやっぱり苦労したみたいです。
今でこそ、動画サイトで高音質なBGM(抜き出し方法は推して知るべしですけれども…笑)がUPされていたりするものの、その当時に直録された音源は、音質を超越したゲームに対する情熱を強く感じる事ができる…と個人的に思いますね。(^^)