昔のゲームの想い出 [0052] 「リブルラブル」 [ナムコ] [1983] [アーケード]
《筐体にお金を置きまくる人がっ!》
先日、有名な絵日記サイトの2008/5/8の記事を読む機会があり、リブルラブルを思いだしました。
このゲームはお互いが糸電話のようにラインで繋っているリブルラブルを2本レバーで操り、このラインをフィールドにある杭で引っ掛けながら敵を囲って倒すというゲームとなります。
このゲーム上、ラインを囲う行為を「バシシ」と呼ぶのですが、私は最初にそのことを知らないで、SE音で「バシシ」という音がしているからそう皆がそう呼んでいるのかなどと思ったりしました。
当時はこの斬新なアイディア(といっても先行に陣取りを行うQIXがありましたが)とプログラミングテクニックがもの凄く強烈に見えて、「どーやって実現しているんだろう?」という事を夜な夜な布団の中で考えていたりしたもので、周りに相談しても「何言っちゃってんの?」状態で、独りでただただ感心していた想い出があります。
このゲームはゲームデザインがとても秀逸で、グラフィック、BGM、敵キャラクター全てにおいて、人を楽しませる雰囲気にさせてくれました。
特にメインBGMは「風雲たけし城」という番組でよく使用されていたので、「あ~、バラエティに良く合うなぁ~」なんて思って見ていたものです。
私は当時このキャラクターデザインがかなり気に入り、かなりファンタジー色が強いポスターをナムコ直営店のゲームセンター「キャロット」に買いに行ったりしました。
【ボーナスステージの想い出あれこれ】
このゲームのフィーチャーで宝箱から出現する妖精トプカプを全て掴まえると、「奇跡」と称した宝探しを行うボーナスステージに進むのですが、この宝探しが瞬間記憶力を必要とするもので、ボーナスステージの始まった数秒間だけ宝箱の位置が点滅し、その後は自分の記憶を頼りに宝のある場所を小さくバシシする…といったフィーチャーがあります。
このボーナスステージに行くための各トプカプには1, 2文字ずつのキーワードが割り当てられており、これらキーワードを全て集めてボーナスステージに入る時に、このキーワードに合った奇跡が起きるようになっています。この奇跡がとてもセンスの良いもので、「FLOWER」なら花が、「RAINBOW」なら虹が…といったものが画面を埋めつくしてくれます。
私はこのゲームにて奇跡のキーワードである宝石が「JEWEL」とう単語である事を覚えました(この少し前にお菓子で「ジュエルリング」というのがあったので、ジュエル=宝石というのは知っていたのですが、スペルはこのゲームで初めて知った感じです)。また、素晴らしい事に「BRIDAL」というキーワードの場合は、このボーナスステージに行く際に「ウェディングベル」で有名な「パパパパーン」で始まるあの曲がかかり、初めて見た時は「凄い表現だなぁ!」と感激した想い出があります。
このような「普段の流れとは違う、ちょっとした例外的な演出」というのは、ゲームにおいて絶大なイメージを与えるということをこのゲームで知ることができました。
このボーナスステージにおける「ゲームセンターでよく見かけた光景」が、ボーナスステージの際に「宝箱の場所にお金を置く」という行為で、人が順番待ちで置いておいた50円玉を、この宝のマーキングに使われたりして、「ヲイヲイ、俺の順番待ちがおかしくなるだろがー!」とプレイヤーのマナーに対して怒りを覚えた事は、良くも悪くも想い出となっています。こう思い出してみると、この時代は「ゲーム筐体がテーブル型全般だった時代」という事を思い出させてくれます。
(ちなみに、1位のネームエントリーの人が奇跡のキーワードになる事があり、この場合は「テーブル型筐体のゲームでプレーしている少年」が画面に表示されます。このシンボルからしても、とても昭和を感じられます)
このボーナスステージの際に「お金を置く」という戦法は私的には「ありだけど、あまり好きになれない…」と感じ、友人が一緒に見ていてくれる場合は、数個ずつ分担で場所を覚え、独りの場合は全てを瞬時に暗記して攻略をしていました。
このフィーチャーの産物として、ナムコが直営店にて「バシシマーカー」という物を配布していたのですが、滅多に直営店に行かない私はコレの入手には至っておらず、たまに大型ゲームセンターにてコレを使用している人を見ると、何故か「ドラえもんのスネオ(=金持ちのボンボン)」を想像していました。(多分、都会者に対する妬みだったのかと思います(^^ゞ)
このボーナスステージには歌詞がある事を当時雑誌で読んだのですが、その時は結局聴くことができずに十数年経過したのですが、ある時にネットに誰かがアップロードをしていたものを聴くことができ、「なんだこの歌詞はwww」と思ったことがあります。
(これは悪いと言っている訳ではありません。しかし、かなりの月日が経過していたので、価値観も当時とは違っていた事もあり、少し微笑ましく感じました)
という感じで、このゲームはメインのステージクリアよりもトプカプ集めのボーナスステージがゲームのメインとなっているような気がしてやまない私ですが、ボーナスステージをここまでのアドバンテージにしていると思わせる、このゲームのデザインはとても素晴しいと感じています。
しかしながら、このゲームもかなりやりこんでいたので、後半戦で杭が4本以下になる等の「こんなのどーやってクリアするんだ?」みたいなステージは一応体験しています。後々の難易度は洒落にならない程キツイです。(^^;

先日、有名な絵日記サイトの2008/5/8の記事を読む機会があり、リブルラブルを思いだしました。
このゲームはお互いが糸電話のようにラインで繋っているリブルラブルを2本レバーで操り、このラインをフィールドにある杭で引っ掛けながら敵を囲って倒すというゲームとなります。
このゲーム上、ラインを囲う行為を「バシシ」と呼ぶのですが、私は最初にそのことを知らないで、SE音で「バシシ」という音がしているからそう皆がそう呼んでいるのかなどと思ったりしました。
当時はこの斬新なアイディア(といっても先行に陣取りを行うQIXがありましたが)とプログラミングテクニックがもの凄く強烈に見えて、「どーやって実現しているんだろう?」という事を夜な夜な布団の中で考えていたりしたもので、周りに相談しても「何言っちゃってんの?」状態で、独りでただただ感心していた想い出があります。
このゲームはゲームデザインがとても秀逸で、グラフィック、BGM、敵キャラクター全てにおいて、人を楽しませる雰囲気にさせてくれました。
特にメインBGMは「風雲たけし城」という番組でよく使用されていたので、「あ~、バラエティに良く合うなぁ~」なんて思って見ていたものです。
私は当時このキャラクターデザインがかなり気に入り、かなりファンタジー色が強いポスターをナムコ直営店のゲームセンター「キャロット」に買いに行ったりしました。
【ボーナスステージの想い出あれこれ】
このゲームのフィーチャーで宝箱から出現する妖精トプカプを全て掴まえると、「奇跡」と称した宝探しを行うボーナスステージに進むのですが、この宝探しが瞬間記憶力を必要とするもので、ボーナスステージの始まった数秒間だけ宝箱の位置が点滅し、その後は自分の記憶を頼りに宝のある場所を小さくバシシする…といったフィーチャーがあります。
このボーナスステージに行くための各トプカプには1, 2文字ずつのキーワードが割り当てられており、これらキーワードを全て集めてボーナスステージに入る時に、このキーワードに合った奇跡が起きるようになっています。この奇跡がとてもセンスの良いもので、「FLOWER」なら花が、「RAINBOW」なら虹が…といったものが画面を埋めつくしてくれます。
私はこのゲームにて奇跡のキーワードである宝石が「JEWEL」とう単語である事を覚えました(この少し前にお菓子で「ジュエルリング」というのがあったので、ジュエル=宝石というのは知っていたのですが、スペルはこのゲームで初めて知った感じです)。また、素晴らしい事に「BRIDAL」というキーワードの場合は、このボーナスステージに行く際に「ウェディングベル」で有名な「パパパパーン」で始まるあの曲がかかり、初めて見た時は「凄い表現だなぁ!」と感激した想い出があります。
このような「普段の流れとは違う、ちょっとした例外的な演出」というのは、ゲームにおいて絶大なイメージを与えるということをこのゲームで知ることができました。
このボーナスステージにおける「ゲームセンターでよく見かけた光景」が、ボーナスステージの際に「宝箱の場所にお金を置く」という行為で、人が順番待ちで置いておいた50円玉を、この宝のマーキングに使われたりして、「ヲイヲイ、俺の順番待ちがおかしくなるだろがー!」とプレイヤーのマナーに対して怒りを覚えた事は、良くも悪くも想い出となっています。こう思い出してみると、この時代は「ゲーム筐体がテーブル型全般だった時代」という事を思い出させてくれます。
(ちなみに、1位のネームエントリーの人が奇跡のキーワードになる事があり、この場合は「テーブル型筐体のゲームでプレーしている少年」が画面に表示されます。このシンボルからしても、とても昭和を感じられます)
このボーナスステージの際に「お金を置く」という戦法は私的には「ありだけど、あまり好きになれない…」と感じ、友人が一緒に見ていてくれる場合は、数個ずつ分担で場所を覚え、独りの場合は全てを瞬時に暗記して攻略をしていました。
このフィーチャーの産物として、ナムコが直営店にて「バシシマーカー」という物を配布していたのですが、滅多に直営店に行かない私はコレの入手には至っておらず、たまに大型ゲームセンターにてコレを使用している人を見ると、何故か「ドラえもんのスネオ(=金持ちのボンボン)」を想像していました。(多分、都会者に対する妬みだったのかと思います(^^ゞ)
このボーナスステージには歌詞がある事を当時雑誌で読んだのですが、その時は結局聴くことができずに十数年経過したのですが、ある時にネットに誰かがアップロードをしていたものを聴くことができ、「なんだこの歌詞はwww」と思ったことがあります。
(これは悪いと言っている訳ではありません。しかし、かなりの月日が経過していたので、価値観も当時とは違っていた事もあり、少し微笑ましく感じました)
という感じで、このゲームはメインのステージクリアよりもトプカプ集めのボーナスステージがゲームのメインとなっているような気がしてやまない私ですが、ボーナスステージをここまでのアドバンテージにしていると思わせる、このゲームのデザインはとても素晴しいと感じています。
しかしながら、このゲームもかなりやりこんでいたので、後半戦で杭が4本以下になる等の「こんなのどーやってクリアするんだ?」みたいなステージは一応体験しています。後々の難易度は洒落にならない程キツイです。(^^;

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