昔のゲームの想い出 [0049] 「ルパン三世」 [タイトー] [1980] [アーケード]
《子供がっ!》
ルパン三世は、自機のルパン三世を操作し、銭形警部やガードマン、警察犬から逃げながら、画面上部にある金庫からドル袋を盗み、画面下にある自分の金庫に移動させるといったゲームとなります。
ルパン三世の外見はアニメで見ているルパンとは違い、マントを羽織っていたりしており、雰囲気でいうと「まじっく快斗」のソレに近く、「これはルパン三世というよりも、アルセーヌルパンなのかなぁ~」と思ったりしました。しかし、大きなゲームセンターに貼ってあったポスターには「アニメのルパン三世がマントを着て映っていた」ので、「そんなもんか…」と思ったものです。また、パックマンのように一定時間が経過すると、見回りモードだった敵が急に追い掛けモードに切り替わり、この際のBGMが「ルパン三世のテーマ」になるのがなかなか良い演出でした。
また、このゲームの特徴として「ワープ」というものがあり、ステージ中央にあるエネルギー分のワープが行えました(ステージ開始時には2000あり、1ワープ500を消費します)。このワープは緊急回避用として敵に追いつかれた際に用いるものであり、これを使用すると画面のどこかにアトランダムでワープするというものなので、「運が悪いと敵の目の前に出現しそのまま御用となる…」という凄い仕様でした。
このゲームはかなりのデッドコピー品が出回っていたせいか、そこらじゅうのゲームセンターや駄菓子屋に置いてあり、どれが正規品なのか私には未だに不明となっています(質の良いコピーだと、"TAITO"の表記がそのままされていたりするのですが、ルパンの歩く音が他の店と違っていたりするので、「これはコピー品?」となっていたりした感じでした)。当時のデッドコピー品でよくありがちなのが、単色(モノクロ)画面仕様でカラーのフィルムを筐体のガラスにストライプ上に貼って、「擬似的にカラーを表現する」というものがあり、画面上部ではキャラクターが全て黄色だったり、画面下では全てが緑色だったり…となかなか面白い状態に映っていました。
このゲームには割と知られていないバグがあり(これはもしかしたらデッドコピー品のみかもしれないですが…)、銭形警部をルパンの金庫の側まで引き付け、ルパンと接触する直前にルパンをワープさせると、銭形警部が背景を破壊して突き進むという現象が発生します。
私はたまたまこのバグを見つけて、これを習得した後、普段足を踏み入れないゲームセンターでこの技を披露しては周りを驚かせ、ちょっとしたヒーロー気分を味わっていたりしたのはとても良い想い出でした。また、このゲームが多少廃れた頃に、まだ現役で稼働している少し田舎の駄菓子屋ゲームセンターでこの技を披露した時には、この駄菓子屋の近所に住む少年達から「うまい棒3本あげるから、その技もう一回見せて!」とか「カブトムシあげるから(ry」のような感じで、その近所の人達と交流を深められたのは、このゲーム様々という感じでした。
◇ ◇ ◇
そして、このゲームのステージクリア毎にはコーヒーブレイクが流れるのですが、ここではルパンと不二子の愛の寸劇(笑)があり、最初のステージでは2回程フラれるのですが、3回目にはついに愛が芽生え、それ以降は「二人の間に子供が生れていく」というものでした。(しかも面数を重ねるごとにドンドン増える!)
私が初めてコレを見た時は子供が産まれるというフィーチャーにかなりの衝撃を受け、「あ、あのルパンと不二子の間に子供がっ!」と本物の劇中では比較的タブーだった出来事に驚いたものです。
私は子供を2,3人作るのが限界で、子供が何人まで産まれるのかは当時のスキルでは確認できなかったのですが、高次ステージまで行くと、ステージ開始直後から、永久パターン防止モード(銭形警部が二人、ガードマンが数人とか、ゲーム続行がかなり不可能な状態になる)になるので、お手上げ状態でした。(敵が多いので、ワープなんてしたら、高確率で敵の前に出現したりしてしまいました)
このため、その先がどうなるのかが未だに気になっていたりします。(^^;
このようにキャラクターゲームの設定を多少おかしな方向に持っていける時代だったというのは、とても良い時代だったと思います。
現代だったら、版権側からクレームとか来ちゃいそうですね。
ルパン三世は、自機のルパン三世を操作し、銭形警部やガードマン、警察犬から逃げながら、画面上部にある金庫からドル袋を盗み、画面下にある自分の金庫に移動させるといったゲームとなります。
ルパン三世の外見はアニメで見ているルパンとは違い、マントを羽織っていたりしており、雰囲気でいうと「まじっく快斗」のソレに近く、「これはルパン三世というよりも、アルセーヌルパンなのかなぁ~」と思ったりしました。しかし、大きなゲームセンターに貼ってあったポスターには「アニメのルパン三世がマントを着て映っていた」ので、「そんなもんか…」と思ったものです。また、パックマンのように一定時間が経過すると、見回りモードだった敵が急に追い掛けモードに切り替わり、この際のBGMが「ルパン三世のテーマ」になるのがなかなか良い演出でした。
また、このゲームの特徴として「ワープ」というものがあり、ステージ中央にあるエネルギー分のワープが行えました(ステージ開始時には2000あり、1ワープ500を消費します)。このワープは緊急回避用として敵に追いつかれた際に用いるものであり、これを使用すると画面のどこかにアトランダムでワープするというものなので、「運が悪いと敵の目の前に出現しそのまま御用となる…」という凄い仕様でした。
このゲームはかなりのデッドコピー品が出回っていたせいか、そこらじゅうのゲームセンターや駄菓子屋に置いてあり、どれが正規品なのか私には未だに不明となっています(質の良いコピーだと、"TAITO"の表記がそのままされていたりするのですが、ルパンの歩く音が他の店と違っていたりするので、「これはコピー品?」となっていたりした感じでした)。当時のデッドコピー品でよくありがちなのが、単色(モノクロ)画面仕様でカラーのフィルムを筐体のガラスにストライプ上に貼って、「擬似的にカラーを表現する」というものがあり、画面上部ではキャラクターが全て黄色だったり、画面下では全てが緑色だったり…となかなか面白い状態に映っていました。
このゲームには割と知られていないバグがあり(これはもしかしたらデッドコピー品のみかもしれないですが…)、銭形警部をルパンの金庫の側まで引き付け、ルパンと接触する直前にルパンをワープさせると、銭形警部が背景を破壊して突き進むという現象が発生します。
私はたまたまこのバグを見つけて、これを習得した後、普段足を踏み入れないゲームセンターでこの技を披露しては周りを驚かせ、ちょっとしたヒーロー気分を味わっていたりしたのはとても良い想い出でした。また、このゲームが多少廃れた頃に、まだ現役で稼働している少し田舎の駄菓子屋ゲームセンターでこの技を披露した時には、この駄菓子屋の近所に住む少年達から「うまい棒3本あげるから、その技もう一回見せて!」とか「カブトムシあげるから(ry」のような感じで、その近所の人達と交流を深められたのは、このゲーム様々という感じでした。
◇ ◇ ◇
そして、このゲームのステージクリア毎にはコーヒーブレイクが流れるのですが、ここではルパンと不二子の愛の寸劇(笑)があり、最初のステージでは2回程フラれるのですが、3回目にはついに愛が芽生え、それ以降は「二人の間に子供が生れていく」というものでした。(しかも面数を重ねるごとにドンドン増える!)
私が初めてコレを見た時は子供が産まれるというフィーチャーにかなりの衝撃を受け、「あ、あのルパンと不二子の間に子供がっ!」と本物の劇中では比較的タブーだった出来事に驚いたものです。
私は子供を2,3人作るのが限界で、子供が何人まで産まれるのかは当時のスキルでは確認できなかったのですが、高次ステージまで行くと、ステージ開始直後から、永久パターン防止モード(銭形警部が二人、ガードマンが数人とか、ゲーム続行がかなり不可能な状態になる)になるので、お手上げ状態でした。(敵が多いので、ワープなんてしたら、高確率で敵の前に出現したりしてしまいました)
このため、その先がどうなるのかが未だに気になっていたりします。(^^;
このようにキャラクターゲームの設定を多少おかしな方向に持っていける時代だったというのは、とても良い時代だったと思います。
現代だったら、版権側からクレームとか来ちゃいそうですね。
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