昔のゲームの想い出 [0047] 「ハイパーオリンピック」 [コナミ] [1983] [アーケード]
《連打→カプセル→鉄定規!》
現在、暇を見付けてはメトロイドプライム3コラプションの2周目をやっているのですが、今回の作品は敵がやたら硬くて、ショットを死ぬほど連射して撃ち続けていると、ゲーム中に手が腱鞘炎っぽくなってきます。(まぁ、ハイパーモードを使いまくれば良いのでしょうが、ボス戦などはそれでも硬いものは硬いです…)
このような「連射」といえば、「高橋名人とスターフォース」なのですが、それよりもまずは先に「ハイパーオリンピック」を語らなければなりせん。ということで今回はコレです。(^^ゞ
ハイパーオリンピックはRUNボタン2つ(これはどちらも同じ機能)とJUMPボタン1つを用いて、6種目の競技をクリアするゲームとなります。
このゲームはレバーがなく、初めて見た時は「クレイジークライマーの逆タイプだなぁ~」という印象がありました(クレイジークライマーはレバーのみをゲーム中に使用します)。
そして、このゲームの6種目はどれも良く出来ており、とてもシンプルなゲーム性なのに物凄いやりこみ要素があるので、ゲームセンターの稼働期間もかなり長かったと記憶しています。
私がこのゲームに持つ想い出はやはり「鉄定規」につきます(このゲームをゲームセンターでオンタイムプレーしている方は殆どそう思いそうですがw)。
リリースされて間も無い頃は、ゲームセンターでマジメに指で連打している人が多かったのですが、これが駄菓子屋ゲームセンターに設置され始めた頃には、駄菓子屋の外に置いてある「ガチャガチャのカプセル」を用い始めて、これを使って「コスリ」ながらプレーをしている(カプセルを開けてこれを指にはめ、ボタンをコスる)人が目立ち始めて、それから更に先進的になると「鉄定規」を用いて「弾き」ながらプレーする(鉄定規をボタンに当てて、これを下から上に弾くと超連射が行えます)人が増えてきました。
このプレー行為は、ゲームのコントロールパネルを著しく傷つけるため、比較的大きな「テレビゲームを主としたゲームセンター」では、この行為を禁止する個所もあったのですが、駄菓子屋の場合は大抵無法地帯となっており、見掛ける所は全てボロボロの全滅状態となっていました。このため、プレーすると「塗装の剥れた銀メッキが手に付着して、手が銀色にテカテカ光っている…」というような状況になっていました。当時はこの状況になると「手がミラーマン(古っ!)になっちゃったよ~(笑)」なんて言っていたりしました。
私も当時のトレンドとして、カプセルや鉄定規を使ったクチなのですが、買ったばかりの鉄定規を「ゲームセンターで声をかけられて知り合ったばかりの人」に貸してあげたら、あまりの興奮したプレーにより鉄定規を折られた経験があります。
そして、「ゴメン、弁償するよ」と言われましたが、たかだか200円程度の物なので、「別にいいよ」と言って更に仲良くなりました。昔のゲームセンターは助け合いのコミュニケーションで交流を深められたものです。
規制が厳しくなりカプセルも鉄定規も使用禁止の店が増えたため、私にとってこのゲームの難易度が一気に上った(^^;のですが、獲物を使わないで連射ができる人間というのはとても有利な状況となり、クラスメートで一人連射の得意なヤツがいて、コイツの連射は「高橋名人」のソレと同じレベルでした(ちなみにこの時点ではまだ世に高橋名人は産まれていないです)、私達仲間の間ではこの連射を「アル中打ち」と名付け(今考えると凄いネーミングです(^^;)、コイツの連射がゲームセンター等で披露されると、デトロイト・メタル・シティのヨハネ・クラウザーII世様のファンのように「でた~!○○(友人の名前)のアル中打ち~!」と仲間が騒いでいたりしました。
私はハイパーオリンピックの純正のボタン(タイトー純正のボタン同様にボタンが小さくて薄い)がどーにも苦手で、普通に指のみでプレーすると1周程度が限界になる…という劣化ぶりでした。
ちなみに、鉄定規なら5, 6周は余裕って感じでした。特に「定規担当、JUMP担当」をコンビを組んで行うと洒落にならない記録とか出せ、このプレーの様はまるで「イシターの復活」のようなプレーの仕方のようでしたw
(ちなみに、この時点ではまだイシターの復活はリリースされていないです)
この事から、「いくら反射神経があっても連射能力で結果で出るので、俺にはキツイ…」という結果となってしまいました。
(今なら、アル中打ちもピアノ打ちもできるので、どーなるか検証してみたいところですが(^^))
◇ ◇ ◇
このようにゲームを攻略するのに、周辺の道具を利用してまで遊ぶ…という文化は、今考えると凄い(素晴しい)事だったんだなぁ~とシミジミ思います。
また、このゲームは各ステージ(といっても全ではないです)に隠れキャラを登場させる事ができ、この出現条件のセンスが良くて、私の中では「サーカスチャーリー」と並んで素晴らしいものと感じています。

ハイパーオリンピックの基板。サーカスチャーリーと同じハーネスが使えます

現在、暇を見付けてはメトロイドプライム3コラプションの2周目をやっているのですが、今回の作品は敵がやたら硬くて、ショットを死ぬほど連射して撃ち続けていると、ゲーム中に手が腱鞘炎っぽくなってきます。(まぁ、ハイパーモードを使いまくれば良いのでしょうが、ボス戦などはそれでも硬いものは硬いです…)
このような「連射」といえば、「高橋名人とスターフォース」なのですが、それよりもまずは先に「ハイパーオリンピック」を語らなければなりせん。ということで今回はコレです。(^^ゞ
ハイパーオリンピックはRUNボタン2つ(これはどちらも同じ機能)とJUMPボタン1つを用いて、6種目の競技をクリアするゲームとなります。
このゲームはレバーがなく、初めて見た時は「クレイジークライマーの逆タイプだなぁ~」という印象がありました(クレイジークライマーはレバーのみをゲーム中に使用します)。
そして、このゲームの6種目はどれも良く出来ており、とてもシンプルなゲーム性なのに物凄いやりこみ要素があるので、ゲームセンターの稼働期間もかなり長かったと記憶しています。
私がこのゲームに持つ想い出はやはり「鉄定規」につきます(このゲームをゲームセンターでオンタイムプレーしている方は殆どそう思いそうですがw)。
リリースされて間も無い頃は、ゲームセンターでマジメに指で連打している人が多かったのですが、これが駄菓子屋ゲームセンターに設置され始めた頃には、駄菓子屋の外に置いてある「ガチャガチャのカプセル」を用い始めて、これを使って「コスリ」ながらプレーをしている(カプセルを開けてこれを指にはめ、ボタンをコスる)人が目立ち始めて、それから更に先進的になると「鉄定規」を用いて「弾き」ながらプレーする(鉄定規をボタンに当てて、これを下から上に弾くと超連射が行えます)人が増えてきました。
このプレー行為は、ゲームのコントロールパネルを著しく傷つけるため、比較的大きな「テレビゲームを主としたゲームセンター」では、この行為を禁止する個所もあったのですが、駄菓子屋の場合は大抵無法地帯となっており、見掛ける所は全てボロボロの全滅状態となっていました。このため、プレーすると「塗装の剥れた銀メッキが手に付着して、手が銀色にテカテカ光っている…」というような状況になっていました。当時はこの状況になると「手がミラーマン(古っ!)になっちゃったよ~(笑)」なんて言っていたりしました。
私も当時のトレンドとして、カプセルや鉄定規を使ったクチなのですが、買ったばかりの鉄定規を「ゲームセンターで声をかけられて知り合ったばかりの人」に貸してあげたら、あまりの興奮したプレーにより鉄定規を折られた経験があります。
そして、「ゴメン、弁償するよ」と言われましたが、たかだか200円程度の物なので、「別にいいよ」と言って更に仲良くなりました。昔のゲームセンターは助け合いのコミュニケーションで交流を深められたものです。
規制が厳しくなりカプセルも鉄定規も使用禁止の店が増えたため、私にとってこのゲームの難易度が一気に上った(^^;のですが、獲物を使わないで連射ができる人間というのはとても有利な状況となり、クラスメートで一人連射の得意なヤツがいて、コイツの連射は「高橋名人」のソレと同じレベルでした(ちなみにこの時点ではまだ世に高橋名人は産まれていないです)、私達仲間の間ではこの連射を「アル中打ち」と名付け(今考えると凄いネーミングです(^^;)、コイツの連射がゲームセンター等で披露されると、デトロイト・メタル・シティのヨハネ・クラウザーII世様のファンのように「でた~!○○(友人の名前)のアル中打ち~!」と仲間が騒いでいたりしました。
私はハイパーオリンピックの純正のボタン(タイトー純正のボタン同様にボタンが小さくて薄い)がどーにも苦手で、普通に指のみでプレーすると1周程度が限界になる…という劣化ぶりでした。
ちなみに、鉄定規なら5, 6周は余裕って感じでした。特に「定規担当、JUMP担当」をコンビを組んで行うと洒落にならない記録とか出せ、このプレーの様はまるで「イシターの復活」のようなプレーの仕方のようでしたw
(ちなみに、この時点ではまだイシターの復活はリリースされていないです)
この事から、「いくら反射神経があっても連射能力で結果で出るので、俺にはキツイ…」という結果となってしまいました。
(今なら、アル中打ちもピアノ打ちもできるので、どーなるか検証してみたいところですが(^^))
このようにゲームを攻略するのに、周辺の道具を利用してまで遊ぶ…という文化は、今考えると凄い(素晴しい)事だったんだなぁ~とシミジミ思います。
また、このゲームは各ステージ(といっても全ではないです)に隠れキャラを登場させる事ができ、この出現条件のセンスが良くて、私の中では「サーカスチャーリー」と並んで素晴らしいものと感じています。

ハイパーオリンピックの基板。サーカスチャーリーと同じハーネスが使えます

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