昔のゲームの想い出 [0214] 「ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島」 [任天堂] [1987] [ファミリーコンピュータ]
《童話の秀逸アレンジシナリオ!》
先日、任天堂の「山内溥」前社長さんが亡くなったとの事で、ネット上でも「組長が…」みたいな話を見かけました。
時代を築いた方亡くなったんだなぁ~と思いつつ、私がこの方の存在を意識し始めたゲームって、何かを思い出すと、「新・鬼ヶ島」だったりします。
という事で、モンハン4をやりつつ、久々に3DSのVCで遊んでみました。(^^)

バーチャルコンソールで前後編合わせて500円!(・∀・)イイ!!
感動のED演出な上に漢字表示だったので、印象深いです。
この方の名前が漢字で表示されたのは、このゲームが…初?
という事で、「ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島」の想い出を書いてみようと思います。
先日、任天堂の「山内溥」前社長さんが亡くなったとの事で、ネット上でも「組長が…」みたいな話を見かけました。
時代を築いた方亡くなったんだなぁ~と思いつつ、私がこの方の存在を意識し始めたゲームって、何かを思い出すと、「新・鬼ヶ島」だったりします。
という事で、モンハン4をやりつつ、久々に3DSのVCで遊んでみました。(^^)

バーチャルコンソールで前後編合わせて500円!(・∀・)イイ!!
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この方の名前が漢字で表示されたのは、このゲームが…初?
という事で、「ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島」の想い出を書いてみようと思います。
【ファーストインプレッション】
「任天堂がファミコンでアドベンチャーゲームを出す」という事で、「へぇ~。」と思いつつ、最初は「任天堂大好きなY本くんが買いそうだから借りよう」かと思ったのですが、「買わない」と言ったので私が買う事にしました。
私の場合、「デゼニランド」や「惑星メフィウス」からアドベンチャーゲームに慣れ親しんでいたので、このようなコマンド選択ゲームは非常に楽だと思っており、「やりやすいなぁ~」と始めたところ、操作方法よりも、この昔話を強烈にアレンジしたシナリオに感動し、一気に虜になりました。そのお陰で、その日のうちに一気に砦まで進めましたが…
【いおうだま】
この手のコマンド方式のアドベンチャーゲームは、「基本的にコマンドをしらみ潰しに選択していけば、大抵フラグが立って、そのうち進める」という感覚があったのですが、このゲームにはゲームオーバーが沢山あったので、Aボタン連打の選択をしないように進めていました。特に砦の章では、死亡フラグが一気に増えたので、「崖のシーンで下を見ると死ぬ。」というものが摺り込まれ、「みる」はしないように進めていました。実はこれが罠で、崖を進む途中の一箇所で崖を見ないと手に入らない硫黄玉(いおうだま)というものがあり、これは唐突に出てくるアイテムだったので、完全に術中にハマり、クリアに思いっきり時間がかかってしまった想い出があります。

このアイテムで当時ハマった人も多いような…(^^;
【ひむろ】
「氷室」という漢字は知っていたのですが、このように貯蔵する事を知らず、このゲームで氷室がどのようなものなのかを知りました。実際の氷室はもっと氷をくっつけて、土を被せるものなのですが(これは更に後でテレビで見て知った)、私はこのゲームで覚えたのが最初なので、「氷室」というと、このシーンが脳内でロードされるようになっています。

全てひらがなのメッセージなので、最初「???」ってなりました。
【サウンド】
このゲームのBGMは近藤浩治さんの超力作と思っており、当時は全曲直録して聴いていました(どうしても最初に章のメッセージSEが入ってしまうのも味わいでしたw)。私は特に七章の荒野とエンディングが大好きで、今でもカーステでかけてます。当時、授業中に指で荒野のBGMのベースラインを机上で叩いていたら、隣でそれを聴いていた友人がこのゲームをプレーしており、「それって、鬼ヶ島?」と言ってきて、「分かるんだ…」と意気投合した想い出があります。(友人は当時「ドルアーガの塔」の宝を全て覚えていたコアゲーマーで、初代ロックマンを私の家でクリアしてもらったりも)
このゲームのBGMはディスクスシステムの音源を駆使している(と思う)ので、現在3DSで完全再現されていて非常に嬉しく思います。(^^)
この方の作る曲は直録する事が多かったです。

大好きなBGM。サントラでは妙なエコーがw
【お~っ!お~っ!】
このゲームの登場キャラクターに天狗がいて、その話し方が「○○○お~っ!」と言うのですが、当時はこれが偉く気に入り、このゲームをプレーした事があるという人がいると、「○○○お~っ!」って言うと、結構分ってくれるので真似したりしましたw

以前ハエ男さんが言っていたみたいに、「しあわせのかたち」の
あのキャラも「○○だお」って言いますねw

裏技でクイズコーナーができます。
正月にプレー済みの親戚とこのクイズで遊んだ想い出が蘇ります。
◇ ◇ ◇
前編の臭い玉、後編の死亡フラグの多さは非常にキツかった思い出があるのですが、一度クリアすればノープロだったので、その後は何度もクリアした程、楽しいシナリオのゲームという位置付けになりました。
後編のエンディングもエピローグ的で非常に素晴らしく、今見ても「まんが日本昔ばなし調でアニメ化されたらいいのに…」と思います。
「任天堂がファミコンでアドベンチャーゲームを出す」という事で、「へぇ~。」と思いつつ、最初は「任天堂大好きなY本くんが買いそうだから借りよう」かと思ったのですが、「買わない」と言ったので私が買う事にしました。
私の場合、「デゼニランド」や「惑星メフィウス」からアドベンチャーゲームに慣れ親しんでいたので、このようなコマンド選択ゲームは非常に楽だと思っており、「やりやすいなぁ~」と始めたところ、操作方法よりも、この昔話を強烈にアレンジしたシナリオに感動し、一気に虜になりました。そのお陰で、その日のうちに一気に砦まで進めましたが…
【いおうだま】
この手のコマンド方式のアドベンチャーゲームは、「基本的にコマンドをしらみ潰しに選択していけば、大抵フラグが立って、そのうち進める」という感覚があったのですが、このゲームにはゲームオーバーが沢山あったので、Aボタン連打の選択をしないように進めていました。特に砦の章では、死亡フラグが一気に増えたので、「崖のシーンで下を見ると死ぬ。」というものが摺り込まれ、「みる」はしないように進めていました。実はこれが罠で、崖を進む途中の一箇所で崖を見ないと手に入らない硫黄玉(いおうだま)というものがあり、これは唐突に出てくるアイテムだったので、完全に術中にハマり、クリアに思いっきり時間がかかってしまった想い出があります。

このアイテムで当時ハマった人も多いような…(^^;
【ひむろ】
「氷室」という漢字は知っていたのですが、このように貯蔵する事を知らず、このゲームで氷室がどのようなものなのかを知りました。実際の氷室はもっと氷をくっつけて、土を被せるものなのですが(これは更に後でテレビで見て知った)、私はこのゲームで覚えたのが最初なので、「氷室」というと、このシーンが脳内でロードされるようになっています。

全てひらがなのメッセージなので、最初「???」ってなりました。
【サウンド】
このゲームのBGMは近藤浩治さんの超力作と思っており、当時は全曲直録して聴いていました(どうしても最初に章のメッセージSEが入ってしまうのも味わいでしたw)。私は特に七章の荒野とエンディングが大好きで、今でもカーステでかけてます。当時、授業中に指で荒野のBGMのベースラインを机上で叩いていたら、隣でそれを聴いていた友人がこのゲームをプレーしており、「それって、鬼ヶ島?」と言ってきて、「分かるんだ…」と意気投合した想い出があります。(友人は当時「ドルアーガの塔」の宝を全て覚えていたコアゲーマーで、初代ロックマンを私の家でクリアしてもらったりも)
このゲームのBGMはディスクスシステムの音源を駆使している(と思う)ので、現在3DSで完全再現されていて非常に嬉しく思います。(^^)
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大好きなBGM。サントラでは妙なエコーがw
【お~っ!お~っ!】
このゲームの登場キャラクターに天狗がいて、その話し方が「○○○お~っ!」と言うのですが、当時はこれが偉く気に入り、このゲームをプレーした事があるという人がいると、「○○○お~っ!」って言うと、結構分ってくれるので真似したりしましたw

以前ハエ男さんが言っていたみたいに、「しあわせのかたち」の
あのキャラも「○○だお」って言いますねw

裏技でクイズコーナーができます。
正月にプレー済みの親戚とこのクイズで遊んだ想い出が蘇ります。
前編の臭い玉、後編の死亡フラグの多さは非常にキツかった思い出があるのですが、一度クリアすればノープロだったので、その後は何度もクリアした程、楽しいシナリオのゲームという位置付けになりました。
後編のエンディングもエピローグ的で非常に素晴らしく、今見ても「まんが日本昔ばなし調でアニメ化されたらいいのに…」と思います。
コメント
こんなゲームがあったんですねぇ(^^)
今やってもシナリオは秀逸だと思います。(^^)
>「たけしの挑戦状」
www イキナリ高難易度のゲームをw
このゲームは私もクリアした事ないです。当時、後から雑誌で攻略記事を見ても、とてもやる気が起きませんでした… しかし、いつかは伝説の「エンディング後の放置メッセージ」は、生で見たいとは思っています。(^^;
>昔ばなしを基にしている所がなかなか斬新だと思いました。
値段も500円と安いので、「お子さんとの話のタネに」という感じで遊べると思います。
このゲームの世界観はアドベンチャーゲーム史でも他に無いものなので、個人的にかなりオススメです。(^^)
(ただし、非常にゲームオーバーになりやすいのが難点かもしれないです。(^^;)
>昔遊んだ想い出のゲームを再びプレイできる
携帯機で出てくれるのが嬉しいですね。
「気軽にちょっと(といっても、結局やり込んでしまうのですが。(^^ゞ)」と、どこでもできるのが素晴らしいです。(実際、電車でプレーしてたりも)
>「山内溥」前社長さん
当時アーケードからの撤退は非常に残念でしたけど(VS台辺りから微妙になりつつありましたがw)、今の任天堂があると思うと、おっしゃるとおり「コンシューマーがメインになるという事を見越した上での判断」だったのでしょうね。
私達が子供だった頃に素晴らしい基礎を築いた方々が亡くなられる事が徐々に多くなって来ていますが、ゲームは常に新しいものが生まれるので、ご冥福をお祈りしつつ、これからも色々なゲームを買って行こうと思います。
www イキナリ高難易度のゲームをw
このゲームは私もクリアした事ないです。当時、後から雑誌で攻略記事を見ても、とてもやる気が起きませんでした… しかし、いつかは伝説の「エンディング後の放置メッセージ」は、生で見たいとは思っています。(^^;
>昔ばなしを基にしている所がなかなか斬新だと思いました。
値段も500円と安いので、「お子さんとの話のタネに」という感じで遊べると思います。
このゲームの世界観はアドベンチャーゲーム史でも他に無いものなので、個人的にかなりオススメです。(^^)
(ただし、非常にゲームオーバーになりやすいのが難点かもしれないです。(^^;)
>昔遊んだ想い出のゲームを再びプレイできる
携帯機で出てくれるのが嬉しいですね。
「気軽にちょっと(といっても、結局やり込んでしまうのですが。(^^ゞ)」と、どこでもできるのが素晴らしいです。(実際、電車でプレーしてたりも)
>「山内溥」前社長さん
当時アーケードからの撤退は非常に残念でしたけど(VS台辺りから微妙になりつつありましたがw)、今の任天堂があると思うと、おっしゃるとおり「コンシューマーがメインになるという事を見越した上での判断」だったのでしょうね。
私達が子供だった頃に素晴らしい基礎を築いた方々が亡くなられる事が徐々に多くなって来ていますが、ゲームは常に新しいものが生まれるので、ご冥福をお祈りしつつ、これからも色々なゲームを買って行こうと思います。
No title
日本の御伽噺をまぜこぜにしたカクテルみたいなアドベンチャーゲームでしたね。川から流れてくるのが「なぜ桃じゃなくてカップめんなんだ?」と、当時疑問に思ってました。そういえばsfcで「新・桃太郎伝説」が出た頃、「桃金ラーメン」と言う即席めんのcmやってて、「新・桃太郎伝説」のcmと勘違いしたあほな思い出が。
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Wiiや3DSのバーチャルコンソールで、昔遊んだ想い出のゲームを再びプレイできるって、やっぱりイイものですね。(^^)
>「山内溥」前社長さん
昔、我が家にも任天堂謹製の花札があったのを覚えているのですが、ゲームウォッチやファミコン以降は、花札やトランプの製造販売はもちろんのこと、ビデオゲームメーカーとしての任天堂という感じになりましたよね。
山内氏は、そんな任天堂のあるべき姿の礎を築いた方…という印象があります。
経営者は、その時だけでなく先を見据えた上での重要な判断をしなければならない事がありますが、今考えると、ファミコンがリリースされた後にアーケードから撤退したのも、ゲームは将来的にコンシューマーがメインになるという事を見越した上での判断だったのかもしれませんね。
慎んでご冥福をお祈りしたいと思います。