昔のゲームの想い出 [0040] 「ミスターバイキング」 [セガ] [1984] [アーケード]
《コミカルシューティング!》
ミスターバイキングは自機のバイキングを操りながら、最終地点であるデスター城を破壊することを目的としたシューティングゲームです。
自機はスタート時に空飛ぶバイキング船から降りて、地上を突き進み、地上をウロウロしているモンスターを倒しながら、所々チェックポイントになる砦を破壊し、最後はデスター城を破壊するといった、地続きの地上マップから構成されたゲームとなっています。
メインはショットで、背景の家の中にあるサブウェポンを拾って強力な攻撃ができます。(またサブウェポンは定期的にバイキング船が飛んできて落してくれます)
ゲームとしては、非常にシンプルなゲームなのですが、このゲームは画面に緑や土を綺麗に表現した背景、ちょっと変ったコミカルな敵、そしてノリの良いBGMという要素がもの凄くファンタジーな世界観を表現しており、不思議と虜にしてくれます。(サブウェポンが入っている家もガボチャとかリンゴで出来ていました。不思議な世界観です)
私にとって、このゲームのBGMはかなり好みの曲になっており、未だに定期的に聴く程です。曲調は少し民族音楽っぽく、それ程長いものではないのですが、これがいい具合にループしている曲なので、一回脳内で流れるとキリがないほどヘビーローテーションがかかりまくる感じです。不思議な中毒性がある曲です。
また、インストラクションカードにもなんとなく書いてあるのですが、敵を倒していくと、画面上部のメーターが上っていき、これが満タンになると、空飛ぶバイキング船が降りてきて、これに乗るとデスター城手前までが空中戦のシューティングゲームになります。
この際の敵の攻撃は空中を飛ぶものだけとなり、難易度がかなり高くなる…といったフィーチャーとなっており、私は基本的にはあえてこれに乗らないで地上を歩いて進んで行く…という行動を取っていました(強制でもないし、難易度も上るだけなので、何故このフィーチャーがあるのか不思議に感じていました)。
しかし、この空中戦時の敵の動きがやたら滑らかで、いままで地上をザリザリとしていたスクロールに見慣れているせいか、とても綺麗に感じていました。正直プチ興奮を覚えました。そしてこれを人に伝えたくて、それを説明するために空中戦をやっていたという変な想い出があります。
このゲームは強制スクロールのゲームなので基本的には永久パターン防止キャラが不要なのですが、チェックポイントや最後の城の個所で画面が止るので、これを元に10分とか粘っていたら敵が発狂してきて、自機の速度では対応できなくなった想い出があります。
また、デスター城を破壊すると、スクロールが高速に逆行して次の周になり(クリアからのこの流れが曲とマッチしてなかなか良い表現です)、画面が少し横にズレた形で次の周が始まるのですが、これを繰り返すと3周あたりで敵が洒落にならないような速度になり、ゲームにならなくなってきます。(このような仕様で長時間プレーできないようにしていたのかと当時は勝手に憶測していました)
◇ ◇ ◇
ゲーム内容から外れるのですが、このゲームのリリース時期辺りよりゲームセンター(風俗営業)の法律が厳しくなってきて(このゲームのリリースの翌年の冬からですね)、18:00以降になると、ゲームセンターに補導員が流れこんできて、ゲームのプレー最中にも関わらず、「半ズボンの子は問答無用で補導員に連行される(笑)」という儀式が盛んに見受けられました。
私がこのゲームの順番待ちしていた時にプレー中の半ズボンの子がゲームセンターから突如追い出されて、プレーが強制的に終りになって、私に番が回ってきたという切ないストーリーがあったりします。
こーいうのは「ゲームセンターの店員さんと仲良くなって、かくまってもらうのが吉」というのが良い技かと思いました。

ミスターバイキングは自機のバイキングを操りながら、最終地点であるデスター城を破壊することを目的としたシューティングゲームです。
自機はスタート時に空飛ぶバイキング船から降りて、地上を突き進み、地上をウロウロしているモンスターを倒しながら、所々チェックポイントになる砦を破壊し、最後はデスター城を破壊するといった、地続きの地上マップから構成されたゲームとなっています。
メインはショットで、背景の家の中にあるサブウェポンを拾って強力な攻撃ができます。(またサブウェポンは定期的にバイキング船が飛んできて落してくれます)
ゲームとしては、非常にシンプルなゲームなのですが、このゲームは画面に緑や土を綺麗に表現した背景、ちょっと変ったコミカルな敵、そしてノリの良いBGMという要素がもの凄くファンタジーな世界観を表現しており、不思議と虜にしてくれます。(サブウェポンが入っている家もガボチャとかリンゴで出来ていました。不思議な世界観です)
私にとって、このゲームのBGMはかなり好みの曲になっており、未だに定期的に聴く程です。曲調は少し民族音楽っぽく、それ程長いものではないのですが、これがいい具合にループしている曲なので、一回脳内で流れるとキリがないほどヘビーローテーションがかかりまくる感じです。不思議な中毒性がある曲です。
また、インストラクションカードにもなんとなく書いてあるのですが、敵を倒していくと、画面上部のメーターが上っていき、これが満タンになると、空飛ぶバイキング船が降りてきて、これに乗るとデスター城手前までが空中戦のシューティングゲームになります。
この際の敵の攻撃は空中を飛ぶものだけとなり、難易度がかなり高くなる…といったフィーチャーとなっており、私は基本的にはあえてこれに乗らないで地上を歩いて進んで行く…という行動を取っていました(強制でもないし、難易度も上るだけなので、何故このフィーチャーがあるのか不思議に感じていました)。
しかし、この空中戦時の敵の動きがやたら滑らかで、いままで地上をザリザリとしていたスクロールに見慣れているせいか、とても綺麗に感じていました。正直プチ興奮を覚えました。そしてこれを人に伝えたくて、それを説明するために空中戦をやっていたという変な想い出があります。
このゲームは強制スクロールのゲームなので基本的には永久パターン防止キャラが不要なのですが、チェックポイントや最後の城の個所で画面が止るので、これを元に10分とか粘っていたら敵が発狂してきて、自機の速度では対応できなくなった想い出があります。
また、デスター城を破壊すると、スクロールが高速に逆行して次の周になり(クリアからのこの流れが曲とマッチしてなかなか良い表現です)、画面が少し横にズレた形で次の周が始まるのですが、これを繰り返すと3周あたりで敵が洒落にならないような速度になり、ゲームにならなくなってきます。(このような仕様で長時間プレーできないようにしていたのかと当時は勝手に憶測していました)
ゲーム内容から外れるのですが、このゲームのリリース時期辺りよりゲームセンター(風俗営業)の法律が厳しくなってきて(このゲームのリリースの翌年の冬からですね)、18:00以降になると、ゲームセンターに補導員が流れこんできて、ゲームのプレー最中にも関わらず、「半ズボンの子は問答無用で補導員に連行される(笑)」という儀式が盛んに見受けられました。
私がこのゲームの順番待ちしていた時にプレー中の半ズボンの子がゲームセンターから突如追い出されて、プレーが強制的に終りになって、私に番が回ってきたという切ないストーリーがあったりします。
こーいうのは「ゲームセンターの店員さんと仲良くなって、かくまってもらうのが吉」というのが良い技かと思いました。

コメント
> 20代前半
ということは、かなりご高齢な方ですね!
> いつも深夜から朝までやってました。
時代を感じます。
いまではありえないですよね。朝までゲームが出来るお店があるなんて。
ということは、かなりご高齢な方ですね!
> いつも深夜から朝までやってました。
時代を感じます。
いまではありえないですよね。朝までゲームが出来るお店があるなんて。
当時、小学生の私には難易度がかなり高めでした
あの頃は明け方にゲーセン行けば貸切り状態で深夜に補導されないかビクビクしながら近所の大学周辺に数店舗あったゲーセンに夜中にこっそり遊びに行ってました
80年代のゲームが自分的には一番好きでいまだに自宅で基板を引っ張り出して遊んでます
家庭用やパソコンにかなり忠実な移植されても15Hzブラウン管にRGB入力ならではの少し滲んだぼやけた映像、基板から直結されたスピーカーから出る迫力ある音とは全く違うのでやはり本物じゃないと満足できません
筐体は綺麗にレストアしたり、自分好みに部品交換する楽しみもあるし
最大で15台程テーブル、ミニアップライト筐体を部屋に並べてました
あの頃は明け方にゲーセン行けば貸切り状態で深夜に補導されないかビクビクしながら近所の大学周辺に数店舗あったゲーセンに夜中にこっそり遊びに行ってました
80年代のゲームが自分的には一番好きでいまだに自宅で基板を引っ張り出して遊んでます
家庭用やパソコンにかなり忠実な移植されても15Hzブラウン管にRGB入力ならではの少し滲んだぼやけた映像、基板から直結されたスピーカーから出る迫力ある音とは全く違うのでやはり本物じゃないと満足できません
筐体は綺麗にレストアしたり、自分好みに部品交換する楽しみもあるし
最大で15台程テーブル、ミニアップライト筐体を部屋に並べてました
"高校時代に部屋をゲーセン化してた"さん
はじめまして、このブログ書いている。OKIです。
> 難易度がかなり高めでした
35年以上経過してプレーしても、3週目以降は難易度が結構高い気がしています。
> 深夜に補導されないかビクビクしながら
当時は補導が凄く盛んな時代で、そこら中の小学生が補導されている時代だったので、警察=敵位の認識だったかと思います。
> いまだに自宅で基板を引っ張り出して遊んでます
> :
> 本物じゃないと満足できません
素晴らしいアーケード愛ですね。
この時代に培われた想い出というのは今でも愛おしく、基板を引っ張り出してしまうのは頷けます。
かくいう私も右に同じだったりします。
> 筐体は綺麗にレストアしたり、自分好みに部品交換する楽しみもあるし
> 最大で15台程テーブル、ミニアップライト筐体を部屋に並べてました
並べられる空間があるのが羨ましいですね。
15 台並べられる空間で「自室」というレベルだとかなりのお金持ちの家柄としか思えません。
(それも高校時代…となると尚更そう思えて仕方ないです)
はじめまして、このブログ書いている。OKIです。
> 難易度がかなり高めでした
35年以上経過してプレーしても、3週目以降は難易度が結構高い気がしています。
> 深夜に補導されないかビクビクしながら
当時は補導が凄く盛んな時代で、そこら中の小学生が補導されている時代だったので、警察=敵位の認識だったかと思います。
> いまだに自宅で基板を引っ張り出して遊んでます
> :
> 本物じゃないと満足できません
素晴らしいアーケード愛ですね。
この時代に培われた想い出というのは今でも愛おしく、基板を引っ張り出してしまうのは頷けます。
かくいう私も右に同じだったりします。
> 筐体は綺麗にレストアしたり、自分好みに部品交換する楽しみもあるし
> 最大で15台程テーブル、ミニアップライト筐体を部屋に並べてました
並べられる空間があるのが羨ましいですね。
15 台並べられる空間で「自室」というレベルだとかなりのお金持ちの家柄としか思えません。
(それも高校時代…となると尚更そう思えて仕方ないです)
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20代前半 青山キラー通りにあったOXという24Hのレストランにあり、いつも深夜から朝までやってました。当時 完全にはまってました。