久々に使っているEmacsのバージョンを上げる
私の使用エディタの一つにEmacsがあり、ちょっとしたPythonのスクリプトを書いたり長文のテキストを書く場合や、ファイル操作をマウスを持たずにガシガシ行う時に一番重宝しています。
Emacsにも色々な種類があるのですが、LinuxやmacOS上では本家提供のもの、Windows上ではNTEmacsを使っていたのですが、このNTEmacs上でテキストを書いていると稀にかな漢字システム(私はEmacs上ではDaredevil SKKというものを使っている)上でフリーズする現象が起き、普段はファイルを自動バックアップしているものの、先日ブログのゲームの想い出記事を書いている時に*scratch*バッファ(新規作成の状態のようなもの)でファイルを保存していないままフリーズしてしまい、「俺の1.5時間を返せ~(´・ω・`)」と久々にグッタリしました。
と、「…ん? 前にもこんな事あった気がしたな…」と思ってブログ内検索をしたら、3.5年前に同じことを書いてました。(^^;
そもそもEmacsをNTEmacsにするまでには遍歴があり、
1.最初(ほぼ使わなかったのでノーカウント):1990:μEmacs (for X68000)
2.主流で使い始め:2006~2013:Meadow
3.NTEmacsに切り替え:2013~現在:NTEmacs
という感じで、2013年あたりでMeadowに終わりが見えてきて、「Windows上で他のEmacsって何があるかな…」で、このEmacsになりました。
WindowsはとにかくUNIX系の処理と相性が悪いので(Windowsのセンスが悪いので)、本家のEmacsを取り入れようとしても、必ず何かしら面倒な問題事が多く(grepなんて未だに標準で入ってないし、findはコマンドの意味自体が違うしw)、このSKKの処理でフリーズするといった現象もWindowsのみ発生する状態だったりします。
そのようななか「本家リリースのWindows版って今どうなってるのだろう… 前は使い物にならなかった感があったけど…」と確認したところ、現在は 2022/09 リリースの 28.2 で、以前はNTEmacsでなければできなかったような事が解消されていたり、何年も前から本家Emacsで実装されていた事が分かったりして、「なんだよ。もう本家のでイケんじゃね?」…と、本家のものをダウンロードしてinit.el(設定ファイル)を一から見直すことに。
この作業で軽く半日ほど溶けました…(^^;
今となっては不要となったELISPファイルを消して、パッケージ管理でインストールできるものは全部そちらで対応したところ、init.elも、かなりスッキリして使いやすくなりました。現在「まぁ、必要だな。」と、「滅多に使わないけど書いておこうかな。」という設定が計63個程で、これを現在のWindows版 Emacsのチェックポイントの設定としてしばらく使っていこうと思います。
写真:ver. 28.2。
左が入れたての状態。右がこれまで通りの使い勝手+α。
どこのOSでも殆ど同じ環境にできるのはホント強いです。
久々に設定を色々と編集するとかなりの事を忘れているので大変でしたが、とりあえず今まで通りの使い方ができるようにしたので、後は稀に落ちなくなる現象が解消されると嬉しい限りです。
次は何年後に刷新することになるかな。Vimの設定は殆どイジらないでシンプル且つ軽量に使うだけなんだけどな…
Emacsにも色々な種類があるのですが、LinuxやmacOS上では本家提供のもの、Windows上ではNTEmacsを使っていたのですが、このNTEmacs上でテキストを書いていると稀にかな漢字システム(私はEmacs上ではDaredevil SKKというものを使っている)上でフリーズする現象が起き、普段はファイルを自動バックアップしているものの、先日ブログのゲームの想い出記事を書いている時に*scratch*バッファ(新規作成の状態のようなもの)でファイルを保存していないままフリーズしてしまい、「俺の1.5時間を返せ~(´・ω・`)」と久々にグッタリしました。
と、「…ん? 前にもこんな事あった気がしたな…」と思ってブログ内検索をしたら、3.5年前に同じことを書いてました。(^^;
そもそもEmacsをNTEmacsにするまでには遍歴があり、
1.最初(ほぼ使わなかったのでノーカウント):1990:μEmacs (for X68000)
2.主流で使い始め:2006~2013:Meadow
3.NTEmacsに切り替え:2013~現在:NTEmacs
という感じで、2013年あたりでMeadowに終わりが見えてきて、「Windows上で他のEmacsって何があるかな…」で、このEmacsになりました。
WindowsはとにかくUNIX系の処理と相性が悪いので(Windowsのセンスが悪いので)、本家のEmacsを取り入れようとしても、必ず何かしら面倒な問題事が多く(grepなんて未だに標準で入ってないし、findはコマンドの意味自体が違うしw)、このSKKの処理でフリーズするといった現象もWindowsのみ発生する状態だったりします。
そのようななか「本家リリースのWindows版って今どうなってるのだろう… 前は使い物にならなかった感があったけど…」と確認したところ、現在は 2022/09 リリースの 28.2 で、以前はNTEmacsでなければできなかったような事が解消されていたり、何年も前から本家Emacsで実装されていた事が分かったりして、「なんだよ。もう本家のでイケんじゃね?」…と、本家のものをダウンロードしてinit.el(設定ファイル)を一から見直すことに。
この作業で軽く半日ほど溶けました…(^^;
今となっては不要となったELISPファイルを消して、パッケージ管理でインストールできるものは全部そちらで対応したところ、init.elも、かなりスッキリして使いやすくなりました。現在「まぁ、必要だな。」と、「滅多に使わないけど書いておこうかな。」という設定が計63個程で、これを現在のWindows版 Emacsのチェックポイントの設定としてしばらく使っていこうと思います。
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左が入れたての状態。右がこれまで通りの使い勝手+α。
どこのOSでも殆ど同じ環境にできるのはホント強いです。
久々に設定を色々と編集するとかなりの事を忘れているので大変でしたが、とりあえず今まで通りの使い方ができるようにしたので、後は稀に落ちなくなる現象が解消されると嬉しい限りです。
次は何年後に刷新することになるかな。Vimの設定は殆どイジらないでシンプル且つ軽量に使うだけなんだけどな…
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