必要なツールの開発
ゲームを開発するにあたり、強力なペイントソフトや、モデリングツールを使用していても、どうしてもそれらソフトに不足している機能があったり、またファイルの整理等の作業において、面倒な作業が発生することがあります。
その際には大抵「開発規模が大きくないものであれば、無いものは作る」という考えを基に、ソフトを自作するケースがよくあります。
これはゲーム開発に限らず、ビジネスアプリケーションや、日常的に趣味でコンピューターを使用している時にも当てはまります。
「自分の価値観に染まった、かゆい所に手が届く処理、それすなわち最高!」という感じです。
ここはゲームに特化したことを紹介しているブログなので、ゲーム開発に関連しないものは説明しないのですが、今回の3Dゲーム開発で必要にせまられて作成したものを紹介してみようかと思います。
まず今回紹介するのは、「XFileTrimPath」というプログラムです。
これは名前の通り(?)、「Xファイルから、パスをトリミングするツール 」です。
では、どのようなことに遭遇して開発を始めたかというと、Metasequoiaで出力したXファイルの画像パスをトリミングしたいがために開発をしました。
Metasequoiaではテクスチャーのパスを指定できるのですが、これをフルパスで指定すると、「XNA上でのモデルファイルコンパイル時に画像パスが一致せずにエラーとなってしまう」ということからでした。
しかし、Metasequoiaを使っていくうちに、相対パスが有効になることが判明し、モデルと同様のディレクトリパスに画像を置いておけば問題なくコンパイルできることが判明し、「トリミング自体は不要になりました…(^^;」。
しかし将来、モデル内の画像パスを変更する可能性は十分にあり、且つそれをMetasequoiaでイチイチ変更するのは大変と思い、「トリミングを置換という形で実装(トリミングするには置換文字列を無しにすれば良いと)するインターフェースに変えて、実現することにしました。
尚、このプログラムで変換できるXファイルはテキスト形式のみで、バイナリ形式は対応していません。
(Metasequoiaがテキスト形式のXファイルを出力するので、ソレに合せました)
このようにメインである開発以外にもサブで開発するケースが多々あるので、幅広い知識を持ち合せていると開発が楽になるツールを作れて便利になれます。
紹介ついでにソースファイルも添付することにします。
言語はXNAの開発ついでだったのでC#です。このため.net環境が搭載されているOSにて実行が行えると思います。
バージョンは2.0の時点で作成しました。コンパイルは御自分でお願いするとともに、実行に関する責任は一切負わないものとさせていただきます。

2008.02.13 XFileTrimPath.zip
◇ ◇ ◇
DirectXはDirectX10より、Xファイル形式のサポートを行わなくなりましたが、趣味で作成する分にはコレで問題ありませんし、歴史としてもこのファイル形式は過去に培ってきたものが多くある訳なので、よほどの障壁さえなければコレはコレでいいかなぁ。と思っています。
その際には大抵「開発規模が大きくないものであれば、無いものは作る」という考えを基に、ソフトを自作するケースがよくあります。
これはゲーム開発に限らず、ビジネスアプリケーションや、日常的に趣味でコンピューターを使用している時にも当てはまります。
「自分の価値観に染まった、かゆい所に手が届く処理、それすなわち最高!」という感じです。
ここはゲームに特化したことを紹介しているブログなので、ゲーム開発に関連しないものは説明しないのですが、今回の3Dゲーム開発で必要にせまられて作成したものを紹介してみようかと思います。
まず今回紹介するのは、「XFileTrimPath」というプログラムです。
これは名前の通り(?)、「Xファイルから、パスをトリミングするツール 」です。
では、どのようなことに遭遇して開発を始めたかというと、Metasequoiaで出力したXファイルの画像パスをトリミングしたいがために開発をしました。
Metasequoiaではテクスチャーのパスを指定できるのですが、これをフルパスで指定すると、「XNA上でのモデルファイルコンパイル時に画像パスが一致せずにエラーとなってしまう」ということからでした。
しかし、Metasequoiaを使っていくうちに、相対パスが有効になることが判明し、モデルと同様のディレクトリパスに画像を置いておけば問題なくコンパイルできることが判明し、「トリミング自体は不要になりました…(^^;」。
しかし将来、モデル内の画像パスを変更する可能性は十分にあり、且つそれをMetasequoiaでイチイチ変更するのは大変と思い、「トリミングを置換という形で実装(トリミングするには置換文字列を無しにすれば良いと)するインターフェースに変えて、実現することにしました。
尚、このプログラムで変換できるXファイルはテキスト形式のみで、バイナリ形式は対応していません。
(Metasequoiaがテキスト形式のXファイルを出力するので、ソレに合せました)
このようにメインである開発以外にもサブで開発するケースが多々あるので、幅広い知識を持ち合せていると開発が楽になるツールを作れて便利になれます。
紹介ついでにソースファイルも添付することにします。
言語はXNAの開発ついでだったのでC#です。このため.net環境が搭載されているOSにて実行が行えると思います。
バージョンは2.0の時点で作成しました。コンパイルは御自分でお願いするとともに、実行に関する責任は一切負わないものとさせていただきます。

2008.02.13 XFileTrimPath.zip
◇ ◇ ◇
DirectXはDirectX10より、Xファイル形式のサポートを行わなくなりましたが、趣味で作成する分にはコレで問題ありませんし、歴史としてもこのファイル形式は過去に培ってきたものが多くある訳なので、よほどの障壁さえなければコレはコレでいいかなぁ。と思っています。
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