昔のゲームの想い出 [0014] 「サーカスチャーリー」 [コナミ] [1984] [アーケード]
《フレームバッファ方式!?》
サーカスチャーリーは自機であるピエロのチャーリーを操作して、6種類の曲芸をクリアするアクションゲームです。
このゲームはとても愉快で軽快な曲芸に凄くセンスの良さを感じていた想い出があります。
また、各面にそれぞれボーナステクニック、または隠しボーナスなるものが存在し、普通にプレーがこなせるようになると更なるステップとして楽しむことができます。
この隠しボーナスというのがまたとてもセンスが良く、一面から「逆・火の輪くぐりで1UP」など、かなり高度なテクニックを発揮(ギャラリーからすると高度な曲芸を)する必要があり、ゲームに慣れている人でも緊張感たっぷりなゲーム展開を見せてくれます。
(また素晴しいことにデモプレーを見ていると、この隠しボーナスを一部披露してくれたりするところが、とても好感持てました)
そして、このとても良いセンスは、自機のミス表現にも発揮されています。マリオブラザーズの時にもこのような話(燃えたり凍ったり)はしましたが、このゲームも単純なミス表現では収まりません。中でもトランポリンでのミスは当時の私をゲーム中に椅子から起立させてしまう程驚かせていただきました。
これはどのようなものかというと、トランポリン芸にて同じ場所で何度も跳ねていると、どんどん跳ねる力が上っていき、最後は「背景であったハズ(←ここがキモです)のサーカス場の屋根から突き破って顔」を出すという、「こ、このゲームのこの背景はコレのための伏線だったの!?」という具合で、初めてこの表現を見た時は、それはもう驚きました。
しかも、これだけでは収まらず、ステージ6の空中ブランコのトランポリンで同様のミスをすると、タイムボーナスを表示している気球まで到達して突き破ります。
◇ ◇ ◇
そして…このタイトルにもあるように、この時代のハードウェアで私に疑問符を与えてくれた衝撃の映像があり、且つこれもまた素晴しいセンスで演出してくれたものがあります。
それはステージ6の空中ブランコをクリアした際に、バニーガールからキスをしてもらって大喜びのチャーリーがこともあろうに大分裂して見せてくれるというものです。
この大分裂は画面の横いっぱいに並び、時代的にはスプライトプレーンの制約でキャラクターが消えてしまう(もしくはソフトウェア的にチラつかせたりする)コンシューマーハードに比べて、問題なく表現を行ってくれるのです。
当時は「すっげー。この基板はこんな事できるんだー」とビックリすると同時に、未来への期待(ちょっと大袈裟ですが)を余儀なくさせてもらいました。
今ではフレームバッファというよりも単発ではないダブルバッファという言葉の方が当たり前の時代ですが、このような高価なVRAM構成を持っていたアーケードゲームに心躍らせていたものです。
◇ ◇ ◇
このゲームはとても単純な操作でプレーでき、且つちょっとプレーするには十分なボリュームも含んでおり、最高のバランス、表現を兼ね備えています。
しかしながら、この基板はリリースから6年後位に5000円程度で入手できました。
こんなに素晴しいゲームが「ファミコンのソフト並の値段で購入できるなんて、いいのだか悪いのだか… でも、嬉しい!」みたいな感じでとても喜んだ懐かしい想い出があります。


サーカスチャーリーは自機であるピエロのチャーリーを操作して、6種類の曲芸をクリアするアクションゲームです。
このゲームはとても愉快で軽快な曲芸に凄くセンスの良さを感じていた想い出があります。
また、各面にそれぞれボーナステクニック、または隠しボーナスなるものが存在し、普通にプレーがこなせるようになると更なるステップとして楽しむことができます。
この隠しボーナスというのがまたとてもセンスが良く、一面から「逆・火の輪くぐりで1UP」など、かなり高度なテクニックを発揮(ギャラリーからすると高度な曲芸を)する必要があり、ゲームに慣れている人でも緊張感たっぷりなゲーム展開を見せてくれます。
(また素晴しいことにデモプレーを見ていると、この隠しボーナスを一部披露してくれたりするところが、とても好感持てました)
そして、このとても良いセンスは、自機のミス表現にも発揮されています。マリオブラザーズの時にもこのような話(燃えたり凍ったり)はしましたが、このゲームも単純なミス表現では収まりません。中でもトランポリンでのミスは当時の私をゲーム中に椅子から起立させてしまう程驚かせていただきました。
これはどのようなものかというと、トランポリン芸にて同じ場所で何度も跳ねていると、どんどん跳ねる力が上っていき、最後は「背景であったハズ(←ここがキモです)のサーカス場の屋根から突き破って顔」を出すという、「こ、このゲームのこの背景はコレのための伏線だったの!?」という具合で、初めてこの表現を見た時は、それはもう驚きました。
しかも、これだけでは収まらず、ステージ6の空中ブランコのトランポリンで同様のミスをすると、タイムボーナスを表示している気球まで到達して突き破ります。
そして…このタイトルにもあるように、この時代のハードウェアで私に疑問符を与えてくれた衝撃の映像があり、且つこれもまた素晴しいセンスで演出してくれたものがあります。
それはステージ6の空中ブランコをクリアした際に、バニーガールからキスをしてもらって大喜びのチャーリーがこともあろうに大分裂して見せてくれるというものです。
この大分裂は画面の横いっぱいに並び、時代的にはスプライトプレーンの制約でキャラクターが消えてしまう(もしくはソフトウェア的にチラつかせたりする)コンシューマーハードに比べて、問題なく表現を行ってくれるのです。
当時は「すっげー。この基板はこんな事できるんだー」とビックリすると同時に、未来への期待(ちょっと大袈裟ですが)を余儀なくさせてもらいました。
今ではフレームバッファというよりも単発ではないダブルバッファという言葉の方が当たり前の時代ですが、このような高価なVRAM構成を持っていたアーケードゲームに心躍らせていたものです。
このゲームはとても単純な操作でプレーでき、且つちょっとプレーするには十分なボリュームも含んでおり、最高のバランス、表現を兼ね備えています。
しかしながら、この基板はリリースから6年後位に5000円程度で入手できました。
こんなに素晴しいゲームが「ファミコンのソフト並の値段で購入できるなんて、いいのだか悪いのだか… でも、嬉しい!」みたいな感じでとても喜んだ懐かしい想い出があります。


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