Tablacus Explorerを使う
WindowsのエクスプローラーはXP以降、使いづらいと思いながら20年使っている訳ですが(基本的にランチャーなどで起動したりで任意のフォルダに一気にショートカットしているので、結局苦にはなっていなかった)、定期的に発生する「表示設定の状態を覚えない現象」の頻度が余りにも酷い事件あったので、久々にタブ系のファイル管理ソフト(ファイラー)を使うことにしました。
私のファイラー使用は数十年オーダで歴史を振り返ると、1990年代初頭「FD」→1990年代中期「FILMTN」→2000年初頭(しばらく間を置いて)→2006年中期「Emacs (dired)」という感じでした。「しばらく間を置いて」の初めがXP辺りで、この辺りからファイラーを使わないで、「ランチャー+標準のエクスプローラーのみ」という流れになり(Windows 95時代から「Kick in」というシェアウェアを使っていた)、2006年辺りからEmacs(というかMeadow)を使う流れでdiredを使うように成った感じです。(X68000時代のμEmacsは当時diredがあったのかすら知らなかった。(^^ゞ)
そして今から5年前位に、今回のような事件があったので、その時に今回同様にタブ系のファイラーを使おうと、フリーで公開されていたものをいくつか試したのですが、実用に耐えられなくて使用を諦めたという経緯があります。
「実用に耐えられなくて」というのは、主に「直ぐに落ちるかフリーズする」「挙動がおかしくなってファイル操作に致命的なことがおきる」といった感じです。ものによって移動が失敗して移動先にも元にもファイルがなかった時は顔が青くなったものでした。
そこで今回どのようなものが人気なのかな…と思って調べたら、「Tablacus Explorer」がヨサゲだったのでコレを使ってみることに。(前に調子悪かったのもコレだったような気がしましたが、忘れてる。(^^ゞ)
アドオンが入っていないとまるで使い物にならないのは、FirefoxやChromeっぽいですが、作者自身が作られているアドオンが物凄くあり、これを入れていくことに物凄く強力になっていったので、楽しんでチューニングです。(このような事をした記憶がないので、5年前に不調だったソフトは多分これではないな…と思いたい)
結果、作者さん以外の自前組み込みも入れて、非常に厨二病っぽい仕上がりになりました。

標準のダークモードよりもダークにw
タブの操作はFirefox系(…いや、今となってはWaterfoxオンリー)の伝説のタブ操作最強アドオン「Tab Mix Plus」ばりの事がエクスプローラーのようなUIで行えるようになりました。
これは凄い…って感じです。ただ、手放しで絶賛できるという訳ではなく、私のようにファイルサーバ上にある数十万というオーダのファイルを扱う人間には、「パフォーマンスが悪い」「1階層のファイル数が多すぎると耐えきれなくてタブが落ちる」「ドラッグ&ドロップの挙動が怪しい」という現象がちょいちょい発生しています。(作者様に連絡するのも面倒なので、そのうち誰かに指摘されて直ればいいかな…程度で致命的にまでは至っていない)
とはいっても、それを差し引いても十分な使い勝手なので気に入りました。
「フォルダの記憶もしっかりしている」し、「簡易な画像ビューアもアドオンである」し、「カレントタブからの左右一括削除もある」し、「環境のエクスポートを使えば、どこでも同じ状態になる」し、本当に便利です。作者様に感謝しか無いですね。(´▽`)
別のプラットフォーム(OS)では、Linux Mintの「Nemo」が標準で且つタブ機能を実装しているファイラーなので、かなり使いやすいのですが(私が使っているバージョンは古すぎて若干ポンコツ気味ではあるのですが)、これにあるフォルダ下のファイル数が表示されるアドオンがTablacus Explorerにも搭載されたら、Nemoには何一つ負けていない素晴らしいファイラーになる気がしています。

Nemoも相当使いやすいファイラー。
ディレクトリの下のファイル数が表示されるのとか強いです。
他にも「Windowsのエクスプローラーの使いにくいところ」が
全部フォローされている感があります。
公私混同で全てのプラットフォームを統一するのであれば、Emacsのdired+Emacs Lispでカスタマイズしてしまえば、全てを凌駕できそうなものですが(それも全てをキーボードのみで操作可能に)、会社にはクソな制約があるし、そもそも私はEmacsを大して使い込んでいないので、とりあえずWindows環境では基本ランチャー(今はCLaunchが無いと生きていけない)+Tablacus Explorerがあれば、気持ちよくコンピュータを使うことができるようなるかな…という感じです。(Windows上でもある程度はEmacsを使っていますが、CLaunchが使いやす過ぎるので、結局そこからファイラーを呼んでしまう…(^^ゞ)
いやはや、このような出来の良いソフトの設定を強化する作業はテレビゲームで遊ぶくらいに楽しいです。
深夜に始めてから軽く数時間溶けてしまい、もう、AM 4:00過ぎているので仮眠しないと…(^^ゞ
私のファイラー使用は数十年オーダで歴史を振り返ると、1990年代初頭「FD」→1990年代中期「FILMTN」→2000年初頭(しばらく間を置いて)→2006年中期「Emacs (dired)」という感じでした。「しばらく間を置いて」の初めがXP辺りで、この辺りからファイラーを使わないで、「ランチャー+標準のエクスプローラーのみ」という流れになり(Windows 95時代から「Kick in」というシェアウェアを使っていた)、2006年辺りからEmacs(というかMeadow)を使う流れでdiredを使うように成った感じです。(X68000時代のμEmacsは当時diredがあったのかすら知らなかった。(^^ゞ)
そして今から5年前位に、今回のような事件があったので、その時に今回同様にタブ系のファイラーを使おうと、フリーで公開されていたものをいくつか試したのですが、実用に耐えられなくて使用を諦めたという経緯があります。
「実用に耐えられなくて」というのは、主に「直ぐに落ちるかフリーズする」「挙動がおかしくなってファイル操作に致命的なことがおきる」といった感じです。ものによって移動が失敗して移動先にも元にもファイルがなかった時は顔が青くなったものでした。
そこで今回どのようなものが人気なのかな…と思って調べたら、「Tablacus Explorer」がヨサゲだったのでコレを使ってみることに。(前に調子悪かったのもコレだったような気がしましたが、忘れてる。(^^ゞ)
アドオンが入っていないとまるで使い物にならないのは、FirefoxやChromeっぽいですが、作者自身が作られているアドオンが物凄くあり、これを入れていくことに物凄く強力になっていったので、楽しんでチューニングです。(このような事をした記憶がないので、5年前に不調だったソフトは多分これではないな…と思いたい)
結果、作者さん以外の自前組み込みも入れて、非常に厨二病っぽい仕上がりになりました。

標準のダークモードよりもダークにw
タブの操作はFirefox系(…いや、今となってはWaterfoxオンリー)の伝説のタブ操作最強アドオン「Tab Mix Plus」ばりの事がエクスプローラーのようなUIで行えるようになりました。
これは凄い…って感じです。ただ、手放しで絶賛できるという訳ではなく、私のようにファイルサーバ上にある数十万というオーダのファイルを扱う人間には、「パフォーマンスが悪い」「1階層のファイル数が多すぎると耐えきれなくてタブが落ちる」「ドラッグ&ドロップの挙動が怪しい」という現象がちょいちょい発生しています。(作者様に連絡するのも面倒なので、そのうち誰かに指摘されて直ればいいかな…程度で致命的にまでは至っていない)
とはいっても、それを差し引いても十分な使い勝手なので気に入りました。
「フォルダの記憶もしっかりしている」し、「簡易な画像ビューアもアドオンである」し、「カレントタブからの左右一括削除もある」し、「環境のエクスポートを使えば、どこでも同じ状態になる」し、本当に便利です。作者様に感謝しか無いですね。(´▽`)
別のプラットフォーム(OS)では、Linux Mintの「Nemo」が標準で且つタブ機能を実装しているファイラーなので、かなり使いやすいのですが(私が使っているバージョンは古すぎて若干ポンコツ気味ではあるのですが)、これにあるフォルダ下のファイル数が表示されるアドオンがTablacus Explorerにも搭載されたら、Nemoには何一つ負けていない素晴らしいファイラーになる気がしています。

Nemoも相当使いやすいファイラー。
ディレクトリの下のファイル数が表示されるのとか強いです。
他にも「Windowsのエクスプローラーの使いにくいところ」が
全部フォローされている感があります。
公私混同で全てのプラットフォームを統一するのであれば、Emacsのdired+Emacs Lispでカスタマイズしてしまえば、全てを凌駕できそうなものですが(それも全てをキーボードのみで操作可能に)、会社にはクソな制約があるし、そもそも私はEmacsを大して使い込んでいないので、とりあえずWindows環境では基本ランチャー(今はCLaunchが無いと生きていけない)+Tablacus Explorerがあれば、気持ちよくコンピュータを使うことができるようなるかな…という感じです。(Windows上でもある程度はEmacsを使っていますが、CLaunchが使いやす過ぎるので、結局そこからファイラーを呼んでしまう…(^^ゞ)
いやはや、このような出来の良いソフトの設定を強化する作業はテレビゲームで遊ぶくらいに楽しいです。
深夜に始めてから軽く数時間溶けてしまい、もう、AM 4:00過ぎているので仮眠しないと…(^^ゞ
HDDクローン その2
コンテンツデータが入っている6TBのHDDのデータを8TBのHDDにクローンしたところ不可解な状況にハマったので、以前のクローン作業とセットで備忘録。
いつものように素晴しいインターネッツには出てこない情報っぽいので(私の場合こんなのばっかり)、例によって残しておこうかと思う。
【現象発生前の手順と運用について】
玄人志向「KURO-DACHI/CLONE+ERASE/ESKP」にて、「Source(HDD1):6TB」から「Destination(HDD2):8TB」にクローン処理を実行。合計処理時間は約12時間弱。
尚、このディスクは世界のスタンダードとなってしまっている糞WindowsのNTFSにてフォーマットされているものである。(Windowsは糞に成りつつありますが、NTFSのアーキテクチャ自体は結構好き)
何故ext系フォーマットにしていないかというと、WindowsにHDDを物理的に繋ぐことがあるための保険である(現在コンテンツデータの入っているHDDをファミコンのカセットのように運用しているため、色々なOSから読めるようにしておきたい)。Windows上からLinuxのファイルシステムフォーマットが読めないわけではないが(標準でやっと今秋、WSL 2にてやっとext4が対応したらしいが、今更感もあるし、現時点では全く品質を信用していない)、これまでのツールがたまに不具合を起こしてとんでもないことになった経験があるので、ext系ではフォーマットせずに歴史あるLinuxのオープンソース勢の方の力を信じて、あえてレベルの低い方に合わせていた。もちろんLinuxのシステムがインストールされているファイルシステムはext系である)
【不具合現象】
クローンしたHDDをWindows上で認識させると、8TBにも関わらず6TBとして認識される。
これはディスクの内容をパーティション情報から認識すれば一見当然ではあるが、デバイスとしては8TB認識され、その余り領域は「未使用」として認識されるべきである。
しかしデバイスとしての6TBとして認識されてしまい、領域拡張を行う事ができないという現象が発生した。

8TBのHDDが6TBのままのうえ、未使用領域が映らない…
【対処を検討:その1】
現象に関してインターネット検索をしても、それっぽい現象が全く見付からず(全て「未使用領域」が表示されている事が前提。私もそうなっていて欲しかった…(^^;)、ネット検索はWindows上で行っていた事から(Linuxはクローン対象のディスクを抜いたので電源を切ったまま)、そのままフリーで使えるパーティション操作ツールを検索すると、大抵2つのソフトが候補に上る。
[候補1:AOMEI Partition Assistant]
本来は有料ソフトだが、フリーでパーティション操作位は行える。
結構有名なソフトで、過去にバックアップなどを取った事はあったが、何年も使っていなかった。
インストールをしてディスクの状態を確認したところ…

Windows標準のディスクの管理と同じ6TB状態…
+ドライブが一部未使用領域サイズというおかしな状態…
評価:使いものにならない糞ソフト決定!
[候補2:EaseUS Partition Master Free Edition]
こちらも本来は有料ソフトだが、フリーでパーティション操作位は行える。
このソフトは知らなかったので期待をしてしまった。
インストールをしてディスクの状態を確認したところ…

本来表示されるべきパーティションが表示されずに
未使用領域のみ表示される…
評価:使いものにならない糞ソフト決定!
【対処を検討:その2】
Windows上では埒があかない。かといってmacOSだともっと埒があかない…と思い、HDDを抜いて電源を切っていたLinux PCにクローンした8TBのHDDを装填して起動。
[候補3:GParted]
昔っか~しからある、Linux界隈では有名なソフト。たまにレスキュー系で使う。
本ブログでは一度も書いた事が無いが、会社では定期的に使っていたりしていた。
話が脱線するが、会社でセキュリティのためのHDD暗号化糞ソフトを社内規定上インストールする必要があり、これをインストールした後にOSのクリーンインストールをする際、先にこの糞ソフトをアンインストールしておかないと、糞ソフトがHDDのMBRに籠城して問題を引き起す不具合が発生し、これにハマってしまう人を助けるために何度か使っていたりしていた。(GPartedで駆除できる)
このためUSBブートが可能なLinuxとGPartedをセットで鞄に忍ばせていたのは良い想い出となる。
今はBitLockerが(Pro系などで)標準搭載になったので、この暗号化糞ソフトがお役目御免となった。(良いことだ)
話を戻して、「GPartedで行けなきゃ、マズイことになりそうだな…」と思いながら、恐る恐る起動したところ…

正しい認識、
キタ━━━━(°∀°)━━━━ッ!!
コレですよコレ。こうじゃなくっちゃ… 最悪コマンドラインベースのコマンドまで叩かないとならないといけない事まで覚悟はしていたので助かりました。
ありがとうGParted。ありがとうGParted。(嬉しいので二度言った)
そして、ありがとう。(by TIGER & BUNNYのスカイハイ)
[GParted上での拡張の手順]
以下、操作手順の備忘録。
0.前提として、GParted云々の前にNTFSのパーティション操作ができるライブラリがインストールされている必要がある。
普段Linux上でNTFSのHDDをmountしているようであればまず問題ないとは思うが、mountしていなくても読む機構はあるので、最低でもGPartedがNTFSパーティションを操作できる状況にはしておかなければならない。

起動時にこのようなメッセージが表示される場合があるが、自己責任で「OK」に。

全部使い切ってないけど?という警告が出るので、そのとおりなので「Fix」で。
1.mountを外す。
GParted起動前にumountしておくか、GPartedからマウントをしている領域を選択して「アンマウント」を実行でも良い。
2.拡張したい領域(「未割り当て」の方ではない)を選択し、右クリックメニューにて「リサイズ/移動」を実行。
ここでアンマウントされていないと、このコマンドが実行できないので注意。(ゆえに「1」を故意に書いた)
3.GUIにて「未割り当て」の領域を全振り。

GUIで調整が行える。(^^)
4.GUIで調整後、「リサイズ/移動」にて適用を行う。
この辺りが曖昧で、これを実行しても、適用されない事があった。その場合はメニューの「編集」→「適用」で実施。

メニューから「適用」を実行。
5.mountを行う。
「1」の逆の手順で、割り当てた領域を選択して、「マウント」を実行。既にマウントしていたら、mountポイントが表示されるハズ。
これで拡張完了。
評価:最高に使える優良ソフト決定!(゜∀゜)イイ!!
◇ ◇ ◇
本当にWindowsには参る。もうここ20年位思い続けている事だが、Windowsは年々使い辛くなっている。古くはWindows XP(2001年)位から「なんでこんな無駄な機能が入るんだ?」みたいな感じに思っている。
GUI的にはシンプルなWindows 2000が一番好きだった。(ゆえに現在、Linux Mintが好きなのだと思う)
もちろん歴史的に、そのWindows 2000の頃からLinuxのGUIが最高に良かったかというと、玩具のようなGUIだったり、現時点でもポンコツなファイルマネージャであったりと、満点は付けられない状況なので、昔からLinuxが良かったかというのと、それはノーであったりもする。
しかし、今のWindowsは状況によっては、macOSにも劣ったりする部分があるので、私が思っているコンピュータに期待する4大要素である
1.演算処理
2.記録処理
3.ユーザ操作
4.アプリケーション
を比較すると、
1.演算処理
無駄なことしていないかという意味で:Linux > Windows > macOS
2.記録処理
扱えるファイルシステムが先進的という意味で:Linux > Windows = macOS
3.ユーザ操作1
シンプルかという意味で:Linux > macOS > Windows
ユーザ操作2
押売りという意味で:Windows > macOS > Linux
4.アプリケーション1
豊富さという意味で:Windows > Linux > macOS
アプリケーション2
フロントエンドの安定さ意味で:Windows = macOS > Linux
アプリケーション3
先進的という意味で:Linux > Windows = macOS
となる。これに「5.オサレ度」があれば、macOS > Windows = Linux なのだけど。
私は優先的に1、2、3(の1)、4(の1,3)を取るので、コンテンツデータ処理はLinux、適用できるアプリが無い場合(事務処理込みで)はWindowsという感じになる。(macOSは全プラットフォーム確認用。現時点では基本「飯のタネ」にならないOSのため)
ただ、これがターミナルやエディタ、ファイルマネージャ程度のプリミティブなものに落ちてくると、Windowsなんて価格が高いだけの糞OSにしか見えなくなるので、今のOffice 365が完全にWebベースになり、Steamが将来Linuxだけで十分実用に耐えられるものになったら、Windowsなんて使わなくなる気がしている。
…という感じで、珍しく「である調」で書いてみましたが、今回の問題で改めてそれを強く思ったので、こうして偉そうな文章を便所の落書きに残しておこうと思いました。…とさ。まる。
(もう空が明るくなるので、他のHDDクローンを仕掛けて、風呂入って仮眠を取る。ちなみにクローンは後3回やらないとならない)
いつものように素晴しいインターネッツには出てこない情報っぽいので(私の場合こんなのばっかり)、例によって残しておこうかと思う。
【現象発生前の手順と運用について】
玄人志向「KURO-DACHI/CLONE+ERASE/ESKP」にて、「Source(HDD1):6TB」から「Destination(HDD2):8TB」にクローン処理を実行。合計処理時間は約12時間弱。
尚、このディスクは世界のスタンダードとなってしまっている糞WindowsのNTFSにてフォーマットされているものである。(Windowsは糞に成りつつありますが、NTFSのアーキテクチャ自体は結構好き)
何故ext系フォーマットにしていないかというと、WindowsにHDDを物理的に繋ぐことがあるための保険である(現在コンテンツデータの入っているHDDをファミコンのカセットのように運用しているため、色々なOSから読めるようにしておきたい)。Windows上からLinuxのファイルシステムフォーマットが読めないわけではないが(標準でやっと今秋、WSL 2にてやっとext4が対応したらしいが、今更感もあるし、現時点では全く品質を信用していない)、これまでのツールがたまに不具合を起こしてとんでもないことになった経験があるので、ext系ではフォーマットせずに歴史あるLinuxのオープンソース勢の方の力を信じて、あえてレベルの低い方に合わせていた。もちろんLinuxのシステムがインストールされているファイルシステムはext系である)
【不具合現象】
クローンしたHDDをWindows上で認識させると、8TBにも関わらず6TBとして認識される。
これはディスクの内容をパーティション情報から認識すれば一見当然ではあるが、デバイスとしては8TB認識され、その余り領域は「未使用」として認識されるべきである。
しかしデバイスとしての6TBとして認識されてしまい、領域拡張を行う事ができないという現象が発生した。

8TBのHDDが6TBのままのうえ、未使用領域が映らない…
【対処を検討:その1】
現象に関してインターネット検索をしても、それっぽい現象が全く見付からず(全て「未使用領域」が表示されている事が前提。私もそうなっていて欲しかった…(^^;)、ネット検索はWindows上で行っていた事から(Linuxはクローン対象のディスクを抜いたので電源を切ったまま)、そのままフリーで使えるパーティション操作ツールを検索すると、大抵2つのソフトが候補に上る。
[候補1:AOMEI Partition Assistant]
本来は有料ソフトだが、フリーでパーティション操作位は行える。
結構有名なソフトで、過去にバックアップなどを取った事はあったが、何年も使っていなかった。
インストールをしてディスクの状態を確認したところ…

Windows標準のディスクの管理と同じ6TB状態…
+ドライブが一部未使用領域サイズというおかしな状態…
[候補2:EaseUS Partition Master Free Edition]
こちらも本来は有料ソフトだが、フリーでパーティション操作位は行える。
このソフトは知らなかったので期待をしてしまった。
インストールをしてディスクの状態を確認したところ…

本来表示されるべきパーティションが表示されずに
未使用領域のみ表示される…
【対処を検討:その2】
Windows上では埒があかない。かといってmacOSだともっと埒があかない…と思い、HDDを抜いて電源を切っていたLinux PCにクローンした8TBのHDDを装填して起動。
[候補3:GParted]
昔っか~しからある、Linux界隈では有名なソフト。たまにレスキュー系で使う。
本ブログでは一度も書いた事が無いが、会社では定期的に使っていたりしていた。
話が脱線するが、会社でセキュリティのためのHDD暗号化糞ソフトを社内規定上インストールする必要があり、これをインストールした後にOSのクリーンインストールをする際、先にこの糞ソフトをアンインストールしておかないと、糞ソフトがHDDのMBRに籠城して問題を引き起す不具合が発生し、これにハマってしまう人を助けるために何度か使っていたりしていた。(GPartedで駆除できる)
このためUSBブートが可能なLinuxとGPartedをセットで鞄に忍ばせていたのは良い想い出となる。
今はBitLockerが(Pro系などで)標準搭載になったので、この暗号化糞ソフトがお役目御免となった。(良いことだ)
話を戻して、「GPartedで行けなきゃ、マズイことになりそうだな…」と思いながら、恐る恐る起動したところ…

正しい認識、
キタ━━━━(°∀°)━━━━ッ!!
コレですよコレ。こうじゃなくっちゃ… 最悪コマンドラインベースのコマンドまで叩かないとならないといけない事まで覚悟はしていたので助かりました。
ありがとうGParted。ありがとうGParted。(嬉しいので二度言った)
そして、ありがとう。(by TIGER & BUNNYのスカイハイ)
[GParted上での拡張の手順]
以下、操作手順の備忘録。
0.前提として、GParted云々の前にNTFSのパーティション操作ができるライブラリがインストールされている必要がある。
普段Linux上でNTFSのHDDをmountしているようであればまず問題ないとは思うが、mountしていなくても読む機構はあるので、最低でもGPartedがNTFSパーティションを操作できる状況にはしておかなければならない。

起動時にこのようなメッセージが表示される場合があるが、自己責任で「OK」に。

全部使い切ってないけど?という警告が出るので、そのとおりなので「Fix」で。
1.mountを外す。
GParted起動前にumountしておくか、GPartedからマウントをしている領域を選択して「アンマウント」を実行でも良い。
2.拡張したい領域(「未割り当て」の方ではない)を選択し、右クリックメニューにて「リサイズ/移動」を実行。
ここでアンマウントされていないと、このコマンドが実行できないので注意。(ゆえに「1」を故意に書いた)
3.GUIにて「未割り当て」の領域を全振り。

GUIで調整が行える。(^^)
4.GUIで調整後、「リサイズ/移動」にて適用を行う。
この辺りが曖昧で、これを実行しても、適用されない事があった。その場合はメニューの「編集」→「適用」で実施。

メニューから「適用」を実行。
5.mountを行う。
「1」の逆の手順で、割り当てた領域を選択して、「マウント」を実行。既にマウントしていたら、mountポイントが表示されるハズ。
これで拡張完了。
本当にWindowsには参る。もうここ20年位思い続けている事だが、Windowsは年々使い辛くなっている。古くはWindows XP(2001年)位から「なんでこんな無駄な機能が入るんだ?」みたいな感じに思っている。
GUI的にはシンプルなWindows 2000が一番好きだった。(ゆえに現在、Linux Mintが好きなのだと思う)
もちろん歴史的に、そのWindows 2000の頃からLinuxのGUIが最高に良かったかというと、玩具のようなGUIだったり、現時点でもポンコツなファイルマネージャであったりと、満点は付けられない状況なので、昔からLinuxが良かったかというのと、それはノーであったりもする。
しかし、今のWindowsは状況によっては、macOSにも劣ったりする部分があるので、私が思っているコンピュータに期待する4大要素である
1.演算処理
2.記録処理
3.ユーザ操作
4.アプリケーション
を比較すると、
1.演算処理
無駄なことしていないかという意味で:Linux > Windows > macOS
2.記録処理
扱えるファイルシステムが先進的という意味で:Linux > Windows = macOS
3.ユーザ操作1
シンプルかという意味で:Linux > macOS > Windows
ユーザ操作2
押売りという意味で:Windows > macOS > Linux
4.アプリケーション1
豊富さという意味で:Windows > Linux > macOS
アプリケーション2
フロントエンドの安定さ意味で:Windows = macOS > Linux
アプリケーション3
先進的という意味で:Linux > Windows = macOS
となる。これに「5.オサレ度」があれば、macOS > Windows = Linux なのだけど。
私は優先的に1、2、3(の1)、4(の1,3)を取るので、コンテンツデータ処理はLinux、適用できるアプリが無い場合(事務処理込みで)はWindowsという感じになる。(macOSは全プラットフォーム確認用。現時点では基本「飯のタネ」にならないOSのため)
ただ、これがターミナルやエディタ、ファイルマネージャ程度のプリミティブなものに落ちてくると、Windowsなんて価格が高いだけの糞OSにしか見えなくなるので、今のOffice 365が完全にWebベースになり、Steamが将来Linuxだけで十分実用に耐えられるものになったら、Windowsなんて使わなくなる気がしている。
…という感じで、珍しく「である調」で書いてみましたが、今回の問題で改めてそれを強く思ったので、こうして偉そうな文章を便所の落書きに残しておこうと思いました。…とさ。まる。
(もう空が明るくなるので、他のHDDクローンを仕掛けて、風呂入って仮眠を取る。ちなみにクローンは後3回やらないとならない)
コンテンツサーバのストレージ整理
年の瀬も押し迫ってきたタイミングで、自宅のコンテンツサーバのHDDの空き容量が全体的にカツカツになってきたので、数年振りに色々と検討する事に。

サーバに繋がっている数基のHDDが軒並みカツカツ(90%)越えに…

リムーバブルHDDとして使っているHDD(の一部)。
ハガキケースで管理。

今回は8TBを2つ追加。
これまでの購入履歴を鑑みると、バルク品HDDの価格は大体1.5~2年経過すると、容量が1~2TB増えて値段据え置きって感じになります。(世界的な景気に左右されるきらいはありますが)
例)
2014年:4TB=1.5万円前後。
2016年:5TB=1.5万円前後。
2019年:6TB=1.5万円前後。
2020年:8TB=1.5万円前後。
ビデオサーバなどはHDDの故障率が非常に高かったので、最近はRAIDを組んだりする分、コストが高いです。(^^;
ちなみにCPUも同じ感じでフラッグシップより1, 2ランク下が6万前後据え置きって感じな気がします。(昔は10万前後だったことを考えると、安くなったものです)

ビデオサーバで活躍していたHDDの残骸…
復旧できないのにまだ数個取ってある。
そろそろバラして捨てないと…(^^; 今となっては容量が犬小屋のようなもの(1TB以下)とかも…
最近のHDDの丸コピーは容量がある分、ソフトウェア(OS)で実施すると1週間コースになるので、クローンデバイスを使わないと話にならない感じです。(それでも半日~10時間近くかかるけど…)

12TBまで行けるから、計算上は後6~8年は大丈夫。(…なハズ)
LinuxのOSのスナップショットなどは、数分(速いと数十秒)で終わるんですけどね…
コンテンツバックアップはrsyncで定期同期程度にしています。
◇ ◇ ◇
ビデオサーバ運用、動画の検証実験やら、インターネットクロールやらと、半分個人研究に近い流れで色々な事をやっていると、湯水の如くHDD容量が必要になります。あと、各県あちこちに点在する面識のない某組織(笑)と付き合っているのも消費の原因だったり。(^^;
しかしこれらは自己満足なもので、この30年近く誰独り頼らずにやってきた事だけに完全にマスターベーションな研究って感じです。(1990年初頭の電子メールのデータなども保存してあるだけにw)
今は、これにPythonでコーディングしながらあれこれ管理する術なんかを身につけたり、ディスク容量を減らす研究、アングラ技術、今後はAI技術なんかも付加しながら、裏で力をメキメキつけて行く感じです。
(こういうことを趣味でやっていると、急に突っ込まれる未経験業務とかに対応できる。良くも悪くも…)
某氏の今年夏の発言:「OKIさん、なんでも仕事に対応できるんですね。」
…こういうことやってないと、ソフトウェアエンジニアとして生きてけないんですよ。
…いや、知らないほうが仕事が振られないので(できないから)、最近は「知らないほうが美徳だよな…」と思いつつ、やっぱりこんちゅーたーが好きなので、じーさんになっても頭の体操としてやってそうな気がします。

サーバに繋がっている数基のHDDが軒並みカツカツ(90%)越えに…

リムーバブルHDDとして使っているHDD(の一部)。
ハガキケースで管理。

今回は8TBを2つ追加。
これまでの購入履歴を鑑みると、バルク品HDDの価格は大体1.5~2年経過すると、容量が1~2TB増えて値段据え置きって感じになります。(世界的な景気に左右されるきらいはありますが)
例)
2014年:4TB=1.5万円前後。
2016年:5TB=1.5万円前後。
2019年:6TB=1.5万円前後。
2020年:8TB=1.5万円前後。
ビデオサーバなどはHDDの故障率が非常に高かったので、最近はRAIDを組んだりする分、コストが高いです。(^^;
ちなみにCPUも同じ感じでフラッグシップより1, 2ランク下が6万前後据え置きって感じな気がします。(昔は10万前後だったことを考えると、安くなったものです)

ビデオサーバで活躍していたHDDの残骸…
復旧できないのにまだ数個取ってある。
そろそろバラして捨てないと…(^^; 今となっては容量が犬小屋のようなもの(1TB以下)とかも…
最近のHDDの丸コピーは容量がある分、ソフトウェア(OS)で実施すると1週間コースになるので、クローンデバイスを使わないと話にならない感じです。(それでも半日~10時間近くかかるけど…)

12TBまで行けるから、計算上は後6~8年は大丈夫。(…なハズ)
LinuxのOSのスナップショットなどは、数分(速いと数十秒)で終わるんですけどね…
コンテンツバックアップはrsyncで定期同期程度にしています。
ビデオサーバ運用、動画の検証実験やら、インターネットクロールやらと、半分個人研究に近い流れで色々な事をやっていると、湯水の如くHDD容量が必要になります。あと、各県あちこちに点在する面識のない某組織(笑)と付き合っているのも消費の原因だったり。(^^;
しかしこれらは自己満足なもので、この30年近く誰独り頼らずにやってきた事だけに完全にマスターベーションな研究って感じです。(1990年初頭の電子メールのデータなども保存してあるだけにw)
今は、これにPythonでコーディングしながらあれこれ管理する術なんかを身につけたり、ディスク容量を減らす研究、アングラ技術、今後はAI技術なんかも付加しながら、裏で力をメキメキつけて行く感じです。
(こういうことを趣味でやっていると、急に突っ込まれる未経験業務とかに対応できる。良くも悪くも…)
某氏の今年夏の発言:「OKIさん、なんでも仕事に対応できるんですね。」
…こういうことやってないと、ソフトウェアエンジニアとして生きてけないんですよ。
…いや、知らないほうが仕事が振られないので(できないから)、最近は「知らないほうが美徳だよな…」と思いつつ、やっぱりこんちゅーたーが好きなので、じーさんになっても頭の体操としてやってそうな気がします。
Windows 3.1 on VirtualBox上のIMEかな問題
今年の1月にインストールして放置してあった、VirtualBox上のWindows 3.1を唐突にXGA(1024 x 768)にしたくなったので、海外のディスプレイドライバなどをインストールして実現したあと、なんとなく日本語入力したところ、「かな入力」になっていた事に気づきました。(1月にインスコしたときは、ソリティアで遊んだだけw)
「あれれっ!?( ゚д゚;;;;;」と焦ったものの、ローマ字入力に戻す方法が分からない…
ネットで調べても出てこない。(…というか私の環境では適合できない嘘情報ばかりだった。ネット検索のいつもの事だけど)
…ということで、1時間位DOSの設定を見直したり、DOSのVMをクローンしてWindows 3.1を再インスコしてみたりと、試行錯誤した結果、キーバインドが特殊であること、Windows 3.1が起動時に勝手にIMEの"かな"で起動する事が分かったので、ここに備忘録として記録しておきます。
【ステータス】
VirtualBoxのバージョン:5.2.8
仮想OS:Windows 3.1 (日本語)
【かな入力の解除】
Ctrl + Shift + かな
その後、Atl+漢字で通常通りに入力できました。
…こんなの普通分かるわけがないと思うんだけどなー。(´д`;

とりあえず解決。(^^)v
…週明けから俺、こんな時間に何やってんだろ。
特にコレ使って何かする訳でもないんだけど。(^^;
寝る前にオクトパストラベラーをちょっとやって寝るお。
「あれれっ!?( ゚д゚;;;;;」と焦ったものの、ローマ字入力に戻す方法が分からない…
ネットで調べても出てこない。(…というか私の環境では適合できない嘘情報ばかりだった。ネット検索のいつもの事だけど)
…ということで、1時間位DOSの設定を見直したり、DOSのVMをクローンしてWindows 3.1を再インスコしてみたりと、試行錯誤した結果、キーバインドが特殊であること、Windows 3.1が起動時に勝手にIMEの"かな"で起動する事が分かったので、ここに備忘録として記録しておきます。
【ステータス】
VirtualBoxのバージョン:5.2.8
仮想OS:Windows 3.1 (日本語)
【かな入力の解除】
Ctrl + Shift + かな
その後、Atl+漢字で通常通りに入力できました。
…こんなの普通分かるわけがないと思うんだけどなー。(´д`;

とりあえず解決。(^^)v
…週明けから俺、こんな時間に何やってんだろ。
特にコレ使って何かする訳でもないんだけど。(^^;
寝る前にオクトパストラベラーをちょっとやって寝るお。
HDDクローン
4TB HDDのファイルコピーをしようとバルクHDDをUSB接続し、何も考えずにLinux上からrsyncをかけたところ、2日位経過したらOSの挙動が激重(マウスの移動が1~3秒位の単位でコマ送りのような状態)&ファイルのコピーが一向に終わらないような状態になったのでキャンセルする事に。(キャンセルしたら普通に動いた)
仕方が無いので単純にcpコマンドで同様にコピーを始めたところ、こちらは重くならないものの、dfで進捗を確認してみるとファイルのコピーがrsync同様に「2週間位かけても終わらないのでは?」みたいな状態になったので、「まるでUSB 1.0でコピーしているみたいだ…」と首を傾げる事に。(結局こちらもキャンセルした)
lsusbで状態を確認したところ、接続したHDDはUSB 3.0(5000M)転送となっているのと、1GB程の動画ファイルのコピーをする分には遅さは感じない… 「1ファイルコピーするのと数百万ファイルのコピーをするのだと、例え総ファイル使用サイズが同じでも差が出るのは当然っちゃ当然だけど、ここまでファイル数が多いと、コピーするのは絶望的なのか…?」と、素人のような感覚に陥ったのですが、詳細を調べて計算するのが非常に億劫になったので、金を出してHDDのコピーをするデバイスを買う事にしました。(^^;
玄人志向「KURO-DACHI/CLONE+ERASE/ESKP」
このデバイスだとPCに接続しないで完結するので楽チンです♪
おおよそ8時間程でコピーが完了しました。Linux上でのファイルコピーの遅さは一体なんだったんだろう…(´・ω・`)
そして側にあったノートPC(Windows 7)に繋いで、ディスクの状態を確認しようとしたところ…

あれっ?
コピー先のディスクがドライブとして認識しない… (この場合、ドライブEがアサインされていない)
「デバイスとして認識はしているので変だな?」と思いつつ、ドライブを交換したら、コピー先のディスクを認識し、逆にコピー元のディスクが認識しなくなりました。
そしてその瞬間、「あっ!」って意味が分ったので、以下はその後の作業の備忘録です。
【備忘録】
この手のディスククローンはセクターを丸ごとコピーするので、「ディスク署名」までそのままコピーされる。(当たり前だし、それが望ましい)
しかし、この状態だとOSのファイルシステムが認識するディスクの管理が重複する。(この署名情報はプラグアンドプレイなど、色々な目的で利用されている)
Windows系OSの場合、「コントロールパネル」→「管理ツール」→「コンピュータの管理」画面内の「ディスクの管理」(上述の画面)の「ディスク *」の個所の「オフライン」を「オンライン」にすれば、重複してても使用する事ができる。
しかし、これは「重複してて色々と問題が発生するけどいいの?」と、ユーザーに承諾をさせてから使う事になる。(色々と問題が発生する可能性を秘めているので好ましくない)
そこで今回は「ディスク署名」を書き換える事を実施した。
(1) コマンドプロンプト(cmd.exe)を実行。
(2) diskpartコマンドを実行。本コマンドの入力モードに切り替わる。
(3) 「SELECT DISK <ディスク番号>」にて署名を変更するディスクを選択。
ディスク番号は上述の画面の「ディスク 2」の"2"となる。
ディスクの一覧は「LIST DISK」で表示可能。
(4) 「UNIQUEID DISK ID=<任意の署名ID>」にて署名(ID)を変更。
現在の署名を確認するには「UNIQUEID DISK」で表示される。
この署名IDは16進数形式で4バイトの値、もしくはGUIDを指定できる。
ありがちな設定であるならGUIDがまず被らないので、任意のGUIDを
生成して設定する。
PowerShellであるなら「powershell -Command "[Guid]::NewGuid()"」
で生成可能。
それかネット検索で「GUID 生成」などで、オンラインでGUIDを
生成するサイトで生成する。
これでユニーク(唯一)なディスク署名が設定されたので、クローンしたHDDがオリジナルとは別のディスクとして認識される。
ちなみにLinux(Ubuntu)でもディスク署名が同一だと認識を行わず、macOS(Sierra)だと同一でも別々のディスクとして認識してくれる(ただしディスクの使用方法を別の事で使おうと警告が出る)。
完璧なディスククローン作成って滅多に行わないので(USBメモリをddコマンドでやってた位)、このような落とし穴に落ると「製品バグ?」とか思ってしまいそうで怖いです。
実はこの問題を解決した後にネット検索したところ、数年前にこの問題に直面して価格.comに質問をしている人がいて、そのスレッドの中で詳しい方がこの原因とアドバイスをしていて、最後に「仕様です。無理です。」と書いてしまって、質問者が諦めてしまっている状況を見てしまい、(´・ω・`)となりました。(アドバイスした方も情強っぽい情弱というか…)
この手の技術には「正しい理解」というのが本筋なのですが、この手の事って知らないとキッカケも掴めないし、掴むまでの労力(時間)も要るので大変なんですよね。(まぁ、「運用でカバー」できるのであれば、ソレはソレって思っていますが)
【結論】
この製品は非常に良いです。特に進捗LEDが良いです。TBクラスのコピーになると、「一体いつまでかかるんや!」って、なりますし。(特に私はせっかちでおっちょこちょいなので、後ろが見えない事に不安を感じるタイプ)
12TBまで行けるので、今後もキッチリ働いてもらいます。(^^)
仕方が無いので単純にcpコマンドで同様にコピーを始めたところ、こちらは重くならないものの、dfで進捗を確認してみるとファイルのコピーがrsync同様に「2週間位かけても終わらないのでは?」みたいな状態になったので、「まるでUSB 1.0でコピーしているみたいだ…」と首を傾げる事に。(結局こちらもキャンセルした)
lsusbで状態を確認したところ、接続したHDDはUSB 3.0(5000M)転送となっているのと、1GB程の動画ファイルのコピーをする分には遅さは感じない… 「1ファイルコピーするのと数百万ファイルのコピーをするのだと、例え総ファイル使用サイズが同じでも差が出るのは当然っちゃ当然だけど、ここまでファイル数が多いと、コピーするのは絶望的なのか…?」と、素人のような感覚に陥ったのですが、詳細を調べて計算するのが非常に億劫になったので、金を出してHDDのコピーをするデバイスを買う事にしました。(^^;
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このデバイスだとPCに接続しないで完結するので楽チンです♪
おおよそ8時間程でコピーが完了しました。Linux上でのファイルコピーの遅さは一体なんだったんだろう…(´・ω・`)
そして側にあったノートPC(Windows 7)に繋いで、ディスクの状態を確認しようとしたところ…

あれっ?
コピー先のディスクがドライブとして認識しない… (この場合、ドライブEがアサインされていない)
「デバイスとして認識はしているので変だな?」と思いつつ、ドライブを交換したら、コピー先のディスクを認識し、逆にコピー元のディスクが認識しなくなりました。
そしてその瞬間、「あっ!」って意味が分ったので、以下はその後の作業の備忘録です。
【備忘録】
この手のディスククローンはセクターを丸ごとコピーするので、「ディスク署名」までそのままコピーされる。(当たり前だし、それが望ましい)
しかし、この状態だとOSのファイルシステムが認識するディスクの管理が重複する。(この署名情報はプラグアンドプレイなど、色々な目的で利用されている)
Windows系OSの場合、「コントロールパネル」→「管理ツール」→「コンピュータの管理」画面内の「ディスクの管理」(上述の画面)の「ディスク *」の個所の「オフライン」を「オンライン」にすれば、重複してても使用する事ができる。
しかし、これは「重複してて色々と問題が発生するけどいいの?」と、ユーザーに承諾をさせてから使う事になる。(色々と問題が発生する可能性を秘めているので好ましくない)
そこで今回は「ディスク署名」を書き換える事を実施した。
(1) コマンドプロンプト(cmd.exe)を実行。
(2) diskpartコマンドを実行。本コマンドの入力モードに切り替わる。
(3) 「SELECT DISK <ディスク番号>」にて署名を変更するディスクを選択。
ディスク番号は上述の画面の「ディスク 2」の"2"となる。
ディスクの一覧は「LIST DISK」で表示可能。
(4) 「UNIQUEID DISK ID=<任意の署名ID>」にて署名(ID)を変更。
現在の署名を確認するには「UNIQUEID DISK」で表示される。
この署名IDは16進数形式で4バイトの値、もしくはGUIDを指定できる。
ありがちな設定であるならGUIDがまず被らないので、任意のGUIDを
生成して設定する。
PowerShellであるなら「powershell -Command "[Guid]::NewGuid()"」
で生成可能。
それかネット検索で「GUID 生成」などで、オンラインでGUIDを
生成するサイトで生成する。
これでユニーク(唯一)なディスク署名が設定されたので、クローンしたHDDがオリジナルとは別のディスクとして認識される。
ちなみにLinux(Ubuntu)でもディスク署名が同一だと認識を行わず、macOS(Sierra)だと同一でも別々のディスクとして認識してくれる(ただしディスクの使用方法を別の事で使おうと警告が出る)。
完璧なディスククローン作成って滅多に行わないので(USBメモリをddコマンドでやってた位)、このような落とし穴に落ると「製品バグ?」とか思ってしまいそうで怖いです。
実はこの問題を解決した後にネット検索したところ、数年前にこの問題に直面して価格.comに質問をしている人がいて、そのスレッドの中で詳しい方がこの原因とアドバイスをしていて、最後に「仕様です。無理です。」と書いてしまって、質問者が諦めてしまっている状況を見てしまい、(´・ω・`)となりました。(アドバイスした方も情強っぽい情弱というか…)
この手の技術には「正しい理解」というのが本筋なのですが、この手の事って知らないとキッカケも掴めないし、掴むまでの労力(時間)も要るので大変なんですよね。(まぁ、「運用でカバー」できるのであれば、ソレはソレって思っていますが)
【結論】
この製品は非常に良いです。特に進捗LEDが良いです。TBクラスのコピーになると、「一体いつまでかかるんや!」って、なりますし。(特に私はせっかちでおっちょこちょいなので、後ろが見えない事に不安を感じるタイプ)
12TBまで行けるので、今後もキッチリ働いてもらいます。(^^)