Universal Media Server 9.7.0 (´・ω・`)
DLNA経由でビデオサーバ上のH.264やH.265のメディアファイルをリビングのテレビで見るために、昔から「Universal Media Server (Windows版)」を使っているのですが、ここ1年前位からアップデートに失敗する事が多々あったので、しばらく更新をしないようにしていたのですが、オペミスで自動アップデートを実行してしまい、インストールは成功したものの、全く起動しない状況に…(; ゚д゚)
これまで便利に録画したアニメやドラマ、バラエティなどを見ていたのに、突然使えなくなる焦りに、最優先で時間をかけてでも動かせるようにしないと…と本気出しました。
【調査内容】
(1) 更新されたバージョンを確認。
(2) 不具合箇所を調査。
(1) はプログラムファイル(UMS.exe)のプロパティで確認し、最新バージョン(9.7.0)であることを確認しました。
このバージョンは約2週間前の6/21に更新された模様で、かなり最新という事が分かりました。
尚、公式サイトのリリース情報を見ると、
と、かなりの頻度で更新されていて焦りました。昔から使っているのに、この更新頻度…「なにかあったのか?」って気分です。
(2)は運の良いことに2つの事がすぐに分かりました。
1つ目は、実行したUMS.exeがプロセスとして即アボートして消えている事でした。これで起動はしているけどウンともスンとも言わない状況だと、原因が特定しづらくなるので、こういう潔くさっさと死んでくれている方がこちらとしては原因の切り分けがしやすくなります。
この状況から「何かの初期化に失敗して死んだな…」と思い、プログラムの実行フォルダを確認したところ、最も更新が新しいファイルがエラーログファイル(hs_errlog_pid_<PID>.logというテキストファイル)でした。
2つ目は、エラーログを確認したら、Javaの例外で落ちていることが分かりました。
上述で「アップデートに失敗する事」を書きましたが、実はJavaの更新処理で失敗しているというもので、Universal Media ServerはUI込で様々な箇所がJavaで動いており、この更新がこのところのOracleの糞Javaと噛み合わない…といった感じでした。
エラーログには例外のバックトレースが記録されていたので確認したところ…

バック(スタック)トレース…
「ふ~ん… UI部分で落ちてるのか。しかもフォント系とは…」と、JavaというよりはUniversal Media Server(以降:UMS)のバグを疑ったのですが、最近のJavaは過去のエンジニアを切り捨てるような愚行をしているので、「やっぱりJavaの問題かな…」とログをよく見ると、「14.0.1」というバージョンに、「そーいや、こいつはOpenJDKか?」と確認することに。

UMSのフォルダ下にインストールされたJDK。
想定通りのOpenJDK… (9以降)
Oracleの糞Javaは思いっきりアーキテクチャを変えてきたうえに商用利用の仕切りを厳しくしたので、Oracle JDKとOpenJDKは似て非なりということを理解している事から、JavaのBug情報を確認したところ…

13.0.1からのバグで、Fixするのは今後の15.0.1…
「うわ~。昔私がヤラレたようなノリだな。昔からのAPIを勝手に仕様変更した弊害かもなぁ~」って、思いました。
(上述のUMSの「かなりの頻度で更新」も、「もしかしてJava絡みでエンバグしまくってるのか…?」みたいなw)

1年前に怒り狂った事を思い出した…(# ゚Д゚)
何が3 billionだよ…全世界でアンインスコして、3 onlyでいいよ。
ということで、全てをアンインストールしてolderバージョンを入れるだけです。
…と思いつつ、更新サイトからolder versionを探すも公式には置いておらず、他所様のミラーが掲示板に書かれていたので、そこからダウソしました。
こういうのを見ると「凄いソフトなのに運用が素人っぽいなぁ~」と呆れたり。
VLCメディアプレイヤーの爪の垢を煎じて飲めってなもんです。(使わせてもらっておいて、この言い草。(^^;)
とりあえず、「糞Javaの影響が少ないバージョンを…」と少し前のをインスコしたところ…

「UMS 9.5.0」のJava。
きれいなジャイアンならぬ、「(まだ)きれいなJavaさん」みたいです。
うん、無事に動いた。
もう当分、このバージョンから変えちゃいけないな… と知見を得れました。
ちなみに、このマイナー(?)な情報は現時点で全世界中どこにもない情報のように見えましたが、私の方は特に公式サイトにレポートはしないで運用でカバーですw
これだけで軽く2時間も溶けた… 去年の出来事から、Javaは本当に最悪な言語に成り下がったと思っているので、仕事でも無い限り二度とプログラミングしたくない言語という位置づけです。
何度も書くけど、「Firefox Quantumの時」と全く同じ感覚です。
支持率が高いソフトを開発してしまったら最後、アッパーコンパチを守らないエンジニアは業界を去って欲しいのココロ。
【2021/07/11 追記】
数々のコメントを頂いている中で、 「10.7.0 で起動するようになった」という報告をいただきました。
ちなみに私は Windows 7 の環境で使い続けているため、アップデートで動かなくなるのが怖いので、当面古いバージョンのまま使い続けますw
これまで便利に録画したアニメやドラマ、バラエティなどを見ていたのに、突然使えなくなる焦りに、最優先で時間をかけてでも動かせるようにしないと…と本気出しました。
【調査内容】
(1) 更新されたバージョンを確認。
(2) 不具合箇所を調査。
(1) はプログラムファイル(UMS.exe)のプロパティで確認し、最新バージョン(9.7.0)であることを確認しました。
このバージョンは約2週間前の6/21に更新された模様で、かなり最新という事が分かりました。
尚、公式サイトのリリース情報を見ると、
2020/06/21 Version 9.7.0 released 2020/06/15 Version 9.6.2 released 2020/06/13 Version 9.6.1 released 2020/05/25 Version 9.5.0 released 2020/05/14 Version 9.4.3 released |
と、かなりの頻度で更新されていて焦りました。昔から使っているのに、この更新頻度…「なにかあったのか?」って気分です。
(2)は運の良いことに2つの事がすぐに分かりました。
1つ目は、実行したUMS.exeがプロセスとして即アボートして消えている事でした。これで起動はしているけどウンともスンとも言わない状況だと、原因が特定しづらくなるので、こういう潔くさっさと死んでくれている方がこちらとしては原因の切り分けがしやすくなります。
この状況から「何かの初期化に失敗して死んだな…」と思い、プログラムの実行フォルダを確認したところ、最も更新が新しいファイルがエラーログファイル(hs_errlog_pid_<PID>.logというテキストファイル)でした。
2つ目は、エラーログを確認したら、Javaの例外で落ちていることが分かりました。
上述で「アップデートに失敗する事」を書きましたが、実はJavaの更新処理で失敗しているというもので、Universal Media ServerはUI込で様々な箇所がJavaで動いており、この更新がこのところのOracleの糞Javaと噛み合わない…といった感じでした。
エラーログには例外のバックトレースが記録されていたので確認したところ…

バック(スタック)トレース…
「ふ~ん… UI部分で落ちてるのか。しかもフォント系とは…」と、JavaというよりはUniversal Media Server(以降:UMS)のバグを疑ったのですが、最近のJavaは過去のエンジニアを切り捨てるような愚行をしているので、「やっぱりJavaの問題かな…」とログをよく見ると、「14.0.1」というバージョンに、「そーいや、こいつはOpenJDKか?」と確認することに。

UMSのフォルダ下にインストールされたJDK。
想定通りのOpenJDK… (9以降)
Oracleの糞Javaは思いっきりアーキテクチャを変えてきたうえに商用利用の仕切りを厳しくしたので、Oracle JDKとOpenJDKは似て非なりということを理解している事から、JavaのBug情報を確認したところ…

13.0.1からのバグで、Fixするのは今後の15.0.1…
「うわ~。昔私がヤラレたようなノリだな。昔からのAPIを勝手に仕様変更した弊害かもなぁ~」って、思いました。
(上述のUMSの「かなりの頻度で更新」も、「もしかしてJava絡みでエンバグしまくってるのか…?」みたいなw)

1年前に怒り狂った事を思い出した…(# ゚Д゚)
何が3 billionだよ…全世界でアンインスコして、3 onlyでいいよ。
ということで、全てをアンインストールしてolderバージョンを入れるだけです。
…と思いつつ、更新サイトからolder versionを探すも公式には置いておらず、他所様のミラーが掲示板に書かれていたので、そこからダウソしました。
こういうのを見ると「凄いソフトなのに運用が素人っぽいなぁ~」と呆れたり。
VLCメディアプレイヤーの爪の垢を煎じて飲めってなもんです。(使わせてもらっておいて、この言い草。(^^;)
とりあえず、「糞Javaの影響が少ないバージョンを…」と少し前のをインスコしたところ…

「UMS 9.5.0」のJava。
きれいなジャイアンならぬ、「(まだ)きれいなJavaさん」みたいです。
うん、無事に動いた。
もう当分、このバージョンから変えちゃいけないな… と知見を得れました。
ちなみに、このマイナー(?)な情報は現時点で全世界中どこにもない情報のように見えましたが、私の方は特に公式サイトにレポートはしないで運用でカバーですw
これだけで軽く2時間も溶けた… 去年の出来事から、Javaは本当に最悪な言語に成り下がったと思っているので、仕事でも無い限り二度とプログラミングしたくない言語という位置づけです。
何度も書くけど、「Firefox Quantumの時」と全く同じ感覚です。
支持率が高いソフトを開発してしまったら最後、アッパーコンパチを守らないエンジニアは業界を去って欲しいのココロ。
【2021/07/11 追記】
数々のコメントを頂いている中で、 「10.7.0 で起動するようになった」という報告をいただきました。
ちなみに私は Windows 7 の環境で使い続けているため、アップデートで動かなくなるのが怖いので、当面古いバージョンのまま使い続けますw
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